今ビオ120
No.596 〜 No.600

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No.600  2016.12.24(Sat)  9:00    曇り・晴れ   水温 5.0 ℃    気温  6.0℃

 一昨日の暖かい雨のあと、昨日からの冬の時雨の空が続き、僅かに青空が見えるものの雨雲が立ち込めています。未明にも降雨があったようで水溜りもできています。この12月、まだ凍てつく寒さは経験していませんネ。霜も観ていません。池が凍り付くこともありません。例年になく暖かな気候になっているように感じます。クリスマス寒波だの、年末寒波とかの予報も出ていますが、さほど言葉以上の冷え込みは体感しないのではないかと思います。零下の気温にはならないでしょう。先週冠雪した比良山系の雪は観えなくなりました。スキー場が造る人工雪でさえ溶けているそうです。こんな時期にフィリピン東沖に台風26号が発生し西に動いています。変な天気、異常な自然の変化を感じて欲しいと思います。地球が地球でなくなってしまうかも知れない未来を考えて欲しいと思います。ビオトープ活動はそんなところへも考えを発展させられる空間だと思っています。「今週のビオトープ」はNo,600の配信です。毎週1回の配信を心掛けて13年になります。もう少し頑張って続けていきたいと思っています。ヨロシクお付き合いください。

冬枯れが進みますが、まだまだ気温が高いせいか緑がみえます

 今日の写真から、右一枚目はシダレヤナギの落葉です。今更ながらですが、黄葉化するまでに緑の色を保ったまま散ってしまうことがあるみたいですネ。気温が下がりきらず、メリハリのない気候のせいでしょうか。二枚目は常緑樹アラカシのドングリ。三枚目はイヌツゲの径2〜3mmの小さな花で、雄花です。イヌツゲ(モチノキ科)は雌雄異株の常緑の低木です。四枚目はヨシの枯葉についた水滴を撮りました。

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 No.599  2016.12.17(Sat)  9:00   晴  水温 5.0 ℃   気温  6.0℃  

 昨日、今日と寒くなりました。今季一番の寒気が入ってきてとか。しかし、水たまりや池の水面が凍りつくことはありません。例年に比べるとまだまだ暖かいのでしょう。ようやく昨日、ほんの僅かな時間帯に小雪が舞いました。コレが初雪だったのかな。12月も下旬になろうとしているのにやっと湖西の比良山系は冬の雪の装いになりました。来週はまた気温が上昇するとの予報です。冬らしく寒く冷たい気象になって欲しいものです。地球の温暖化の抑制を、世界の国々はホントに考え、実行に移しているのでしょうか。昨今、PM2.5は冬でも日本列島に飛来して来ています。今日も晴れの天気ではありますが、かつて見た深い冬の青空ではありません。夜空の星々も街の灯のせいだけでなく観難くなっています。冬は星の観察に絶好の季節だったものです。知らず知らず正常じゃない環境に慣らされていくのでしょう。異常気象と言っているものが、当たり前の地球気象だと言うことになり、苦言を発することなく受け入れて往くのでしょうか。

ようやく冬の山らしく見えるようになりました

 今日の写真から左一枚目、クヌギの枯葉を残しすっかり葉を落としてしまった落葉樹の樹々。明るく陽の光が差し込むビオトープになりました。二枚目、シジュウカラ。よく飛来しているようでビオに来るたびに見掛けます。三枚目、珍しくもないですが、スズメを撮りました。サクラの細枝で寒そうにしていました。四枚目、揚水ポンプの調子が悪かったのですが、ポンプは新調仕立てで悪くはなっていませんが、配管に詰まりがあったようで、改めて配管をやり直していただきました。今は注水口から勢いよく流れ込んでいます。修理作業をありがとう。

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No.598  2016.12.10(Sat)  9:00    雨   水温 6.0 ℃    気温  7.0℃

 12月もあと2週間を残すだけ。2016年が過ぎようとしています。今朝9時の気温は7℃。昨夜半から降りだした雨は今は小降りになっています。やがて止むことでしょう。日中の気温の上昇はさほど無く、寒い一日になりそうです。天気の回復もあまり見込めず、時折冬の時雨もありそうです。揚水用のポンプの修理がまだ出来ていません。もう一度催促をしてみます。幸い夏と違って池の水が干し上がるまでに至ることはないと思っていますが水を隣接水路経由で、半循環式で浄化も兼ねて注水しているもので、約2週間が経過し水質の保持が気になるところです。グラウンドは水たまりが広がり、人気もなく、雑音を聞くこともなく静まり返っています。空は少し明るさが増してきたように見えますが、寂しい土曜日になっています。小学校は既に二学期末の準備をしています。クリスマスや冬休みを控え、子どもたちも含め気忙しい動きが見えて来る時期を迎えています。

