No.546 〜 No.550

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No.550  2015.10.10(Sat)  9:00  曇り  水温  16.0 ℃  気温 17.0℃ 

 一昨日の8日は「寒露」。気寒く露草重し・・・だそうです。しっかりと朝露を観るようになりました。ここのところ晴天続きで雨が降っていません。空気が乾き、やや埃っぽい日になっていました。今朝は曇り空、久し振りに雨が降るのでしょうか。池の水温は15、6℃。15℃を下回るとメダカの姿も観えなくなります。水底の泥の中に入り込み、ジッとしているのでしょう。ビオトープの緑は少しずつ色褪せてきており、秋も中盤にさしかかってきていることを感じさせます。ドウダンツツジの紅葉が始まり、ビラカンサの実が赤色に変わろうとしています。アラカシどんぐりが膨らみを増しています。サンシュウの実が完熟し、真っ赤になりました。ミゾソバの花は今が最盛期でしょうか。秋のイネ科の草も花を付けており、イネ科花粉アレルギーで悩まされている人もあるようです。セイバンモロコシ、ヨシに花が付いています。花を終えたヒガンバナは既に葉が出揃っていました。花壇ではコスモスの花が揺れて、皇帝ダリアが背丈を伸ばし、2m以上になってきています。花を付けるまでにまだまだ伸びることでしょう。青空に、キリッとしたピンク色の花が咲くのが楽しみになってきました。今、流行の園芸種の花になっています。

コスモス (花壇)

 今日の写真から右一枚目は、完熟した実が付くサンシュウ。ルビー色しています。二枚目はヨモギ(キク科)の花の一部。三枚目はイトカメムシ(イトカメムシ科)と呼ばれるもの。体長6、7mmの細いカメムシ。何故か? プランターの植え込みのベゴニアの花の中にいました。四枚目はコウロギ(コウロギ科)の幼虫のようです。まだ翅がハッキリしていません。

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No.549  2015.09.26(Sat)  9:00  曇り/晴れ   水温  21.0 ℃  気温 22.0℃ 

 明日9月27日は「中秋の名月」十五夜です。そして翌28日はスーパームーン、今年一番大きな月をみることが出来る夜なのです。今日、明日、明後日とまずまずの晴れの日が続くようなので是非お月見を楽しみましょう。ビオトープのススキはまだ穂が出ていません。葉山川の土手まで行けば新しい穂が出たばかりのススキを観ることができますヨ。先週の土曜日でもお伝えしましたが、一週間前に咲きだしたヒガンバナはやはりお彼岸が過ぎてその花のピークが過ぎたようで、花に勢いを感じませんが一杯に咲き誇っていました。もう一週間は観られないでしょうね。サクラタデの花が次々と出初めてきています。花をよくよく観ると小さな虫が入り込んでいたりします。ハナアブやハナバチの仲間やセセリチョウも寄ってきます。ハナグモもちゃんと待ち構えていたりしますよ。今朝、体育館では明日の敬老会のための準備をするために人が集まり始めていました。昨年は400名以上の参加者があったようですが、今年は320人ほどだそうです。お年寄りの数が増えているにも関わらず、参加者数を大きく減らしているのは何か問題でもあるのでしょうか。

キンモクセイ と ギンモクセイ

 今日の画像から、左一枚目は盛りを過ぎ、勢いも失せてヒガンバナ。二枚目は赤みを増すサンシュウの実。三枚目はエゴノキの実、外皮が弾けて中の実が現れました。四枚目はサクラタデの花に着いていた何か幼虫らしきモノ、形から察するにヤナギハムシの幼虫ではないかと思われます。しかし何故? こんなところにいるのだろう不思議に思いました。

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No.548  2015.09.19(Sat)  9:00  晴れ/曇り  水温  20.0 ℃  気温 21.0℃ 

 明日は「お彼岸の入り」。そして今年は23日水曜日が秋分の日。今朝、午前9時の気温は21℃。雲が多めの空ではありますが、その奥の青空は高く、空気は澄んでいます。この9月はさほど残暑を厳しく感じることなく過ぎようとしています。幾つかの台風接近、上陸があり日照不足も一つの要因なのでしょうか。ビオトープ内でもお彼岸を待たずしてヒガンバナが咲き始めています。確実に秋へと季節は進みつつありますよ。池の水温が20℃を切る時間帯も現れ、隣接用水路の水底に動きを止めたザリガニがお腹を見せていました。巣穴を作り、入り込む前に水温の低下に出会ってしまったのでしょう。本当は此処ではザリガニが全滅してくれたらいいのですがネ。ビオトープ内の池の生き物の種も増える期待が持てます。メダカは水温15℃以下になるまでは、その泳ぐ姿を観ることができるでしょう。今日も元気に泳いでいました。

