No.446 〜 No.450

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 No.450 2013.04.06(Sat)  9:00  曇り  水温  17.0 ℃  気温 18.0℃ 

 午前9時、曇り。雨はまだ降り始めていませんでした。気温18℃。生暖かい南寄りの風が時折強く感じます。今季何度目かの爆弾低気圧が前線を伴い接近中だそうです。一荒れ来そうな空模様になっています。満開中の桜の花びらが吹き飛ばされそうですヨ。このレポートを作成を始めた10時頃には雨が既に降り始めていました。きょうから明日にかけて台風並みの荒れように注意をするよう、天気予報が伝えていました。この様な天気はかつて50年ほど昔には無かったこと。人の営みの中、地球は少しずつ変異を起こしてきているのは確かだと思います。

水が無く、底を表した一の溜まり

 4月に入り、農家では稲作の田植え準備時期を迎えています。郊外ではトラクターが耕起する姿が観られます。ビオトープの水源、隣接水路の整備などが行こなわれたのでしょう、ビオトープの導水に施しておいた堰が除かれていました。その結果、減水してしまいポンプが止まっていたようで、ビオトープの水が一部で干した状態になっていました。応急処置をしていただきましたが、農業関係者との間で、現状の把握が出来てないのが心配です。田植えシーズンに入ると水位が上げられるのですがね。

 きょうの写真、右一枚目は四の溜まりの葦の新芽。一斉に伸び始めました。二枚目はさくら同様に只今満開中のヒメコブシの花。今日明日の風雨で飛ばされそうです。三枚目はムラサキサギゴケの花も咲きだしました。四枚目はコメツブツメグサ。カラスノエンドウも花をつけています。

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 No.449 2013.03.30(Sat)  9:00  晴れ  水温  10.0 ℃  気温 11.0℃ 

 平成24年度も最後の土曜日になりました。先日、小学校教職員の異動の発表があり、離任式が行われました。慣れ親しんだ職員の方がまた出ていかれます。それに替わり新任者も含め新たな出会いがある訳ですが、ビオトープを理解していただくのにまた幾時間が必要になるでしょう。出会いと別れが学校でも繰り返されて往きますが、学校そのもの、ビオトープそのものはず〜っとそこに在ります。また学校を見つめる地域社会もそこに存在し続けます。継続性のある維持管理が絶えず問われている学校ビオトープです。此処のビオトープも完成以降10年目になります。これからもビオトープ活動に興味のある方、理解ある方の力を借りて子ども達の学習の場を、また地域の方達の環境学習の場、コミニケーションのとして管理していけたらと思っています。これからもヨロシクお付き合い下さいますようにお願いします。

五分咲きのサクラです・・・

 ビオトープは雑木の花が一斉に開き始めています。きょうの写真、左一枚目はミツマタの花です。昨年秋に折られてこともあり応急処置を施しておいたのですが、やはり中途半端な花の付き方、形になっています。土壌の栄養も不足気味ではありましたがね。二枚目はヒメコブシ。これは昨春より花が多く付いていますよ。三枚目はトサミズキの花です。いまだに苗木の域をでない幼木ですが、植栽後三年目、なんとか定着してくれているようです。四枚目はショウブの新しい株です。このショウブはサトイモ科の植物で、本来のショウブ≠ニ呼ばれるものです。

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 No.448 2013.03.23(Sun)  9:00  曇り/晴れ  水温  9.0 ℃  気温 10.0℃ 

 気温10℃、雲が多く日差しが遮られているせいで寒く感じます。風はあまり無いようです。東京では桜が満開になっており花見客の話題がテレビから聞こえます。渋川の地ではもう少し開花は先か?・・・花芽から蕾に変わり、早いもので膨らみの先が赤く色づいてきているものが観られる程度です。先週満開だったサクランボの花は花びらを朽ちらせ、シベだけが残っていました。受粉できたのかが心配です。小学校は先の火曜日、19日に卒業式がありました。第10期生の巣立ちでした。月が変われば入学式、ビオトープも新しい子ども達を迎えることになります。その頃に桜の花が満開になればいいですね。緑も今よりはもう少し目立つようになっていることでしょう。

