No.60 〜 No.56

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 No.60  2005. 4.30(Sat.)  快晴 水温 21.0℃ 気温 26.5℃

 今日も暑くなりそうな朝です。午前9時の気温がすでに26度を超えています。午後には30度近くかそれ以上になるかも知れませんね。初夏を通り越してもう夏の感じ。ビオトープの植物は勢いが増し、生育がよくなってきています。三の溜りの深みに昨年秋に放流したタナゴを確認しました。数匹、水底にタナゴ同士がかたまり泳いでいました。放流時に比べ幾分大きく成っており、メダカの2倍ぐらいの大きさがありますから水が澄んでいれば見つけることができるでしょう。

 今日の写真、一枚目はイグサの花。二枚目は「スズメノテッポウ」。三枚目は前号で掲載したカワヂシャのようですが花の付き方が少し違うようで、またイヌノフグリの花にも似ていますが葉っぱが違います。葉っぱカワヂシャの葉より葉に艶があり、どちらかと云えばツユクサに近いですね。さて正解名は?

 ビオトープの初夏のお客様、ベニシジミチョウとナナホシテントウムシに出会いました。陸上の生き物達も色々と姿が観えるようになってきていますよ。アメンボウは4月上旬頃から小学校の子ども達が見付けています。昨年の夏も観ることがなかったのですが、カエルの目撃情報が入ってきませんネ。カエルは此処に水場があることを知らないのかな? この夏はカエルの姿も観たいものです。

 早ければ、トンボのヤゴを見つけることが出来る時期なのかも知れませんが、どうも居ないようです。昨年の秋までにシオカラトンボやアキアカネのトンボが水面に卵を産んでいたのですがね。ビオトープでヤゴを観たら是非お知らせ下さい。昨年6月上旬にはクロスジギンヤンマも産卵していました(バックナンバーNo.17 参照)。二年目のビオトープ、トンボの孵化を観るのが楽しみのひとつです。

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  No.59  2005. 4.23(Sat.)  快晴 水温 13.0℃ 気温 18.0℃

 新学期が始まって、早いもので来週にはGWです。暖かくなり、初夏を思わす天候が続きます。遠く比良の頂上部分の雪も見えなくなりました。桜の木も正面玄関広場のケヤキの木も、ビオトープに植栽された幼木の苗もすっかり若葉が揃い新緑が眩しく感じられます。

 上の写真、川底のカモの足跡。新学期が始まり子ども達の行き来が増え、騒がしさに飛び去ったとばかり思っていましたが、今でも時折舞い降りて来ているようです。足跡があちこちで見ることができますよ。

 二年目の春にして初めて観るビオトープのお客さんかと思います。「トキワハゼ」ゴマノハグサ科。「カワヂシャ」これもゴマノハグサ科です。ちなみにこの「カワヂシャ」は“レタス”の仲間とか、ひょっとしたらサラダとして食べることが出来るのかも知れませんよ。

 4月20日、水槽で飼っているメダカが卵を産みました。上の小さい方が雄で下の大きい方が雌です。水槽越しの写真で少しピントが甘いのですが雌のメダカのむなびれの後ろに卵がくっ付いているのがよく解かると思います。2〜3週間後には孵化して子メダカの誕生が観られるでしょう。産んだ卵を親のメダカが食べてしまうことがありますから、水槽で飼っている場合は親メダカと卵、子メダカを分離する方がいいのですがね。(HP新着情報にも掲載)

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 No.58  2005. 4.16(Sat.)  快晴 水温 13.5℃ 気温 16.0℃

 4月も中旬、新学期が始まって1週間が過ぎました。平日の朝、ピカピカの1年生が初々しく上級生達と一緒に集団登校して行く姿が新鮮です。

 快晴が続きまさに春らしい陽気ですが、この陽気をもたらす高気圧は大陸からの帯状の移動性高気圧で、大量の黄砂を運んできているそうです。花粉に加えて黄砂、とお天気の良さには生憎の邪魔な大気の混ざりものになっています。目鼻、喉を労わらなくてはなりませんね。

