No.591 〜 No.595

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 No.595  2016.11.12(Sat)  9:00   晴れ  水温 10.0 ℃   気温  11.0℃  

 今朝は未明まで雨が降っていましたが、この時間には綺麗な青空が広がっています。雨の後の澄んだ青空はとても素敵ですネ。特に秋は深い青が望め心身ともに清らかになる思いがします。ビオトープは二週間振りのレポートです。この二週間でポプラの葉は黄色味を深め、陽の光りに照り青空を割くような煌めきがあります。校庭のソメイヨシノの紅葉も進んでいます。今年は周辺の公園のサクラの樹を観ると多くは虫に食われ、葉を無くしてしまっているものが多くありました。サクラの紅葉を楽しむほどの葉っぱはないようですが、小学校のサクラの樹は大丈夫そうでしっかり紅葉を楽しめそうです。午後からの陽を受けてなかなか綺麗ですよ。暦の立冬がも過ぎ、毎日の最低気温はコンスタントに一桁台になってきています。池の中の生き物の姿が観えなくなりました。日中、暖かくなるとまだ姿を現しているのでしょうか。しばらくシジミチョウの姿も観ていましたが、その姿も今朝は観ることはありませんでした。

ソメイヨシノの紅葉

 今日の写真から左一枚目、ビラカンサスの実、真っ赤な集合球果です。スゴイ迫力を感じます。二枚目はクロガネモチの実、オオハナアブが葉上で日光浴をしていますヨ。三枚目はドウダンツツジの紅葉の様子です。まだまだ色づき初めって感じです。四枚目はヤマモミジ、紅葉には程遠い感じの赤紫色をしています。それでも二週間前に比べれば一気に色づき初めた思いをする景色の広がりを観るようです。落葉樹で一番遅い葉の色づきを観るのはクヌギです。クヌギの葉が黄葉する頃には、ポプラの葉は既に散り果てて、細枝だけの姿になっていることでしょう。

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No.594  2016.10.29(Sat)  9:00    曇り   水温 16.0 ℃  気温 17.0℃

 気温17℃。秋らしくなってきました。未明までの雨が止み、雨雲が足早に流れて往き、かすかに青空が見え陽射しもこぼれ落ちる一瞬があります。10月最後の土曜日のレポートです。土曜日、日曜日と季節柄多くのイベントがあり、それらに何等かの関わりを持ち、なかなかビオトープに足を向ける時間ができませんでした。来週もお休みすると思います。右、一枚目の人物の画像ですが、ビオトープの揚水ポンプが入る枡に入っているところです。かねてから調子の悪かった水中ポンプがついに止まってしまい、新しくポンプを買い求め、設置し直しをしていただいているところです。ビオトープの竣工以降13年近く休まず水を供給してくれていたポンプがついに疲れ果て、永眠することになりました。取り替えたポンプは揚水能力も向上しており、枡の中で静かに、かつ力強く動き始めました。また10年以上稼動してくれることを願っています。ポンプ取り換えに掛かった費用は、この時用に蓄えておいた準備金と、これまでのビオトープ関係の講師謝金を充てることができました。設置工事に快く協力していただけたMさんの働きもあり迅速に対応することができ、池の水を干すことなく仕事を終えられ感謝です。ありがとうございました。

クヌギのドングリ

 今日の写真から、右一枚目はポンプ取り換中のMさん。お世話になりました。二枚目はポンプ設置後の流水口の様子です。静かに且つ元気よく吐水しています。三枚目はコバネイナゴのカップル。晩秋近くなるとこんな景色をよく目にするようになります。四枚目はシマハナアブの♀。一瞬こぼれおちた陽射しの中、アメリカセンダングサの花に泊った。■草津市内、新設校老上西小学校のビオトープを見学しに行きませんか。企画考察中■

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 No.593  2016.10.15(Sat)  9:00   快晴  水温 13.0 ℃   気温  14.0℃  

 今朝9時の気温が14℃。この秋、一番の冷え込みだったそうです。空は快晴、澄んだ深い青空は天高く≠フ印象を与えてくれます。清々しい一日が期待できます。スポーツイベントや農業収穫祭もあちらこちらで計画されています。様々な中秋を楽しみたいものです。渋川小学校区では来週の日曜日に学区住民「ふれあいまつり」が実施されます。子どもたちと地域住民との交流発表会や模擬店、軽スポーツなど多彩なプログラムが計画されています。多くの方々が参加されるといいですね。そして今日のような好天を祈りましょう。ビオトープの木樹はまだ色づき始めてはいません。一種、サンシュウの葉は少し色味を帯び、果実も真っ赤になってきています。クヌギドングリは茶色くなってきていますヨ。秋の迷惑雑草の一つ、セイタカアワダチソウの花が観えるようになりました。お彼岸に咲いたヒガンバナはその葉を緑色濃く繁らせてきています。名残りのサクラタデ、ミゾソバ、イヌコウジュの花は、辛うじて色褪せ始めた緑のなかでアクセントを付け、ハナバチ、ハナアブを集めています。

