No.40 〜 No.36

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No.40  2004.11.20(Sat.)  曇り/ 水温 12.0℃ 気温 12.0℃

 

 

 ↑ 「わんぱくプラザ」での“わら草履ずくり”教室の模様。

 今朝は曇り空です。天気予報では午後から晴れ間も出るとのこと。今週は中盤、冷たい雨が降り続き寒い思いをしました。暖房が欲しい時期になりましたね。

 ここのところ、池の水は透明度が高く深みの底までよく見えています。曇り空のせいかメダカは黒く見えて底の方で藻の間にあまり動かずにいます。水温も下がり傾向にあり、晩秋の趣を呈しています。気温とさほど変わることがないようで、初めて迎える冬のビオトープの様子がどうなりますか楽しみです。暖冬傾向にある近年ですが、一冬に一度あるかないかの厳しい寒さの冷え込みが気になるところです。それも自然の成り行きで仕方ないことでしょうが、じっくり冬のビオトープの変化を観察していきましょう。

 初秋、ビオトープに彩を添えてくれた彼岸花の葉が繁っております。花にだけ目がいき、葉はどんな葉をしているか知っている人は少なく、参考になればと思い今回の写真に上げてみました。

 ビオトープに持ち込まれたもののひとつですが、寒水仙が二輪、花開きました。八重咲きのものです。ビオトープにはふさわしくないかもしれませんが、野生種の寒水仙も今の殺風景な景色には暖かさを与えてくれます。

 今日、体育館では「わんぱくプラザ」で“わら草履づくり”“しめ縄づくり”教室が開かれました。一見ビオトープとは関係無さそうですが、自然の中で人との関りでかつて在った風景を再現しようとする試みでもあり、子ども達が学んでくれるのはビオトープの発想に近いものがあると思います。

 11月27日(土曜日)はビオトープの会の第三回整備観察会。参加のほどヨロシクお願いします。

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No.39  2004.11.13(Sat.)  曇り/ 水温 13.0℃ 気温 13.0℃

 昨日、一昨日と晩秋には似合わない暖かい雨が降りました。季節感が薄らぐ日本列島、広く言えば地球環境ですが渋川のビオトープの環境も戸惑いがあるように思うのは私だけでしょうか。小学校の正面広場のケヤキの葉は彩を感じるまでに薄汚れて枯葉状態で散り果ててしまうようです。夏草の新芽がまだ新たに見られますね。

 きょうは雨の後の曇り空、少し肌寒くは感じますが平年気温よりまだ高めだそうです。ビオトープに関係しませんが今日、明日と湖西の安曇川町から琵琶湖を横断して近江八幡大中町までの間を熱気球レースが行われるようですヨ。早朝の開催だそうですが13日の今日は湖上の風が強すぎて中止になったとのこと。明日に順延されたようです。湖上を数十個の熱気球が渡る様はきっと壮観でしょう。時間が有れば観に行ってはどうでしょうか。

 本日掲載の写真、観察デッキ下の溜りにあるオオフサモがまだ青々しく広がりつつあり、池を覆い尽くさんばかりの元気さが見られます。オニノゲシが縁石の隙間から出ており花がついています。菊科だそうで、黄色で小菊の様な花をしています。葉がトゲ状になっているのがオニノゲシと言い。丸みを帯びているのがノゲシと言うようです。

 湿地溜りの一部と、一の橋から観察デッキ下の溜りへの“川”部分で銀色の油膜状の浮遊物を確認しました。有機物の多い水溜りによく観られるものかも知れませんが気になります。一度原因と影響について調べてみようと思っています。なにかご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

 11月27日(土曜日)はビオトープの会の第三回整備観察会が行われます。

 

 ↑ 気になる油膜?の浮遊

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No.38  2004.11.06(Sat.)  曇り/ 水温 13.0℃ 気温 13.5℃

 良く晴れた土曜日の朝、爽やかです。この時期、用水から揚げている水も綺麗に澄んでいて、池の水の透明度も高く中の様子がよく見えます。メダカもまだまだ元気そうに動いています。今日は9時にN先生、Tさんもビオトープにお出でいただいておりちょっとした観察会ができました。

 彩りに欠ける今の季節、ドウダンツツジも色づいておりますが、クロガネモチの赤い実が鮮やかに輝いていますよ。夏の暑い時期に補水が十分ではなかったのか、葉っぱに勢いが有りません。実をヒヨドリなどの鳥が啄ばみに来てもいいのになあなどと思っています。

