No.541 〜 No.545

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No.545  2015.08.29(Sat)  9:00  曇り   水温  24.0 ℃  気温 25.0℃ 

 8月末の土曜日です。午前9時気温は25℃、曇り空ですが蒸し暑さがあります。風はなく、少し歩くと汗がじんわりと額に滲んできます。小学校は既に26日から二学期が始まりました。盛夏の頃に比べ幾分気温も下がり目、過ごしやすくなっていて新学期は快適にスタートできそうですね。先週、学校一斉環境整備が行われ、ビオトープの整備も少し実施することができました。少しずつ初秋を思わせる景色も観えるようになってきています。水面近くはシオカラトンボに支配されていますが、上空はウスバキトンボが舞い、グラウンドの広い空間とを行き来していました。やがてアカネ系のトンボも姿を現すことでしょう。アラカシのドングリがドングリらしい形に育ってきています。エゴノキの実もやや褐色に染まり始めているようです。ヤマボウシの実は何処か消えて無くなっています。ビラカンサスの実も目だって大きくなてきていますヨ。わずか2個確認しているサンシュウの実も確実に大きくなりつつあり、黄色味を帯びてきています。

サルビアの花(花壇)

 今日の写真、左一枚目はタマスダレ、ヒガンバナ科。9月のお彼岸頃にはヒガンバナも咲くでしょう。二枚目はクサネムの花の部分、マメ科です。三枚目は初秋のシンボル、ウスバキトンボ。 赤トンボの仲間とはチョッと違います。四枚目はヤマトシジミの♂。春先はツバメシジミを多く観ますが、この時期は何故かヤマトシジミの方が圧倒的に観ることが多いです。ビオトープの観察は土曜日にできましたが、ホームページにはきょう、日曜日のレポートアップになりました。

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No.544  2015.08.22(Sat)  9:00  曇り時々晴れ  水温  23.0 ℃  気温 24.0℃ 

 夏休み最終週の土曜日です。学校一斉環境整備の日です。新学期を迎えるにあたり、校舎内外、グラウンドもビオトープも一斉の環境整備です。PTAさんたち、教職員、5・6年生の児童も出席です。そして渋川ビオトープの会の関係者はビオトープの整備担当として頑張りました。曇り空、一時の猛暑日ではないにしろ、蒸し暑いコンディションのなか、草木の間引き作業や、水路の土砂上げ中心の作業に徹しました。作業の着手前と作業後との景色に大差はないのですが、6月末の作業では丸刈り状態のビオトープでしたが、今回はそれを避け、生き物の居場所を確保するためにあまり刈り込みをしないことにしました。外来種の駆除と増えすぎた一定の草の除去だけにとどめました。池の中ではアメリカザリガニが増えていて、子どもたちにはザリガニ釣りをやらせ、数十匹もの釣果があり驚きでした。その他の池の中の生き物の姿が薄くなった訳はコレだったようです。まだまだ潜んでいそうですよ。駆除しなくては・・・・

8月1日のビオトープ

 今日の写真から、右一枚目は整備作業後の様子ですが、いつもと変わらない景色になっています。二枚目は導水路、ココの草や石の隙間から伸びたヤナギの根っこなどは削ぎ取ることがことができました。三枚目はウスバキトンボ、このトンボが空き地などを旋回するようになると季節は秋へと進み行く知らせのようなものです。赤トンボの仲間ですよ。四枚目はアブラゼミの腹部面からの画像です。お盆を過ぎて、アブラゼミ、クマゼミの鳴き声は止まり、ツクツクボウシの鳴き声に変わってきました。

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No.543  2015.08.08(Sat)  9:00  曇り   水温  29.0 ℃  気温 30.0℃ 

 8月8日(土曜日)「立秋」です。秋の気配が立つ・・・雲っていますが、朝9時の気温がすでに30℃。気象庁の毎日の気温を見ていると34℃止まりなんですが、実際は35℃を雄に越えていることはみなさん承知の通りです。何故簡単に35℃もの気温になるのかの解説をするのに「太平洋上の高気圧の勢力が強くて、日本列島を覆っています」ぐらいのもので、その原因は地球の温暖化にあり、そもそも人間生活の活動の中での環境破壊が要因していると解説しないのは何故だろう。発展途上国や中国の経済発展を阻害する発言ということに繋がるからであうか。今を生きる者にとって、この温暖化現象を食い止め、解消に向かわせるのは責任だと思いませんか。目先のもうけ主義だけに走る傾向の世界は考え直すべきでしょう。地球の寿命を人の手で縮めることはしてはいけません。戦争化に動きつつあるような雰囲気がありますが、コレも地球の寿命を尽きさせることに繋がりかねませんからね。核でも使われたら取り返しがつかなくなるでしょう。 

