No.561 〜 No.565

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 No.565  2016.02.27(Sat)  9:00  晴れ/曇り   水温 3.0 ℃   気温  3.0℃ 

 三寒四温、今朝は3℃と冷えましたネ。暦でいうところの「雨水」も過ぎ、一週間後には「啓蟄」を迎えます。雨水も温む頃となり冬ごもりの虫達も這い出し、その姿をやがて観ることが出来るでしょう。2月最終週の土曜日、ビオトープの小さな春を探してみました。池の中を含め生き物の姿はまだ観られません。水辺ではキショウブ、ショウブの新しい春の葉が伸びてきています。セリが瑞々しく繁っています。ヨモギの若葉が出ています。土筆はもう少し経ってからでしょうか。花木の花芽が膨らみ、マンサクの花が咲きだしました。ジンチョウゲはもうすぐです。サンシュウの花芽も観えるようになりました。サンシュウ、サクランボの花は10日ほど先には咲いているかもしれませんネ。ハナモモの雄花序が目立つようになっています。寒水仙はやがて終わろうとしています。花の無い冬場を水仙の花は、長く乾いたビオトープを潤してくれていました。きょう、まち協では年度末の事業でもある「花植え」と「じゃがいも植え」を実施されるようです。かまどベンチで「汁焚き」も行われるようですヨ。

花植え、じゃがいも植えの準備をする まち協スタッフ

 今日の写真から、左一枚目はマンサクの花。昨年は咲かなかったものですが、なんとか今季花を観ることができました。薄い和紙のリボンみたい花弁が面白いです。二枚目の画像はジンチョウゲ。三枚目は今にも殻が弾け、幾つもの花が飛んで出て来そうなサンシュウの花芽。四枚目はサクランボの花芽、蕾が覗いています。来週はビオトープ整備作業の日、花木類の花で一番早く花開のがこのサクランボの樹、その日には開花しているでしょうか。

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No.564  2016.02.13(Sat)  9:00    曇り   水温  8.0 ℃  気温  9.0℃

 曇り空ではありますが暖かな朝になっています。春一番を告げる低気圧が接近中とのこと。未明に少し雨が降ったようですが、この時間は止んでいます。薄日が射しそうで射さない、青空が見えそうで見えない、なんとももどかしい空模様になっています。本格的に春の雨になるのは夕刻からか、明日の日曜日一杯は愚図つき気味の天気になりそうです。この前線を伴った低気圧が通過した後は、また冬型の気圧配置になり、気温が下がり日本海側、北日本では雪の降る日がしばらく続くそうです。この暖かさで虫たちが冬の眠りから覚めて現れてくれるのが望みではありますがまだまだ先のことでしょうか。今日は水の温みもあり、“蚊柱”を観ました。蚊ではなくユスリカの仲間ですヨ。ちょうど目の位置の高さ、なかなかうっとうしいものです。三週間後、ビオトープの整備作業の日になっています。この日暦は「啓蟄」、整備作業の前に春の生き物観察会ができるでしょうか。生き物たちの姿が観られますように期待したいですね。

雨の後の定番といえば、やっぱり水珠写真!

 今日の写真から、右一枚目はビオトープ南の融水路から北方向を見た様子。冬枯れのヨシやジュズダマが朽ちてそのボリュームを減らしています。二枚目は二の溜り、観察デッキの上からの様子です。水中に生き物の気配は観えません。三枚目、サクランボの花芽を撮っていたらクモに出会いました。アシナガグモ科の仲間でしょう。花芽と比べるとかなり小さ目です。四枚目は花壇植え込みのスノーポールの花。例年、種がこぼれてひとり生えした花をたくさん見かけたが、今年は何故か少ないようです。

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 No.563  2016.02.06(Sat)  9:00   曇り/晴れ   水温 3.0 ℃   気温  4.0℃ 

 薄日が差す午前9時。気温は4℃。さほど寒くは感じません。風がないからでしょうか。およそ例年の2月の気候とチョッと違う気がしますね。厚手の防寒着は今季、着ませんでした。もう着ることもないでしょう。昨日、サクラの開花予報が出されていましたが、どうやら3月末ぐらいの開花になる様子です。例年より1週間から10日程度早く開花するとのこと。春が待ち遠しいのではありますが、そんなことで喜んでいてもいいのでしょうか。黄砂やPM2.5 スギ花粉などが空気に混じる嫌ナ季節でもあります。関西圏では桜島の火山灰までが飛来するのではという人がいます。綺麗な空気はお金を出して買うという時代が来るのかも知れませんヨ。今を生きる私たちは、次世代に綺麗な空気、綺麗な環境、綺麗な地球を伝える義務がある筈です。何が出来るというものでもありませんが、生きて往く中で常に環境の変化や周囲の動向に敏感に暮らしていくことも必要じゃないかと思います。国家は情報の公開は消極的です。自然環境に無知でいるよりは、積極的に見聞きし、気付くことが必要になってくるでしょう。

