今ビオ
No.736 〜 No.740

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No.740  2020.07.04(Sat)  9:00    雨  水温 20.0 ℃    気温  21.0℃.

■季節の歳時記  7月01日頃
 七二候の一つ半夏生=iはんげしょう)半夏が生え始める頃。田植えを終える目安とされていました。「半夏」は「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名。

■上記画像で半夏生は別名「カタシログサ」で、ドクダミカの雑草。この時期に葉っぱが半分白くなることが半化粧≠ノ例えられ、同音で用いられるようになったそうです。本来の「半夏」は(カラスビシャク)サトイモ科の植物のことのようです。7月に入りました。行動自粛規制が解かれ、普段の生活が戻ってくることを期待しましたが、慣れない新しい生活様式とやらでやはり委縮した暮らしになっているように思います。この先、中止や延期になった事業の普通の再開はあるのでしょうか。何らかの規制からも解放されることがあるのでしょうか。新しい生活様式が普通になるのでしょうか。6月末に予定していたビオトープ整備観察会は中止しました。ご理解、ご承知おき下さいますようにお願いします。次回8月末の事業は是非実施したいです。

イヌビワ(クワ科)の実が赤くなり始めました

 今日の写真右一枚目、ガマの穂が出初めています。上段の細い部分は雄花序、下段の太いところが雌花序になっています。時期がくれば雄花は落ちてしまいます。二枚目はスイレンの花。6月上旬から次々と花を付けています。花期は長く、10且頃まで観ることが出来ます。三枚目はヤマトシジミ(シジミチョウ科)。少し擦り傷が見えますネ。四枚目はハマベアワフキ(アワフキムシ科)体長7-10ミリぐらい。低地のイネ科の雑草に居ること多い。今日も梅雨の最中、しとしとと雨が降り続いています。豪雨や強雨に至らないことを祈ります。比良比叡の山並みを観ることが出来ません。暗い一日になりそうです。

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 No.739  2020.06.27 (Sat)  9:00    曇り  水温:21.0 ℃   気温:24.0℃ 

季節の歳時記  6月27頃。  七二候の一つ菖蒲華=iしょうぶはなさく)あやめの花が咲き始める頃。端午の節供に用いる菖蒲(しょうぶ サトイモ科)ではなく、花菖蒲のことです。これは(アヤメ科)。     

9時の気温が24℃、全天濃い灰色の空になっています。蒸し暑いです。先週から自粛明けになり、子ども達の姿がグラウンドに戻って来ました。土曜日曜はスポーツ少年団の野球チームが練習を再開し、練習開始準備やマスク着用のミーティングをしていました。本来ならば今日27日はビオトープの整備観察会の予定でしたが、まだ新しい形の生活習慣なるものの定着が望めず、やはり感染の危惧からも止むを得ず中止としました。次回は8月末の土曜日の開催予定です。観察会でグミやヤマモモ、ビワの収穫を目論んでいたのですが、何れも先を越されたようで木には何も残ってない状況でした。今季は不本意ですが、まっ イイか! 

1年生の学習 アサガオ観察栽培

 左写真きょうの一枚目、鳥が突っついた跡ではなく、あきらかに収穫?されたような姿、残された未熟だった実がありました。二枚目、シオカラトンボの雄。毎年来てくれています。繁殖もしてる筈ですが、これまではヤゴがザリガニの餌食になり羽化にまで至らなかったみたいです。三枚目、逆さに留まったアシナガグモの仲間ですが、腹部の模様が人面に見えます。さらに後肢までが手の様に見え、面白く滑稽に思いました。(写真館に大きくした画像を掲載しました。) 四枚目、何だろう? 6〜7mmゴミを背負ったクサカゲロウ科の幼虫です。自身が捕食した小さな生き物たちの食べ殻を背負っているみたいです。ゴミを背負うことで外敵から身を守っています。拡大写真は写真館へ・・・。

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No.738  2020.06.21(Sat)  9:00    曇り/晴れ  水温 21.0 ℃    気温  22.0℃.

■季節の歳時記  6月21日頃
 七二候の一つ乃東枯=iなつくさかるる)夏枯草(カゴソウ)の花が黒ずみ枯れたように見える頃。別名「うつぼぐさ」(シソ科)。また二四節季の「夏至」でもあります。季節の巡りは早い!

