No.75 〜 No.71

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No.75 2005.08.20(Sat)  雨・曇り 水温 26.0℃ 気温 28.0℃

 残暑が厳しく続いております。きょうは予てからお知らせしている地域協働合校の事業での「防災宿泊体験学習」の中で、渋川ビオトープの会も参加しており、午後3時から二時間ではありますが伊砂々川での「さかなつかみ」と石原産業脇の水路での「ザリガニつり」をします。いずれも魚やザリガニ、水辺の草や生き物を知る催しになります。子ども達の防災学習の中での生き抜き時間です。この様子は新着情報のページでお伝えします。

 午前中、防災学習に励む子ども達を横目にビオトープの観察をしてきました。朝の気温8時30分で28℃、青空が拡がり残暑が厳しくなりそうです。

 一枚目の写真、夏も終盤、生い茂る草で覆われるビオトープの様子。朝露がキラキラと陽の光で輝いていましたよ。二枚目は給水位置の桝横から漏水するのが確認されました。従来からの漏水箇所とは違ったところからだと考えられます。8月の27日(土曜日)の整備作業時に修繕する必要があります。

 三枚目の写真は前号で焦点が甘かったオオイヌタデの写真を撮り直して再度掲載しました。四枚目の写真はハーブの一種かと思います。以前から葉が気になっていましたが誰かが持ち込んだようですね。繁殖が気になります。撤去が必要かどうかというところです。

 

 ● 再度のお知らせ

 8月27日(土曜日)、今年度の第二回目となる「整備観察会」を開催します。既に別紙にて会員の皆様にはご案内をお送りしておりますので宜しくお願いします。学区のPTAさんの事業の一斉環境整備と共催となっており、沢山の参加者が見込まれます。観察会としてはビオトープの“生き物見付け”を同時開催予定です。 

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No.74 2005.08.13(Sat)  雨・曇り 水温 27.0℃ 気温 29.0℃

 スカッと抜けるような青空になる日がないですね。晴れていても雲が多く蒸し暑い毎日が続きます。空気が乾き青空が拡がると、もう初秋の風を感じることになるでしょう。そうすれば空高く刷毛引きの雲や、うろこ雲も観られる時期になります。

 今朝は珍しく雨降りになりました。最近のお天気図では例年見かけない気圧配置になっているとのことですがお気づきでしょうか。暖気が北に廻り込み南に寒気が位置する前線が近畿地方の北部に横たわります。

 上の写真、雨の中イナゴを発見。ヨシの茎にしがみ着いていました。二枚目はアブラムシの体液を吸うクツワムシ(?)の幼体でしょうか。大きさは1cm未満ですが。触覚の長さは5cm以上と長いものがあります。

 下二枚の花の写真、「今週のビオトープ」では初登場のものだと思います。上は「タカサブロウ」キク科下は「オオイヌタデ」タデ科です。「イヌタデ」は花が赤く少し小振りでよく見かけますが、白い花のこれは珍しいとのことです。

 雨粒の水紋が見えるデッキ下の二の溜りでは、ホテイアオイが繁殖し始めています。

●来週土曜日は地域協働合校の事業に支援参加します。

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No.73 2005.08.06(Sat)  曇り 水温 28.0℃ 気温 31.0℃

 明日は七日、暦は立秋を迎えます。以降は残暑見舞いの挨拶になるのでしょう。気圧配置の加減なのでしょうか、此処毎日のように日中の気温を34℃、35℃と伝えており、熱中症の話題もよく耳にします。風があれば木陰に入るとかなり涼しく感じるのですが、ビオトープのメダカのためにも日陰になる部分が欲しいものです。植栽した木樹が生長し木陰をつくってくれるには何年もかかるでしょう。何か考えなければなりませんね。課題が残る二年目の夏が過ぎようとしています。

 きょうの写真、ビオトープに棲む蜘蛛三種。名前は定かではありません。そして、ショウウジョウバッタ。

 二年目の夏にして初登場の水生植物は「オモダカ」と「ミズアオイ」。オモダカは科名で写真のものは「アギナシ」とも思われます。「アギナシ」とすればこれば準絶滅危惧種だそうです。「ミズアオイ」も科名ですが、なかでも「コナギ」と云われるものかも知れません。今夏は「クサネム」を見かけなかったのですが、一本有りましたよ。花はまだ付けていない状態でした。多くの水辺植物をこれまで見かけてきましたが、一度整理をしなくてはなりませんね。