白花 ヒガンバナ(花壇から)

 今日の写真から右一枚目は、ジュズダマが多くの実を付けていますが、ほとんどが白化したもので黒くなっていません。未熟なのか、栄養不足からくるものかよく解っていません。そのジュズ玉の茂みの前にヒガンバナが咲きだしました。秋分の日の頃の定番の景色になります。二枚目はやはり秋の草花、イヌコウジュ(シソ科)の花、三枚目はサクラタデ(タデ科)の白花でまだ咲き始め、これからしばらく観ることができるでしょう。四枚目はショウリョウバッタが居るのですが、判りますか。8cmぐらいの大きさがありました。今日は他にイナゴも観られましたヨ。

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No.547  2015.09.12(Sat)  9:00  晴れ   水温  20.0 ℃  気温 21.0℃ 

 9月も中旬を迎えています。今朝9時の気温が21℃、湿度も低そうで心地よく気持ちの良い空気感があります。青空が拡がっています。高い位置に秋の雲も見えます。グランドに少年野球チームが早朝より練習に入っていたのか元気の良い声が飛び交い、ノックする甲高いボールの弾く音も響いてきます。秋の晴れの日は、何だか心が騒ぐそんな気がします。この晴れの日に至る前までに相当量の降雨を記録した地域があり、河川の決壊などもあり多くの家屋が浸水したり、流される事態になりました。関東地方北部や東北の一部でした。雨台風18号、勢力こそ小さな台風でしたが、雨雲を引き連れて通り過ぎ、かつその後も17号台風と影響しあいながら秋雨前線も加え、過去経験したことのないような豪雨になり、被害拡大に繋がったことのようです。渋川学区内でも旧中山道沿いが洪水時の水没危険地域としてハザードマップに記載されています。伊砂砂川が溢水すれば必ず浸水することは間違いないでしょう。かつて葉山川が決壊したことは記憶にあります。災害に備えたいものです。

夏の名残りのビオトープ

 今日のビオは秋の訪れを観ることが出来るものから・・・左一枚目は名前が解らないのですが、キノコ出ていました。二枚目はオギノツメ(キツネノマゴ科)、二の溜りの縁に出ています。三枚目はアオモンイトトンボの♀。四枚目が♂です。しばらくイトトンボの姿を確認できていませんでしたが、ちゃんとビオトープ内で観ることが出来ました。増えてくれたらいいのですがね。

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No.546  2015.09.05(Sat)  9:00  晴れ/曇り  水温  22.0 ℃  気温 23.0℃ 

 9月に入り、最初の土曜日です。雲が出ているもののまずまずの晴れの天気です。秋雨前線が南に下がったこともあり、ひんやりとした清々しい朝になっています。風邪をひいている人もあるそうで、寝冷えは禁物です。週が明けて8日は「白露」気界冷露白し≠セそうです。池の水温も下がり気味で、アメリカザリガニも動きが止まっています。何匹か網ですくい処分しました。日中水温が上がるとまた活動を始めることでしょう。今、5年生はフローティングスクールに出掛けています。琵琶湖上で学習船の「うみのこ」でびわ湖の環境学習や他校の児童らとふれあい体験学習をしています。青少年の健全な育成及び琵琶湖の環境保全を目的として、昭和58年から琵琶湖上において、学習船「うみのこ」(総トン数928トン)による、滋賀県内の全小学5年生を対象に、船ならではの宿泊体験学習を実施している。船の教育的機能を小学校の教育課程に明確に位置付け、学校教育の一環として船内での湖上宿泊体験学習を実施していることは全国に類を見ない教育活動として注目されています。

夏の名残りの あさがお

 今日の写真から、右一枚目はサンシュウの実。赤く色づきを見せ始めました。二枚目はエゴノキの実。三枚目はイネ科のセトガヤの穂先で、雄花・雌花の様子が面白いです。上方に2mmほどの虫がいます。ハネカクシの仲間と思われますが、解るかな。四枚目はミカドドロバチ、狩人バチです、12mmぐらい。エゴノキの葉上に居ました。ビオトープはまだまだ夏の名残りの様子が伺えます。秋はもう少し先でしょうか。

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最終更新日 : 2013/12/21