No.526 〜 No.530

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  No.530  2015.05.02(Sat)  9:00   晴れ  水温  18.0 ℃  気温 19.0℃ 

 5月2日、八十八夜だそうです。立春から数えて八十八日目。新茶が摘まれ始めています。世間はGW、この土曜日を入れて5連休です。6日の水曜日は「立夏」、オトープも含め自然は初夏の装いを進めています。今日は快晴、新緑が陽に照らされてキラキラ輝いて眩しいぐらいです。木樹の花の時期が過ぎ、追っかけるように草花の次々と咲いて往きます。花壇も春から初夏の花で埋め尽くされようとしていますヨ。サクランボの実が膨らみを増し赤みも注してきました。あと少しで完熟に至る筈です。人が味見をする前に、鳥が一斉に収穫に来ることでしょう。人が先か、鳥が先か、駆け引きが楽しみです。きょうはカワラヒワを観ましたヨ。スズメ大の野鳥です。池の中にザリガニを発見! 捕獲を試みましたが逃げられてしまいました。メダカの数が増えてきただけにザリガニの増殖は避けたいものです。見付けたら捕獲に協力願います。1匹観たということは、もっと数いるでしょう。

クロロウバイ(ロウバイ科)

 今日の写真、右上一枚目キショウブ(アヤメ科)が咲きだしています。例年より10日ほど早く咲き始めたのではないでしょうか。此処の処の天気は快晴の日が続き気温は夏日(25℃以上)を記録しています。温暖化の影響なのでしょう。花の開花時期が狂ってきているように思います。九州南部では5月初めには珍しい豪雨になったそうで、今年はこれからの降雨に気を付けないと洪水に見舞われる可能性も危惧されます。二枚目の写真は、池のヨシ。新しい茎がドンドン背丈を増しています。三枚目は、キツネノボタン(キンポウゲ科)の花。四枚目は、セグロアシナガバチ(ススメバチ科)です。そこそこ大柄なタイプでした。

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No.529  2015.04.11(Sat)  9:00  晴れ/曇り   水温  11.0 ℃  気温 13.0℃ 

 未明まで雨が降っていました。午前9時、雨後の気温13℃でややひんやりした空気が漂います。しかし徐々に青空が見えて来て陽が射すようになってきています。本来の春の暖かさが楽しめる日中になりそうです。ここ一週間、気温も低く雨の日が多くあったためか、サクラの花が5分程度散らずに残っています。グラウンドは雨水で水溜りがありますが、少年野球チームの子どもたちが走り、ぬかるんでます。泥はねを上げて大変だ! 新学期が始まっており、遊びに来ている子どもたちの中に新一年生と思われる姿もありました。未来ある命が輝いているように見えて、羨ましく思いました。ビオトープの様子、木樹の花の時期も過ぎ、一週間前に比べると随分と緑が濃くなってきているように思います。ポプラの木も芽吹き始めています。ヤマボウシ、エゴノキ、マンサクの若葉も目立つようになりました。


ドウダンツツジ

 今日の写真、左一枚目は雨後新緑が目立ち始めたビオトープの様子です。二枚目はサクランボの実です。今年もたくさん実を付けています。完熟を楽しみにしているのは人だけでなく、ヒヨドリも同様でしょうね。三枚目はクヌギの雄花序。ドングリから育てて来て8年目、ようやく花が付いたように思います。この秋はドングリが観られるでしょうか。四枚目はモンシロチョウ。春型の傷の無い綺麗な個体です。プランターに植えられてムラサキハナナの花の周りをひといき飛んでいて、パンジーのプランターの縁に翅を休めました。気温がもっと上がってくると、いろんな生き物の姿もたくさん観られるようになるでしょう。

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  No.528  2015.04.04(Sat)  9:00   晴れ/曇り  水温  15.0 ℃  気温 16.0℃ 

 4月に入りました。新年度の始まりです。小学校の入学式は9日の木曜日。少し前の降雨の天気予報に反し青空が広がっています。空気も澄んでいるようで見通しもよく、清々しい日になっています。朝9時、気温が15℃を越しており爽やかな暖かさを感じています。校庭のサクラが満開になっています。今夜からは雨の予報が出ている空模様で、しばらく愚図つきそう。入学式にはサクラの花は散ってしまっているかも知れませんネ。季節の進み具合が早いように思います。今日あたりがお花見には一番良い日になっているのかも知れません。先週開花間近だったモクレンやコブシの花は既にピークを過ぎてしまっています。シダレヤナギの花穂も盛んに落ち始め、代わりに若葉が伸びてきており緑が目立つようになりました。池の縁ではタデ科の草やセリの若葉も目立ってきています。冬の茶褐色のビオトープから緑溢れる景色と変わってきています。メダカの姿も観えますヨ。