ずいぶん樹々の葉が落ちてしまい、見通しが良くなりました  

 寒さが増し、冷たい小雨のビオトープ。生き物の姿は観られません。色づいた樹々の葉は既に8割かた散ってしまい、細い枝に残りの葉を揺らすだけになりました。今日の写真から、右一枚目はドウダンツツジの残り葉。二枚目はヤマモミジ、三枚目はサンシュウの葉っぱです。四枚目はビワの花が咲き始めています。給食のデザートに出されたビワの種、コレを発芽させてから6年目でしょうか。冬の間に花を咲かせますが一応虫媒花で、もともと温暖地の樹木で、冬に休まないアリやハナブによるものだそうです。施肥や摘花、摘果するなど世話をすると、立派で甘いビワが実るそうです。翌年5月には初めての実を実らせるでしょうか。

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 No.597  2016.12.03(Sat)  9:00   快晴  水温 10.0 ℃   気温  9.0℃  

 12月に入りました。晩秋の趣を呈するビオトープになっています。長く緑色を維持していたクヌギの葉っぱが色づき始めています。トサミズキ、マンサクの葉は辛うじて残り葉は細枝にしがみ付いているようで、また風がそれを揺らしています。快晴の空で澄み切った青色は天高く深さを増します。気温は9℃、未明は冷えましたが、陽が高くなるにつれ上昇してきています。午後は18℃ぐらいになると予報されていました。陽射しが背中を包み暖かさを感じさせてくれます。

 水揚げのポンプの調子が良くありません。新しく取り替えたばかりではありますが、ポンプから注ぎ口に至るまでの配管に詰まりがあるようです。落ち葉などが入り込んだのでしょうか。原因究明と修理をお願いしている人がいるのですが、好意で関わっていただいている人ということで、任意の時間にと託しています。既設柄池の涸水には至らないと思いますが、また生き物たちも泥の中に潜んでしまっているでしょうから、ビオトープに悪影響はないものと信じています。

落葉が著しいポプラ

 今日の写真から左一枚目、ようやくクヌギの葉も色づき始めています。上方のポプラの葉が半分以上散ってしまっており、陽が射しビオトープ全域が明るくなってきています。二枚目はヤマモミジの紅葉。今が一番いい色づきではないでしょうか。綺麗ですネ。三枚目は、この時期に珍しい新鮮な緑色を観ました。セリの若い緑で、美味しそうに感じましたヨ。四枚目はフタモンアシナガバチ(アシナガバチ科)越冬体制に入っていそうな時期ですが陽射しの暖かさにつられ、観察机の上に日向ぼっこしてました。

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No.596  2016.11.19(Sat)  9:00    雨り   水温 120 ℃  気温 13.0℃

 気温13℃、雨。ここ数日に比べて気温は高めで暖かく感じます。この雨が止むとまた冬型気圧配置になり、寒気が南下して寒くなるそうです。徐々に晩秋から初冬へと季節は移って往こうとしています。今日は気忙しく写真を早く撮り終え、観察もそこそこに小学校を出て来ました。11月中週末、日曜とスポーツイベントのプログラムが間隔を空けず組まれており、こちらに出向くことが多くバタバタとしています。一週間前に比べるとビオトープの落葉樹の紅葉は一段と進み、ポプラは既に散り始めていました。ドウダンツツジ、モミジは赤さを増しています。よく晴れた先週日曜のビオトープ、二の池に大きなウシガエルを確認しました。しかも2頭。かなりのデカさの個体です。食餌するザリガニを求めて来訪したと思いますが、ザリガニ以外を捕食しないでおいて欲しいものです。既に泥の中に潜り込んだ越冬体制のアメリカザリガニだけを一掃してくれるだけでいいのですが。そして食べ尽くしてビオトープから出て行ってほしいですネ。下の画像、大きな目を二つ水上に出しているウシガエルが解りますか。

先週日曜日の二の池 大きなウシガエルの姿が2頭確認できた  

 今日の写真から、右一枚目は盛んに落葉が始まったポプラの樹の下、雨に濡れた観察机に貼り付く葉っぱを撮りました。二枚目は赤さを増したドウダンツツジの葉上にもポプラの葉っぱが落ちてきます。三枚目は風格のある姿で咲き誇る花壇の皇帝ダリアの様子です。毎年手入れがされ、この時期の校庭に彩を添えるアクセントになっています。四枚目は先週の日曜日、ウシガエルを観つけ興奮する子どもたち。当然カエルは捕まることなく泥の中へと姿を隠しました。静観視するとまた出て来るでしょうにネ。

 

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最終更新日 : 2013/12/21