 ビオトープに来たカモ、3月末から小学校の入学式過ぎまで居たようですよ。新学期が本格的に始まった今週の週初めからは道行く子ども達や草津東高校の生徒達が多くなり、さすがに近寄り難くなったのでしょうか、姿を観なくなりました。しかし今朝もビオトープの近くから飛び出し葉山川方向に飛んでいった2羽を見ましたよ。ビオトープ池に未練があったのでしょうか。人の少ない土曜の朝に様子を見に来ていたのかな。

 今日の写真、上は緑が多く見られるようになってきたビオトープの様子。二枚目はドウダンツツジ、昨年春に比べると花が少し小振りかと想います。今しばらくが見頃か。三枚目、校庭のさくら、盛りが済み若葉が勢いを増して伸びてきています。最下段、水仙の葉に止まるモンシロチョウ。

 正面玄関、ケヤキ広場脇の紫色の花でアジュガレプタンスか?

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 No.57  2005. 4.09(Sat.)  快晴 水温 12.0℃ 気温 14.0℃

 今朝も9時にビオトープに入りました。春本番の陽気になりそうな快晴で暖かな一日の始まりです。この時間で気温は12℃あります。午後には20℃を越すでしょう。校庭の小さなサクラの木は花が満開近しの状態。陽に当り輝いて見えましたよ。遠く比良の山の上は残り少ない雪が薄い霞の向うに見えていました。

 ヨシの新芽を先週の写真の掲載しましたが、きょうはヒメガマの新芽が伸びてきているものを載せます。ナノハナやタンポポ、スズメノエンドウの花も観られ、春真っ只中を感じるビオトープになってきています。

 3日の日にM.K.さんが携帯電話のカメラでカモの写真をメールで届けてくれました。きょうもそのカモが居ましたよ。10mほどの間隔をおき、逃げる様子がなかったのでカメラに納めることが出来ました。北へ帰る途中の羽休めと思われますが、ビオトープに居座るのでしょうか。先週の報告で水が濁っていることを書きましたが、外部水路に濁りが観られないことから、濁しの犯人はどうやらこのカモなのでしょう。葉山川にも数羽のカモが居ますが、その内の一つがいがどうやらやって来ているようですね。

新着情報のページにもカモの写真を掲載しています。

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  No.56  2005. 4.02(Sat.)  曇り/晴れ 水温 8.5℃ 気温 10.0℃

 4月1日より新学期、新年度が始まりました。渋川のビオトープも二年目の春を迎えています。今年も新たに動植物の活発な営みがビオトープで観られたらいいですね。 今日は少し冷えた朝でしたね。今週はしばらく晴天が続きましたが今夜からは下り坂の模様、今日の夜半から明日の日曜日は雨になりそうです。桜の蕾の膨らみ具合も小休止、入学式には5分咲きぐらいには花開いているでしょうか楽しみです。 

 今朝のビオトープは9時の様子。農業用の用水への給水が始まったのでしょうか、水が濁っていました。隣接の溜り部分の水が誰かが濁した気配がありましたが定かではありません。メダカをすくいに入ったものがいるのでしょうか気になるところです。

 上部写真は二の溜りで濁り水に薄曇りの中の太陽が映ったものです。次の写真は三の溜り、セリに混じっヨシの新芽が伸びてきています。もっと群生して出てくると思っていましたが数ヶ所点在して顔を見せています。三枚目、カワヤナギの新芽も揃いました。小さな若葉の緑が可愛いですね。風はわずかですが細い小枝が揺れていました。

 

 下は沈丁花。職員室の北の植込みに植えられているものです。白の沈丁花は匂いがかなりするのですが赤色のものはさほど匂いは感じませんね。

 3月の19日に幼木を植栽したハクモクレンの枝に一輪ですが花が付いていましたよ。これでサクラの開花が観られると春の花は咲き揃いますね。そして本格的な暖かな春になります。

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最終更新日 : 2006/08/12

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