登下校門 と ひまわり

 今日の写真、左一枚目はショウリョウバッタ。キチキチバッタと呼ばれている。オスは飛ぶときに「チキチキチ……」と音を出すことからそう呼ばれた。二枚目はスズバチ、スズメバチ科の狩人バチです。三枚目はハナバチの仲間、12mm程度少し大きめのヒメハナバチか? 同定ができていません。四枚目は今日のザリガニ捕獲分、このあと10匹程度釣り上げました。まだまだ居そうです。ザリガニ釣り歓迎。釣り人募集中!

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      No.542  2015.08.01(Sat)  9:00  晴れ   水温  28.0 ℃  気温 29.0℃ 

 8月に入りました。毎日暑いです。午前9時現在で既に29℃になっています。びわ湖西岸の比良・比叡の山並みが快晴の天気にも関わらず観えません。空気中の水蒸気が多く、湿度が高い状況になっているのでしょう。台風11号が去ってから35℃以上の気温が当たり前になっています。異常気象になっていることは間違いない事実でしょう。近い将来にはどんな気候が待っているのでしょう。地球の自然はどのように変化をしているのでしょうか。一部研究者は過激なまでに未来を危惧して、警鐘を促していますが、今現在、行政規模での大きな動きは、ないように思います。それどころか地球の自然破壊に直結しそうな戦争法案が、世間に気付かれないよう進められています。何が優先されるべきものなのかを考える必要がありますネ。地球規模でたとえ1国だけでも自国の目の前の発展だけを進めれば、やはり自然のバランスの崩れるスピードを止められないでしょう。小さな学校ビオトープでも地球の環境を考えることができる筈です。木陰を抜ける風は生温いものがあります。それでも夏の最中、影は有り難いもので、汗が止まります。

8月1日のビオトープ

 今日の写真から、右一枚目はスジコガネ。サクラの葉を食べていました。二枚目はアブラゼミ。三枚目はクマゼミ。かつて西日本、東日本と棲み分けていたものが近年一体化しています。これも温暖化の影響か? セミの声、暑さが倍増するけたたましさがあります。四枚目はムシヒキアブ科のアオメアブの♂です。大きな肉食系のアブです。8月22日の土曜日は環境整備の予定が決まっています。ビオトープの整備作業も同日開催です。

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No.541  2015.07.25(Sat)  9:00  晴れ   水温  27.0 ℃  気温 28.0℃ 

 7月最終の土曜日。青空が拡がっています。台風12号がもたらす太平洋上の暑い空気が西日本、関西地方にも入ってきているらしく日中は猛暑日になりそうとのことです。午前9時、気温は28℃。日射はかなり強く感じます。紫外線も強いはずです。一昨日が暦で言うところの「大暑」。暑い筈です。そして昨日が鰻の日「土用の丑」でした。今年は鰻が高値だそうで、皆さんの口に入ってかどうか聞きたいものですネ。土用丑の日は春夏秋冬4季にわたって巡ってきます。しかし現在鰻を食べる習慣があるのは「夏の土用丑の日」だけです。本来鰻の旬は冬だそうで、一年通して売れることを狙って江戸時代、当時の平賀源内がうなぎ屋に頼まれて妙案を出したことが起源で、風習として残ったのだそうです。商売人が消費を増やすために仕掛けた戦略に、庶民はまんまと嵌ったってことのようです。2月の節分に巻き寿司「恵方巻」を食べると言うのもコレにあたります。

秋にも似た 青空と雲

 今日の写真、左一枚目はシオカラトンボの♂。一の溜りを独占しているのか、違う♂が近づくと、スクランブルをかけていました。二枚目はセリの葉を懸命に食べていたキアゲハの三齢幼虫。他にもう1頭が確認できました。無事、蛹になり成体になるように祈ります。その傍らに若いイナゴが居ました。三枚目はけっこう大き目なトノサマガエル。ダルマガエルでしょうか。ウシガエルを観たという子ども達の情報がありましたが、このカエルのことかも知れませんネ。四枚目は経てミズキ科のヤマボウシ。実が膨らみつつあります。此処で完熟まで育つといいのですが。子ども達のいたずらで無くなるか、鳥に食べられるか・・・・。

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最終更新日 : 2013/12/21