卒業式を彩ったプランター植えの花

 きょうの写真、右一枚目は蕾の先が淡く色付いた桜。早いもので、ようやくこの様な状態です。開花は何時になるでしょう。二枚目は地上を覆う緑が目立ってきましたが、それがコレ、カラスノエンドウ(マメ科)。繁殖力が強く他の草の生育も阻害する嫌な草の一種です。三枚目はミゾソバ(タデ科)の若葉。コレは整備作業で間引きが出来ており適当な繁りが観られます。四枚目は今日出会った生き物、ナシケンモン(ヤガ科)と言われるガ≠フ二齢幼虫ぐらいだと思います。先週はメダカやアメンボを見付け、今週はガの幼虫を発見しました。徐々にですが、季節が進むにつれて生き物の姿も観られるようになってきました。新学期が始まり、子ども達や職員が落ち着く頃には春見付けの授業も実施してくれるでしょう。

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 No.447 2013.03.16(Sun)  9:00  快晴  水温  6.0 ℃  気温 7.0℃ 

 二週間ぶりのレポートです。今朝は快晴、無風。気温が低いのですが、日差しは暖かく優しい感じがします。青空が澄み渡り、黄砂や花粉・PM2.5も含まない清らかな空気を胸いっぱい感じ取れる一日になりそうです。ビオトープは昨年に比べ、およそ半月遅れで季節が進んでいます。暖かさが続く陽気になれば一気に春が走り出すと予報されていますが、どうでしょう。サクラの花芽も膨らみかけてきています。まだ「蕾」とは言えませんがネ。寒さが厳しかったこの冬だと言われますが、北極の氷は決して大きく広がったわけではなく、一度融け出した氷が一冬でその一年前の状態には戻らないと言います。大きな流れで言うとやはり温暖化は進んでいるようです。極端な気象の変化は大気汚染が止まらぬなら、これからも加速するでしょう。

春の兆しが見えるようになりました

 春の兆しが観えるようになった今日の画像、左一枚目はサクランボの花。満開状態ですが、気温が低いこともあって虫の姿が見えません。受粉できているのかどうか心配です。紅い実ができるのが楽しみなんですがね。二枚目はシダレヤナギの花穂。ヤナギの細枝は黄緑色した花でこれまでのビオトープの褐色の世界から春を目覚めさせてくれました。三枚目は寒水仙(日本水仙)。コレも一ヶ月以上遅れて咲き出しています。四枚目はアメンボ。池の水温もやはり低めですが、日差しで日中は上がるのでしょう。生き物が動き出しました。水底のモノアラガイ、メダカの姿も観られました。そう!土筆が出ていましたヨ・・・。

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 No.446 2013.03.03(Sun)  9:00  曇り/晴れ  水温  3.0 ℃  気温 4.0℃ 

 いよいよ年度最後の月を迎えています。年明け後、慌ただしく月日が流れてきています。今週の木曜日は日中の気温が15℃まで上がる春本番の陽気ではありましたが、その翌日の雨の後、一気に1月末頃の気温に下がり非常に寒い思いをしました。昨日の土曜日は雪が舞う一日でもありました。今朝のビオトープの池の水はかなりひどく濁っていました。この時期の滅多に濁ることがないのですが、原因は隣接地で進む宅地造成の工事現場から排出された泥水のようです。まだ1年先頃まで続く工事で、たびたびこうして水を汚されることは、このビオトープの池の水に決して良くないものだと思われます。対策を考えて頂きたいものです。今日のレポートは日曜日のものになっています。今日はビオトープの年度末の整備作業の日。例年3月の第1土曜か、日曜日に実施してきているもので、春を迎えるための整備作業として定着しています。

隣接地、宅地開発工事が進む

 右、きょうの写真から一枚目は濁水が流れ込んだ池の様子です。二枚目はきょうの整備作業着手前の様子で、黄色の旗は要注意植物を示しています。除草作業で残すべきものの注意を促すものです。三枚目はきょうも子ども達がたくさん参加してくれました。一輪車で除草した草を搬出してくれていました。キショウブノ株切り、ガマの根切り、ヨシ刈り、キシュウスズメノヒエの根切りまど水路を快適にしました。木柵の補修、観察机の補修も出来ました。植木の株下の周囲を掘り、肥料を施す作業もしました。例年より寒さが続いた2月、3月、これで春を迎えられます。

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最終更新日 : 2013/05/18

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