No.171 〜 No.175

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 No.175 2007.07.27(Fri) 17:00    快晴    水温 33.0 ℃   気温 34.0 ℃

 今回の通信は都合により、昨日金曜日夕刻のレポートになりました。快晴の金曜夕刻、日中は34℃まで気温は上がったようで、この時間でも33℃あります。梅雨明け後二度目の快晴青空。暑くても気持ちがいいものです。この火曜日に梅雨明けが報じられました。それまでの予想に反し猛暑日に及ばず、まだまだ凌ぎよい気温で推移しています。天気予報は冷夏の予想へと方向転換されました。でも「夏」はこれからですヨ!

 小学校は夏休みになり二度目の週末、きょうは早朝より「わんぱくプラザ」の事業で桐生自然体験教室≠実施。魚掴みに水遊び、飯盒炊飯に渓流探検など50人を超す人員で楽しんできました。

桐生自然体験教室  左、沢下り探検 右、飯盒焚き

 前号掲載の1mmに満たない卵のようなも・・・・の正体が判りました。「クサカゲロウ」の卵です。この小さな卵から幼虫がかえり、幼虫はハダニやアブラムシを掴み、汁だけを吸い取るというどう猛さで成長していきます。成虫は綺麗な薄いみどり色で、か弱ささえ感じるものになります。一枚目の写真。二枚目の写真は女郎蜘蛛(ジョロウグモ)の幼体ではありますが、果敢にもコガネムシを網にかけたようです。これからスペシャルディナータイムにはいるのでしょうか。三枚目はこの通信二度目の登場だと思います「アオメアブ」です。小さな昆虫などを捕らえて体液を吸います。四枚目は金曜日、ホウキポプラ越しに青空が眩しく感じます。

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No.174 2007.07.21(Sat) 09:00    曇り    水温 24.0 ℃   気温 25.0 ℃

 小学校は昨日終業式が行われきょうから夏休みです。週始めの台風4号の近畿地方の通過は紀伊半島沖を足早に抜け、風雨の被害もなく安堵したものです。しかし直に中越地震が起き、テレビニュースから映し出される画像に阪神淡路大震災を思いだし、大変驚きました。強い台風の通過で、気圧が大きく変化することで海面が持ち上げられる現象がありますが、大地も影響され大地震を誘発するということもあるのでしょうか。この夏休み、地域ぐるみで小学校で三年連続三回目の「防災宿泊体験」が計画されています。皆で、今一度真剣な態度で臨みたいものです。なおこの防犯宿泊体験中、2時間ほどをいただいてビオの会で「川体験」を企画参加します。

 一枚目の写真、昨夜かなりの勢いでの降雨がありましたが未明には雨は上がり、空は一面灰色で雲っていてビオトープも薄暗く感じます。気温は25℃ですが蒸し暑さはなく凌ぎ良いです。整備作業後三週間、梅雨最中で太陽の陽には恵まれませんが草木の緑は膨らみ、川部分を再び覆い尽くそうとしています。

トチカガミの葉に乗っかって・・・・・・・

 二枚目はヨシの葉から垂れ下がった何かの卵のようです。一つの長径が1.0mmほどの大きさです。それぞれが極細の糸のようなもので繋がっています。三枚目はナツスイセンの花。一の橋付近に一輪。ビオの入り口左のサクランボの木の下に出ています。妙なことで雨粒が花びらの裏に付着していました。四枚目はビオトープ外、登下校門の傍花壇のヒマワリです。

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  No.173 2007.07.14(Sat) 09:00    雨    水温 23.0 ℃   気温 24.0 ℃

 台風4号が接近中です。7月の日本列島直撃台風は珍しいそうですよ。雨の日は傘を片手に、カメラを片手に背中を濡らしながらビオトープ内をウロウロ。此処のビオトープは道路沿いに在り、道往く人は変な目でみていることでしょう。

