No.151 〜 No.155

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 NEW    No.155 2007.03.10(Sat) 17:00   曇り  水温12.0 ℃ 気温13.0 ℃

 きょうは早朝より公民館の事業に相乗りした形で他地域のビオトープの観察に出かけました。参加した人員のほとんどが「渋川ビオトープの会」の会員さん。関心の深さに感謝です。総勢32名。市のマイクロバス満杯で行ってきました。

 で、今朝の定時のビオトープデーターは採ることが出来ませんでした。夕刻5時のレポートです。朝から渋川を含め神戸方面も晴れていましたが、午後からは曇りだし5時の時点では全天厚い雲に覆われてしまったようです。夜半は雨が降るでしょうとのこと。朝方は冷えましたがこの時間は13℃。寒気が入った数日がありましたが日中はもう厚手のコートは必要なくなりました。

 一枚目の写真、シダレヤナギの芽吹きです。背景のベージュ色は新公民館の外壁。二枚目写真はハコベ、三枚目はナズナと言いたいところですがどうもタネツケグサが正解のようです。春の七草、セリはビオトープ内で年中見ることができます。その外にナズナ、ホトケノザ、ゴギョウは探せばきっとみつかるはずですよ。春見付け、春の七草探しを是非やってみてはどうでしょうか。

 四枚目の写真、二週間前の通信では頭を出したばかりの土筆の写真を掲載しましたが、きょうは出揃った感じのする土筆が生垣に沿って並んでいました。このあとはスギナの緑が生い茂ってくることでしょう。残念ながら先週蕾が膨らみ今にも開花しそうだったサクランボの花は、この週の寒気、冷え込みのせいで未だ開くことはなく、やや蕾を大きくしただけの感じがしました。

 二十四節季の「啓蟄」が過ぎました。そろそろ冬篭りの虫達も這い出すことでしょう。

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 No.154 2007.03.03(Sat) 09:00   薄曇り  水温  8.0 ℃ 気温 9.0 ℃

 此処二、三日春にしては珍しく、空気が澄んでいて見通しが良く、空を高く感じたことはありませんでした。この時期なら中国方面からの移動性の高気圧が普通なんですが、西日本を覆っている高気圧がシベリア方面から降りてきたもので、黄砂も含まれていない空気だったからでしょう。しかし花粉飛散のピーク時だと云うことで晴れ域の終盤でもありきょうはやや霞んできています。今朝もやや薄雲が覆う空ではありますが、雲の位置は高く秋曇りのような感じがします。

 きょうは今年度第四回目となる「渋川ビオトープの会」の整備観察会です。ビオトープの迎春準備、春見付けってところでしょうか。ビオトープに入ったところに在るサクランボの幼木に濃いピンク色の蕾が膨らみつつあります。この週には開花するかも知れませんね。

 二枚目の写真、建築途中に架けられていた足場、養生シート(青色)の撤去が始まった“渋川公民館”の現況です。小学校の色合いに合せた外壁が姿を現われました。供用開始は予定を一ヶ月遅れの5月上旬になるそうです。そんな光景をバックにきょうの整備作業が行われました。様子は新着情報にも掲載していますので見てください。三枚目の写真は作業を一段落した時のビオトープ。今はまだ殺風景ではありますが、早くも緑で覆われる自然豊かな夏場の風景が楽しみですねと云う話声が聞こえていました。四枚目の写真はビオトープ隣接の用水路の土砂上げをしているところ。

 子ども達が観察机の裏で見つた蜂の巣。アシナガバチの巣か。放棄したものか少し朽ちて、形も崩れていました。

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 No.153 2007.02.24(Sat) 09:00   薄曇り 水温  4.0 ℃ 気温 5.0 ℃

 暖かい日が続いていましたが今朝は冷え込み、日中もさほど気温が上がらないとのことです。比良山系は久し振りに雪雲が被い山端は見えません。薄曇りの空から時折り風花が舞ってきます。風も有り、冬らしい寒さを感じます。しかしながら暖冬で例年より半月ぐらい早い季節の巡りを観ることが出来ます。最上段の写真は職員室の外、ジャングルジム前の桜の木ですが花芽がすでに膨らみつつありますよ。

