No.566 〜 No.570

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No.570  2016.04.02(Sat)  9:00    曇り   水温 13.0 ℃  気温 14.0℃

 4月に入りました。今朝9時の気温が14℃。青空が雲間からわずかに覗く程度の空になっています。先週の土曜日、膨らみが増し蕾のサクラを紹介しましたが、きょうは4分程度まで開花しています。淡いピンク色の花が冬のこれまでの枯れ枝を覆い隠していきます。季節の移ろいの中、自然の溢れる生命力を観る好きな時期です。 ヒヨドリが待ち構えていたようにサクラの蜜を求めてやって来ていました。週が明けて半ば、雨の予報が出ていますがその先の11日の月曜日が入学式です。花弁は落ちずに残っているといいですね。それにしてもこの日の入学式なんてチョッと遅いのかなあなんて思っています。どうなのかな? シダレヤナギの花が落ちてしまい、若葉が出て来ています。この若葉の緑だけでもセピア色だったビオトープが命を得て、活気づく兆しを観る気がします。やがて野山も花を終え、新緑に覆われます。生き物達も戻ってきますヨ。楽しみな季節が始まりました。

ソメイヨシノ開花・・・

 今日の写真から、右一枚目はシダレヤナギの若葉の芽吹き、それだけでビオトープが活力のある新鮮な装いに変わって来たように観えませんか。二枚目はヒメシデコブシの花。いつもサクラと同じ頃の開花で、話題をサクラにもっていかれますが、決して見劣りするものではありません。繊細を感じる優しい花が好きなのですが・・・。三枚目はそのシダレヤナギの若葉。四枚目は池の中のヨシの芽吹きの様子です。まだ緑色を感じるほどのものではありませんが、日一日と背丈を増しているようで、来週あたりは若葉を観ることができるかもしれませんね。

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 No.569  2016.03.26(Sat)  9:00  晴れ   水温 5.0 ℃   気温  6.0℃ 

 今朝9時の気温が6℃。お彼岸が過ぎたとはいえ寒さを感じます。滋賀県の季節の言葉として「比良の八講荒れ終い」という伝えがあります。昨日、25日が暦でいうその日でした。きょうも北風が強く寒気が琵琶湖を渡ってきます。この冷え込みと冬の季節風はお終い。寒気が抜けると、春の南風に変わりまた暖かな雨になるのでしょう。一歩ずつですが確実に春本番が近づいてきています。校庭のサクラは開花寸前。今日、明日には開花宣言ができるかも知れませんよ。小学校は既に終業式を終え春休み入っています。運動場は朝早くからスポーツ少年団の幾つかのサッカーチームの練習試合があるようで、揃いのユニフォームを着た子どもたちやその保護者、コーチ陣がたくさん押し寄せてきており賑やかな声が聞こえていました。子どもたちへの印象ですが、野球チームは子どもたちもその保護者、コーチ監督の皆さんも挨拶をしてくれますが、サッカーチームはいずれも不愛想で、当たり前のように運動場を支配しているように観えます。個人の感想ですがネ。せっかくの集団スポーツとしての規律などを学ぶ環境でもあるので、競技や技術上達だけでない人間形成みたいなものもしっかり教え、また学ぶ場にして欲しいものと思いました。

ショウブ(サトイモ科)新芽

 今日の写真から、左一枚目は今日にも開花しそうなソメイヨシノ、サクラの蕾の様子です。二枚目はヒメシデコブシのつ蕾。コレももう開花間近ですよ。ここ二、三日冷え込んでおり寒いですが池の水温も徐々に上がってきておりメダカやアメンボが水面を走る姿を観ます。三枚目の画像はそんなアメンボです。四枚目は何故かシロメダカが一匹。観賞用のメダカです。

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No.568  2016.03.19(Sat)  9:00    小雨   水温 12.0 ℃  気温 13.0℃

 昨日の金曜日、卒業式がありました。毎年ビオトープのお世話役の代表者として来賓席の末席に座らせていただいています。卒業する子どもたちの中には印象深く顔を覚えている子がいます。一年を通じて一、二度会することがあるだけなのですが、六年間で観ると時として顔を覚えてしまうこともあります。狭小の学校ビオトープではありますが、此処で自然に興味を抱いてくれた子どもが、後々も何か関わりを持つような世界へと踏み込むようなことになれば嬉しい限りです。3月も「啓蟄」が過ぎ早、春のお彼岸を迎えています。昨日からの雨は暖かく、花樹に潤いを与え芽吹きを促しています。しっぽりと濡れたビオトープは、ある意味一つの春の景色になっています。水を含んだ花芽は水珠を産み周囲の景色を取り込み、陽のない暗くなりがちな一日を明るく楽しいものにしてくれます。池の中、今季初めて泳ぐメダカを見つけましたヨ。水も温んできました。

