No.146 〜 No.150

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 No.150 2007.02.03(Sat) 17:00    快晴   水温  5.5 ℃ 気温 7.0 ℃

 今日は午後5時のレポートになりました。それにしても気持ちの良い快晴の一日でした。昨日未明から降りだした雪は日中一杯で止んでしまい、朝方に積もった雪は午後には溶けて無くなり、結局朝以上に積雪することはありませんでした。一面銀世界って景色がみられなくてちょっと残念!? ってところだったでしょうか。きょう、朝から京都市内ではありますが出かけていました。行く途中の電車の中からは昨日の雪で比良山系はもちろんのこと、比叡山までがある高さで、クッキリと線引きしたように雪化粧しているところと、そうでないところに分かれているのが見えました。高度により気温差で雪の溶けて見えなくなってしまう一線がそこに現われていたのでしょう。京都からの帰りがけ、比叡山の雪化粧はすっかり消えていました。

 夕方5時。立春を迎え太陽の出ている時間帯もずいぶんと長くなってきました。工事中の渋川公民館の防護ネット越しに夕陽が沈もうとしています。ビオトープの位置からですと、太陽も建物の屋根に沈んでいくんだなあなんて考えてしまいました。草津からだと太陽“夕陽”は比叡山の山並みに見え、沈むものと思っていたものです。二枚目の写真、二の溜りの水面に赤く夕陽に染まった校舎の影が浮かびます。今日の水は先週に比べると澄んでいたほうでしょう。気温も少し高くなっていたこともあって池の底にメダカが動く姿が観られました。

 三枚目は昨日の雪に頭を押さえつけられてうな垂れている寒水仙。四枚目はギシギシ、季節外れに花??

 今年は暖冬で、やはり早く春が来るのでしょうか。まだ小さくて硬そうですが木々の新芽はちゃんと顔を覗かせています。左はサクランボ、右はホウキポプラの新芽です。桜は3月中に終ってしまうかもしれませんよ。

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 No.149 2007.01.27(Sat) 9:00    晴れ/曇   水温  5.5 ℃ 気温 6.5 ℃

 よく晴れ渡っています。昨夜の雨から考えると暖かな朝です。明日の日曜日は気温は下がるとのこと、本当かな?なんて疑ってみる今年の冬に変わりありません。昨夜はこの時期には珍しい凄い雷鳴と稲妻がありましたね。暦で云うところの「大寒」が先週に過ぎたばかりではありますが、まるで“春雷”もう春の訪れを知らせているようでした。

 ビオトープも春の訪れを感じさせる被写体にようやく巡りあえることができるようになりました。一枚目の写真は「ミゾソバ」の新芽。二葉が可愛いです。暖冬のためでしょうか、昨年の春はミゾソバの新芽の写真を2月18日付けのビオトープ通信に載せていますが、三週間も早く観るってことで地球温暖化が気になるところです。大袈裟でしょうかね。

 二枚目の写真は昨夜の雨で珍しく水が濁った池の様子です。澄んでいると池の底まではっきりと見えているのですが、今日は池を結ぶ瀬(川)の流れの水も濁っていました。メダカの姿を観ることは出来ませんでした。三枚目の写真は冬の「ジュズダマ」

 上の写真は“菜の花”?でしょうか。例年同じ場所で花を見せてくれています。県短大跡地の草の繁った中、通学道路の歩道からネットフェンス越しに見ることができます。

 右、四枚目の写真は今朝の光景。女の子のお友達同士がビオトープを覗きにきてくれていました。

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 No.148 2007.01.20(Sat) 9:00    曇   水温  1.5 ℃ 気温 2.0 ℃

 今朝は久振りに冷えた感じがします。それでも9時の気温は2℃。なかなかこの冬は池の氷を見ることはありません。 時折薄日が射しますが全天雲に覆われております。風が無く思ったほど寒く感じません。

 ヨシの枯穂の向う、防球ネット越しに薄日も射しそうですが暗く雲に覆われた空が拡がっています。これも冬特有の空模様でしょうか。さほど寒くはありません。

 先週号で「カワヂシャ」が四の溜りで芽吹いていたことを記しましたが、きょう新たにせせらぎの瀬から一の溜りへの落ち口の上で、数株が集まって生えているのに気付きました。自然に出たのでしょうか。

