No.301 〜 No.305

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No.305 2010.02.20.(Sat) 09:00   晴れ   水温 3.0 ℃  気温 4.0 ℃

 未明はよく冷え込んだようです。池の一部に薄氷が張っていました。いかし、青空が拡がり、快晴そのものの日和になりそうな一日の始まりです。北西の風が吹き、寒いですがね。昨日19日は暦でいうところの「雨水」でした。氷雪が解け雨水も温む頃とのこと。天気予報では来週は一気に暖かさが増し、春一番のニュースも聞けるでしょうと言っていました。ビオトープの全景はまだまだ真冬の様子を呈しています。それでも風当たりが少なく、日当たりの良いところでは小さな春が観られるようになりました。サクランボの花芽の膨らみは先週お伝えした通り。その他雑草の新芽の緑が見え始めています。下の画像はきょうのビオトープの様子。一見、茶褐色の世界が広がっています

きょうのビオトープ

 左、きょうの写真。一枚目は校庭の時計と風にはためく日章旗。綺麗な青空でした。二枚目は本日のメイン画像になるでしょう、土筆(つくし)が一本顔を見せてくれていました。時期的に速いのかどうか、とりあえずビオトープの確実な春の訪れを感じました。三枚目はヨモギの新しい春の葉っぱ。これから梅の季節でもあり、ウグイス餅(草餅)の材料になりますネ。四枚目は三の溜り(池)の水底の様子です。水温はまだ低く、生き物の姿を観ることはできませんでした。●二週間後の3月6日午前中は、ビオトープ整備作業の日になっています。本格的な春を迎えるべき準備作業の実施日。興味の有る方はご参集ください。

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No.304 2010.02.13.(Sat) 09:00   曇り/晴れ   水温 3.0 ℃  気温 4.0 ℃

 全天雲が占め薄暗い感じもしますが、時折雲の隙間から青空も見え陽射しがこぼれます。9時の気温がやや寒く4℃でした。10時過ぎにはアラレが空から落ちてきたりしました。一昨日の雨は気温も高めで暖かく感じましたが、きょうは北部や北日本ではまた雪の予報がでていました。雪といえば、きょうから冬のオリンピックがカナダのバンクーバーで始まります。当地では気温が高く雪が少なめになっているそうです。ガンバレ!日本、応援したいですね。先週のビオ通信でサクランボの花芽の画像を掲載しましたが、きょうは一部ではありますがピンクの蕾が見られるようになりました。春は確実に近づいている感じがします。

膨らみかけたサクランボのつぼみ

 2月も中旬に入りました。きょうは小さな春見つけを試みました。右の写真の一枚目はコケ(苔)とその胞子体。苔の名前はエゾスナゴケ(ギボウシゴケ科)によく似ていると思うのですが定かではありません。ビオトープも6年目が終ろうとしています。コケ類の姿も見られるようになりました。二枚目はヤマモモの雄花の花芽のようす。ヤマモモは雌雄異株で、雄株の方には実は生りません。三枚目はハハコグサ(キク科)の若葉。春の七草の一つ、御形(ゴギョウ)の別名です。四枚目、冬のビオトープでは生き物の姿がなかんか見られません。ようやく目にしたのが蛾。水面に背から落ちたところなのか仰向けでバタついていました。どこかで越冬していたものが出てきたのでしょうか。まだ季節的に早かったのかも知れませんね。

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No.303 2010.02.06.(Sat) 09:00   雪/晴れ   水温 0.0 ℃  気温 0.0 ℃

 2月にはいりました。節分・立春以降寒い日が続いています。そしてきょうは朝方から雪が舞い、少しばかりですが積雪しました。風が強く雪雲が速く流れ去って往く空は青空がぐんぐん拡がってきており、陽射しが一気に満ちてきました。日本海側や山間部ではかなりの積雪が予想されているようです。天気予報では週明けからは暖かくなるとのこと。最後の寒波でしょうか。10時頃には東方向に近江富士、西方向には比叡山が姿を現し、朝日に照らされ薄っすらと雪化粧をした山並みを見ることができました。比良山系やびわ湖北部方向は雪雲の中にあるようです。ビオトープや校庭も微かな雪化粧。今朝はそんな中の景色をレポートしてみました。下の写真は一面真っ白になったグラウンドから見た近江富士。高いフェンスの向こうは東高校の陸上競技場です。