アサガオの実殻

 今日の写真から、左一枚目はまだまだ冬枯れのセピア色が拡がるビオトープの様子です。そんな中でも春の準備を進めている草木があります。二枚目の画像は此処では春先最初に開花するウメの花に次いでサクランボの花が咲きます。その花芽はまだ固そうで、蕾にまで至っていないようです。三枚目は八重咲きの寒水仙です。四枚目は既に葉を伸ばし始めたキショウブ。他の水辺植物より早く成長は始め、場所を独占しようとする勢いが感じられます。生命力の強い外来種の植物です。

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No.562  2016.01.30(Sat)  9:00    曇り   水温  6.0 ℃  気温  7.00℃

 1月最終土曜日のビオトープです。昨日からの雨は止んでいます。この時期にしてはたっぷり目の雨だったようです。朝9時の気温が7℃、そんなに寒くは感じません。最近の10日間ほどがやや寒かったからでしょうか。昨夜までのこの雨も冷たい雨ではありませんでした。2月3日は「節分」、4日は「立春」です。このまま暖かくなって往くのでしょうか。おしなべてかなり気温が高めの暖冬だったということになるのでしょうか。かつて50年ほど昔によく観た10mmを超える厚みの氷を見なくなってしまいました。ビオトープの池に張る薄氷も今季2、3度もあったでしょうか。地球温暖化は確実にしかも足早に進んでいるように思います。地球の変異を表立ってメディアが取り上げない傾向にあるだけに実感できていないのかも知れませんが、状況を探ってでも自身の知識として情報を得ておく必要があると思いますヨ。次世代に人が人らしく安心して住める地球を残すために。

雨の後の定番といえば、水珠写真!

 今日の写真から、右一枚目は二の溜り縁のジュズダマの冬枯の様子です。枯葉でありながら雨に濡れ重たそうです。二枚目はサンシュウの冬芽(花芽)です。三枚目はソメイヨシノの冬芽(花芽)、まだまだ蕾というものではありません。しかしこの春のサクラの開花は早まりそうですね。入学式にはもう散ってしまっているかも知れないですよ。四枚目は子どもたちが晩秋にいろんな春の花の球根を植えていたもの。チューリップの芽が出て来ました。フリージャ、フクジュソウ、スイセン、ヒヤシンスなどの芽も出てきていました。・・・・春よ来い! 花一杯観たいナ。

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 No.561  2016.01.23(Sat)  9:00   曇り   水温 1.0 ℃   気温  1.0℃ 

 これまで暖冬傾向で山々の雪も少なく、スキー場も人工雪だけの寂しい処がたくさんあったようです。週初めの寒波以来、ようやく平年並みの寒さになり、此処三日間ほども寒い日になるとの予報が出ていました。今日の朝9時の気温が1℃。水温が気温よりやや高めか、同じ1℃を示しており、池に氷が張ることは無かったようです。そう思えばまだまだ暖かい方なのでしょう。「大寒」が過ぎやがて「節分」「立春」。春が待ち遠しいですね。比良山系は何度か冠雪を観ましたが、積雪は薄く早々に消えてしまいます。頂部のスキー場の人工雪の白さだけがやたら目立っています。見通しの良い日は遠く伊吹山が観ることができますが、びわ湖の北西部の鈴鹿の山々は先日の雪で冬山らしい景観を望むことができます。春が待ち遠しいけれど、このまま冬が終わってしまうのも寂しい想いがします。勝手なものですね。冬の花、寒水仙は一番良い時を迎えているようで、沢山の花を観ることができます。花びらの八重の水仙も出ていますヨ。

冬枯れのビオトープ

 今日の写真から、左一枚目は日本水仙(寒水仙)、八重咲きのものも含め沢山開花しています。二枚目はナズナの花。春の七草の一つ、新鮮な若葉を食します。ビオトープには他にセリが出ています。菜園にダイコンがあり、ゴギョウ、ハコベラも出ているかナ? 三枚目はマンサクの冬芽(花芽)です。ビロード風の衣をまとい暖かそうです。四枚目は、いつの間にか綺麗に真っ赤な実が無くなってしまったビラカンサス。派手な色味が無くなってしまったビオトープ、寂しいです。

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最終更新日 : 2013/12/21