No.120 〜 No.116

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 No.120 2006.07.08(Sat)  9:00     晴れ/曇り   水温24 ℃ 気温25 ℃

 前日までの高降水確率の予報に反して青空が拡がる朝になり、雨は降りそうにありません。今朝の小学校のグランドは何時もの少年野球の団体ではなく少年サッカーチームが練習を始めていました。聞くと矢倉小学校の子ども達が中心のスポーツ少年団とか。それぞれの団体の練習場所確保が難しいと云います。学校体育施設の開放を市は提言、実行されているようですが、まだまだ不足勝ちのようにも思われます。施設の数より活動利用団体の数の方がはるかに多いからでしょうか。

 先週の整備作業の後と云うこともあって、ビオトープ全体の見通しが良く、もともと草丈の低いものが今週はよく目につきます。セリやミゾソバは当然のようにそこかしこと在りますが、この夏初めて観る「オモダカ」「クサネム」のまだ顔を出したばかりの小さな葉茎を確認することができました。

 少年サッカーチームの練習に同行してやって来たと云う矢倉小学校低学年のお友達。メダカを追い、アメンボを追いながら歓声を上げていました。自分たちの学校にもこんな池があったらいいのになあと云う声もありましたよ。

 職員室西側の花壇のひまわりが花開いています。

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 No.119 2006.07.01(Sat)  9:00     曇り   水温23 ℃  気温24 ℃

 きょうは午前9時より12時までの半日、今年度一回目のビオトープ整備観察会を実施いたしました。前日までの天気予報での降水確率に反して早朝では薄日も漏れるほどの天気で、少し蒸し暑くも感じましたが作業をするには上々の空模様になりました。

 渋川ビオトープの会会員、PTAふれあい部のみなさん、そして子ども達を含め40数名の参加で見違えるほどにスッキリと整備が出来ました。作業に入る前に作業の要領について説明した筈ではありましたが、皆さんの熱意ある行動力の行き過ぎで、残念ながら綺麗に成り過ぎた嫌いがある結果となりました。動植物の活動成育の勢いのある時期だけにこの整備の行き過ぎはどう影響するか、一方ではいい今後のいい学習になるかも知れません。またもう一月もしないうちに草丈も伸びてくることでしょう。

 今回もこの作業に先立ち、メダカをすくいあげておき作業終了時に、飼育愛好者用に10匹程度ずつを頒布するようにしました。

 刈り取った草の運搬用にとお貸しいただいた軽トラックが大に役立ち、助かりました。ありがとうございました。そして皆様お疲れ様でした。

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 No.118 2006.06.24(Sat)  9:00     晴れ   水温22 ℃  気温23 ℃

 いよいよ梅雨本番かと思われた一昨日の雨の天気でしたが、その後雨は降りません。ましてや今朝は太陽が照りつける晴れの空になりました。北九州地方では豪雨で災害も発生しているようですが、やがて前線の北上で近畿中央部でも強い雨に見舞われることになるかもしれませんね。来週の整備観察会の日には曇り空でいいから雨は降らないで欲しいものです。

 今時は動植物の活発な動きが観られます。先週水路の水の流れを確保するために一部草の刈込みをN先生が行ってくれていた処が、一週間でまた草が水面を覆っていました。網で溜りの中を深くすくい揚げ、観察用のバットに移してよくみてみると小さいながら様々な生き物が棲息していることを実感させられます。来週はこのような観察会を整備作業の前にやってみたいと思います。

 上の二枚の写真は「蛾」の幼虫。さて何れも頭はどちらにあるでしょうか。左の幼虫は“尺取虫”と呼ばれるものの一種。動きを観ていると面白いですよ。

 蝶の写真を二点。とんぼ、真っ赤なショウジョウトンボがこの夏もやってきました。産卵をするのでしょうか。ヤゴの発見が楽しみになります。ホタルブクロの花が今年も咲いてくれました。春先の整備作業で刈り取ってしまったと思っていたので、観ることができ良かったですよ。

