今ビオ
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 No.675  2018.10.27 (Sat)  9:00   曇り   水温 17.0 ℃   気温 18.0℃  

 寒冷前線の通過で未明まで雨が降っていました。昨夜からの降雨でそこそこの雨量があったようです。強めの風も吹いていた様子があり、草木が雨と風で押された感じが観られました。気温が18℃、前線の通過後だというのに秋の朝特有のひんやり感がありません。曇り空のせいか、明度・彩度のないぼんやりとした景色に包まれています。台風のあとの片付けもままならない中、時間が経過して往く・・・そんな週末になりました。10月も月末を迎えていますヨ。明日の日曜日はふれあいまつり≠ナす。小学校区の地域住民と学校児童・PTAさんの交流イベント。学区内の町内会さんや諸団体さんが模擬店を始め、いろんなコーナーを設けて参加します。地域の誰でもが来校し、楽しむことができます。囲碁、将棋からドッヂボール、グラウンドゴルフ、楽器演奏に子どもたちのステージ発表と盛沢山のプログラムが用意されています。今日の午後からはその前日準備に多くの人たち学校に入ってきます。かつて「ビオトープの会」としても、環境活動啓発をPRしようとこのイベントに参加していましたが、諸般の都合上取り止めることになり、そのまま経過しています。

ケヤキの葉が色付き始めました・・・

 今日の写真から左一枚目、何かメリハリのないぼんやりとした空気の中、暗く沈み込んだような景色になっているビオトープ。二枚目は内側からの景観で、ポプラの高木やクヌギの量感ある緑の塊が無くなって背景の校舎がむき出しになってしまった味気ない様子です。三枚目、ピラカンサス(バラ科)の実。晩秋、初冬に向けてもっと赤く、真っ赤に染まります。四枚目、アキアカネ(トンボ科アカネ属)。今季ほとんど観なかった赤トンボ、アキアカネもこれまで此処では観ることはなかったように思います。迷いこんだ1頭の赤トンボ。暑過ぎた夏の影響でしょうか。

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No.674  2018.10.20 (Sat)  9:00   小雨   水温 15.0 ℃   気温  16℃

 気温16℃、寒くは感じませんが、かといって快適とは思えません。暗く小雨が降り、薄い雨雲の裏に太陽があるのが観られます。ハッキリとしない憂鬱な気分に陥る感じがあります。自身の台風以降の重苦しい想いとが交錯します。先週の樹々の緑と比べるとその濃さは衰退し、覇気さえ失ったように頼りない殺風景さを醸し出しています。紅葉に移る過程の中で仕方のない時期なのでしょう。秋晴れの青空、陽の光が観えたら、明るさや輝きも戻ってくるのでしょう。紅葉が待たれます。先週、菜園では子ども達の手でサツマイモ堀りが行われていました。サツマイモやジャガイモは手間いらず、植え込みと掘り出しだけ・・・。しかし植え付ける床作り、耕作・畝作りは収穫に至るまでの草取りなども含め地域の方の力に頼っています。そう思えば子ども達は何を学んでいるのだろうなどと考えてしまいます。稲作田を借り、田植え・稲刈りの体験もしますが、やはり最初と最後だけ・・・。もう少し工夫をすればもっと上の学習が可能だと思うのですが。ビオトープ内に稲を植える工夫をした部分があるのですが、コレも15年来実施出来ていません。やってみたいことの一つです。

綿の実 (玄関広場プランター栽培)

 右一枚目は、殺伐さを感じる暗い今日のビオトープの様子。二枚目は紅葉にはまだほど遠いドウダンツツジ。沈んだ色が、重い空気をなおも重くします。三枚目はイヌタデ(タデ科)の花穂。赤飯に見立ててアカマンマと呼ばれることもあります。四枚目はビワ(バラ科)の花のつぼみ。暦の立冬≠ゥら大雪≠フ頃に花を咲かすことで初冬の季語にもなっているそうです。もう半月もすれば開花し、冬に咲かす花が少ないなかで独占するように虫の受粉を誘います。真冬に向かい虫達も少なくなりますがネ。完熟した果実は5月から6月に、子ども達にも狙われます。 

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 No.673 2018.10.13 (Sat)  9:00   晴れ   水温 14.0 ℃   気温 15.0℃  

 もう10月中旬ですヨ。今朝9時の気温が15℃、久し振りに晴れた土曜日の朝になっています。湿度も高くないようでヒンヤリとした空気感が秋らしくていいですね。ビオトープの秋の装いとしてはまだまだ緑が濃く、紅葉を観るにはしばらく先のようです。気温が15℃にもなると池の中も静かになり、動くものが見あたりません。近年、繁茂する姿を観なくなりましたが、ミゾソバ(タデ科)の花が朝露を溜めながら元気に咲いています。緑の上に点在する淡いピンクのコンペイトウのような花が可愛いです。この時期、多くのタデ科の植物が花を付けます。蕎麦≠フ花も咲いている頃で、12月にもなれば新蕎麦が出回り、食べられる時期になります。ミゾソバの種(実)からはそば粉≠ヘとれないのかな? そんなことをふと想いまし。かつて食糧不足の折には救荒植物として食されたことがあるそうです。試してみることも面白いでしょうネ。ミゾソバの若葉は調理の仕方によっては食べられるそうで、薬草としても利用されることがあるみたいです。薬草になる植物は結構ビオトープにもありますヨ。