ミゾソバの新芽、若葉・・・

 今日の写真から、右一枚目は春の暖かい雨で潤いに満ちたビオトープの様子です。画像は暗いですが、花樹の息吹が聞こえ瑞々しさを感じませんか・・・。二枚目は満開のサクランボの花。三枚目は水をたっぷりと含んだシダレヤナギ花芽。ヤナギの細枝も遠目で淡い緑が確認できるようになってきています。四枚目はアオクサカゲロウ。クヌギの枯葉の上に居ました。やや緑色が淡く形も小さ目でした。越冬明けか、この春の一番出か詳しくは解りません。いよいよ虫たちの姿も観られるようになってきました。来週、小学校はもう春休み入ります。

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 No.567  2016.03.12(Sat)  9:00  晴れ   水温 3.0 ℃   気温  4.0℃ 

 今朝9時の気温が4℃。見通しも良く、綺麗な青空が拡がり空気も澄んでいます。この時節、花粉や黄砂、PM2.5などが充満し、晴れていても決して爽快さの無い日が続いていました。一昨日の雨の後、寒の戻りで気温が下がりましたが、風が無いと背中に陽を感じて暖かさを有り難く思うひとときになっています。先週の整備作業の後、整備後の写真が撮れてなくて今日、その様子を左の一枚目に挙げました。あまり代わり変わり映えはしませんが、枯草の除去が主な作業になり、スッキリ感はあります。日当たりも良くなり、草木の新芽の出を促進します。「啓蟄」は過ぎたものの生き物の姿はまだ観られません。昨年は3月も中旬にはサクランボの花が咲いていましたがようやく大きく膨らみを見せ、来週には花開いていそうな様子でした。サクラの開花が例年より早まりそうですが、その蕾はやや膨らみ始めたところです。

ショウブ(サトイモ科)新芽

 今日の写真から、左一枚目は先週の整備作業後の様子を今日撮ったもの。二枚目も先週の作業で作った観察机です。素人でよってかかって一つ作り上げました。次回6月の整備作業でもう一つ作る予定です。銘板の改修も手掛けましたが、立てる作業までは出来ず、この作業も次回に持ち越しです。モノは出来ましたヨ。三枚目は花が開き始めたサンシュウの木。小さな花が寄り添った集合花です。ジンチョウゲの花も集合花ですが、コレもいい感じに咲き始めています。四枚目はサクランボの花の蕾。膨らみを増しています。来週当たりにはサクラの花に先駆けて、満開になっているかも知れません。赤い実が熟れるのも楽しみですネ。

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No.566  2016.03.05(Sat)  9:00    曇り   水温  9.0 ℃  気温 10.0℃

 きょうは「啓蟄」。冬ごもりの虫の声を啓く・・・と暦にあります。毎年この3月の第一土曜日に日を決め、ビオトープの春を迎えるための整備作業を実施しています。卒業式や入学式を控えて、草木の芽吹きを実感し、春見付けが出来るように整備をします。今朝9時の気温は10℃、曇り空、無風。暖かく埃もたつことなく、日焼けの心配もない絶好の作業日和になりました。冬枯れのジュズダマやヨシを一掃、新芽の出を促します。隣接水路の土砂も揚げ、揚水ポンプの底が泥に埋まらないように気をくばります。導水路に入り込んだ柳の根を除去し、水の通りを良くします。「啓蟄」、暦通りに春の生き物観察会ができるかと楽しみにしていましたが、未だその姿を観ることはありませんでした。子どもが網を池に入れていましたが、メダカを捕ったようでした。泥中に眠っていたメダカをお越し、すくい上げたようです。木樹の花が開きかけています。草の緑もそろそろ出そうです。サクランボの蕾が膨らみはじめました。そうしたら生き物の姿も観られるでしょう。あと少し、春待ちです・・・・

約40名もの参加をいただきました。作業前の説明中です。

 今日の写真から、右一枚目は作業着手前のビオトープの様子です。二枚目、子ども達も混じり作業中の様子。導水路の流水域確保に励んでいただいています。三枚目は枯草・枯葉の除去。地面を現し、春の草の芽吹きを助けます。四枚目は今回の作業で観察机の新調と、銘板立ての改修を試みました。素人集団ですがその作業の様子です。机は1卓完成しましたが、銘板は出来たものの設置まではできませんでした。次回作業に残すことにしました。

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最終更新日 : 2013/12/21