 三の溜り(池)でトチカガミが拡がりつつあります。先月末の整備作業時にはある程度の拡がりを見越し、間引きをしていただいたのですが、このまま経過すると池を覆ってしまう可能性もあります。時期を観てまた引き揚げ作業が必要になるかもしれません。二枚目の写真の黄色いものは?。観察デッキのヒノキの丸太から出てきたキノコの一種。種類は判っていません。湿度が高く、雨降りのこんな日はグングン成長しているのでしょう。三枚目は、ジュズダマの葉が伸びてきたところです。毎年姿を見せていて、定着しているものと思っていましたがこの夏はなかなか観ることがありませんでした。ビオトープ内では定着して欲しいものと、姿を消して欲しいものがあります。姿を消して欲しいと思うものほど定着率が良く、困ったものです。 

ビオの外、登下校門脇の花壇、雨粒を載せたガーベラの花。

 四枚目の写真、ガマの葉に付いた雨粒。水玉の中よく観ると、逆さに映った道向かいのレックスアルティの建物が見えます。

 台風が気がかりな週末になりましたが、週が変わればもう一学期の最終週。祭日「海の日」を経て、土曜日には子ども達は夏休みにはいります。梅雨も明けていることでしょう。カラッとした夏の青空を期待しましょう。

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  No.172 2007.07.07(Sat) 09:00    曇り    水温 23.5 ℃   気温 24.5 ℃

 先週の土曜日、整備作業に参加いただいた皆様には大変ご苦労様でした。次回は9月1日土曜日と決まっておりますので、またのご出席を賜りますようにお願いします。

 九州地方南部は梅雨の末期なのでしょうか、かなり激しい雨が降り災害も発生しています。きょうは近畿地方でも南部は雨模様ですが中部、北部は曇っているようです。これから梅雨明けにかけて、この辺りでも猛烈な雨に見舞われる可能性があるかもしれません。注意をしたいものです。

 一枚目の写真は先週の整備作業の後、一週間経過のビオトープの様子です。ミゾソバが生い茂り水の流れも堰きとめる勢いだった広がりを間引かれ、やや目障りな感があったヒメジオンの白い花や、セイタカアワダチソウが一掃されています。今はスッキリとした落ち着いた景観をみせています。二枚目はハエトリグモ(3mm大)が緑色の虫を捕食しています。

 三枚目の写真はコナラ(ブナ科・コナラ属)のまだまだ小さなどんぐり≠ナす。クヌギの苗木だと云うことで植栽したものですが、葉っぱも、もちろん実も違っていました。落葉樹で葉の形からして、コナラでしょう。

ネジバナにとまるベニシジミチョウ

 四枚の写真はガマの穂をゆっくり下に向かうカタツムリ。体長5mmほどの幼体ではありますが、名前は判っていません。

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  No.171 2007.06.30(Sat) 09:00    曇り・雨/晴れ    水温 21.0 ℃   気温 22.0 ℃

 きょうは午前9時から薄曇りの空の下、本年度第一回目の整備作業を行いました。様子は新着情報で掲載しています。雲の隙間から日差しが漏れたかと思うと小雨が走り、不安定な空模様です。昨日までの蒸し暑さはそんなに感じることもなく、紫外線を気にする快晴の空でもなく、丁度良い作業日和とでもいいましょうか在り難い天候になりました。

 写真一枚目は作業の着手前。手前の白いものはヒメジオンの花です。今回の作業ではこのヒメジオンとセイタカアワダチソウなど外来雑草の引き抜きを徹底しました。二枚目の写真が整備作業後の様子。同じアングルからの撮影。ちょっとスッキリし過ぎになり、観察机も見えるようになりました。これから真夏を迎え、すぐに草丈も伸びてくるでしょうが、たちまち小動物たちの隠れ家が無くなってしまった感じです。

 三枚目は作業の合間、休憩のお茶≠フ時間。

きょうのナナホシテントウムシ

 昆虫の種類も豊富に観ることができるようになってきている我ビオトープ。甲虫類もよくよく目を凝らせば、小さなものですが居りますよ。テントウムシは当然で数種類が確認できます。四枚目の写真は子どもの指先で動くハムシ科、ハンノキハムシでしょうか。またはパラルリツツハムシと云う名前のものでしょうか。ルリ色が綺麗です。子どもの指先、爪の大きさと比べるとそのムシの大きさが想像できるでしょう。

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 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2008/06/14

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