 トンボをよく見かけますが、産卵に来ているのでしょう。しかしながらヤゴをなかなか見つけることが出来ませんね。情報を待ちたいものです。

 

 ● お知らせ

 8月27日(土曜日)、今年度の第二回目となる「整備観察会」を開催します。既に別紙にて会員の皆様にはご案内をお送りしておりますので宜しくお願いします。学区のPTAさんの事業の一斉環境整備と共催となっており、沢山の参加者が見込まれます。観察会としてはビオトープの“生き物見付け”を同時開催予定です。  

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    No.72 2005.07.29(Fri.)  曇り 水温 29.0℃ 気温 32.0℃

 先週土曜日は管理者が一泊で琵琶湖一周エコサイクリングに出掛けておりまして更新が成らず申し訳ございませんでした。この土曜日も野洲川に行くことになっていて定日時の更新が叶わず本日UPします。

 先日の台風7号の雨で、しばらく続いていた晴れの天気で乾いていてビオトープの敷地も少しばかり潤った感じを受け、緑の生育もよく、いよいよピークを迎えているようです。

 早い時期から赤とんぼを見かけておりましたが本日、カメラに納めました。セミや赤とんぼの出現時期が毎年早くなっており、かつての平年比で一ヶ月以上も早い状況だそうです。セミにいたっては6月から出現し鳴き出しているといいます。これも地球温暖化の影響といえるのでしょうか。

 上、二枚目の写真、解かるでしょうか。ゴリにしては少し大きいようです。体長6cmはあったように見えました。と云ってヨシノボリ、ビワノボリでもないようにも思います。先日川エビを放流した時に入ったゴリもいましたがもっと小さめだったように記憶していますが。さて正体は?

 三枚目の写真、草の葉にしがみついたアブラムシの列です。一見、黒めの花が付いているように見えるのが面白い光景です。

 

 下の写真、枕木の橋。橋を置いている川部分の縁の土砂が時たま降る雨(最近は強く降りますから)に流れ落ちて削られているのでしょう。隙間が生じてきています。8月末の整備観察会の折に補修をしなくてはなりませんね。

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  No.71 2005.07.16(Sat.)  曇り 水温 27.0℃ 気温 30.0℃

 午前9時とは云え、気温は30度。梅雨明けでしょうか、湿度がたかそうで真夏の真っ青な空ではなく、薄雲が拡がっていますが太陽の日差しは強さを増しているようです。

 三の溜り、先週セリの花が一輪咲いていましたが、きょうは花の数が増え、池の周りを飾っています。ミゾソバ(カエルグサ)の葉を丸くくり貫いた跡が観られ、今年もハキリバチがせっせと何処かで巣の形成に励んでいるように思われます。

 三枚目の写真、水生昆虫をすくい上げました。ゲラの仲間か下の写真イトトンボの幼虫(ヤゴ)とも思われます。尾の形からみるとイトトンボのヤゴであってほしいなんて思いますが定かでありません。また調べておくことにします。

 「渋川のビオトープ」も二年目の夏を迎えておりますが、昨年の夏に姿を見せていてこの夏には姿が見えないものがあります。昨年6月頃から池を繁茂したアミミドロがこの夏観られません。またクサネムも沢山あちこちに生えていたものが、やはり今年は観ることが出来ません。土壌の性質が変わったのでしょうか。昨年はビオトープに持ち込んだ田んぼの土に眠っていたものが一応の芽吹きをし、この夏はこのビオトープに適応出来たものだけが生き付き、成長することが出来たと云うことになるのでしょうか。ちなみに春から夏に姿を見せたカワジシャは昨年には見られなかったものですし、藻のホッスモもこの夏に現われたものです。小さなビオトープのなかでも生態系が顕著に変わりつつあるのが伺えます。

 昨年秋に放流したタナゴが大きく育っています。また先日放流のカワエビの姿も観えます。カワエビの放流時に一緒に入り込んだと思われるゴリもいますよ。まだまだ変化が面白いビオトープです。 

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最終更新日 : 2006/08/12

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