No.55 〜 No.51

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No.55  2005. 3.26(Sat.)  曇り/晴れ 水温 8.0℃ 気温 9.0℃

 今朝は10時に入りました。日差しが時折出てはいますが、冬型の気圧配置のためか風もあり、冷たい雨も混じります。週毎に水温が徐々にではありますが上昇傾向にあります。お彼岸も過ぎ、梅の花も終わりを告げ桜の便りを聞く時節になってきました。校庭の桜の木も花芽を出していますが、“蕾膨らむ”まではまだ日日を要するように思います。

 

 一の池、湿地の溜りではキショウブの新葉が伸びてきています(写真上)。

 また小さな白い花をつけたナズナに似たタネツケバナがあちこちに見られます(写真二枚目)。ナズナによく似ていますが種の付き方が違うようです。稲の種付け時に花を咲かすためこの名前があるとのこと。田んぼの畦ややや湿った所に群生します。

 三枚目の写真はシロツメグサ(クローバー)です。早い時期から葉は出ておりますが随分と葉の大きさが大きく育ってきています。花を付けるにはもっと先で5月も半ばぐらいになるでしょうか。蓮華の花と同じ時期でしょう。

 

 道路を隔てた空き地でボーリング(地質調査)が始まっています。渋川の公民館用地(?)と思っているのですが、建設事業の実施が決まったのでしょうか。 施設内容に問題点が有ると聞いていますが設計の進み具合はどうなっているのでしょうね。今のところは事前調査段階なのでしょうか。何れにしろ早い時期での公民館の建築が待ち遠うしいものです。

 

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 No.54  2005. 3.19(Sat.)  晴れ 水温 7.0℃ 気温 8.0℃

 一昨日、昨日の雨に洗われたたのか空気が澄んでいて、見通しが良く遠く比良、比叡の山並みもはっきりと望むことが出来ました。雪を抱いた比良山系がとても綺麗に見えていましたよ。気温は少し低めではありますが風が弱く太陽の日差しが暖かく感じました。

 何も無かった昨年の春。著しい変化と驚きの連続だった夏、そして秋。夏の賑やかだった景色から一転、閑散としたすこし寂しかった冬。昨年の3月から丸一年が過ぎ、二年目の春を迎えます。ビオトープのあちこちで植物の芽吹きが始まっています。また夏の動植物の活発な動きが見られることでしょう。楽しみです。

 

 きょうは「ビオトープの会」の会員が参加して、県から提供を受けた緑化推進苗木を植樹する作業をしました。クヌギ、ケヤキ、ヤマモミジ、ナツツバキ、ハクモクレンの5本の苗木と、Yさんが寄贈してくれたサクランボの苗木の6本を植えました。みんな2m程度の幼苗木ではありますがうまく育ってくれれば10年後、20年後、30年後には立派な成木になり、ビオトープ池にも適度な木陰を提供してくれるでしょうし、野鳥や昆虫も沢山集まってくれる生態系の豊かな空間が出来ることと思います。

 上二枚の写真は植栽作業の模様。きょうの作業にはPTAのお母さん達や、こども会からも参加してくれた。また、池の縁石の落下の補修や増え始めたアオミドロの藻を一部引き上げる作業をしました。

 下の写真、メダカ(♀)の側面からの写真。上手く撮れましたので掲載しました。ビオトープではメダカを上からだけしか見ることが出来ませんからね。最下段の花はオニノゲシ。

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No.53  2005. 3.12(Sat.)  曇り/晴れ 水温 8.0℃ 気温 6.0℃

 2、3日暖かい春らしい天候が続いた後の今朝のこの寒さは体に堪えます。遠く比良山系は雪雲が覆っていますよ。コートを着ないで、すこし薄着で出掛けたもので風が冷たくて寒さもひとしおでした。二日前の気温とは10℃以上の差があります。桜の芽吹きにはあとすこし時間がかかりそうですね。昨年はもう10日後ぐらいには九州地方では桜の開花宣言があったと記憶していますよ。今年は平年並みでしょうか。今日、明日の寒波が過ぎれば春が本格的にやってくることを願います。

