No.45 〜 No.41

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No.45  2005. 1. 8(Sat.)  曇り 水温 3.5℃ 気温 2.5℃

 新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

 年末、年始二週に亘り「今週のビオトープ」をお休みさせていただきました。今後とも続けて行きますので、変わらず皆様の協力をお願いします。この年末年始、例年になく雪の天候。珍しく積雪を見ました。昨年のビオトープづくりで石を積み、並べていた頃を思い出しましたよ。寒く感じられますがこれが普通の冬の天候かとも感じ、均してみればやはり暖冬だと云う結果になるのでしょう。地球の温暖化は確実に進んでいます。

 昨年は「災」の一年だったと云うこと。年末には大トリでスマトラ沖地震による大津波という災害が待っていました。今年は災いを転じて「福」となす一年でありますように願いたいものです。

 今日も午前中はミゾレが降る寒く、冷たさを感じる日でした。ビオトープの水は底がハッキリ見えるまでに澄んでいます。メダカは底にへばりつくように固まっています。やはり水温が低いのかな。

 写真は上から、二の溜り、三の溜りの様子。そして全景。下はドウダンツツジの新芽です。

 

 ・お知らせ

 2月5日(日曜日)午前9時30分より琵琶湖博物館において「滋賀ビオトープ研究会」によるビオトープ研究発表会が開かれます。我が「渋川ビオトープの会」も発表参加します。題目は「学校ビオトープづくり」です。時間に都合がつけば皆様の参加をお願いしたいと思っています。

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 No.44  2004.12.18(Sat.)  晴れ 水温 4.5℃ 気温 7.5℃

 今年も残すところ、二週間になってしまいました。暖かい初冬を過ごしていますが、今朝の新聞ではツクシやフキノトウが顔を出しているいるとのこと。この先、この冬はどうなることでしょうか。

 よく晴れ、よく冷え込んだ朝になりました。日の出る前には気温は1℃まで下がっており、我が家では薄氷を水桶の水にこの冬初めて確認することができましたよ。

 今朝のビオトープは9時の様子。水は冷たそうに澄んでいます。メダカは深みの底に集まっています。

 先週、確認出来なかったシジミを発見することが出来ましたよ。給水口近くの“せせらぎの小川”部分。砂地になっており水が絶えず流れているところ。砂に潜っていて、少し顔を出しているのを引っ張り出してカメラに納めました。よく見ると二つ、三つと発見することが出来ます。(写真上)

 タナゴも見付けましたよ。二の溜りの深みにメダカに混じり、メダカより少し長めの魚影を見ることが出来ました。4〜5匹は見られます。

 (写真下)ピンぼけになりましたが、ヒメガマの株にまとわり着くアブラムシです。黒く点々と見えるのがそれです。ガマの水面に近い株に、どのガマの株にも着いており、ヨシなどの他の植物には着いていません。何故か?考えてみて下さい。

 今日の彩り写真(?)は昇降口への通路脇のサクラの木に残る葉です。九分どおり落ちてしまった後の残りの葉。あまりにも鮮やかな赤色に、思わずカメラを向けました。青空に良く似合います。カエデと違った趣が有り、深い赤を感じます。

 

 

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No.43  2004.12.11(Sat.)  曇り/晴れ 水温 12.5℃ 気温 17.0℃

水が緑色に変色? ↓

 

  ↓ 冬の装い 

オニノゲシ ↑

 快晴の天気予報とは違って雲の多い薄晴れの一日になりそうな空です。今日は午後1時の様子です。風はあまり無く、太陽は望めませんが暖かな午後の始まりになりました。冬を迎えた感じがしませんね。

 上の写真で、水の色が少し緑掛かって見えるのが解かるでしょうか。三、四日前の水に比べ、かなり緑色に変色しています。2℃、3℃と気温、水温がかなり下がったことが幾日かありましたが、ここのところの気温、水温の上昇で植物性プランクトンの活動が活発になった結果でしょうか。三ヶ所の溜り部分の水がドンヨリ緑色に濁っています。まるで水温む春先のような感じがします。給水口からの水は透明度良く流れ込んでいるのですがね。これからまた気温が下がってくると、元に戻ると考えられます。

 ビオトープ内はすでに冬の装いなっています。しばらく真っ赤な紅葉で楽しませてくれたドウダンツツジも葉を落としてしまっています。少し暗い雲が水面に映ります。秋の野草、オニゲシの花がまだ咲いておりしかしながらやはり、冬の始まりが暖かいことを感じさせます。