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 No.117 2006.06.17(Sat) 9:00  晴れ/曇り   水温21 ℃  気温23 ℃

 翌週21日はもう「夏至」です。月日は早く過ぎて往きます。先週に入梅発表がされてから雨が降ったのは15日の木曜日だけですね。7月に入れば今の沖縄のように、毎日強い雨が降るような日が続くことになるのでしょうか。まだまだ大陸から張り出す気圧の勢いが勝っていると云うことでしょう。

 7月1日の整備作業について、今回の整備作業では主に増えすぎたキショウブとガマを大幅に間引く作業を中心に、アメリカセンダングサやセイタカアワダチソウ、ヒメジオン、オオフサモ、オオカナダモの刈り取りをします。いずれも外来種で、本来ビオトープには相応しくないものとされています。

 夏本番を迎えようとしているビオトープではあいりますが、既に各溜やつなぎの水路では水草が水面を隠してしまうほど繁殖しており、整備作業の日を待っています。二の溜り、三の溜りの藻を少しばかり揚げておきました。また一の溜りではN先生が水路を覆った草を、水の流れを良くするために一部除去作業してくれました。

 ホウキポプラの葉に沢山の毛虫が付き、木の下方部分が食い荒されています。何の幼虫なんでしょうか、食欲旺盛のようで絶えず動きながら貪るようにせっせと葉を食べています。キショウブの花が終り、実が多く観られます。増えすぎるキライがあるため種が落ちる前に刈り取る必要があります。写真を撮った後、全部じゃありませんがこれも刈り取りをしておきました。

 クロスジギンヤンマのヤゴの写真を新着情報で掲載しましたが、先週の通信No.116にアオモンイトトンボのヤゴの抜け殻を掲載したように今週は、このクロスジギンヤンマのヤゴの孵化した後の抜け殻を見つけることができ写真に収められましたので新着情報のページに掲載します。なかなか抜け殻とは云え迫力のある姿をしています。ガマの株の下方二ヶ所で見つけることができ、同日に孵化したように思われます。

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 No.116 2006.06.10(Sat)        曇り   水温      ℃  気温      ℃

 8日“梅雨入りした模様”との発表がありました。と、いいながら週間予報ではきょうからしばらく晴れマークが見られます。曇りの日があっても雨は少なそうですね。梅雨は梅雨らしく雨が降らないとビオトープにこの春に植えた木樹の生育が心配になります。そのうちの一本「アラカシ」の木が枯死寸前になっています。植栽した場所が木にとって水を吸い上げにくいところだったようです。晴れ続きのときは水の補給を考えなければなりません。

 きょうは朝9時のレポートは出来ず「通信」のUPが遅れました。よって気温、水温の表示は空欄です。また今日の写真の取得も叶いませんでした。が、しかしN先生が写真とレポートを送ってくれましたので掲載します。

 長い間、渋川のビオトープでのヤゴを探しておりましたが先週そのヤゴの姿を見、写真にも収めることが出来たのですが、今週はそのヤゴの孵化した後の抜け殻の写真を得ることが出来ました。アオモンイトトンボを多く目にするこ出来ているので、必ずこのビオトープで繁殖はしてる筈だったので、これで証明されたと云うことになるでしょう。次はクロスジギンヤマの孵化の様子や、ヤゴの抜け殻でも見付けることが出来ればいいですね。発見の情報あれば、また写真が撮れればお知らせ下さい。“通信”に掲載していきますのでよろしくお願いします。

 アシナガバチの写真、昨日のものです。昨年夏場にドウダンツツジやヒバの枝の繁みの中に数箇所の巣が見付り、人に害を及ぼす恐れがあるといけないと云うことで除去していただきましたが、この夏も巣作りに来ているのでしょうか、よく見かけるようになりました。7月1日(日曜日)整備作業を予定していますが、注意の程、ヨロシクお願いします。 

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最終更新日 : 2006/07/15

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