No.386 〜 No.390

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 No.390 2011.12.10.(Sat) 09:00   曇り   水温  01.0 ℃  気温 02.0 

 先日7日は暦の24節季で言うところの「大雪」でした。「大地閉塞」だそうです。そんな雰囲気がようやく到来。昨日の朝方は比叡山までが冠雪して見えました。そして一日通して比良山系は雪雲の中で、時折見せる山肌は一面濃い雪化粧をしていました。11月、12月の初めも暖かだっただけに冷え込みが堪えます。朝9時の気温が2℃。今季最低気温になるでしょう。池の氷結にはまだ至りません。「大地閉塞」ではありますが、ビオトープでは彼岸花の葉の緑は元気良く見え、寒水仙の花の蕾も膨らんできており、冬を迎えるにはそれなりの冬の花や緑がビオを元気付けるようです。

迎春準備?・・・紅白葉ぼたんが既に植えられています

 きょうの写真の右一枚目は、冬のしぐれ雲に覆われる比良山系。手前は琵琶湖大橋です。時折差し込む陽の光で橋が浮き立ち、虹が架かりそうですヨ。冬らしい南湖からの風景かと思います。二枚目は蕾が膨らみかけた寒水仙。来週あたりには咲いているでしょう。三枚目はホトケノザの花。この花も近年、一年を通して何処かで観られるようにいなりました。年間平均するとやはり暖かいおでしょう。一目を気にしながらひっそりと咲いています。四枚目はすっかり葉を落とし枝だけになったホウキポプラ。立ち込める低く黒い雲の下、風こそ微風ではありますが、急な冷え込みで防寒着を身に着けず出てきたらヤッパリ寒さを感じます。やっと冬!。

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No.389 2011.12.03.(Sat) 09:00   曇り   水温  10.0 ℃  気温 14.0 

 師走、気忙しい12月を迎えています。今朝9時の気温が14℃。関東以北、日本海側は今季一番の冷え込みになっているとのニュースが流れていましたが、この地は曇り空にも関らず何とも暖かい日になっています。昨夜、夜半から未明まで雨が降っていました。ビオの紅葉もしっとりと潤い、イイ色合いを呈しています。さすがに虫達の姿を観ることは出来ないようになってきましたね。雨の後ということもあってか、静か過ぎる雰囲気の12月の上旬のビオトープであります。下の画像はモミジやドウダンツツジの紅葉が目立つ雨後の様子です。路地はシロツメグサやオオバコなど、ヒガンバナ、スイセンの葉、カラスノエンドウなどの緑が覆っています。ホウキポプラ、ヤナギ、サクラの葉っぱが地上へと落ち始めています。

南から北方向を見たビオトープの様子

 きょうの写真、左一枚目はクヌギの葉の紅葉。先週の画像と比べると、一週間でかなり一気に染まってきたようにみえます。二枚目は少し気になる導水路せせらぎの瀬≠フ底に生息するシジミ達。貝殻が非常に目立っています。水質に異常があったのか・・・・。三枚目は今年の春の整備会時に植えたビワ=B給食のデザートに出たものの種を発芽させて育てているものです。背丈が60cm程度まで伸びてきました。四枚目、きょうは「わんぱくプラザ」の年内最後の事業で「餅つき大会」が行なわれていました。年の瀬を感じます。

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No.388 2011.11.26.(Sat) 09:00   快晴   水温  8.0 ℃  気温 9.0 

 快晴の朝を迎えています。やや冷え込んだ気温ではありますが、日中は暖かくなりそうです。きょうは「渋川ビオトープの会」のお出掛け観察会の日。琵琶湖岸を観察するコース設定で、琵琶湖からの冷たい風を予想していたのですが、無風に近いコンディションは参加者の全ての方々にとっても好都合ということになる筈です。きっと良い観察会になると信じて行ってきます。

 伊吹、比良の山が冠雪したと言うニュースがこの週に流れました。昨年より約半月遅い便りだったようです。春の訪れが遅かった今年、そのまま秋の訪れも二週間ほどズレ込んだことになるのでしょうか。ビオトープ入り口に育つクヌギの葉はようやく一部が黄色くなり始めてきた状態です。背中に当る朝陽が暖かい・・・・。

