No.276 〜 No.280

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No.280 2009.08.15(Sat) 09:00   晴れ   水温 26.0 ℃  気温 27.0 ℃

 きょう8月15日は終戦記念日です。64年前のこの日、第二次世界大戦が日本の敗戦とともに終結しました。一昨日から乾燥した大気が日本列島を覆い、清々しい透き通った青空が拡がっています。今朝9時の気温が27℃。空には初秋の雲が流れています。14日の未明を極大に今、ペルセウス流星群を観ることが出来ます。澄んだ夜空で、観測には適していますヨ。深夜2時から4時ぐらいが見頃なんですが、是非とも流れ星を観測して欲しいものです。東南の方角、少し高い位置から流れます。また土星の輪が消えて見える時期でもあります。少し倍率の良い望遠鏡でも充分観測できるそうですので、これも観て欲しいですネ。夏休みの自由研究にも適しているものと思います。

給水位置の生垣のセイヨウアサガオ(ヘブンリー・ブルー)

 きょうの写真。一枚目は今朝の青空。秋を思わす高い位置の雲が流れていました。先週の青空の雲とは違って、確実に秋の訪れを感じる雲になっています。二枚目はキリギリス科の幼虫だと思われます。触覚、足を除く体長は1cmほどの大きさです。三枚目は、ジャンノメチョウ科のコジャノメ。毎年姿を現しますが、何処からかの迷いチョウでしょう。四枚目は二の溜まり(池)に出ていたオオカナダモの花です。水面はガマが繁り日陰になっており、例年に比べるとやや花の径が小さく見えました。二週間後には夏草の刈り取り作業を予定しています。夏休みのビオトープ観察は今の内ですヨ。足を運んでみて下さい。

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No.279 2009.08.08(Sat) 09:00   晴れ   水温 29.0 ℃  気温 30.0 ℃

 やや灰色がかった雲が混じるものの、夏の白い雲がゆったり流れています。梅雨明けが昨年よりも二週間も遅く、この週初めにありました。梅雨明けしたものの本来の太平洋高気圧ではなく、北から降りてくる乾いた高気圧に覆われているとのこと。ポプラの木影に入ると涼しくも感じます。陽射しとともに紫外線も強く思われ、日向と影の輪郭がクッキリ見え、そこには夏の太陽があります。白い雲が校歌の歌詞通り、陽を受け輝いているようにも見えます。梅雨明けしたばかりで「立秋」を向かえ、北の高気圧ですでに秋雨前線が出現。不安定な天気はまだまだ続くようですヨ。本来の夏は何処へ行ったのでしょう。

池のメダカ

 きょうの写真。左一枚目はシオカラトンボの♂。ミズアブを捕らえているようです。トンボは肉食の昆虫なんですヨ〜。二枚目はタマスダレの花が咲き始めています。画像では不鮮明なのですが、左にツユムシの褐色型が葉上に居ます。三枚目、先週に少し夏草刈りをしましたが、その後も手を加えていただき小川部の片岸の草を刈りました。足の踏み場もなく夏草に覆われていましたが、これで水場にも近づけるようになりました。8月末には環境一斉作業でスッキリすることでしょう。四枚目は夏の雲流れる空の様子。ビオトープから南方向を見た風景です。画像下、中央の高層ビルの「草津タワー」が完成の運びとなり、きょう竣工式をされるそうです。100m級のビルが草津にも3本建ったことになります。

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No.278 2009.08.01(Sat) 09:00   曇り/雨   水温 27.0 ℃  気温 28.0 ℃

 昨夜かなり強めの雨が降りましたが、一時のことでその後曇り空で推移しています。きょうの午後にはまた前線の通過で豪雨の予報も出ています。長引く梅雨も最終段階でしょうか。きょうからもう、8月。来週には「立秋」を迎えます。日向と影をくっきり分ける夏空の出現は何時になることでしょう。この夏の長雨で、日照不足で夏野菜やお米の生育が悪く、作柄不良の兆しがすでに出てきています。豪雨の影響で災害地のニュースも聞き、土砂混じりの真水が一時に海へ流れ込むことで、沿岸部での漁業にも悪影響がでています。冷夏とは言われていますが、地球温暖化の影響なのでしょう。