 

 前号上段の若葉はミゾソバの新芽のようです。芽を摘んで引き抜いてみると長さは12cmほどの白い茎が伸びていてその先に根っこが有り、カイワレダイコンのようで食べられそうに見えました。(食べてませんよ。)

 先日、小学校の環境学習で“春見付け”の授業時間に子どもが土筆を見つけたと云っていたそうで探してみました。有りましたよ。(写真上) せせらぎの瀬の竹垣の傍です。やがてスギナが出てくるでしょう。 ヨモギ、スズメノエンドウも芽吹いています。殺風景な冬のビオトープの姿から着実に春の力を感じるようになりました。メダカも動きがよくなってきていますよ。

 

 ● 来週19日の土曜日、午前9時過ぎからの植栽作業の出席を宜しくお願いします。植栽用の穴掘り作業をしていただく間に、ロクハ公園へ苗木の引き取りに行きます。小学校への苗木到着は10時半頃になるかと思います。

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No.52  2005. 3. 5(Sat.)  曇り/晴れ 水温 5.5℃ 気温 6.0℃

 今朝は先日来の天気予報に反して時折太陽が顔を出す風の無い少し暖かく感じる日になりました。グランド南側の防球ネットの外では土筆が顔を出してきていますよ。雪だるまの天気予報が出ることも有りますが着実に春は近づいています。

 ビオトープの中でも春の息吹を感じさせる水草の新芽が伸びてきています。何の新芽、若葉なのかは解かりませんが、もう少し成長すれば名前も判明するかと思います。上の写真は三の溜り、二つ目は四の溜りで写したものです。三枚目はアオミドロですが、先週に比べるとかなり増殖してきています。水の流れのある部分でもゆらゆらたなびいていますよ。安定した水温の上昇がみられる時期になったということでしょう。

 ビオトープの内容とは外れるものですが、最下段の写真は、きょうの朝から「わんぱくプラザ」と地域の「交通安全会」との共催で子どもとお年寄りを対象とした交通安全教室を開いたもので、歩行、自転車の交通ルールについて改めて教習をうけました。そんな中での“ジュニアポリス制服試着体験”コーナーで制服を着た子ども達です。

 

 ●お知らせ

 1、前号でお知らせした植木の植栽作業の日が19日の土曜日になりました。「渋川ビオトープの会」の会員の皆様には別途ご案内を出さしていただいています。時間が許せば参加のほどよろしくお願いします。

 2、3月9日(水)には小学校1年生のクラスで環境学習の授業“春をみつけよう”がビオトープの内外で行われます。水草の新芽などを見つけてくれるでしょうか。

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No.51  2005. 2.26(Sat.)  曇り/雪 水温 6.5℃ 気温 5.5℃

 先日23日には“春一番”が吹き、暖かい日がありましたが今朝は小雪が舞い真冬の気候に戻ってしまいました。寒く、冷たい風が吹いています。写真上は黒いデッキ下の部分に雪が落ちるところを写したかったのですが如何でしょうか。解かりますか?

 今朝、ビオトープ専用物置に電気ドラム2個と、アルミ折りたたみテーブルを新しく買い込んで入れました。整備作業等の電動工具用に、イベント受付用テーブルにそれぞれ入手しました。

 

 写真中は「セリ」。新鮮な緑色を呈するようになってきました。また写真下は「ゴマノハグサ」の花です。早春に4mmほどの小さな花を咲かせます。種類的に「オオイヌノフグリ」という名称があたるかとも思います。昼間陽が当たると花開き、暗い曇りの日や雨の日、夜には花は閉じています。かつて田んぼの畦や、水辺でよく観られたものです。今でもよく探せば見付かる野草かとも思いますよ。

 

 ●お知らせ

 3月26日土曜日、午前中の予定で、草津市の平成16年度生活環境緑化樹苗木の配布で戴いたものを植栽作業をします。5種5本の樹を植える予定をしています。別途、出動のご案内をさせていただきますが、会員の皆様には都合をつけて出席くださいますようにお願いします。

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最終更新日 : 2006/08/12

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