 二枚目の写真は赤い実をほとんど全部無くしてしまったクロガネモチの木。先週までは沢山残っていたのですがこの一週間でヒヨドリに食べられてしまいました。渋川小学校には無い木なのですが、秋口からやはり同じく赤い実をつけるビラカンサもこの時期野鳥の格好の餌になており、実を落とした後のこれらの木々の春先の萌芽を助けているようです。

 三枚目はカエデの枝に取り付いたカイガラムシの一種で「ツノロウムシ」。カイガラムシは種類がとても多く“介殻”をまとったもの。ちなみに「貝」ではありません。このツノロウムシは白い蝋状のものをつけています。写真は雌成虫かと思われます。よく柿の木に付いているのを見かけることがありますね。木の樹液を吸って生きています。

 四枚目、きょうのビオトープ。防球ネットの向うには高層マンションが建ち並んでいるのが見えます。草津駅周辺の建物群です。

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 No.147 2007.01.13(Sat) 9:00    晴れ   水温  5.0 ℃ 気温 6.0 ℃

 今年も早、第二週目に入っています。小学校も新学期が始まり正月気分も抜け、日常の生活が戻りつつあります。正月一三日は渋川の地域では昔から獅子舞正月と云って、旧中仙道沿いの古くからの民家を伊勢神楽の一行が門付けをして廻ります。かつては前日の午後から今日の午前中を門付けで廻り、午後からは伊砂々神社の境内で神楽の出し物の全てを披露、奉納されていました。鳥居前後では露店屋台も出ていたこともありましたよ。もうそんなことは有りませんが、一度地域の皆さんと話合って神楽の全容を小学校あたりで観せて頂くよう手配して欲しいなんて思っています。如何でしょう。

ビオトープ通信には不似合いで場違いな話題と写真です。昔、田んぼの畦道を渡りながら家々も巡る一行の姿は、思い出深い景色として頭に残っています。

 余談が長くなっりました。よく晴れています。昨日は放射冷却の影響もあり、かなり未明の気温が下がり近年には珍しくハッキリとした霜が降りていて辺りは白く朝日に輝いていました。今朝もそこそこの冷え込みを感じましたが霜を観ることもなく、この冬ビオトープの溜りが凍り着くこともまだありません。1枚目の写真、二の橋元で真冬でも緑色濃く生えている「カワヂシャ」?がありますが四の溜りの中にも葉を観ることができました。こちらは春に花咲くことだと思います。二枚目の写真は寒水仙(八重)。殺風景な冬のビオトープの癒し系です。三枚目の写真はクロガネモチの葉にハエなどを誘い込み餌にするクモの種類がいるのでしょう、数匹のハエが糸に嵌まっていました。

 最下段の写真は良く晴れた朝の様子が影でも判っていただけることでしょう。

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 No.146 2007.01.06(Sat) 9:00    雨   水温  6.0 ℃ 気温 7.0 ℃

 2007年(平成19年)、暖かな新年を迎えています。あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

 夕べ、遅くから降りだした暖かな雨は音もなく、風もなく、しとしとと春雨のごとく降り続いています。気温も7℃を示しており、この時期にしては高めではないでしょうか。明日からは暫らく強い寒気団が南下して冬らしい天候になるとのことです。果たして積雪を見ることがあるでしょうか。そしてこの冬、まだ池の結氷を見ていないのですが、どうでしょう。

 一枚目の写真はきょうのビオトープの様子。そんな枯れ草の中からようやく寒水仙の花が開きました。二枚目の写真は雨露に濡れ、うつむき加減の水仙です。三枚目の写真は枝先に辛うじてしがみ付いているように残ったモミジの葉。やはりきょうの雨に露を膨らませ寒そうに見えました。最下段の写真は四の池に繋がる“川”に捨てられたたばこの吸殻。公道に接するビオトープの敷地ではありますが、心無い人の行為によるもの。ビオトープでなくても小学校の敷地内に投げ捨てるような行為は許されるものではありません。たばこの吸殻が見つかったのは初めてのことです。新年早々に非常に悲しい出来事かと思います。

 きょうの「わんぱくプラザ」の“書初め大会”と“餅つき大会”の様子。50名を越す子ども達と保護者、子供会さんの役員さんが参加。

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最終更新日 : 2007/03/24

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