 

 午前中「わんぱくプラザ」の事業で「凧作り」教室をしましたよ。昔ながらの和凧(四角)と、レジ袋凧の製作を親子の共同作業で作ってもらいました。お昼前からビオトープの外グランドで、作った凧をさっそく揚げてみました。生憎風に恵まれず、グランドを駆け回っての凧揚げになりましたが、雲の多い空でしたが幾つもの凧が宙を舞いました。レジ袋凧は軽いこともあって少しの風でも良く揚がりましたが、和凧はバランスの取り方が難しく、中にはキリキリ回転して揚がらず終いの作品もありました。

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No.42  2004.12.04(Sat.)  曇り 水温 10.5℃ 気温 12.0℃

 昨日の快晴にウって変わってどんよりとした曇り空です。昨日の朝方の気温が4℃に比べ今朝は9℃ぐらいで、風もなく暖かな一日の始まりでした。この時期にしては珍しく日本列島の南には台風27号が在ります。今年は台風の発生が早く、そして初冬を迎えた今でも台風の言葉を聞くのは、やはり地球の温暖化の現れなのでしょうね。今日は午後からは雨の予報。

 ビオトープの外、グランド西側のネット際のサザンカの花が開こうとしていました。色取りに載せてみました。

 ビオトープでは季節がずれていますが西洋タンポポの花がまだ名残りで咲いており、綿毛も見ることが出来ます。夏場の草になりますが、これまで写真の掲載がなかったので載せてみます。オオバコギシギシ

 先週の整備観察会には沢山の出席を頂き、ありがとうございました。ビオトープは少し殺風景な感じがしないでもないですが、すっかり冬を迎える装いになりました。放流したタナゴを目を凝らし水の中を探してみますがその魚影を見付けることが出来ません。どこかに隠れてしまっているのでしょうか。水は透明度良く澄んでいますよ。メダカも池の底近くあまり動くことなく同じ方向を向き、ジッとしています。水温も下がり今は10℃前後で推移しているようです。

 

 ビオトープとは話題が外れますが、来週11日土曜日午前8時30分から同小学校ふれあいホールに於いて「わんぱくプラザ」の事業で“たこ作り”教室を開きます。親子での参加で行いますが定員に少しの余裕が出てしまい空席が残っています。大人が童心に返って楽しめる和凧の製作ですので、興味があれば是非覗いてみて欲しいです。  問い合わせは第二公民館まで。

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  No.41  2004.11.27(Sat.)  曇り/ 水温 10.0℃ 気温 12.0℃

整備作業風景 

 

近隣河川で捕獲したタナゴを放流する 

 

 朝から曇り空です。気温12度と幾分寒さを感じますが、それでも昨日の朝方より気温は高めです。

 今日は渋川ビオトープの会の今年度三回目となる整備・観察会。大人21人、子供6人が参加いたしました。2班に分かれ、近隣河川へのタナゴ、川エビ捕りと、ビオトープの整備作業です。ビオトープの会の他に、小学校のPTAさんのビオトープ班の方々も参加して下さっており、予想以上の人数をもって作業をすることが出来、早く終えることができました。

 春にメダカを放流し、これまでメダカのみの池としてきましたが、メダカの順調な成育、繁殖も観られた夏場を過ごすことも出来、種の増やすことも必要かと言うことでタナゴ、川エビを入れてみることにしました。池の環境が少し変わることと思います。

 整備作業では池の縁石が一部崩れていたものを補修することと、給水口からの漏水を止めること、水草の間引き作業、流れ込んだ泥を上げる作業をしました。

 捕獲班では2〜3回の網入れでタナゴを40匹程度をすくい上げることが出来ましたが、川エビの捕獲は叶いませんでした。時節柄水温も低くなっており、姿を見ることも出来なかったようです。タナゴは二枚貝に産卵するということもあって、シジミも捕り持ち帰り、子供達の手で砂地部分に放流しました。

 タナゴは日本には3属15種がいるとされており、今回ビオトープに入れたものは琵琶湖産シロヒレタビラかと思われます。同じ琵琶湖産でイチモンジタナゴという名前のものがいますが、これは絶滅危惧種だそうです。タナゴについてのホームページを見つけましたので参考に見ていただきたいです。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~tanago/# 

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最終更新日 : 2006/08/12

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