 二枚目の写真は何だか解かるでしょうか。昨日今日のテレビやラジオでも“土筆が出た”ってニュースを見聞きしていたところ、渋川のビオトープでも出ているのではと探してみました。見付けることが出来ましたよ。まだ頭だけ、1cmほどではありますが地表から出ていました。よく観ると周りにも幾つかありました。三の溜りの淵と隣接用水路との境、竹生垣の下あたりを探してみてください。きっと見つかりますよ。

 三枚目はヨモギの新芽。この新芽を摘んで草餅、ヨモギ餅にし食べたのは5月の渋川のお祭の頃。そんな記憶がありますが、こんなに早くから芽吹いていれば卒業式、入学式の頃に食することが出来そうで、季節が前倒しになり、歳時記との微妙なズレが出てきそうな気がします。こんなんでいいのでしょうか。

 四枚目は隣接用水路の写真で、ビオトープからのオーバーフローの水が落ちるところです。グランドからの土砂が混ざり水路に溜まってしまっており本来の水路の水の流れを妨げそうになっています。3月3日の整備観察会の折にはここの土砂上げ作業もしますので当日参加の皆様にはよろしくお願いします。

寒水仙 花比べ・・・・ 左八重、右一重(児童通用門横)

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 No.152 2007.02.17(Sat) 13:00   薄曇り   水温  6.5 ℃ 気温 7.0 ℃

 きょうは珍しく午後1時のレポートになりました。午前中雲っていた空から雨粒が落ちてきましたよ。ビオトープを出る頃には本降りの雨になってしまい、傘を用意をしていなかったもので少し濡れてしまう結果になりました。ビオトープ入り口前の百葉箱近くの紅梅の花が見頃です。薄暗い空を背景にいまひとつ艶やかさに欠けますが、匂いはホンノリ感じることができます。やはり半月ほど早い開花ではないでしょうか。今朝は昨日の晴れの天気の後、放射冷却もあり気温が下がり、ビオトープの池ではないですが汲み置かれていた桶の水などには薄氷が張っていました。

 雨粒の水紋が拡がり始めた二の溜り。三枚目の写真は緑色が綺麗?なアオミドロの塊。気温、水温の高い状態で推移してきたこの冬の水の中ではアオミドロの衰退はなく、昨年の秋から引き続き気温が高くなった日には綺麗な緑色の拡がりが観られました。

 ビオトープ内の寒水仙の花の盛りもピークでしょうか。右写真の最下段のものは三の溜りの底に見えたドジョウの死骸。死因は不明。気温水温の高い状態の日があったので春を待ちかねて泥の中から這い出し、一気に冷えた水に慣れることが出来なかったのでしょうか?。そんなことはないと思うのです。「渋川のビオトープ」は隣接用水路からの揚水で、半循環式のためその日、その日の気温に敏感に影響されています。

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 No.151 2007.02.10(Sat) 09:00   薄曇り   水温  8.0 ℃ 気温 9.0 ℃

 朝9時というのに気温は9℃あります。昨日の小雨の一日のあと、きょうも暗い空なんですが寒さを感じることがありません。しばらく暖かな日が続いています。3月も下旬の陽気だそうですよ。小学校近くの家の梅の木は花が7分咲きぐらいまで開花しています。

 一枚目の写真、フキノトウではありませんよ。アップしてあるものでイヌノフグリの若葉です。実際はもっと小さく感じる筈です。やはり暖かさで例年より早く地上に顔をみせています。二枚目はチドメグサで、これは三の溜りへ入る川(水路)の右壁近くの水の中でみつけました。本来はまだ緑の葉をみることのない時期なんだと思いますがね。ビオトープ内では水路の最上流“せせらぎの瀬”で一ヶ所観ることができていましたが、今回の新発見です。三枚目の写真は、結局この冬中姿を消すことなく緑の葉と薄紫色の花を付け通したカワヂシャの群れとミゾソバ(カエルグサ)の新芽(二葉)の一群です。位置は二の橋下。何れも暖かな冬のため自然のサイクルがチグハグに感じます。メリハリのない季節の進み具合、日本らしい四季を実感できるような気象になって欲しいものです。四枚目の写真は三の溜り。二の橋が見えます。この二の橋の向こう下にカワヂシャの群れがあります。

 ご近所の梅の枝先です。

●お知らせ 3月3日(土)午前9時より平成18年度の最後の事業、第四回整備観察会を実施します。どなたでも結構ですよ。是非参加下さいますようお願いします。

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最終更新日 : 2007/03/24

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