No.501 〜 No.505

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 No.505  2014.08.30(Sat)  9:00   晴れ/曇り   水温  24.0 ℃  気温  25.0℃ 

 8月最終の土曜日。今朝9時の気温は25℃。真夏の暑さは和らいで木陰は心地よい涼しさがあります。小学校はすでに二学期が始まっています。最近は真っ黒に日焼けしたという子どもの姿を見なくなったように思います。夏休み中、天候不順が続いたせいでしょうか。週明けからまた残暑が戻ってくるとのこと。晴れて太陽が顔を出すと、照り付ける日差しで気温がどんどん上がるようです。太陽の日射が強いということは温暖化現象の一つの現れで、地球表面の温度を上げ、気流を乱し、大きな台風を発生させます。光が遮られると気温の低下にもつながりますが、長く引きずるようなことは有り得ない状況下になっています。地球上の人口増加、発展途上国のエネルギー消費が進む限り、少しずつ少しずつ地球温暖化は確実に進んでいきます。ビオトープは緑を育み微力ではありますが、二酸化炭素を吸収する役目を果たしています。そんなことも思いつつ、ビオトープの意義を再確認したいものです。大切なことですヨ。

ヤブガラシ(ブドウ科)の花

 今日の写真から、左一枚目は整備作業後1週間目の様子です。立秋を過ぎましたが、夏の緑はまだまだ健在です。二枚目はハーブの花を訪れたコアオハナムグリ(コガネムシ科)花粉を食べていました。三枚目はシオカラトンボの♂。きょうはビオトープを旋回するギンヤンマの姿も観ました。四枚目はツマグロヒョウモンチョウの♀。翅が傷んでいますネ。ほかにヤマトシジミ、ツバメシジミ、イチモンジセセリ、キチョウなどのチョウの姿もありました。イナゴ、ショウリョウバッタのバッタ類も観えます。

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No.504  2014.08.23(Sat)  9:00   曇り/晴れ 水温  30.0 ℃  気温 31.0℃ 

 早いもので、小学校は来週初めから新学期が始まります。夏休み最終週の土曜日ということで校内一斉環境整備が、PTAさんたち、6年生の子どもたちが総出で行われました。ビオトープの夏草取りも例年この日に合わせ、PTAさんたちの力を借りて実施しています。6月末の草取り作業に続き、本年度2回目の夏草取りの整備作業です。2か月前に草がスッキリ刈り取られ、ビオトープ内も見通しが良くなっていたのですが、この2か月の間にうっそうと茂っていました。それでもその緑の生い茂りの中で、今期は生き物の姿を色々と確認するころができていました。草取り作業前に観察して廻ると、秋の使者ウスバキトンボがビオトープ上を旋回しており、水辺にはヨメナの花、タマスダレの花が出ており、晩夏を告げていました。今年はザリガニをあまり目撃しないで来ましたが、隣接水路には立派過ぎる成体が、悠然と水底を這っていました。今回の作業では駆除出来てないと思います。ビオトープに侵入しないことを祈ります。 

隣接水路にいたアメリカザリガニ

 今週の写真から、右一枚目は本日の整備作業、草取り作業の様子です。二枚目はその作業後の風景。人が歩く通路がハッキリしました。三枚目はタマスダレの花。そして四枚目がウスバキトンボ。いずれも秋を連れて来るものです。ウスバキトンボは初秋に一番早く里を訪れる赤トンボの仲間です。きょうはアオモンイトトンボの姿も観ました。ナミアゲハ、ツマグロヒョウモンなどチョウも確認しています。オオアナバチの姿もありました。雑草であれ、緑の豊かさは生き物の豊かさにも繋がります。

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 No.503  2014.08.09(Sat)  9:00   小雨   水温  22.0 ℃  気温  23.0℃ 

 台風11号が近づいています。奄美大島の東を北上中です。まだ風を感じることはありませんが、雨脚が強くなりつつあるように思います。今回の台風は中国・四国地方を縦断する様子を見せています。台風の進行方向に対し滋賀南部域は右側、風雨が強くなる恐れがあります。ビオトープのポプラの樹の倒木がかなり心配でです。台風の接近前に手を打つことを思案している間に、人が出られない状況になるのでしょうか。学校職員のビオトープの木樹への心配は考えられません。灌水すら侭なら無い状況下で、ビオトープに関しては責任下ではなく、また関心外のように見受けられます。地域の人間の理解と協力を求めるならば、まず学校職員が理解と行動を示すのが先のように思うのですが如何でしょうか。夏休みは顕著に感じられます。暦は「立秋」を過ぎましたヨ。秋の気配を探したいものですが、台風一過になるでしょう。