真っ白なグラウンドから見た近江富士

 左の一枚目の写真、観察デッキ上の積雪の様子。降った雪は気温が低く粉雪で、陽射しが出てきてキラキラと輝いていました。二枚目は三の溜り(池)で一部氷結していました。ここのビオトープは緩やかな流れを保っており、氷結することは稀ではありますが、それでも凍るということは未明はかなり冷えたといえるのでしょう。三枚目は隣接水路に餌を求めて降りたセグロセキレイです。彼等はビオトープ内でもよく見られるものです。四枚目は寒風の中とはいえ、蕾が膨らみ始めたサクランボの枝先です。春はもうすぐ・・・そんな感じを抱かせてくれます。

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No.302 2010.01.30.(Sat) 09:00   晴れ   水温 4.0 ℃  気温 5.0 ℃

 きょうは早朝よりよく青空が拡がり、快晴の天気になっています。朝方は冷え込みがありましたが、9時時点では気温は5℃。風は無く、時間の経過とともに気温はどんどん上がってきたおり、観察を終え帰る頃には8℃になっていました。陽を背中に受け、暖かく感じます。今夜は元旦以来の満月が夜空に観ることがきっとできますヨ。週が明けるとすぐに節分、そして立春を迎えます。1月もあっという間に過ぎてしまいました。これから2月、まだまだ寒い日があるでしょう。しかしビオトープの内外では小さな春を感じるものの見えるようになってきています。風の当らない陽だまりにはテントウムシやユスリカの仲間が観られたり、カラスノエンドウなどちょっと厄介者の雑草達の若葉も出てきています。

朝の光の中、子どもサッカーチームが練習に励んでいました

 きょうの写真、一枚目は指の乗ったテントウムシを撮りました。コノテガシワの葉の間に数匹観る事ができました。二枚目はホタルブクロの冬の葉。寒さで紅葉しています。三枚目は日本水仙。ビオトープ内にはこの花のほかに八重のものがたくさん咲いています。四枚目はノースポールの花。ノースポールは地中海沿岸の北アフリカ、南ヨーロッパ原産の花だそうです。原産地だけでみると暖かい地方の花のように思いますが、日本では真冬から春にかけて花を着け、冬のガーデニングには欠かせないものになっているようです。キク科の花で放っておいてもよく拡がります。

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 No.301 2010.01.23.(Sat) 09:00   晴れ/曇り   水温 3.0 ℃  気温 4.0 ℃

 この20日は暦の二十四節季でいうところの「大寒」でした。厳寒を感ずる頃・・・・・とか。ところが19日、20日、21日は日中の気温が13℃から15℃ぐらいまで上昇、暖かな日になりました。ビオトープのサンシュウの花芽が一段と膨らんだ感じがします。またご近所でも場所によっては梅の花がポツポツと開花しており、季節の進み具合を観ることができそうです。とは、いいながら今朝は22日の雨の後、また寒気が入って来て気温は下がって3℃になっていました。寒暖の差が大きく戸惑い気味です。それでも朝日の中、コノテカシワの葉っぱにテントウムシの姿を観ました。寒風を避け、陽だまりに憩う虫の影を観ると嬉しくなります。

コノテカシワの葉上で見つけたてんとう虫

 きょうの写真の一枚目は、導水路でもある「せせらぎの瀬」のマシジミの貝殻です。瀬の水底は砂地になっており、マシジミが棲息しています。生きているシジミは砂の中に潜りこんでおり姿は見えません。二枚目は三週前にも掲載しましたが、カワヂシャの若葉が少し拡がってきました。三枚目の赤い葉っぱはナンテンの紅葉した葉です。クロガネモチの木の下に出ており、他所から鳥が運んだ種が発芽して伸びてきたものでしょう。四枚目の中央右に見える緑の葉はヤマモモだと思われます。これも鳥が運んだ種が発芽して出てきたものと思われます。ヤマモモは職員室西の花壇の中央に木があり、ビオトープの道路側にも1本あります。何れも実を付けない雄の木のようなのですが。

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最終更新日 : 2010/02/27

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