久し振りの快晴の土曜日 陰影がハッキリと・・・

 今日の写真から左一枚目、澄み切った青空。抜けるようね青が印象的な今朝の空でした。二枚目はナツアカネ(トンボ科アカネ属)の♀。♂は晩秋には真っ赤になりますヨ。三枚目はツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)の♂です。近くに♀も観ることができました。四枚目はキジバトですが、ビオトープの入口の真上で、アラカシの小枝に営巣していました。このまま子育てまでするのか、巣を放棄するか微妙です。人の出入りをする直近であることから心配です。チョッと迷惑でしょうか。 

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No.592  2016.10.08(Sat)  9:00    曇り   水温 21.0 ℃  気温 22.0℃

 10月8日、今日は暦の21節季でいうところの「寒露」にあたります。気寒く露草重し£ゥ方の気温も20℃を割る頃になり、夜露を含んだツユクサの花は重そうに首を傾げます。そんなところでしょうか。今朝の気温は22℃。湿度が高く、空気が重く感じます。空は全天曇り空、比叡の山並みは観ることが出来ますが、比良山系は頂が雲に覆われて観えません。台風18号がこの週明けから日本海を足早に抜けていきました。この台風、韓国朝鮮半島の南部を襲いかなりの災害をもたらしたようです。アメリカ、メキシコ湾でも最大級のハリケーンが成長、多くの島国国家を巻き込み大きな災害を与えたニュースを観ました。日本のメディアにはあまり大きく紹介されていませんが、近年のメガ台風の発生は地球温暖化が進む顕著な例ではないでしょうか。今朝のニュースで阿蘇山噴火の様子も伝えられていました。これまでにない規模の噴火だそうです。地球の自然の変化についてもっと詳しい情報と、前向きな報道を増やして欲しいと思いました。

参考画像 ミズナラ(ブナ科)のドングリ

 今日の写真から、右一枚目は花壇のサルビアの花です。この時期にしばらくこの真っ赤なサルビアの花は、淡い色が多い秋の花の中ではよく目立つ存在になっています。二枚目はクヌギのドングリの様子です。殻斗を破り、堅果が顔を出し始めています。上の参考画像のドングリは3cmはあろうかミズナラの堅果です。クヌギドングリは真ん丸ですが、ミズナラドングリはずんぐりむっくりとしています。三枚目はサクラタデの花に隠れてコハナグモが脱皮した直後?の様子です。四枚目はツトガ科ノメイガ亜科のキアヤヒメノメイガとよばれる蛾。開帳18mm前後です。

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 No.591  2016.10.01(Sat)  9:00   曇り  水温 20.0 ℃   気温  21.0℃ 

 

 二週間ぶりにビオトープからのレポートです。半月が経過し、気温は21℃。初秋らしなってきました。まだ湿度が高いようですが汗がにじみ出ることはありません。雨上がりの土曜日の朝、少し陽の光が射しましたが束の間の出来事で、全天雲で覆われています。明日の日曜日グラウンドでは学区住民の運動会が予定されています。天気は回復傾向とか・・・グラウンドはやや水を含んでいますが、大きな水溜りはなく午後からの運動会前日準備は行われることでしょう。小学校開校14年目の渋川地区運動会、開校以前は綾羽高校グラウンド、もっと前は県立短大跡地グラウンドが会場として利用されてきました。短大跡地は既に一戸建て住宅団地として開発され、今では全て分譲を終えているように聞きます。台風18号が日本列島南海上を北上中ですが、明日は大丈夫だとしても週明けからはしばらく天気が悪くなりそうです。今季幾つ目の上陸か、今度の台風18号は滋賀県を通るのか心配な予報経路が示されていますヨ。ビオトープはヒガンバナの花を見送り、緑の木樹も色褪せいよいよ初秋モードに衣替えが進んでいるようです。

 
ツユクサ と キタヒラタアブ

 今日の写真から左一枚目、ヨメナ(キク科)の花が咲きだしました。二枚目はサンシュウの実、少しづつ赤さが増してきています。三枚目はタデノクチブトサルゾウムシ(サルゾウムシ亜科)だと思われます。大きさ2.4〜2.6mm程度で、小さなサクラタデの花よりまだ小さいサルゾウムシです。四枚目はフタスジヒメハムシ、イヌコウジュの花と比べると3.5mmぐらいの大きさでやはり小さ目のハムシです。  

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最終更新日 : 2013/12/21