 防球ネットの外のグランド内ではありますが、椿の花芽が膨らみつつあります。ナナホシテントウムシが止まっていましたので写真に撮りました。

 もう1点、楠(クス)木の葉裏にアオスジアゲハのサナギをN先生がみつけてくれました。この秋中には羽化するでしょうが、少し時期が遅いそうです。卵で越冬することが普通で、成虫は5月から11月上旬に飛ぶようです。クスノキの木、葉に着きます。

 

 ●お知らせ

 11月27日(土曜日)ビオトープの会の第三回、整備観察会が行われます。整備管理作業では、池の縁石の補修と給水口近くの漏水の補修。観察会では川エビ、タナゴの採取と放流を考えています。川エビ、タナゴは伊砂々川で探すことにしています。詳細は後日案内出来るかと思います。皆様の参加をお待ちしております。

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No.37  2004.10.30(Sat.)  曇り/雨 水温 14.0℃ 気温 14.5℃

 前号を配信の後、「新潟県中越地震」のニュースが飛び込んできました。一週間が経ちその惨状が明らかになるにつれ、10年前の「阪神淡路大震災」の様子も頭をよぎります。都会での被災と山間部での被災との差はありますが、いずれも自然の驚異を感じざる得ないものです。台風の被害といい、地震の被害といい悲惨です。改めて防災への意識を確認したいものです。

 10月も明日で終わり。31日は渋川学区「ふれあいまつり」です。「ビオトープの会」のイベントにも皆様の参加をお待ちしております。今日はその準備とこの日のビオトープの様子をお届けします。

 朝から降水確率70パーセントの天気予報。午後には本振りになってしまいました。明日本番は曇り空でもいいのですが、雨さへ降らなければと祈るばかりです。

 屋内展示コーナーでは展示パネル1枚分の割り当て、模造紙2枚に「ビオトープづくり」の経過と、ビオトープ通信の一部をこのホームページからプリントアウトする形のものを貼り付け展示することにしました。お隣の書画のコーナーとは少し違和感が有ります。細かな活字がぎっしり、ちょっと浮いて見えますでしょうか。

 屋外、ビオトープ前では「ネイチャークイズ」の受付席を設け、児童や来校者にクイズに挑戦して頂く計画です。ビオトープ内と小学校構内の草木についてのクイズを20問を答えてもらいます。ビオトープと校内を巡り問題と照らし合わせながら答えていきます。正解優秀者には粗品を用意しているんですよ。是非友達を誘って参加して欲しく思っています。

 今日のビオトープ内は静かですね。蝶もトンボも姿が見えません。生憎の天気のせいでしょうか。暗い夕暮れのようでした。冬には枯れてしまうであろう草が緑の力がなくなりつつあります。メダカは元気ですよ。

 

屋内展示コーナー ↓

 

雨の中準備が出来ました

雨のため写真が暗くりました  ↓ 

 

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No.36  2004.10.23(Sat.)  曇り/晴れ 水温 14.0℃ 気温 13.5℃

 

 

 相次ぐ台風にはいいかげんウンザリではないでしょうか。他府県では大きな災害になっていますが、被災地の皆様にはお見舞い申し上げます。ここ草津では目立った災害も聞くことはなく、幸なことを実感しているところです。続く24号台風も気になりますが大陸高気圧が頑張ってくれると日本列島には近づかないとのこと。しかしながら冷え込んで来るようですよ。まだまだ秋はこれからです。冷え込みが強ければ紅葉も綺麗に色付きますね。ビオトープの「ドウダンツツジ」の葉が赤く染まってきております。

 補修が必要なところがあります。給水口に向かって右側の縁石の裏土が落ち込んでおり、なおかつ漏水が有るようで、用水路の溜りの方へ水が流れ出ているように思われます。もう一ヶ所、湿地帯のやはり縁石が崩れているところが有ります。この2点の補修を次のビオトープの会の整備、観察会の時に行いたいと考えております。予定では11月27日(土曜日)に実施しようと計画中です。その時はごビオの会の皆様には協力をお願いします。追って詳細はお届け出来るかと思いますので、宜しくお願いします。

 左の写真は補修が必要なところです。

 道路側の植え込みとフェンスの間が綺麗に草取りがなされているのですが、どなたの仕事でしょうか。学校側で? それとも熟年会の方々でしょうか。

 

 ●お知らせ

 10月31日(日曜日)渋川学区「ふれあいまつり」が実施されます。ビオトープの会からも活動内容のパネル展示物を出展、またビオトープ周辺でネイチャークイズを計画しており、ビオの会の皆様にはお手伝いをお願いします。当日集合時間、場所は朝9時、ビオトープ前ですのでご協力をお願いします。

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最終更新日 : 2006/08/12

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