No.531 〜 No.535

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No.535  2015.06.06(Sat)  9:00  曇り   水温  16.0 ℃  気温 17.0℃ 

 梅雨入りしました。昨日は雨、夜遅くまで降っていました。今朝9時の気温は17℃。空気はひんやりとしています。上着を一枚羽織ってのレポートになりました。これまで雨が少なかったこともあり、春先に植えたモクレンが灌漑不足で枯れました。過去に何度かモクレンを植栽してみましたがことごとく駄目にしてしまいます。残念です。この雨のおかげでビオトープの緑が瑞々しく観えます。池の水は降雨の後で濁っていましたが、ザリガニが池の底を走るのが観え、今季繁殖の様子が伺えます。何とか撃退を考えなくてはなりません。6月27日の土曜日に整備作業を計画していますが、この時に参加者の皆さんで駆除を実施しましょう。隣接水路にはザリガニが居て、卵や幼体が揚水用ようのポンプに吸い揚げられてビオトープに入って来ているのでしょう。用水路のザリガニも退治しなくてはなりません。今日は、暦でいうところの「芒種」。麦を収め、稲を植う頃だそうです。近郊の田んぼは既に稚苗が並び、分株が盛んになっています。麦作の田は暦通りに今刈り取りが進行中、稲作の準備が行われています。

シロハラコカゲロウ ♀

 今日の写真、左一枚目は百葉箱前からビオトープの入り口方向を見た新緑の様子。二枚目はトサミズキの実の様子です。三枚目はハバチ科、体長6mm前後イハバチかと思われます。チュウレンジバチに似ていますが、ソレよりかなり小さいです。四枚目はマダラガ科のウメスカシクロバの雌雄交尾中の様子です。ビオトープは初夏を迎え、生き物の姿も増えつつありますが、まだ頻繁に目視する状況ではありません。探せば見つかるのですがね。

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  No.534  2015.05.30(Sat)  9:00   快晴  水温  20.0 ℃  気温 21.0℃ 

 先週の「5月の台風」接近で雨が降って以降晴天の日が続いているように思います。空気が乾いています。陽射しが強く気温が上昇傾向で暑くなりそうですヨ。きょう小学校は運動会が開催されています。例年残暑が厳しい9月下旬の開催でしたが、今回より5月開催に状態になりました。比較的コノ方が暑さも和らいでいるだろうという目論見があったようで、何処の学校にせよ近頃の傾向だそうです。かつて運動会は10月になってからの開催だった筈ですが、地域・地区の運動会が活発に行われるようになってから、小学校が地域・地区に遠慮する格好で9月開催に前倒しして行われるようになったみたいです。やっぱり運動会は秋の季節にやって欲しい行事の一つだと思うのは古いのでしょうかネ。きょうのビオトープは入場禁止。しかし木陰を求め木の下に陣取る父兄さんの姿がありました。フィールドは望めないですがネ。

雨の日の定番 水珠

 そんなこんなの今日の写真は運動会の様子から、右一枚目はビオトープの樹下で陣取る父兄さんたち。そこからはフィールドの子ども達の姿は観えないのですがね。二枚目はビオトープの内側から防球ネット越に見た本部関係のテント内外の人の様子。三枚目も同様に父兄、保護者席の様子です。一人の子どもに父兄、保護者が3人、4人という複数で観に来られている家族もあり、来場者はそこそこの数になっています。四枚目は唯一ビオトープの生き物の画像で、ウロコアシナガグモ(アシナガグモ科)の♀が卵のうを守っているところです。野鳥や昆虫たちも子育ての真っ最中の季節です。初夏、5月も終わりですネ!

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No.533  2015.05.23(Sat)  9:00  曇り   水温  18.0 ℃  気温 19.0℃ 

 5月も下旬を迎えています。今朝はどんよりとした曇り空で、湖西の山は薄ら輪郭をみせる程度の眺めです。ハッキリしない天気というのでしょうね。小学校の今年の運動会、例年9月下旬の開催ではありましたが、厳しい残暑を避けてこの5月末の土曜日の開催となりました。子どもたちはここのところ毎日運動会の練習に励んでいます。ビオトープは新緑に包まれました。目に優しい緑は陽射しも遮り、木陰のヒンヤリとした空気はマイナスイオンを感じるみたいで好きな空間ではないかと思います。しかし今日は全天曇り空の天気です・・・。一昨日の21日にPTA総会が開かれており、その冒頭で今年度のビオトープの整備作業等に協力していただく皆さん(ふれあい部さん)にご挨拶をさせていただきました。年3回のビオトープ整備作業において貴重な戦力になっている皆さんに、学校ビオトープの意義などを説明し、その活動への協力、支援をお願いしてきました。