マツヨイグサの花(アカバナ科)

 上の写真はビオトープ敷地の道路側、フェンス沿いにマツヨイグサが出ています。最近この辺りでは路傍の草花として見ることができます。左のきょうの写真では、一枚目はアオバナ(別名オオボウシ)でツユクサ科の仲間です。紫露草の栽培種。草津市の市の花になっているのはご存知の通り。二枚目はホウキポプラの幹で止るクマゼミ(セミ科)。60mm〜65mmぐらいで、アブラゼミと同様に大型のセミになるでしょう。うるさいぐらいに鳴いていましたヨ。三枚目はトノサマガエル(アカガエル科)。俊敏で、近づこうとしたらすぐに逃げられました。四枚目はツマグロヒョウモンの♂(タテハチョウ科)。全体の色が浅く、上翅が傷んでいます。春型の末期でしょうか。

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No.277 2009.07.24(Fry) 16:00   曇り/晴れ   水温 30.5 ℃  気温 32.0 ℃

 今週は都合により、一日早い金曜日のレポートになりました。

 いつまでもうっとうしい日が続きます。夏晴れはいまだ見ず。小学校は夏休みに入り既に1週間が過ぎました。朝、子供会で行われているラジオ体操に出掛ける子ども達の姿があります。子ども達の声に混じりセミの鳴き声も聞こえるようになりました。22日、日本中が沸いた皆既日食の話題。この辺りでは70%程度が欠ける部分日食ではありましたが、生憎の曇り空でした。雲の向こう、薄日を伺える時間帯があり、肉眼で観ることが出来たと言う話もはりました。コロナ観測までは当然無理な事ではありましたが、テレビの報道番組で映し出されるダイヤモンドリングに感激した人もあったことでしょう。夏休みの天体観測イベントはこれだけでなく、8月13日深夜1時〜4時(極大になる)にはペルセウス流星群の観測も可能とのこと。夜遅い時間ではありますが、晴れた夜であれば是非観測してみましょう。

部分日食、こんな感じで見えた・・?。(某サイトより)

 きょうの写真。一枚目、夏草で覆われる一の溜まり(池)周辺の様子。二枚目はヒメジュウジナガメ(ナガカメムシ科)体長10mmほどです。三枚目、黄色く見えますがモンシロチョウ(シロチョウ科)の夏型で、春先のチョウよりやや大きめです。四枚目はアシブトハナアブ(ハナアブ科)です。体長11mmほどでしょうか。

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No.276 2009.07.18(Sat) 09:00  曇り/晴れ 水温 27.0 ℃  気温 28.0 ℃

 本来ならもう、梅雨明けしていてもイイ頃なのでしょう。関東地方ではいち早く梅雨明けが発表されましたね。来週の週間予報を見ても、曇・傘マークが並んでいます。近年は梅雨時のしとしと雨ではなく、熱帯雨林地域のスコールのような雨の降り方で、また空往く雲も南方系を思わす流れをしています。地球温暖化の影響が言われ始めて久しく、確実に日本の気象現象も変わりつつあるのは事実だと思います。小学校も夏休み入りました。これからが夏本番!。夏空が拡がると当たり前のように、35℃以上の猛暑日が幾日も続くことになるのでしょうか。元気に新学期を迎えられるように夏を乗り切りましょう。薄暗い曇り空の今朝のビオトープになっています。下の写真はネコハエトリグモです。かなり小さめの固体ではありましたが、アブラムシを捕らえたところの画像です。

ネコハエトリ ♀

 きょうの写真。左一枚目はヤナギハナガサ(クマツヅラ科)の花。一ヶ月前ぐらいから咲き始めており、ややピークの過ぎたような感じです。二枚目はマユタテアカネ(トンボ科・アカネ属)の♂の若い固体のようです。このビオトープでよく見かける種類で、アカネ系のヤゴも確認されており、おそらく此処の池で繁殖しているものと思われます。三枚目は体長3cm近くもあったでしょうか、尾先の白いのが特徴のシオヤアブ(ムシヒキアブ科)の♂。四枚目はアオドウガネ(コガネムシ科)です。

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最終更新日 : 2009/08/22

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