No.586 〜 No.590

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No.590  2016.09.17(Sat)  9:00    曇り   水温 25.0 ℃  気温 26.0℃

 今朝9時の気温は26℃。非常に蒸し暑いです。台風16号が沖縄諸島を伺っています。水蒸気を多く含んだ空気を送り込んできているのでしょう。今朝は比良比叡の稜線も観ることもできません。雨は落ちて来そうではないのですが、ハッキリとしない空模様になっています。新鮮味に欠けた色褪せた緑の世界が拡がるビオトープになっています。木樹の緑に秋の気配を感じることはまだありません。小学校の運動会が昨年から5月開催になり、9月の運動場はやや寂しさがありますが、土曜、日曜はスポーツ少年団の野球チームが元気な声をあげて練習に励んでいます。10月の初めは学区住民の運動会があります。15町内会が参加して行われていますが、町内会によっては世帯数に大きな差が生じてきており、且つ老齢化の進む処もあり運動会参加が微妙になっています。町内会格差が見えて来ています。そしてこの格差は広がりつつあります。核家族化の影響なのでしょう、地域住民の新陳代謝が滞っている状況です・・・。

ホシミスジ(タテハチョウ科)

 今日の写真から、右一枚目はクヌギ(ブナ科)の実の様子で、殻斗と呼ばれる外皮を中から堅果(どんぐり)が出てこようとしていました。二枚目はオギノツメ(キツネノマゴ科)の花です。今季はたくさん二の溜りの縁に出ました。他地域では希少種、絶滅危惧、絶滅種にもなっている植物です。三枚目の花はサクラタデ(タデ科)。コハナグモが着いているのがわかりますかあ〜。四枚目はシダレヤナギの葉を食べるヤナギハムシの幼虫。終齢幼虫か、それに近い段階だと思われます。

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 No.589  2016.09.10(Sat)  9:00   晴れ/曇り  水温 23.0 ℃   気温  24.0℃ 

 清々しい土曜日の朝になっています。続いて日本列島に接近上陸した台風で、被災された地域の皆様には心からお見舞い申し上げます。幸この地はさほどの影響を受けることなく過ぎたように思います。これから先はどうなるか解りませんが、季節は確実に秋へと移りつつあります。木立の影に入りますとヒンヤリした風が肌を心地よく擦り抜けていきます。秋の雲が青空の半分ぐらいを占めていますが、陽射しはまだまだ強く感じられ夏の暑さに近いモノがあります。紫外線の強さもあります。ビオトープは花のない時期が続いており、やや色褪せた精気を失った緑が覆うばかりで、あまり生き物の姿も観ない状況にあります。市外へ目をやると稲穂が色づき、早くも稲刈りが進んでいます。コンバインが次々と平田に変えて往く後をイナゴが飛び出し、それをカラスやサギが捕まえている姿が見られました。この辺りでは先の台風での風雨による被害は無かったように思います。

イチモンジセセリ

 今日の写真から左一枚目、ヤマボウシの木株の近くからキノコが出ていました。ヤマボウシの木とは関係のないモノと思われますが、名前も解らなくて気になります。オオシロカラカサタケ?大きなキノコで有毒です。また外来種でもありようです。実際の処よく解っていません。調べておきましょう。二枚目はヒメコブシの実です。殻が弾けて中の赤い種が見えています。三枚目はイネ科のイチゴツナギの花穂。ブラシ状のものが雌花、垂れ下がる筒状のモノが雄花です。四枚目はメダカの様子です。この秋口ではその姿を多く観る方だと思います。ザリガニ駆除が功を奏したのかも知れませんネ。今日もポンプの揚水状況が悪いです。

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No.588  2016.09.03(Sat)  9:00    曇り   水温 25.0 ℃  気温 26.0℃

 2週間振りのレポートになります。酷暑続きの毎日でした8月ですが、この2週間の間に台風9、10、11号と三つもが北日本を通過して行き、その後幾分か気温が下がり、朝夕はさすがに涼しく感じるようになりました。今朝の気温が26℃。気温の割に蒸し暑く感じます。台風12号が九州地方に接近しており、湿った空気を送り込んでいるようです。先週の土曜日は今季二度目の整備観察会を実施しました。学校一斉環境整備作業の一環でもあり、PTAさん、六年生の児童が全員出席で、校内の内外の全てを対象に清掃作業をします。ビオトープ整備作業を担当してくれるのはいつものふれあい部さんたちです。教職員も加わり頑張っていただきました。8時30分から10時30分までという枠内ではありましたが、二か月前の整備の後で楽に済ますことができました。観察会は15分程度、ビオトープ内で結実する木樹について観ていただきました。初夏に実るもの、秋に実るものの説明をしました。手短にってこともありましたが、多くがあまり興味を持ってもらえなかったようにおもいました・・・。