アメンボじゃないですよ・・・イトカメムシ(イトカメムシ科)

 今日の写真、左一枚目はクロガネモチ(モチノキ科)の花。まだ蕾もあり、花の盛りはこれからのようです。二枚目はヤマモモの実の様子。6月中旬頃には完熟してくると思われます。三枚目はイチゴツナギ(イネ科)も花穂で、垂れ下がるモノが雄蕊で上方の白いブラシ状のモノが雌蕊です。四枚目はクワの実です。百葉箱の際に木が在り、もうすぐ多くの実が真っ赤に染まり、やがて濃い紫色へと完熟していきます。池の中ではメダカの姿を追うことが出来ますが、同時にザリガニが池の底を走る姿がありました。コレはチョッとやばいかも・・・・・駆除しなければ。6月の整備作業時に子ども達にザリガニ釣りをしてもらおうかな。

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  No.532  2015.05.16(Sat)  9:00   小雨  水温  18.0 ℃  気温 19.0℃ 

 小雨が降っています。やがて雨は止み午後からは晴れの空模様に変わるそうです。週初めには台風6号が太平洋側日本列島をかすめながら足早に抜けていきましたね。そしてこの週明けには台風7号が接近して来そうです。地震や火山のニュースも加わり、地球は色んな意味で活動期に入っているのかも知れません。人が人を傷み付けるような争いをしている場合じゃない筈です。明日の地球をまともな状態にすべき努力を 今を生きる人間はしなければなりません。地球環境のこと、自然のことをもっと知るようにしましょう。きょうのビオトープ、既にサクランボの実は綺麗に無くなっていました。ヤマモモの実が膨らみを見せています。菜園のビワはもう少しで食べ頃になるでしょう。クワの実もほんのり赤味を呈してきています。実のなる木って、野鳥だけでなく人も嬉しくなりますネ。初夏の実りの季節です・・・・。今朝は小雨、雨の日の定番で何枚か水滴の写真を撮りました。

雨の日の定番 水珠

 春先にスギやヒノキの花粉に悩まされる人がいますが、この時期のイネ科の花粉にも拒絶反応を示す人がいます。ビオトープはこのイネ科の草の花盛り。目のカスミ、鼻水に苦悩中です。右の写真一枚目はそのイネ科のコバンソウ。メリケンカルガヤ、カラスムギ、イヌムギ、カモガヤ、イチゴツナギなどが花盛りです。二枚目の画像はカヤツリグサ科のアゼナルコスゲ。三枚目、スイレンの花が咲きだしました。これから何度となく繰り返し咲いてくれるでしょう。四枚目はクロロウバイの花ですが、クモが潜んでいました。コモリグモの仲間のように思われます。

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No.531  2015.05.09(Sat)  9:00  雨/曇り   水温  17.0 ℃  気温 18.0℃ 

 晴天が続いたGWが終わり、ごく普通の日常の生活がまた戻ってきました。しかし、4月の新年度、新学期の緊張感から解放され、やや緩慢な精神状態に陥ってしまっているのは私ひとりだけでしょうか。今朝から小降りながら雨が落ちています。乾いた空気に潤いを与えるミストのようで、肌にも優しい感じがします。「立夏」が過ぎ、ビオトープは春から初夏へその景観を変えつつあります。ビオトープのサクランボが完熟近くに赤さを増しています。一部は綺麗なルビー色を呈し収穫を訴えているようで、糸粒、二粒・・・摘まんで食べてみました。少しまだ甘さが足りません。しかしこんな日を待つのは鳥たちも同じで、その場を離れるとすぐにメジロが2羽サクランボの樹に入りました。後を追うようにヒヨドリもやってきましたヨ。このままだと今日、明日で無くなってしまうかも知れません! 菜園を観てきましたが、ビワの実も色づいてきていました。

サクランボ目当てのメジロ・・・わかりますかあ〜〜

 今日の写真、左一枚目は花の終わりかけのヤマボウシ。二枚目は咲き始めたエゴノキの花とつぼみ。三枚目はイネ科のイチゴツナギの花穂。春のイネ科の花が至るところで咲きだしています。このイネ科の花粉症、アレルギーの症状を訴える人がいます。イグサやチガヤの花穂も今、観られます。四枚目はイグサに泊まっていたガガンボ。今朝はやや気温が下がり、小雨も落ちている状態で、コレといって生き物姿を目にすることがなく暗く静かで寂しい雰囲気がありました。池のメダカの姿も薄い気がしました。日本列島南には台風6号があり、接近する予報が出ていますヨ。

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最終更新日 : 2013/12/21