No.556 〜 No.560

一つ前のページ

No.560  2016.01.09(Sat)  9:00    晴れ   水温  3.0 ℃  気温  4.00℃

 2016年、新年最初のビオトープ通信です。暖冬の正月、比良山系の頂には雪は観えません。元旦以降大陸からのPM2,5の飛来で春霞のような見通しの悪い日が続きましたが、今日は良く青空が拡がりスッキリ遠くの景色も見ることができました。気温が4℃。ちょっぴり冬らしい気温になったように思います。木樹は小枝を残すだけになり陽射しがよく射し込みますが、風通しは良くやはり寒さを感じます。今年もどうぞヨロシクお付き合い下さいますように願いいたします。12年前の3月にビオトープの完成を見てから施設の老朽化が目立ってきました。前号のビオトープ通信にも記しましたが、今年の整備作業ではコレ等の改修も含めて進めていこうと考えています。どうかご理解ご協力をくださいますようにお願いします。子どもたちにも出来ることで参加して欲しいと思っています。「みんなで取り組むビオトープ」活動であることをもう一度見直してみましょう。

すっかり枯れ枝だけになったビオトープ

 今日の写真から右一枚目は、冬枯れのビオトープ。セピア色の世界が広がります。二枚目、老朽化が目立つ観察机。三枚目はやはり老朽化で今にも倒れそうなビオトープ銘板。まずコレから修理していかなければなりません。放置すると危険かも。その他に二カ所ある木橋、土留め用の木板が老朽しています。四枚目の画像はジョウビタキの♂。時折りビオトープにも飛来しているようです。きょうもシジュウカラのツガイを観ましたよ。ビオトープではスズメもちろん、ヒヨドリ、モズやセグロセキレイ、ハクセキレイもよく観ます。カワラヒワを視ることもあります。

ページの最初に戻る

 

 

 

 No.559  2015.12.26(Sat)  9:00  晴れ/曇り   水温  5.0 ℃  気温  6.0℃ 

 暦でいうところの「冬至」が過ぎ、夕暮れ時がやや遅くなったように感じます。此処数日、日照が少ないものの暖かな日が続きましたが、今朝は初冬らしく4℃ぐらいまで冷え込みました。9時の気温が6℃。少し雲がありますが、概ね晴れていて青空が新鮮です。2015年が終わろうとしています。今年はあまりビオトープについての活動が出来ず終いで暮れようとしています。年度末の3月末までは時間がありますが、やり残した想いが幾つかあり悔いが残るが一年になりそうです。ビオの生き物観察会、恒例にしていたお出掛け観察会もできませんでした。管理整備作業では用水路側の土留め工事、ビオトープ造り記念板の修理、観察机・椅子の修理などビオトープ竣工後12年が経て手直しの必要な個所が沢山出て来ています。いつか野鳥用に巣箱を作ることも計画しましたがいまだに実行できていません。次年度は気合を入れて実行していきたいと思っています。ビオトープの会会員さん、その他関係者の方の協力なしではどれも叶わないものと思います。その節はヨロシクお願いいたします。

今季二度目?の冠雪を見た比良山系(数日前)

 今日の写真から、左一枚目は本日のビオの様子、入口から南方向を見ています。二枚目は色鮮やかに真っ赤に染まるビラカンサスの実。三枚目はメリカルガヤ(イネ科)の枯れ穂。朝の陽の光に輝いていました。四枚目は菜園のビワの実。花の時期が終わり小さな実が付いています。ビオトープ内のビワの木はまだ結実を観ませんネ。気温が冬らしく下がり、さすがに池の中も含め生き物達の姿が消えました。寂しい冬本番に入ります・・・。

ページの最初に戻る

 

 

 

No.558  2015.12.19(Sat)  9:00    雨   水温  7.0 ℃  気温  8.00℃

 冷たい雨が降っています。天気予報では晴れのマークが出ているのですがね。びわ湖の北西部は雪になっているのでしょう。山には沢山の雪が欲しいところです。どこのスキー場でもいまだに積雪が無く、スキー場の営業が出来ないでいると聞きます。暖かな冬は日頃の生活には有り難いものですが、異常な暖かさは不要でしょう。四季折々メリハリの効いた日本になって欲しいものです。気温が10℃を割るようになり、さすがにビオトープの生き物の姿は観なくなりました。クモの巣さえ観なくなりましたヨ。落葉樹の枯れ枝が目立ち、時折飛来するシジュウカラやお馴染みのヒヨドリ、スズメの鳥影がよく観えるようになりました。セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワも見掛けますヨ。かつてこのビオトープの枯枝にはやにえ≠見ることがあり、モズの姿も観られました。この時期に来ていつも思うことに、鳥の巣箱を作り、設置してみようという試みをいまだに実現できていません。誰か、作ってみませんか〜。野鳥を寄せてみましょう。