実りの秋 柿(渋柿)

 今日の写真から左一枚目、シダレヤナギの細枝が切り落とされスッポンポン! 見通しが良くなっています。10月半ば、まだ緑濃いビオトープです。二枚目、主幹を刻まれ積み上げられたポプラから若い芽が出ています。水分が抜けていない状態から未だ生きていると錯覚しているのでしょうか。地を張っていた根っこからも芽は出ており、逞しい生命力を感じます。三枚目、キバナコスモスの花にツマグロヒョウモンの雄が吸蜜に励んでいました。同じ色合い、溶け込んでいますネ。四枚目の画像はホソヒラタアブ、ヨメナの花で花粉や蜜を食べることに夢中になっているようでした。10月、まだ生き物が観られます。

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No.672  2018.10.06 (Sat)  9:00   曇り/小雨   水温 24.0 ℃   気温  25.0℃

 台風24号が日本海を北上中です。21、22号と続いた台風はビオトープに酷い爪痕をの残して去りました。その片付けがままならないうちの24号の接近、幸いにも日本海を遠く通過というコースを辿ってくれているようです。被害の上乗せは逃れられたように思います。明日の日曜日が地域の運動会、たくさんの学区住民が集います。ビオトープの惨状をそのままの状態で観られるのも嫌でしたが、ようやく処理をしていただけました。ポプラの樹はほぼ伐採、ヤナギの折れた枝も剪定、三本あったクヌギの樹は1本を残すのみ。切り落とした枝樹も全て処分されました。ひと月前と景観は随分変わり果てました。この日の午後、グラウンドは運動会準備、雨が降り続きグラウンドコンディションが悪ければ前日準備が出来なくなります。台風が去り、翌日天気が回復しても中止になる可能性がありますね。はてさてどうなりますやら、役員さんたちの決断が待たれます。ビオトープは全面立入禁止、閉鎖中です。今朝の池の水温は24℃もあり、泥に潜っていたはずのザリガニが這い出し、獲物を追っているようでした。近づくと、素早い動きで後退り・・・困ったものです。

枝樹の処分が行われました スッキリ!

 右一枚目はシダレヤナギの現状、ほとんどの太い細い問わず枝木が剪定の対象になり切り落とされました。スカンスカン! 来春の新しい芽吹きを待ちましょう。台風以降、人の入らないビオトープですが季節は確実に進んでいます。二枚目は、オギノツメ(キツネノマゴ科)。シソ科の花に似ますが違うようです。三枚目はヨメナ(キク科)の花、似たような花がたくさんあります。四枚目はサンシュウ(ミズキ科)の果実、もう少し経ったらルビー色の真っ赤な熟れた果実になり、美味しく食べることのできる秋の実りとなります。コレも赤く染まるのを待って鳥が・・・。

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 No.671 2018.09.29 (Sat)  9:00   雨   水温 18.0 ℃   気温 17.0℃  

 先週お休みして二週間振りです。二週間、半月空くとこの時期季節はどんどん進んでいます。あの真っ赤なヒガンバナは既に朽ちてしまっていて、今季の花をカメラに収めることができませんでした。気温が17℃、前線が南に下がり北の冷たい空気が入って来ているからでしょう。長袖のシャツが欲しいくらいです。これから雨は、接近中の台風24号から延びる雨雲が前線を刺激して風雨ともに激しいものになりそうです。先の二度の台風21号、22号の爪痕がいまだにそのまま残るビオトープ、後の処理が出来ていないにも拘わらずまたも24号が迫っています。恐らく被害が拡大するであろう現場、なす術もなく台風の通り過ぎるのを待つだけというのは悔しいです。気持ちと時間、すこしゆとりがあるなら補強など手を加える処置も出来た筈。そんなことを想いながらビオトープの様子を観ていました。自然の回復力に期待をして帰ってきました。なんとか壊れた施設の修復をする時間を持ちたいのですが今の処予定がつきません。枝樹を切り落としてくれた業者が、併せてその処理もしてくれることはないのでしょうか。行政が手配してくれた仕事(有償)だと思うのですが、何か中途半端な処理の仕方ではないかと・・・。

イヌコウジュ  (シソ科)

 今日の写真から左一枚目から三枚目まで、二週間が過ぎ何の進展も観られず24号台風の接近・通過を待つ、ビオトープの様子です。紐、テープを張って立ち入り禁止の意思表示はしていますが、いつまでこの状況にしておくのか問われそうです。やがて学区の「運動会」や「ふれあいまつり」、「防災事業」など一般の人が訪れる日々が続きます。注意喚起を勧めるぐらいのことしかできないでしょう。仕方ないです。四枚目の画像はサクラタデの花穂、秋の草花が傷跡の中でも癒しを与えてくれました。

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最終更新日 : 2018/10/27