No.576 〜 No.580

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No.580  2016.06.25(Sat)  9:00   曇り/雨  水温 22.0 ℃  気温 23.0℃

 未明まで大雨洪水警報が出ていた滋賀県南部ではありますが、警報中にも拘わらずさほどの雨量があったようにも感じられることは無く朝を迎え、雨は止んでいました。小雨決行の予定での今日の整備観察会、晴れることなく雨が降ることなくやや湿度が高いものの気温が23℃、作業をするにはこの上ない天候に恵まれました。今日の参加者、子どもが20人弱、PTAふれあい部の方々が26名、ビオトープの会のメンバーが7名。小学校教職員が12人。合計65人。近年希に見る大勢の参加を頂きました。特に子どもたちの参加が多くていい傾向かと想いました。観察会では今回ザリガニ釣りを企画、口コミで伝わったか。作業開始前の30分間ほどをこのザリガニ釣りに充てました。哀しいことに狭いビオトープの池からこの時間だけで30匹ほどのザリガニが上がりました。メダカが少なくなる訳ですネ。泥揚げ、除草など整備は順調良く終えることが出来ました。参加頂きました皆様ありがとうございました。そしてご苦労様でした。次の整備作業は8月末の土曜日です。次も参加の程、ヨロシクお願いします。

作業前の様子

 今日の写真から、右一枚目は草取り作業の様子。二枚目は今日の作業後の様子。上の画像と比べると随分スッキリしたのがよく解ります。作業解散後も行けに目をやりザリガニを追う子ども達です。三枚目は昨年末から修復をかけていた銘板立てがようやく日の目を見ました。設置完了です。木柵の修復も出来ました。次回はもう1卓観察机を、また椅子を作りたいと考えています。四枚目はドジョウ。口ひげが短く、カラドジョウとは違います。

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 No.579  2016.06.18(Sat)  9:00   晴れ  水温 23.0 ℃   気温  24.0℃ 

 9時、綺麗な青空が拡がっています。今朝は朝日が昇る頃まではヒンヤリとした空気が流れ、快適な一日の始まりのように思えました。9時現在の気温は既に24℃。日中は当然とばかりに真夏日の予報が出ており、地域によっては猛暑日になる処も現れるとかですよ。夏本番を迎える前に気が重たくなります。地球温暖化STOP!・・・地球規模で、世界中で足並みを揃え真剣に取り組みたいですネ。暑くなりそうな土曜日、熱中症にご用心。今日の菜園では地域協働学校事業の「じゃがいも堀り」が行われます。春先に植えられたじゃがいも苗、じゃがいもって他の野菜や根菜に比べ収穫が早いですよね。そんなこと思いながらじゃがいもを堀起し、食する人って何人ぐらいいるのだろう・・・収穫の後蒸かし、バターやマヨネーズで食べるそうです。食べる℃幕ニが行われる時はいつも大勢の子ども、保護者が集まります。ビオトープの整備作業にもたくさん来てくれるといいのにと思うこともありますが、あまり多いと仕事が無くなりますからほどほどがいいのでしょうね。ほどほどが大事なんです。昨日の金曜日は4年生の環境学習の授業に地域講師としてビオトープについてお話してきました。教室でのお話とビオトープでの観察会でした。

4年生の環境学習 「学校ビオトープって何?」

 今日の写真から左一枚目、お馴染みツユクサ。雨後、濡れた青色は綺麗ですヨ。二枚目はこの時期、珍しくトノサマガエルが多くビオに入っているようです。餌があるのかなあ〜。三枚目はヤナギハムシの幼虫。群れでヤナギの葉っぱを食べていました。四枚目はマミクロハエトリの♂(ハエトリグモ科)。

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No.578  2016.06.11(Sat)  9:00   曇り/晴れ  水温 23.0 ℃  気温 24.0℃

 影があるので晴れているのしょう。空を見上げると全天乳白色で青さは感じられません。太陽はぼんやりベールをまとったようにみえます。空気中に水蒸気を多く含んでいるのでしょう、気温は24℃ではありますが、蒸し暑さを感じます。皮膚、肌に何か纏わりつくような感覚さえあります。ビオトープは5月上旬の新緑キラメキはなくなりましたが、色濃くなった緑が梅雨時の重たい空気に少しは爽快さを与えてくれます。いっそ雨に濡れるほうが緑は映えるのでしょうね。初夏を彩った花花が一通り終わりを告げ、今は紫陽花が小学校の庭だけでなく、公園や一般家庭の庭でもその存在を誇示するかのように人目に入り込んできます。近年、園芸品種も改良が加えられたり、輸入品種も観られ、多様化しています。名前もバラエティー豊かなものが多くあるようです。守山市の芦刈園はこの時期紫陽花祭り≠ェ行われています。なかなか珍しい品種も観られ必見ですよ。

