No.646 〜 No.650
 

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No.650   2018.03.31 (Sat)  9:00   快晴  水温 6.0 ℃   気温  7.0℃

 3月31日の土曜日です。3月末の週末、多くは年度末、何か特別な日のように思います。2、3日前は真夏日の気温になりましたよね。で、一気にサクラが満開近くにまでになりました。明日の日曜日はイイお花見サンデーになりそうです。9日の入学式まではこのサクラが散らずに持ちこたえることができるでしょうか。今日、今朝の気温は7℃。花冷え? 寒くはないのですが、柔らかく吹く風はやや冷たさを感じます。大気は快晴にも拘わらず、花粉混じりなのでしょうか黄砂、PM2.5も含み見透しにスッキリ感がありません。眼が痒くなります。空気は乾燥しており春霞なんて言うものではないでしょう。そう思うと、大陸からの飛来物質に嫌悪感を抱いてしまいます。情緒≠チてなものは遠い存在になり、感性も鈍くなって往きそうです。そんな個人的な想いとは関係なく季節はどんどん春本番へと進んでいきます。

この木曜日は気温25℃、メダカを初見!

 きょうの写真から、右一枚目は満開近しのサクラ。あと1週間先、入学式まで花が付いていて、新一年生を迎えることができるでしょうか。二枚目はヒメコブシ。先週は花を包む外殻が弾け、中から花弁が飛び出してくるような勢いを観ていたものが、すでに満開を過ぎようとしています。三枚目、四の溜り(池)ではヨシの新芽が力強く伸びてきています。色味の無かった池の縁を含め、新しい緑を感じることができるようになりました。四枚目はそんな緑の増殖を観るビオトープの様子です。サクランボはいち早く葉っぱを大きく広げて繁らせてきています。結実した若く新鮮な緑色の実が艶やかに、また可愛らしく付いていました。赤く熟すのは5月末頃から6月初め頃、誰が口にすることができるでしょう・・・楽しみです。施肥も行い、今季は甘いぞ!

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 No.649  2018.03.24 (Sat)  9:00   快晴   水温 3.0 ℃   気温 4.0℃  

 2週続けてレポートをお休みしました。21日振りのビオトープに足を踏み入れています。お彼岸も過ぎ、春の訪れが加速しているように感じました。今朝9時の気温が4℃、やや寒くも感じますが背中に受ける陽の光には暖かさがあります。快晴の空ですが、真冬並みの見透しの良さはなく、湖北の山並みの姿までは見渡すことができません。黄砂、PM2.5、花粉などの影響かと思います。いつの間に小学校は卒業式を終え、昨日は修了式も終えて春休みに入っていました。そして2週間後にはもう新学期を迎え入学式、新一年生の姿を観るようになります。今、春休みで子どもたちが居ないこの間に、ビオトープの木樹の春の眼覚めを観ることができます。是非、春見付けの観察会をやるべきだったでしょうか。人の姿のないビオトープ、春の花が次々と開花しています。しかし、池の水の中はまだ動くモノが観えません。水温が15℃ぐらいまで上がると魚影も確認できるようになるのかも知れません。日中の気温がそこそこ上昇してくると、昼間頃には眠りから覚めた生き物が池の中でも観られるのでしょうか。

シダレヤナギの芽吹き・・・花芽が開いてきています 

 今日の写真左一枚目は、既に先終えようとしているサクランボの花。6月上旬の実りが楽しみです。二枚目はヒメコブシの花、次々と殻を破り花弁が開き始めています。お近所の庭木のモクレンも真っ白な塊を空に突き出していましたネ。三枚目はサンシュウの花、小さな花が密集する集合花。四枚目は一の溜りのショウブ(サトイモ科)の芽吹きです。力強い新鮮な緑の葉を真っ直ぐに伸ばしてきています。他にヤマモモの雌花、トサミズキの花も咲きだしています。ウメの花もいつの間にか終わろうとしていました。ジンチョウゲの花はイイ感じに咲いていますヨ。

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No.648   2018.03.03 (Sat)  9:00   快晴  水温 6.0 ℃   気温  7.0℃

 今日はビオトープ春の整備作業の日。毎年3月の第一土曜日に日を決めて実施しています。新しく動植物の動きが活発になる季節を迎えるべく準備の整備作業です。開始の9時の気温は7℃、快晴の空、風もなく暖かな日和になりました。天候に恵まれましたネ。この日のメイン作業は枯草の除去と、水路・溜り(池)の泥揚げです。若い男性教職員が胴長を着込んで、池の底に堆積した泥をすくい上げてくれました。本来、水深が80cmとした池ではありますが、流入する土砂で40cm程度まで底が上がってしまっていました。ビオトープ竣工後15年、これで三度目の泥揚げ作業になります。泥の中に眠る生き物を探しましたが見付けることができませんでした。これ、チョッと寂しいですネ。何か居そうなものですが・・・。隣接する農業用水路の川床の土砂も丁寧にサラってくらました。この水路から取水しています。取水口の周辺も綺麗にゴミを除去。ゴミといっても枯葉や枯れ枝で、人の生活ゴミじゃなかったのがイイですネ。当たり前ですがそれが自然です。車道や通学路に面した環境ですが汚くはないです。