タマスダレ(ヒガンバナ科)が咲き始めました

 今日の写真から、先週の整備作業の様子です。新学期を迎えるための準備です。二枚目は、きょうも揚水ポンプの電源が落とされていて、池の水が干される寸前でした。誰でも手にすることが出来る電源位置というのがいけないのでしょうか。考え物です。三枚目は整備作業で草の茂みを除くことで、水面が空きトンボの飛来を観るようになりました、久々のアオモンイトトンボです。四枚目は(ジャノメチョウ科)ヒメジャノメです。眼状紋は翅の表裏で数が違いますヨ〜。

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 No.587  2016.08.20(Sat)  9:00   晴れ  水温 28.0 ℃   気温  29.0℃ 

今週のビオトープ

 前週のお盆休みのレポートは休止し、半月振りのビオトープ訪問になりました。夏休みの灌漑不足、散水不足は仕方ないことか? 例年悩まされる課題です。ヤマボウシは8割方枯れています。エゴノキは3割程度枯死したか。夏休みはあと一週間で終わろうとしています。リオオリンピックはいよいよ終盤、メダルの量産で盛り上がっています。LIVE放送を観ようとして深夜から朝方まで時価を費やすこともあり、睡眠不足が続いています。やがてそれも解放されるでしょうネ。来週末の27日は小学校一斉環境整備作業でビオトープも初秋の準備作業を実施します。夏草取りと木樹の剪定作業を種に行います。渋川ビオトープの会、教職員、子どもたち、PTAふれあい部の皆さんが参加します。ヨロシクお願いします。二学期は26日には始業式が行われるそうです。昨今は夏休み開始が一週間ほど前倒しになり、それにともない二学期も早く始まります。暑さ対策だそうですが、今季は残暑が厳しそうですよ。台風が今、頻発の恐れ有りです!

キバナコスモス

 今日の写真から左一枚目、水不足で幾分乾きが目立ち、緑に元気を感じない光景になっています。二枚目、常連客のシオカラトンボ、観察デッキの縁に泊まってくれました。三枚目、サンシュウの実です。もうすぐ赤く色を変えていきますヨ。四枚目はツユクサの花。今年はアオバナを見かけません。例年、低学年の子どもたちが鉢植えをすることがあったんですがね。この夏はどうもアサガオの栽培のようです。観察用なんでしょう・・・。

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No.586  2016.08.06(Sat)  9:00    晴れ   水温 29.0 ℃  気温 30.0℃

 今朝9時の気温は既に30℃。今日も猛暑日が予想されています。地球の裏側ブラジル、リオでオリンピックが開催、同時刻開会式が行われています。南半球は只今冬。リオはスポーツには適度な気温だそうです。国内、甲子園では高校野球が始まります。高校生のスポーツイベント高校総体は真っただ中。若者たちのスポーツがいたるところで猛暑の中、繰り広げられています。夏休み中で、ビオトープも花壇や菜園も水不足、灌水不足、緑に元気がありません。一部枯れかけているものもあり、心配です。そんな中、ビオトープの揚水ポンプの電源が切られていました。昨日からでしょうか、一の溜りは池底が干し上がる寸前、水落ち部分の枡周辺は乾いてしまっていました。誰か、悪意があって電源を抜いたのでしょうか。先週の土曜日も同じ状況にありました。いたずらにしろ、少し心配です。夏休み中ではありますが、職員の気配りをお願いしたいものです。毎日のポンプの稼動状況のチェックをしていただきたいですネ。

職員室南窓のゴーヤカーテン・・・葉の繁りが悪いように観えますね

 今日の写真から、右一枚目は揚水枡、普段は此処から隣接水路から汲み上げられた水が、この枡を経てビオトープの池に流れ込むようにしています。今朝はポンプの電源が切られてしまっていて、枡周辺は乾いてしまっていました。二枚目は最初の溜り、ここも池底が干し上がりかけていました。三枚目はツマグロヒョウモンの♀、かなり傷んでいます。次に子孫を伝えることができたかな・・・。四枚目は珍しく、シオカラトンボの♀を観ました。いつもは♂が池の上を巡回しているのを見ているのですがね。

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最終更新日 : 2013/12/21