ヒメカメノコテントウ

 今日の写真から、右一枚目はビオトープの南から北方向を観た景色です。緑が濃くなりました。ヨシが繁ってきています。二枚目の画像はサンシュウの若い実。この実が晩秋には真っ赤に熟しますよ。三枚目はスイレンの花が開きかけです。しかし、既に虫に食われている部分が観られますヨ。さて、綺麗に開きますでしょうか。四枚目はベニシジミ。ハルジオンに蜜を求めて来たようです。傷みのない美しい個体です。まだ羽化間もない夏型≠ノ分類されるものなのでしょうか。元気に生き延びるように願うばかりです。・・・二週間後の土曜日は第一回整備観察会ですよ。

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 No.577  2016.06.04(Sat)  9:00   曇り  水温 20.0 ℃   気温  21.0℃ 

 先週土曜日のレポートが抜けました。この日は小学校の運動会開催日、早朝より保護者の方々が観覧席の場所取りなどにお出でで賑わっていました。前夜少しの降雨があり、グランドは良い砂埃抑えになってコンディションは十分過ぎるぐらいであったと思います。午後、小雨がパラつきましたが、子どもたちの熱闘は無事終わったようです。秋開催の運動会もいいものですが、初夏開催もスポーツシーズンの始まりの時期でもあって、生活そのものに気合が入る頃として良いのかも知れませんネ。新一年生がまだ初々しく見えました。一週間後の今日のビオトープ、運動会以降快晴で空気の乾燥したひが続きました。今朝は曇っていますが、これまでの天気でやや緑は乾き気味に観えます。やや暗いせいか緑の勢いが失せてしまっているように感じます。郊外へ目を移せば、水の張られた田んぼは稚苗が分株を始めています。麦が色濃くセピア色に染まり収穫を待つばかりになっています。季節は初夏から本番の夏へと加速して進んで往きそうです。

ヤマトシジミ ♀

 今日の写真から左一枚目、いつもと少しアングルを変えてビオトープの様子を撮ってみました。二枚目も少し違う感じに見えるんじゃないでしょうか。木立の緑がビオトープを覆うようになってきています。13年前では考えられなかった光景になってきています。どんぐりから発芽させて育てたクヌギも9年目、そろそろ結実してもいい頃と思っています。三枚目はハエ、アシナガキンバエ。金属色の光沢がある綺麗な(?)ハエです。四枚目はまだ生きていました、シロメダカ。

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No.576  2016.05.21(Sat)  9:00    晴れ   水温 19.0 ℃  気温 20.0℃

 良く晴れています。気温20℃、湿気を感じることなく爽やかな青空が拡がっています。これぐらいの陽気だと何をするのも心地よいですね。しかし日中は紫外線が強く、気温も上昇し暑く、夏日になるようです。そしてまたここのところの晴れ続きの天気で乾燥状態になっています。ビオトープの水の供給は順調で、草木の緑は活き活きと繁ってきています。ヨシは低学年の子どもの背丈ぐらいに伸びて、姿が隠れてしまいそうなまでに生っています。キショウブの花がまだ一部咲き残っていました。池の中をメダカより大きな魚影が走ります。スジモロコか? ザリガニが泥に潜り込む姿も観られました。トンボのヤゴは育っているでしょうか。一か月後の6月下旬には第一回目の整備作業を予定しています。草刈がメインの作業です。それまでに、まだまだ茂みは深くなるでしょう。もっと虫たちの訪問を期待したいですネ。土壌も含み、動植物ともに貧栄養化が進むビオトープです。何か対策が必要な時期になっています。

ヒメカツオブシムシ(ヤマボウシの花上に・・・)

 今日の写真から、右一枚目は今朝の青空に伸びる緑のツインタワーをなすポプラの樹。生命力と力強さを感じます。二枚目は背丈を増したヨシ。水辺の緑も深くなりました。三枚目は花盛りを迎えているクスノキ。四枚目は22mm前後と大きく、綺麗な個体のカメムシ、キマダラカメムシ。東南アジア地域原産の帰化種で、本州一体まで分布を広げているそうです。温暖化が進む中、あまり特定の樹に着くようなこともなく、繁殖し易い状況にあるのでしょう。まあ、大きくて凛々しく立派なカメムシです。

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最終更新日 : 2013/12/21