No.536 〜 No.540

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 No.540  2015.07.18(Sat)  9:00   雨   水温  22.0 ℃  気温  23.0℃ 

 台風11号が四国、中国地方を横断するように雨雲を引きずりながら日本海へ抜けていきました。午前9時、気温は23℃、雨が降っています。午後には晴れるかも知れません。小学校はすでに夏休みに入っています。近年、夏休みの始まるのは20日から。祭日・日曜・土曜日を前に17日の終業式予定でした。しかし、台風接近で警報発令が確実視され、終業式は前倒しの16日に行われたと聞きます。夏の猛暑日が当たり前のようになってきていることもあって、夏休の開始は早くなっています。雨の中ビオトープは吹く風もなく、静まり返っています。台風の後でもあり池の水は濁り、生き物の姿も観られません。クモの巣すら観ることはありませんでした。スポーツ少年団のサッカーや野球チームの子ども達の姿もグラウンドには無く静かな校庭です。グラウンドは水浸しですがネ。7月も後半になり、やがて梅雨明け!。湿ったジトっとした空気から、カラッとした夏らしい暑さに変わることを期待したいものです。

雄花が消えたガマの穂

 今日の写真から、右一枚目はビオトープ表示板と百葉箱。手前はエゴノキ。二枚目はオオマツヨイグサの花。台風の風雨に堪え抜いた感じがします。三枚目はやっぱり雨の日の一枚ということで水玉を撮ってみました。四枚目はイシガイ。隣接用水路から誰かが拾い上げたのでしょうか。水揚げポンプの枡近くにありました。長径7cmぐらいありそうです。淡水に棲むイシガイ科の二枚貝で、湖沼および 緩やかな流れのある河川の下流域や用水路などの砂泥底に見られます。整備作業時などで何度か見付けられた経緯がありましたが、コレはそれまで以上に大きい個体でした。ひょっとしたらタナゴも居るかも知れませんネ。

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No.539  2015.07.04(Sat)  9:00  曇り   水温  23.0 ℃  気温 24.0℃ 

7月最初の土曜日。曇り空です。全天、明度の低い灰色に覆われており、今にも雨が落ちてきそうな暗さです。6月が終わり、2015年も半分が過ぎました。アッと言う間の半年。4月に新年度がスタートし、もう2週間も経つと1学期が終了、夏休みを迎えます。年齢を重ねるごとに時の流れが加速して往きます。有意義な日々を過ごせているか、また自分に正直な生き方が出来ているか、そんなことを自問しながら暮らしていかなければなりません。先週のビオトープ整備作業のあとで、夏草が除去されて池の水面が現れるようになりました。溜りの水面が現れることで、トンボが産卵に飛来します。作業後すぐに溜りの上をシオカラトンボが旋回飛行していました。きょうもシオカラトンボが来ていましたヨ。水中の様子もよく見えるようになり、メダカだけでなく水底をすばしっこく走るような泳ぎの魚影があります。何だろう?・・ザリガニ駆除で絶対数が減っていますが、逃げ延び潜むザリガニの餌食にならないように大きく育って欲しいものです。

ヨメナが咲き始めました

 今日の写真、左一枚目は一の溜り(池)、水面がよく見えるようになり、トンボが寄って来ています。二枚目は百葉箱前のエゴノキ、今年は沢山の実をつけてくれました。三枚目はスイレンの花とセリの花穂。まだ蕾状態です。四枚目はセリの葉上に居たキアゲハの二齢幼虫。まだ体長1cmほどの大きさです。成長すると3cm以上の大きさになり緑色に色を変えていきます。鳥などに食べられないように、無事に蛹を経て綺麗な女王様アゲハになって欲しいと祈ります。

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 No.538  2015.06.27(Sat)  9:00   曇り   水温  23.0 ℃  気温  24.0℃ 

 6月最終の土曜日。今朝9時の気温は24℃。一週間前の天気予報、予報が外れ未明まで降っていた雨は上がりました。本日は今年度最初のビオトープ整備作業日です。時折陽射しがこぼれますがまずまずの曇り空の作業日和になりました。作業時の画像が撮れていませんが、地域の人・PTAさんたち・子どもたち・教職員の先生方・市民センターの職員さん等、およそ40名が参加してくれました。感謝、感謝です。5月頃から広がり始めた草木が低学年の子どもなら隠れてしまうぐらいに繁っていました。およそ90分後にはスッキリと刈り取られ、池の中の草も除かれ、水の流れも良くなりました。作業中、幾匹かのザリガニが捕獲されてバケツや子どもたちの虫かごに入れられました。ビオトープでは間違いなく不要な生き物で、ザリガニ目当てにウシガエルさえ入ってくることがあります。捕獲し損なったものにミシシッピーアカミミガメの25cm級の大きな姿がありました。誰かが投入した可能性があります。作業後もまだ見つかりませんでした。

