No.551 〜 No.555

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No.555  2015.11.28(Sat)  9:00  晴れ   水温  7.0 ℃  気温 8.0℃ 

  11月、月末の土曜日の朝です。しばらく愚図ついた空模様が続いていましたが、今朝はスッキリと晩秋の深い青空が拡がりました。気温もこの時期にしてはしっかり冷え込んでいます。風が少し有り、冷たさも感じてピリッと気が引き締まります。10月から11月にかけて例年より気温が高く、秋らしいメリハリの効いた天気が無かったためか、紅葉が綺麗ではありません。木樹の葉は赤く染まる前に枯れ、既に落ちてしまっているものが多いようです。陽だまりに越冬前のヒメアカタテハが翅を暖めていました。この秋に成体になった個体のようで、傷のない綺麗な色形をしていました。無事な越冬を祈りたいものです。気温10℃を割り、ビオトープで見かける虫たちや、池の中の生き物の姿も観えなくなりました。まだヨシの葉などは緑色をしていますが、やがて枯れ、木樹の葉は落ちてしまい冬らしい殺伐とした風景になるのでしょう。セピア色の世界です。それもまた愉しいかな。

越冬前のヒメアカタテハ

 今日の画像から、左一枚目は9割がた落ちてしまったサクラの枝に残された葉っぱ。残された葉に限れば綺麗に赤く染まっています。二枚目はサンシュウの紅葉。陽に照らさた葉が深い赤色を際立たせています。ビオの虫たちは姿を隠したようですが、野鳥の姿が枯れ枝などで容易に観られるようになってきました。三枚目の画像はシジュウカラ(スズメ目・シジュウカラ科)です。スズメぐらいの大きさか、やや小さめです。四枚目は水辺で良く観る野鳥で、ここのビオにも頻繁に訪れているセグロセキレイ(スズメ目・セキレイ科)。よく地上に降りて餌を探しています。

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No.554  2015.11.21(Sat)  9:00   曇り  水温  13.0 ℃  気温 14.0℃

 きょうの天気予報は晴れ時々曇りとなっています。しかしながら子の時間は全天雲に覆われ、その雲を通して薄日が辛うじて観えるそんな状況です。今年の残暑はさほど感じることなく秋を迎えたと感じていましたが10月は晴天が多く、雨は降ることがなく気温もやや高めで推移しました。11月に入ってからは一転、曇り空ばかり、降雨の日もあり晴れ間は稀。秋らしい冷え込みもなくスッキリとした季節を感じことがなかったように思います。晩秋に至っても気温のメリハリがなく、落葉樹の紅葉が冴えません。これからまだ綺麗な紅葉を期待したいところですが、既に枯葉となり散り始めているものもあります。今季、青空が拡がり、陽の光に照る紅葉は期待できないかも知らませんネ。明後日は暦でいうところの「小雪」寒く少し雪の降る頃≠セそうです。この冬の気象長期予報は小雨ながら暖冬気味と伝えられています。一年を通し、日本の四季を十分感じられる気候になって欲しいものです。やはり地球温暖化の影が少しづつ伸びてきているのでしょうか。積雪が少ないと冬スポーツ愛好者は寂しいです。

ビラカンサス

 今日の写真から右一枚目は、サンシュウの熟果。ルビー色から濃赤サンゴのように深みが増しました。二枚目はアラカシのどんぐり。ようやく茶色くなってきましたヨ。三枚目は花壇のコウテイダリア。二週間前にはまだ蕾堅し状態でしたが、久し振りに来校したらこのように立派に咲き誇っていました。家庭の庭でも昨今よく見かけるようになりました。立派な園芸改良種です。四枚目は上着に泊まってくれたアオモンツノカメムシ(ツノカメムシ科)。ヤツデ・キヅタなど ウコギ科の植物に集まります。

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No.553  2015.11.07(Sat)  9:00  曇り   水温  16.0 ℃  気温 17.0℃ 

 珍しく曇天の朝を迎えています。天気予報では今夕から日曜、月曜と傘マーク付いています。晴れの日が続いた10月からこの11月の月初め、ちょっとばかりまとまった降雨になるでしょうか。乾燥気味だった花樹や、畑の緑には恵みの雨になる筈です。明日8日は暦で言うところの二十四節季のひとつ「立冬」。「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。実際はまだ秋らしい気配で紅葉の見時はまだ。それでもサクラやハナミズキ、ナンキンハゼの葉はいち早く紅さを増し、一部では散り始めているものもあります。モミジはまだ緑色が色褪せてきたぐらいでしょうか。ビオトープのポプラの葉も黄色味を帯びてきました。マンサクやトサミズキが後を追うような状況です。ドウダンツツジは下の画像の通り、真っ赤に染まる前、やや汚くも観えますが、この先の紅葉が楽しみです。