灌水不足、花付きも葉付きも実付きも悪かったエゴノキ、背後は看板

 今日の写真から、左一枚目は二の池の様子。雨滴が絶え間なく水面を打ちます。まだ風を感じることはありません。二枚目は子どもの背丈ほどに伸びたジュズダマ。花が着いています。受粉が不完全なのか、栄養状態が悪いのか本来の真っ黒に熟した実が近年見られません。白化した実が目立つくらいです。ビオトープ全体の貧栄養化が進んでいるようです。こんなことを学校の一部の職員でも頭に中に持っているのがいるのか疑問です。三枚目は葉陰で雨を避け休むヤマトシジミ。立秋を過ぎ、初秋探し、花壇の早植えのコスモスが花を咲かせています。雨に打たれうつむき加減です。この後の台風が心配です。

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No.502  2014.08.02(Sat)  9:00   曇り/小雨 水温  28.0 ℃  気温 29.0℃ 

 カレンダーは8月に入りました。早いですね。きょうは小雨がパラつく感じの湿っぽい一日になっています。蒸し暑いです。校庭に踏み込むなりセミの鳴き声が耳に障ります。ビオトープの木立から聞こえます。どうやらクマゼミでした。かつて50年昔はアブラゼミの方がだんぜん多く、セミの鳴き声といえばコレだった思います。気候の変異もあってでしょうか、クマゼミが幅を効かせているようです。先週土曜日はレポートをお休みして、二週間振りのビオトープ入りです。6月末に草刈作業をして一か月が経ちました。刈り取った後からはまた新芽が伸び、残しておいた草木は大いに成長を遂げています。ジュズダマは子どもの背丈ぐらいに伸び、実を付け始めています。ガマは穂を膨らませてきています。タデ科の草も繁りをみせています。やはり8月末、もう一度草取りをするべきなのでしょうね。 

ガマの穂が膨らみを増しています・・・

 今週の写真から、右一枚目は「あおばな」草津市の花でもあります。今が最盛期、上笠・下笠の栽培農家も忙しさのピープでしょう。二枚目はギンヤンマが産卵に来ていました。この夏、ザリガニの姿を確認していません。メダカの数が多く観られるのと、トンボのヤゴも成長してくれるのか楽しみです。三枚目はクマゼミです。右上が♀らしく、左下の♂がさかんに鳴いて♀にアピールしていましたヨ。四枚目はウンカの仲間、アカハネナガウンカと呼ばれるもの。体長4mmほどの倍以上の長さの翅が目立ちます。これでちゃんと飛んでいますヨ。イネ科の葉っぱなどを給汁するようです。眼がお茶目で可愛いと思いませんか。

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 No.501  2014.07.19(Sat)  9:00   曇り/小雨   水温  26.0 ℃  気温  27.0℃ 

 7月、第三週目の土曜日です。小学校は本日から夏休みに入りました。早い休み入りです。その分休み明けも早く、8月25日からだということです。週休2日制になってから、また昨今の猛暑日が早くからみられるということで、夏休み入りのタイミングが変則的になっています。正直なところ昭和人間ではピンと来ません。梅雨明けはまだです。快晴の日が無ければ、雨が一日中しとしとと降る日も無い今年の梅雨です。どんよりとして、蒸し暑く見通しの悪い毎日が続いています。夏休みに入ったばかりの土曜日、きょうは「わんぱくプラザ」の事業で、桐生での野外活動としてマイクロバス2台で、市民センターから出掛けていきました。少し小雨がパラつきましたが、大雨にはならないでしょう。グラウンドでは少年サッカーのチームが練習を始めていました。

スポーツ少年団、サッカーチームの夏練風景

 梅雨時のビオトープの様子、緑の色は濃く太陽が顔を出せばそこそこ涼しげな日陰を提供してくれます。ビオトープの完成以降10年が経過し、ようやく日陰を楽しめるような環境になってきています。左、一枚目の画像はビオトープの外、北から南方向を見た様子、緑が増えてきています。二枚目はセリの花です。今、あちらこちらに観られますよ。三枚目はクサネムの若葉。今年も四の溜りの縁に出ています。クサネムはマメ科の植物、黄色い花が咲き、その後は小さな豆の鞘が出来ます。四枚目はイチモンジセセリ(セセリチョウ科)、チョウですよ。ガではありません。ぬいぐるみのような可愛らしい眼が印象的です。今日は生き物の姿が少なかったです。アメンボは、なぜか多数見ました。

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最終更新日 : 2013/12/21

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