作業前、タモを入れる子どもたち

 今日の写真から、右一枚目は整備作業前、ビオ入口から南方向を観ている様子です。二枚目は同位置から作業後の様子。三枚目は作業前、水の導入口から北方向を観ています。四枚目は同位置からの作業後の様子です。これまで居た生き物の隠れ場所まで取り除いてしまった感があり、スッキリしました。次回の整備作業は二か月後の8月末の土曜日です。それまでにビオトープは今一度夏草に覆われるでしょう。「夏至」が過ぎました。これから徐々に日の暮れも早まることでしょう。梅雨空はまだしばらく続くようです。豪雨にならないことをいのります。 

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No.537  2015.06.20(Sat)  9:00  曇/晴れ   水温  22.0 ℃  気温 23.0℃ 

 

 6月の20日、6月も下旬を迎えます。2日後の22日が今年の「夏至」“夏の最中、日高く極まる”だそうで、太陽は頭上近くに位置するようになります。朝4時半頃から明るくなり初め、夜7時半頃まで明るさが残っています。1日が長く、夜が短いです。冬至にはかぼちゃ、春分・秋分の日にはおはぎを食べる習慣が知られていますが、夏至の日には何を食べるかって知る人はきっとないかもしれません。関西ではタコを食べるって聞いたことがありますが、よく解りません。京都などでは和菓子の水無月をいただくという話もありますが定かではありません。一説によると、農耕社会の日本の風土ではこの時期多忙を極め、食に対する歳時記的な習慣は生まれ難かったためだそうです。食の習慣ではないですが、きょうは菜園で「じゃがいも堀り」、子どもたちが保護者の一緒に多く集まっていました。例年、地域協働合校の事業として続けられてきているもので、近年はまちづくり協議会が主体で行われています。わずかな畝に植えられたじゃがいもを大勢過ぎる人が寄ってかかって楽しんで(?)います。掘り起こした芋を蒸かして、みんなでいただくようです・・・大人気、大盛況に見えますが、“食べる”ことがメインの事業にだけ当てはまる現象で、他事業には無関心を装うそんな傾向があります。

じゃがいも堀りに集まった子どもたち

 今日の写真、左一枚目はガマの新穂が出揃いました。二枚目はツバメシジミ(シジミチョウ科)。三枚目はヒメカメノコテントウ(タントウムシ科)、3mmほどでナナホシテントウよりかなり小さ目ですよ。四枚目はツユムシの仲間で、その幼体と思われます。   27日(土)は整備作業の日、人が集まるかナ?

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  No.536  2015.06.13(Sat)  9:00   晴  水温  22.0 ℃  気温 23.0℃ 

 九州地方で強い降雨による災害が出ています。温暖化による尋常じゃない雨の降り方が増えています。地球上に緑を増やし、もっと二酸化炭素の放出を減らさなければなりません。緑は二酸化炭素を吸収し、綺麗な酸素を排出します。二酸化炭素が空気中に増えれば地球の温室効果が高まり、ますます気温が上がり、気象の変動が大きくなるとされています。一人の人間が出来る事は些細なことですが、二酸化炭素を出さないエコな生活も必要とし、緑を増やす努力も積極的にやりたいものです。今朝9時の気温が23℃。晴れてはいますが、琵琶湖西岸の比叡・比良山系の山の姿が見えません。水蒸気を多く含む空気に支配されているのでしょう。気温以上に蒸し暑く感じます。梅雨の中休みとまではいきませんが、雨や曇りの毎日から解放される感じがイイですネ。一雨毎に草の緑も濃くなっていってます。そして春に花咲いた樹木には実がまだ未熟ですが目立つようになってきました。

シロハラコカゲロウ ♂

 今日の写真は梅雨時期の晴れ間、湿っぽい空気が漂うビオトープの様子。一枚目はビオトープ入口から南方向を見た様子です。右の溜りはヨシで覆い尽くされています。二枚目はサンシュウの実。わずか1個、確認できました。熟すと真っ赤に染まります。三枚目はエゴノキの実。コレは堅果、赤くなりませんヨ。四枚目はヤマボウシの実。もっと大きくなり、やはり赤くなります。コレは食べられますヨ。この実も一つだけ確認できたもので、完熟まで残るかどうか気になります。甘く酸っぱい味がします。ヤマモモなども青ままですが、大きさを増してきています。

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最終更新日 : 2013/12/21