■コロナ感染防止自粛規制が解除になりました。子ども達に関する地域事業も復活されつつあります。きょう学校菜園ではじゃがいも堀りが行われます。梅雨期の晴れ間、地域の協力者の方々や学校職員、子ども達が集まって来ていました。例年だとPTAの役員さんも保護者の方も集まってごった返すイベントになっているのですが、いまだコロナ渦中、規模を縮小しての開催です。マスク着用のソーシアルディスタンスを保って、手洗い励行。不自由さが付きまといますが久し振りのイベントです。事業の再開が行われるようになりましたが、6月末に予定していたビオトープ整備観察会は中止とさせていただくことになりました。ご理解、ご承知おき下さいますようにお願いします。

草津市の市花「あおばな」 花が咲きだしました

 今日の写真右一枚目ビオトープ内、何年か振りにネジバナ(ラン科)を観ました。緑のなかのピンクが可愛いです。二枚目はアリグモ(ハエトリグモ科)の幼体のようです。三枚目、ツバメシジミ(シジミチョウ科)。姿形の真新しい綺麗な個体です。翅表は青く、雄のようでした。四枚目、たぶん見慣れない虫だと思います。アオヒゲナガトビゲラ(ヒゲナガトビゲラ科)開帳18〜20mmぐらい。水辺の虫の仲間です。ここのビオトープの池が発生源でしょうか。数頭見かけました。ザリガニの完全駆除が未完のままですが、夏の水辺の虫が戻ってきているのでしょうか。

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 No.737  2020.06.13 (Sat)  9:00    雨  水温:22.0 ℃   気温:23.0℃ 

季節の歳時記  6月21nm頃。  七二候の一つ梅子黄=iうめのみきばむ)梅の実が黄ばんで熟す頃。青い梅が次第に黄色みをおび、赤く熟していきます。そして梅干し作り・・・     

いまだコロナ渦中にあります。小学校もいろんな制限の中徐々に通常の学習体制を取り戻しつつあるようです。しかし以前のような姿になるのは難しいのかも知れませんね。新しい生活習慣とやらを身に着けていかなければなりません。ビオトープ活動は今季何も出来ていません。当然、小学校での学習にもビオトープが使われることなく遠ざかっています。小人数で個人的に観察する程度のものであれば許されるのでしょう。夏の盛りを前にしてどんどん緑が濃くなってきています。2且、3月と水抜きをし、干したこともあり、池には生き物の姿は見受けられません。第一にザリガニが観られなくなったのが良かったといえるでしょう。その他の生き物は時間が経てば戻ってくるでしょう。ビオトープの季節の変化はコロナには関係なく進んでいきます。

2年生の学習 トマト、そろそろ実が付き始めています

 左写真きょうの一枚目、雨に打たれやや首を下げていますが、しっかりとした緑は新鮮さがあります。梅雨入り後、潤いの降雨になっています。二枚目、スイレンが花を付けはじめました。池の水を揚げたとき駄目になるかと思いましたが、持ち直しています。結構強いのかな。三枚目はエゴノキの実です。水滴をまとって瑞々しく見えます。四枚目、こちらもしっぽり濡れていますセマダラコガネ(コガネムシ科)成虫は広葉樹の葉を食べます。クヌギの葉っぱが喰い荒らされた跡が観られます。なかなか食欲があるみたいです。

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No.736  2020.05.30(Sat)  9:00    晴れ  水温 23.0 ℃    気温  24.0℃.

■季節の歳時記  5月31日頃
 七二候の一つ麦秋至=iむぎのときいたる)麦の穂が実り始める頃。「秋」は実りの季節を表し、穂を揺らす風は「麦の秋風」。麦秋≠ヘ夏の季語。

■市街を外れると、田植えが終わった田んぼが水をたたえ、水面を風が走り、稚苗を揺らして往きます。陽の光がキラキラ、紫外線をも跳ね飛ばす様です。一方では麦秋≠迎えた転作田が拡がっていました。麦わらの匂いを感じます。ビオトープは新緑の時を経て色濃くなった緑で包まれています。もう冬の枯草の名残りも見えませんネ。先週から小学校は分散登校が始まり、来週6月1日月曜日からは通常授業再開に向けて段階的に授業時間を増やされていく予定で動きだしました。翌週8日からは給食も始まります。それでもかつての学校生活の様相は戻ってくるのでしょうか。コロナ感染の余波を感じながら、新しい生活形態を模索しながら時間を経て往くのでしょうか。人間って順応性に優れている筈、コロナに屈するな! 頑張れ人間!。

隣接道路(歩道)に迫り出していた樹々の枝が払われました

 今日の写真右一枚目ビオトープ内、新緑を過ぎ、濃い緑に覆われてきました。コロナ以降、大気が浄化されたようで空気が澄み緑も新鮮に感じます。二枚目、クロガネモチ(モチノキ科)の花が盛りです。三枚目、ハチやアブ、ハエの仲間ではなく、アリ科でクロオオアリ(有翅型)の雄のようです。15mmぐらいあって、翅があり胸部に比べ頭部がかなり小さいです。雄アリは交尾後間もなく死んでしまうそうです。四枚目はナミアゲハ(アゲハチョウ科)の三齢幼虫ぐらいだと思います。まだ10mm程度の大きさです。前の通信で沢山の卵を観ましたが、どこまで成長で来たかは不明です。無事成虫、チョウになって欲しいですネ。

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最終更新日 : 2020/07/11