山法師(やまぼうし)の紅葉

 今日の写真から右一枚目は、ポプラの樹もすっかり葉を落としてしまいました。この景色は今日の天気同様に寒く感じます。二枚目はシダレヤナギの落ち葉。ヤナギの樹の下は隣接の用水路もビオの池も枯葉で覆われています。三枚目は雨に濡れる名残りのモミジ。四枚目は雨の日の定番、水滴の写真。枯れたヨシの葉に留まった水滴の画像です。さすがに今日はカメラを持つ手も少し雨に濡れ、冷たさを感じます。2015年、来週が最後のレポートになるか、ならないか・・・かも知れません。

ページの最初に戻る

 

 

No.557  2015.12.12(Sat)  9:00  晴れ/曇り   水温  8.0 ℃  気温 9.0℃ 

 12月も中旬に入りました。昨日の午前9時頃の気温が18℃ありました。生暖かく湿った風が頬を撫でるように抜けていきました。10月末の気温だそうで、気温の変化が大きすぎて体調を壊してしまいそうです。南の空気を運んだ低気圧が抜けて、冬型の気圧配置になり、また気温は急降下の様子です。この冬はこんなことの繰り返しで、総じて暖冬になるとのこと。エルニーニョ現象が要因しているらしいですが、それは地球温暖化傾向の強まりがもたらしている現象の一つ。30年、50年先の地球はどうなっているのでしょう? 今の小学生の子ども達の壮年期は自然環境の激しい変化にどう対応しているのか気になります。大陸から押し寄せる大気汚染物質をどう対処しているのでしょう。今の時代の大人の附けを未来に引きずることは卑怯だと想います。人の見えない処で、人の生き方を左右する大きな物事がひた隠しにされています。毎日流されるニュースの裏を勘ぐることも必要かと思います。圧力を掛けられるご時世です・・・

決して綺麗じゃない・・・変な色づき

 今日の画像から、左一枚目は初冬らしく枯草が目立つようになってきたビオ。南から北方向を見た様子。二枚目は深い赤色に染まってきたビラカンサスの実。左の枯葉はクヌギの葉です。春先まで葉は小枝に着いていることがあります。三枚目は四の溜りのヨシ枯れ。びわ湖岸に行ってみると、立枯れしたヨシが冬の始まりの風情を醸し出していますヨ。四枚目はそんなびわ湖岸のアオサギとダイサギのツーショット。ジッと身構え小魚を狙っています。ダイサギとは白鷺の総称で呼ばれているものの一種です。

ページの最初に戻る

 

 

 

No.556  2015.12.05(Sat)  9:00    晴れ   水温  8.0 ℃  気温  7.00℃

 週明けの月曜日、7日は暦で言うところの24節季のひとつで「大雪」です。一昨日の降雨の後、寒気が南下し一気にの冬の様子を呈するようになりました。昨日は西からの風が強く、木樹にしがみ付いて居た枯葉が吹っ飛んでしまっていました。ビオトープのポプラの葉も随分と飛ばされて、小枝がよく観える状態になっています。いよいよ北日本や北陸方面では積雪の便りも聞け、スキー場なども年末のオープンを待ちに待っていた雪になりました。しかし今冬は暖冬傾向にあるそうです。寒暖の差が大きく、せっかく積もった雪も数日後の暖かさの溶けてしまうかも知れないと予報されています。小学校のスキー教室は諸事情により、今季から廃止しなりました。雪が少ないからではありません。草津市からは琵琶湖はもちろん山も海も結構近くに在り、多様な自然体験が可能な位置にあります。夏も冬もいっぱい楽しめます環境にあることを子どもたちに知って欲しいですね。

落葉進む ポプラの樹

 今日の写真から右一枚目は、冬の始まりが感じられる色に変わってきた様子です。夏の濃い緑はどこかへ消えました。二枚目はイロハモミジの紅葉ですが、今季は色が良くないですね。このまま枯葉になって散ってしまうことでしょう。11月が比較的冷え込みが無く暖かかったためでしょう。三枚目のドウダンツツジも同様に色が浅く、茶色掛かって真っ赤には程遠い状態です。四枚目はこの時期には不似合いな緑とヘチマ。陽当たりが良い場所ということもあり、やはり10、11月が暖かったことが原因なのでしょう。菜園のへちま棚から。

ページの最初に戻る

ひとつ前のページ

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2013/12/21