今ビオ
No.661 〜 No.665

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 No.665 2018.08.04 (Sat)  9:00   晴れ   水温 30.0 ℃   気温 31.0℃  

 炎天続く毎日。逆走台風12号で被災された地域へはお見舞い申し上げます・・・一方、風や雨に遭ったものの一時的に暴風雨になったものの、雨は地中への浸透はなく、樹木や畑の灌水がままならず水不足になっています。北陸方面ではダムの貯水率も低く家庭への給水制限も考えられている事態になっています。異常気象の炎天は世界各国のでも深刻な事態がテレビニュースで伝えられています。先週も書きましたが、ビオトープの木樹にも枯死に至ったものがあります。この先まだ続きそうな灼熱の空模様、次の台風13号に災害抜きで期待しましょう。8月に入って最初の土曜日、小学校の夏休みはまだ続きます。花壇や菜園も在る校内への教職員などの灌水への気配りはないものでしょうか。何年も言って来ているような気がします。そして、そう言いつつやがて夏は通り過ぎて往くのです。7日はもう立秋≠ナすよ。

スイレンの花期は長いですネ

 今日の写真から、左一枚目はニイニイゼミ。ビオトープはクマゼミの大合唱中です。二枚目はツマグロヒョウモンチョウの♀。地表に降り、草の中でゴソゴソ・・・何をしているのかな?。三枚目はシオカラトンボのカップル。上方が♂、下方が♀ですよ。四枚目、今朝もザリガニ釣りをしました。やはり1時間ほどで40匹ほどを釣り上げました。まだまだ無数に湧いて来るように水底に現れてきます。メダカが散乱しても、トンボが産卵してもそれぞれが成体に至るまでにザリガニの餌食になってしまう可能性が大の環境下。閉鎖水域の狭いビオトープ、食物連鎖の頂点にザリガニがいます。入って欲しくないのですが、ウシガエルにでもザリガニ捕獲を手伝ってもらいてい心境です。サギ、アオサギなんかも来てもいいでしょう。ザリガニ撲滅運動展開中!!

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No.664  2018.07.28 (Sat)  9:00    曇り   水温 30.0 ℃   気温  31.0℃

 先週はお休みさせていただきました。5年ぶりのビワイチサイクリングに出掛けておりました。炎天下、それでも琵琶湖からの風は優しく、走行の後押しをしてくれました。7月最終週の土曜日、異様な動きで列島接近中の台風12号、明日の最接近か上陸通過を待つ湿っぽい空気に包まれています。やたら喧しいクマゼミの鳴き声、彼等も懸命に生きているのでしょうが、加減をして欲しいものです。喧騒の中、そんな言葉がピッタリのビオトープです。西日本の大雨災害のあとの炎天続きはビオトープの春先に植栽した木樹を枯らすなど、他の樹にもダメージを与えてしまっています。学校が夏休み中でもあり、やや見放されたビオトープの管理。こんなところにも維持管理の難しさが15年経ち、未だに課題として残されています。今度の台風の通過ではどのような影響を観ることになるのでしょうか。過去、知り得なかった気象の変化が起きつつあります。この地域は、災害の無い地域だと過信されている嫌いがあります。大きく、多くの災害を観なければならない変異に対処して往けるのでしょうか。

花壇の ノウゼンカズラの花

 今日の写真から、全て生き物の画像になりました。一枚目はカニグモ科のアズチグモの♂です。前号に♀の画像を載せていますが、雄は雌より一回り小さく褐色です。二枚目、今朝40分間ほどかけてザリガニ釣りをしました。約30匹を駆除。釣れる!釣れるで、切りがありません。困ったものです。完全な成体になる前に駆除を完遂したいのですが・・・。三枚目、ムシヒキアブ科の仲間で、アオメアブ。褐色の体と、綺麗な緑色の複眼、精悍な肉食系のアブです。四枚目はハナアブ科のクロヒラタアブ。こちらは花の蜜や花粉を食べる草食系のアブです。暑くて生き物の姿も無さそうですが、やはり探せば居るものですね。

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 No.663 2018.07.14 (Sat)  9:00   晴れ   水温 26.0 ℃   気温 27.0℃  

 7月も中旬を迎えています。一年の後半に入り、夏至を過ぎ日の長さも徐々に短くなりつつあります。朝9時の気温は27℃湿度がやや高めでしょうか。比叡比良山系はもちろんですが、近くの近江富士の姿も薄い輪郭だけが望めます。午後は35℃まで上がりそうです。小学校、全児童ではないと思いますがプールでの着衣水泳の体験が行われるそうで、単にプールに親しむだけの学校授業ではない一面を観ることができます。週末の金曜日には1学期終業式で、夏休みに突入ですヨ。今朝、ようやく観察デッキの改修工事に向けた寸法取りをしました。老朽化し、崩れ落ちそうなデッキ、来春まで事故無く形状を留めてくれると有り難いのですが・・・。大々的に新設しなくては駄目かなあと考えています。予算の関係上、ビオトープの会員による素人の手による改修工事を目指しています。製作図面を起こすのは任せていただきますが、専門家(職人)による作業目的ではなく、素人で組み立て製作できる程度の工夫が必要です。コレから考えることになります。早ければ8月末の整備作業で実施したいのですが、諸般の都合上、来春の整備作業まで持ち越したいとも考えています。

