No.115 〜 No.111

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 No.115 2006.06.03(Sat) 9:00   曇り   水温 21.0℃  気温 24.0℃

 青空はないのですが薄日が差し、風もなく少し蒸し暑く感じます。午前9時の気温が高く、すでに24℃を示しています。やがて入梅のを迎える予感がします。

 ビオトープ内の生き物達が活発な動き、姿を見せています。この夏はオタマジャクシのが観られるかもしれません。トノサマガエルが繁みの中に身を潜めていました。産卵した様子は見受けられませんがやがて卵も見付ることと思います。

 夏のトンボの姿が在ります。クロスジギンヤンマの産卵にやって来ていたり、アオモンイトトンボの雌雄が絡み合っている姿も観ることも出来ます。N先生が雌雄の写真を上手く撮ってくれましたので下に掲載します。

 「渋川のビオトープ」に初めて訪れたと思われるトンボで「ハラビロトンボ」の写真を新着情報で載せましたのでご覧ください。また待望のトンボのヤゴの写真が、昨日の小学校青空学級の授業で子ども達とともN先生にゲットされました。

 右の写真はご存知テントウムシ。

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 No.114 2006.05.27(Sat) 9:00   曇り   水温 17.0℃  気温 18.0℃

 どんよりとした雲り空の土曜日。風が強く吹いていて、長く伸びたガマやヨシの葉が大きく揺れています。風もあり、やや肌寒くも感じます。

 先週18日の木曜日にはるばる九州は佐賀県の鳥栖市の女性市会議員さんが「渋川のビオトープ」の視察に来られました。草津市と同様に近年都市化、市街化が進む中で、子ども達への自然環境教育にビオトープがどのように活かされているかを熱心にお聞きになっておられました。また維持管理に地域ぐるみの協力がなされていることにも関心を示されたようです。

 クロガネモチの木、昨秋には葉に黒い斑点が入り、丸く縮まり遂には落葉していまいましたが、春には新しい葉が出、平常通りの元気な姿になりました。秋には紅く染まるであろう実が既に付いており、回復力の強さに一安心ってところです。

 ベニシジミチョウ、アオモンイトトンボの姿が観られます。アオモンイトトンボはオレンジ色した雌と空色をした雄が居て、色の違いで雌雄がはっきりしており違いがよく解かります。初夏に穂を出すイネ科の植物が幾つか在り、ヨシを含めし細い茎の先が強い風にあおられています。

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 No.113 2006.05.20(Sat) 9:00   曇り/雨  水温 19.0℃ 気温 23.00℃

 朝、薄日が漏れていたと思っていたら、もう雨が落ちてきてかなりの強さで降りはじめました。 9時だと云うのに雨が降り出す天気にもかかわらず既に23℃と高めの気温を示しています。台風1号崩れの低気圧が強い雨雲を運んで来たんでしょう。午後からは回復傾向にあるとか。

 春先の草花の一時期が過ぎ、初夏の草花が観られます。

 ハルシオン(春紫苑)にヒメジョオン(姫女苑)。葉はほぼ同じ形をしており花が咲くまではどちらかよく解かりませんがヒメジョオンはピンク色の花をしています。

 初夏に穂(花)を着けるイネ科の植物もいくつか観ることが出来、ヨシ、ガマの林の中に混ざってコヌカグサと思われるイネ科の草がありました。水辺に限らずよく見かける野草の花で、カタバミが防球ネット際にたくさん観られます。これは黄色の花ですがたまに赤色をしたものがありますがムラサキカタバミと云う名前があります。ニワゼキショウ、よくこの時期に芝生公園などで、芝に混ざって花茎が細く伸びた小さな赤紫色の花を見かけることがあります。ハハコグサ、葉の薄毛を帯びた感じが特色で、花はコンペイトウ風、小さな花塊が着きます。

 池のなかのメダカはすでに大きなお腹をしたものが泳いでいます。気温、水温ともに上がってきており、産卵時期を迎えてきているようですよ。先日から今年も五年生の授業でメダカを飼い「生命の誕生」を学ぶ学習が始まりました。ビオトープのメダカをペットボトルの仕掛け(モンドリ)で捕らえて教室の水槽へ移しました。

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 No.112 2006.05.13(Sat) 9:00    雨   水温 14.5℃ 気温 14.0℃

 本降りの雨の朝になりました。GW明けから愚図ついた日が続きます。菜種梅雨じゃなくてすでに本梅雨の走りだそうで、日照時間の少ない五月になるとのこと。紫外線が強いと云われるこの時期の太陽ですが、清々しい五月晴れの陽の光が恋しいものです。

 雨の土曜日、スポーツ少年団の野球の練習をする子ども達の姿や声も無く、ひっそりと静まり返った校庭とビオトープ。

 イグサがよく繁ってきました。株が転移しているようで、これまで見られなかった処でも草丈を伸ばしているものがあります。イグサ以上に拡がりを見せているのがガマの株です。ヨシの繁りを押しやり勢力を拡大させ四の溜りを占拠してしまい、尚も二の溜りから三の溜りを結ぶ小川にも株が目立つようになりました。

 サクランボの実が見事な赤色に染まり、美味しそうですよ。ただ花の後、数個の実が付いていたのですが熟れたのはこの一個だけ。紅くなるまでに鳥に食べられたのでしょうか。

 先週、蕾だったキショウブが花を開かせ始めています。キショウブも株が増えていて昨年より沢山の花が見られます。雨に濡れた花弁も趣なものですよ。見頃はまだしばらく続きます。

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 No.111 2006.05.06(Sat) 9:00   曇り  水温 16.0℃ 気温 17.0℃

 早、五月に入りました。今年は桜の開花が遅れ気味で県内では4月20日頃まで花を楽しめて処があったようです。先週末から始まった今年のGWは近年には珍しく好天続きになりました。それまでは黄砂の影響で晴れても白い空でしたが、気持ちの良い青空が広がり風も爽やかな正しく五月晴れに恵まれました。この連休中に渋川のお祭も終り、近郊の田んぼでは一斉に田植えが行われ、一面に張られた水面には稚苗が風に揺れているのが見ることが出来、既に季節は初夏を向かえています。

 掲載した花の名前で一部誤りがありましたので訂正させていただきます。4月15日付(No.109)で掲載したシソ科の花の名前を「ホトケグサ」と記しましたが「ヒメオドリソウ」に訂正します。

 これまでスズメノエンドウとしてきた赤紫色の7mmほどの花は実は「カラスノエンドウ」といい、「スズメノエンドウ」は薄いピンク色で4mmほどの小さな花であることが解かりました。ここにお詫びして訂正します。

渋川地区では多くの人達がこのカラスノエンドウのことをごく普通にスズメノエンドウと呼んでいたようにおもいますが、どうでしょう。

 キッショウブの花茎が伸びてきていま

す。来週あたりには開花していることで

しょう。黄色い花が楽しめそうです。

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最終更新日 : 2006/07/15

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