緑、色褪せてきたビオトープ

 今日の画像から、左一枚目はビオトープのシンボルツリーでもあるホウキポプラの黄葉の状況。既に葉を落とし始めており、樹下は落ち葉が地面を隠しつつあります。綺麗な黄葉には揃わないまま落葉してしまうかも知れません。二枚目は夏の面影が失せ、精気も感じられなったビオの全景。三枚目は種類や名前も解りませんが、クモが中に居るように観えました。四枚目、シロメダカ(?)の姿を観ました。観賞用のメダカ、家庭で飼育されていたモノが放たれたのでしょうか。誰かが意図的に放したとしか思えません。ビオトープの意味を知らない心なき誰か、以前はミドリガメを入れられたことも。25cm級のブラックバスをも入れられたことがあります。ビオトープのこと知って欲しいなあ〜。

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No.552  2015.10.31(Sat)  9:00  晴れ/曇り  水温  12.0 ℃  気温 13.0℃ 

 10月も月末を迎えてしまいました。2015年はあと2ヶ月を残すのみとなりました。季節の巡りは中秋を過ぎ晩秋へと向かいます。午前9時の気温が13℃、冷えてきました。小学校の秋の一代イベント、一週間前の学区ふれあいまつりでの「かがやき集会」は無事に終わりました。全学年の子どもたちの発表会が行われ、それを学校外の地域の人たち、保護者の方々が観る。地域の行事等の紹介などを交えて、ふれあい交流の場とする。そんな目的があって行われているものですが、地域の方々の来校が少ないように思いました。地域の人と言えば、各種団体と15町ある町内会の関係者だけが模擬店等の店出しにだけ出て来ているように見え、模擬店等に専念していれば、他のモノを観ることはなかなか時間的に難しいという声が聞こえます。子どもたちだけが楽しんでいれば、それはそれで成功なのかどうかがよく解らない事業になっています。かつて「渋川ビオトープの会」もこの事業に参加していましたが、主催が学区まちづくり協議会になってから当会は諸事情があって参加出来ていません。

秋 の 雲

 今日の写真から右一枚目は、ビオトープ入場の注意書き。子どもたちの思わぬ行動に驚かされることもありますが、身に及ぶ事故が起きた場合の管理責任を問われる昨今の事情を考慮したものです。本当は自由に入ってもらいたいのですが。二枚目はやや赤味を呈してきたドウダンツツジ。三枚目は赤く色づいた柿の葉です。四枚目は体長4mmほどのコハナグモ(カニグモ科)、ススキの穂の上で食餌中でした。

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No.551  2015.10.17(Sat)  9:00  晴れ   水温  16.0 ℃  気温 17.0℃ 

 10月も下旬を迎えようとしています。少し前までの天気予報ではこの土曜日、久し振りに傘マークが出ていました。きょう午前9時現在よく晴れて、青空が拡がっています。雨、期待できるのでしょうか。長く晴れの天気が続きよく空気が乾燥していますよ。秋のイネ科の花粉で鼻がムズムズしています。朝夕の気温の冷え込みで、木樹の紅葉が始まっていますね。小学校の正面玄関のシンボルツリーのケヤキの葉が紅くなってきています。ビオトープの緑も日一日褪せてきているように感じます。柿の葉が綺麗に紅くなりつつあります。サクラの花も赤み増しています。風が無く、日向は暖かです。今日は暖を採るたくさんの生き物の姿を観ることができました。ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、イナゴ、ハナバチの仲間、アブの仲間、クモの仲間・・・みんな普通種ばかりで珍しいモノでは居ませんが、生き物が居るだけで嬉しくなります。冬の前、あとどれぐらいの間、観ることができるでしょう。やがてセピア色の景色が、また訪れます。来週は学区「ふれあいまつり」。土曜準備、日曜本番で実施されます。

緑、色褪せてきたビオトープ

 今日の画像から、左一枚目は気温17℃、まだメダカの姿が観られます。陽が射し込む水面に集まってきます。二枚目は以降はアブの仲間達。上からキタヒメヒラタアブ♀、次はミゾソバの花にいたオオハナアブ♂、その次はキゴシハナアブ♀。三種類ともハナアブ科のアブ達です。ミゾソバやサクラタデの花に集まっていました。何故かコノ日はアブが多く、アメリカミズアブの姿も観ましたヨ。

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最終更新日 : 2013/12/21