未熟体の多いジュズダマの実

 上の写真は今年のジュズダマの様子。白化した個体が多く、本来の黒光りしたものが皆無です。どういう状況下なんでしょう。右の写真、一枚目はクヌギの葉。二枚目は、アラカシのドングリでここ数日でかなり茶色味を帯びてきました。やがて落下して往くのでしょう。今季はかなり豊作なのかたくさん実が着いています。三枚目はトサミズキの花芽?が見られます。花は来春開花予定のもの。この状態で越冬するのでしょうが、今にも花が開きそうな雰囲気がありました。葉っぱはまだ緑が色褪せてきたところ。ひょっとしたら黄色くなる前に散ってしまうかもしれませんね。四枚目はセイバンモロコシ(イネ科)の植物の穂先。これも半月ばかり遅いかな。

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No.387 2011.11.19.(Sat) 09:00   雨   水温  13.0 ℃  気温 14.0 

 週末の土曜日はホントよく雨が降ります。先週の「ふれあいコンサート」はそれまでの悪天候の土曜日から開放され秋晴れになりました。そのためかコンサートへの来訪者が少なくなってしまいました。そして今週も雨。来週土曜日は渋川ビオトープの会のお出掛け観察会の当日を迎えます。晴れて欲しいですヨ。冬へと向かう前の降雨の一日になりそうで、冷たい雨ではありません。やや気温も高めだそうです。この雨後には寒気が入ってくるのでしょうか。やや強めの雨が降り続き運動場も一面海のようになり、露出した地面が皆無の状態です。草津駅東側のツインタワービルは上方2/3以上がガスで見えなくなっています。こんな雨の土曜日にも関らず、隣地の短大跡地の地盤改修工事の重機が動いています。地盤改修?・・改良?。有害地層の土壌入れ替えのようです。短大は旧農業学科。それ以前は農業試験場が在った処。試験薬品や化学資材などの残留処理か?

登下校通路沿いのサクラの紅葉

 きょうの写真、一枚目は二の溜りで雨が水面を突き刺すように降っており、水面で弾けています。二枚目はヤマモミジの紅葉。イイ色に染まってきていますが、虫喰いの葉も多いのが今年の特徴か。三枚目は来春の開花の準備を始めたミツマタの花芽です。四枚目、気温が高めで推移しているためか地を這う草は緑を保っており、かつ春に勢いを増すカラスノエンドウが新しく芽吹き繁ってきている所が見られます。

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 No.386 2011.11.12.(Sat) 09:00   晴れ   水温  16.0 ℃  気温 17.0 

 ずいぶん久し振りの晴れの土曜日です。青空が蒼く高く拡がりました。秋らしい天気で、お出掛け日和の朝を迎えています。きょう小学校は体育館で地域協働合校主催の「ふれあいコンサート」。例年そこそこの入場者数なんですが、この天気の良さでその数が減るだろうと思っていましたが、やっぱり・・・・でした。お昼12時の開場で、13時開演。15時30分ぐらいまでのプログラム。4組の演奏者が出演しました。草津中学校吹奏楽部の70人以上で編成された演奏は迫力満点の素晴らしいハーモニーを奏でてくれました。準備、後始末にも携わっていたもので当日の土曜日に通信≠フ配信が出来ませんでした。

やや季節遅れ? ウラナミシジミの♂に出逢いました

 今日(土曜日)の写真、右一枚目は晩秋にかかろうとしている昨今ですが、気温の高い状態が続いたせいか、緑はまだ濃い雰囲気があるものの、ようやくサクラの葉もやや赤味を帯びてきています。二枚目は登下校門の脇の花壇で一際目立っている皇帝ダリアの花。皇帝ダリアは近年の園芸用改良種で観賞用に開発された花です。三枚目はキアシナガバチ(スズメバチ科)。気温が下がった朝、身体を温めるようにアラカシの葉上で陽に当っていました。四枚目はこの日の「ふれあいコンサート」の一場面。「槙島プレイボーズ」さんのステージ。渋川小学校の校歌をリクエスト、無理やり挟んでもらい演奏、唄っていただきました。

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最終更新日 : 2011/12/17

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