観察机の上、オオシオカラトンボ ♂

 今日の写真から、いつもとは違ったアングルで、三の溜りを観た画像です。池の縁に近づくと、哀しいかなアメリカザリガニが池の底を無尽に走ります。次の機会にはザリガニ釣りを決行しますよ。二枚目、このビオトープにすっかり定着することになったキマダラカメムシ(外来種)です。卵から段階を追う幼虫の姿も観ることができました。三枚目はハグロトンボ、コレも毎年姿を観ます。定着しているのでしょうか。四枚目はセリの花の中に潜むアズチグモ♂。他にシオカラトンボ、ツマグロヒョユモン、ナミアゲハ、アシナガバチなども観ることができました。

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No.662  2018.07.07 (Sat)  9:00    雨   水温 22.0 ℃   気温  23.0℃

 今週はず〜〜っと降雨の日ばかりだったように思います。北九州から近畿地方にかけて帯状の強雨域が停滞しており、各地に甚大なる災害を引き起こしています。この地は強雨域の西端になっておりギリギリのところでこの災いからは逃れられているように思います。同じ市内でも避難準備や避難勧告が一時発令された処もありました。今日土曜日、明日の日曜日まで注意が必要だと言うことです。ビオトープは降雨で池が溢れているかとの心配がありましたが、ごくごく普通の状態を保っていました。先週の整備作業の後、池の中がよく見えるようになり底を走る3cmぐらいになったザリガニがたくさん観えます。悲しい状況で、春先から数を増やしていたメダカが餌になっているようで、その数が極端に減っています。メダカだけでなく、トンボのヤゴなども観なくなっています。ビオトープの池は閉鎖水域。逃げ場のないメダカたちは絶好のザリガニの餌食化してしまっています。此処数年間繰り返しになっているザリガニ捕獲作戦を展開しなくてはなりません。外からウシガエル、空からアオサギが来てくれたらいいのに。でも、彼等は魚も食べちゃいますから・・・>_<;

4年生の子ども達の・・・

 今日の写真から、右一枚目はしっぽりと雨で潤いを得たような瑞々しいビオトープになっています。4年生の授業で作ったものでしょうか、二枚目ぬまえびクイズ℃O枚目ビオトープの生き物紹介、アメリカザリガニ≠ネどなどのラミネート張りしたものが並べられていました。ビオトープの生き物紹介とクイズの2本立て、全校の友達に向けて配信しています。面白い記述がありました。「ザリガニは中国ではビールの最高のアテ」だと。四枚目は1年生が育てているアサガオ、花が観られます。少し花は小さく、葉の茂りも悪く、色も薄く感じました。肥料不足?

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 No.661 2018.06.30 (Sat)  9:00   曇り/晴れ   水温 23.0 ℃   気温 24.0℃  

 きょう6月30日は平成30年度、最初の事業第1回整備観察会です。地域住民の方々、大きな戦力になるPTAのふれあい部の皆さん、教職員さんたち、未就学児の子達を含め多くの子どもの参加を観ました。蒸し暑い最中、ご協力ありがとうございました。整備観察会ということで、草取りの作業に入る前に若干の観察会を実施しました。ビオトープ内の植生について、草刈時に無意識に刈り取りしてしまわないようにの説明やその訳、外来種のこと、帰化種のこと、池の中の生き物のことを学んでいただきました。子ども達の多くは、もっぱらタモ(網)をもって池の中の生き物を追っていました。捕ったものをバットに入れて皆に披露もしてくれていました。哀しいけれど、やはりザリガニの姿もたくさん観ました。今年はドジョウの姿がありませんでした。このビオトープでも絶滅したのでしょうか。ザリガニの侵出で、池中の生態は貧弱になり下がっています。ビオトープにザリガニが入り、ウシガエルを呼び、今度はアライグマが出入りするに至っているようです。近くアライグマ用に捕獲器がセットされたそうですが、これまでにネコがかかったことが1度あったそうです。

左:作業前        右:作業後

 今日の写真から、もとろん整備作業観察会からの画像です。左一枚目は草刈作業着手間もない時の様子です。かがむ大人の姿も隠すほどにまでヨシが繁ってきていました。二枚目、作業中も子ども達の網入れは止まりません。熱心です。三枚目、水分補給休憩の様子。木陰で憩うPTAのお母さんたちが左奥に見えます。陽が照ると蒸し暑さが増しました。四枚目は作業終了間近になっても子ども達は夢中で池の中を探索していました。学校周辺ではこのような楽しみをする処はなくなりました。次回は二か月後の8月25日土曜日の実施よていです。またの参加をヨロシク!

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最終更新日 : 2018/08/04