ドウダンツツジの冬芽 と スズメ

 きょうの写真から、右一枚目は若い男性職員による池の泥揚げ作業です。パワフルで頼もしいですネ。二枚目は隣接水路の川底をサラっています。三枚目は観察机を作っています。既に形に仕上がって防腐剤まで塗布し終えた状態です。2×4の材料を買い求め、あとは全て手作りですヨ。一昨年前に一つ、今回で二つめの製作です。これまでのモノは15年前に作ったもので、老朽化のためコレらを処分することにしました。後は椅子を作りたいですネ。「ひとまちキラリ」に漏れたため資材購入の予算もたたず次回以降に宿題が残りました。四枚目はサクランボの蕾、大きく膨らみをおび、淡いピンク色も観えるようになりましたヨ。

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 No.647  2018.02.24 (Sat)  9:00   晴れ/曇り   水温 2.0 ℃   気温  3.0℃  

 レポートを1週お休みすると約半月が過ぎるということ。2月は既に下旬に入っています。日々身体に暖かさを感じる日が増してきました。今朝9時の気温は3℃、無風で陽射しがたっぷりという条件、春めいた暖かさを感じます。そんな中、校庭には人の姿がいつもの少年野球の関係者だけでなく、多くの大人の方の姿を観ました。毎年のことですが2月の末の土曜日は地域の人たちを巻き込み、まちづくり協議会がプランターに花苗を植える作業をしています。卒業式や入学式にも彩りを添える春の花の寄せ植えを提供しようとするものです。かつて「ビオトープの会」のメンバーを含む地域協働合校なる団体の有志が行っていた事業のひとつでしたが、今は何の新鮮味もなくまちづくり協議会が引き継いでいます。継続されるころは良いとして、スタッフは頑張っているみたいですが多くの人が進んで参加しているかといえば、少し疑問を抱くものになっているように思います。ビオトープの会についてもその活動に積極的な人の姿が稀になってきています。時代の流れ? で済まさず、周辺住民の方々に地域活動に理解を求める行動を起こすことも必要になって来ているのでしょうね。

先の通信で不明の虫の卵を調べようと・・・ でも解らなかった w 

 今日の写真左一枚目は、ミツマダの新芽。花芽ではなく、葉っぱのようです。二枚目は今も細枝に枯葉を残すクノギの枝先で、新芽が目だってきています。あと少しで枯葉は落ちて入れ替わりに新緑が観られることでしょう。5月になるかな。三枚目はサクランボの花芽。膨らみをおびてきました。開花は3月中旬ころでしょうか。四枚目はネコヤナギじゃないですよ、ヒメコブシの花芽、逆光で観る産毛は暖かい上着、花を優しく守っているようです。やがて「啓蟄」、虫が騒ぎます・・・ネ

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No.646   2018.02.10 (Sad)  9:00   小雨  水温 1.0 ℃   気温  2.0℃

 土曜日の午前9時、気温2℃。暖かい雨が降っています。小雨です。今季最強寒波が通り過ぎた後だけに2℃でも暖かく感じます。節分、立春も過ぎ、春を呼ぶ雨になるのでしょうか。滋賀県内でも明日からはまた降雪の予報がでています。雨が周囲の雑音をも吸収するのでしょうか、無風で枯草を揺らす気配もなく、不思議なくらい静まり返っています。池の水面に落ちた雨粒で拡がる小さな水紋を観ています。花木や落葉樹の枝先を観ても、新芽の気配があるものの膨らみを感じさせる様子はありません。まだまだパッと見は、冬のセピア色のビオトープの景観です。生き物の姿は今日に限っては野鳥を含め観ることは在りませんでした。来週土曜日のレポートは私事都合によりお休みさせていただきます。2週間後、季節はズ〜ッと先へ進んでいるでしょうか。

ジュズダマの冬枯れ

 きょうの写真から、右一枚目はしっぽり濡れる観察デッキと小雨の落ちる二の溜りの水面です。二枚目、冬も緑色を失わないイグサ、草であって常緑だったのか? 俳句では夏の季語だそうでチョッと変な感じもする。三枚目はアラカシの木の根元から出た幼木。落ちたドングリから発芽したものと思われます。でも、一昨年のドングリからのものでしょう。今季のドングリはいまだに樹に付いているものがあるぐらいです。そこそこの苗木にまで成長するでしょうか。育てるなら植替えが必要かな。四枚目はコンクリート看板の縁に着いたミノムシの仲間と思われる巣。こんな処にと思いますネ。長さ2〜3cmの小さな蓑です。本来の大きなオオミノガの巣の姿は観なくなりました。今や絶滅危惧種になっています。この時期、枯れ枝にぶら下がった姿は冬の風物詩みたいなもの。姿を消した要因は、外来種の寄生蠅に因るみたい。

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最終更新日 : 2018/03/24