満開のサクラ

 今日の写真、右上一枚目はカルガモのペア。狭いビオトープの水場に遊びにきてくれていました。市民センターが建築される前の土地で繁殖していた親子が居たのですが、その頃のカモなんでしょうか。その頃にも遊びに来ていたものです。二枚目は池の中のメダカ、7匹の姿が写っていますが、解りますか? 水温も15℃を示すようになり、水の中の生き物達も元気よく動きだしました。三枚目はヒメコブシの花の様子。既に花弁が開ききっており、やがて散るでしょう。四枚目はサクラタデ(タデ科)の水辺の草。新芽を過ぎ、若葉が大きくなりつつあります。

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No.527  2015.03.28(Sat)  9:00  晴れ/曇り   水温  9.0 ℃  気温 10.0℃ 

 3月末の土曜日。平成26年度末を迎えています。各種団体の一年間の締めくくりのまとめと、新年度の総会に向けて慌ただしく身の周りは働いています。「渋川ビオトープの会」についても総会を準備しなくてはならないのですが、一年間の活動のまとめを記録として残し、「総会」を見送ろうと考えています。10年の活動を経て会員減少や、活動そのものの縮小もあることが要因になっています。10年昔ほどの住民一人一人の身の回りの自然環境への関心度が低下しているようにも思います。理解の強要を求めるのではなく、「気づき」を期待して待ちたいと思います。日中の気温が10℃を越えるようになり、木樹の花が次々と開花しています。ウメ、サクランボの花が過ぎて、サンシュウ、トサミズキの花がピークを迎えています。モクレン、コブシ、サクラの蕾が開きかけています。追うようにドウダンツツジ、エゴノキなどの新芽も観えるるようになりました。

ムラサキハナナ

 今日の写真、左一枚目は3月初めの作業時に植栽した赤モクレンの膨らんだ蕾。二枚目はエゴノキの若葉、新芽です。三枚目はメダカです。水温も10℃を越えるようになってきました。池の中の生き物達も眠りから覚めて動きだしました。四枚目の画像はエビが写っているのですが解るでしょうか。中央に、大き目に写っています。ミナミヌマエビのようです。ザリガニでなくて良かったですね。しかしやがてザリガニの現れる恐れもあります。やはり先の整備作業時に数匹のザリガニが捕えられていますので、十分考えられることでしょう。今年も要注意です。

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  No.526  2015.03.21(Sat)  9:00   晴れ/曇り  水温  09.0 ℃  気温 10.0℃ 

 一昨日の19日、小学校は卒業式が行われました。第12回目の卒業式になります。本小学校が開校した年に生まれて子どもたちが卒業していくという年回りになりました。「渋川のビオトープ」は開校年度にビオトープ作りをし、翌年の春に一応の完成もみて今日に至っているわけで、なんとか維持管理を絶やさず、変わり往く子どもたちに学習の場を提供してきています。今日の午前9時の気温が10℃。暖かな日になっています。水温が9℃になっています。池ではメダカの姿が観られるようになりました。日毎春らしい景色へと変わりつつあります。シダレヤナギの花穂が出揃い、新緑の先駆けを匂わします。既にサクランボの花は満開を過ぎていました。メジロのカップルが花の蜜を求めて飛来していました。サクラの蕾も随分膨らみを見せています。

サクランボの花を訪れたメジロ

 今日の写真は春の息吹を感じさせるモノを並べました。一枚目は新緑が嬉しい、葉っぱを伴ったシダレヤナギの花穂。二枚目はサンシュウの花。小さな花が集まった“集合花”です。三枚目はトサミズキの花。下向きに広がったガクの中からシベが出ています。四枚目はショウブの新芽。二年前に二株を持ち込んだものですが、なんとか根付いたようで広がりを観るように育ちました。このショウブはサトイモ科で、カキツバタやハナショウブのようなアヤメ科ではなく、花らしい花を付けません。5月の節句、歳時記にショウブ湯がありますが、この時のショウブはコレのことです。葉を揉むと香りの良い匂いがしますヨ。4月に入れば入学式を迎えます。いい具合にサクラの花も満開になるでしょう。

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最終更新日 : 2013/12/21