人が増えるということは 住宅や店舗といった建物が増えているということ。 渋川地区において過去10年の間に それまで在った街のおよそ60%の農地は、5パーセントを切る面積にまで減りました。ほんの少しの過去、この辺りは稲作田の広がる農業の町でした。宅地が、地面や土の状態の地表を侵食し、僅かに残されていた緑の育つ場所や、そこに生息していたであろう生き物も もろとも失くしてしまってきたようです。かつて在った農業用水路のほとんどがコンクリートの三面張になり、田畑の減少でその所在さえ失くしています。街中を2本の1級河川が流れていますがやはり護岸され、川床が辛うじて土砂の状態が保たれています。 |