今ビオ
No.676 〜 No.680

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No.680  2018.12.15 (Sat)  9:00   曇り/小雨   水温 4.0℃   気温 4.0℃

 12月15日、月半ば。2018年も残すところあと16日。小学校は来週末には冬休みに入ります。今朝9時の気温は4℃、小雨が降っています。琵琶湖を囲む山々の上部半分は雪化粧をしています。比叡山も今季二度目の冠雪になりました。今日、明日と晴れていれば名残りの紅葉を探して車を走らせてみようと思っていましたが、雪を観るとは想定外でした。この土曜日に県内スキー場もオープンと予定を掲げていましたが、どれほどの積雪になったのでしょうか。滑走が十分できるような降雪、積雪には程遠く開場順延の文字がスキー場のホームページに出ていました。今季も雪不足になるだろうとの予報が早くから出されていました。赤道直下のエルニーニョ現象が拡大し、西進していることが起因していると伝えています。では、何故エルニーニョ? と説明してくれるところはあまり無く、メディアでもあまり伝えてくれません。地球温暖化による海水温の上昇が働いていることを語ってくれません。地球上の世界各国は利害関係、経済活動に直接影響を与える決まり事に率先して取り組む姿勢を観ることは出来ません。一般市民に些細なエコ活動を押し付けて、世界規模での成果はどこへ往ったのでしょう。まだ温暖化は止まることなく、加速して進む傾向にあるのではないかと思います。

比叡山 冠雪

 今日の写真から、右一枚目は冷たい小雨降る中、しっとりとした秋の名残りある趣を観る初冬のビオトープの景観です。やがて一面褐色に変わり往くでしょう。二枚目は切り倒されたポプラの根元からでたひこばえ=B黄葉せずに元気な若葉色。生命力を感じます。三枚目はお馴染み、雨の日の楽しみのひとつ水玉、水滴の写真撮影です。水滴の中に巧くビオトープの景色を入れたくて・・・。四枚目は前庭の山茶花の花。今が一番のピークかな。

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 No.679  2018.12.08 (Sat)  9:00   晴れ  水温 5.0 ℃   気温  6.0℃  

 スッキリと透き通った空気感がヒンヤリと心地良い一日の始まりになりました。比叡山系の中腹にある建物や鉄塔までが、朝陽を受けクリアに望むことができています。風も無く、陽だまりは最高の憩いの場になるでしょう。暦でいうところの24節季のひとつ大雪=i雪がいよいよ降り積もる頃)を迎えています。暦通りの寒さが日本列島を覆う天気になりました。しかしながら比良山系に雪雲はかかっていませんでした。遠く、北陸地方は降雪のようです。晩秋から初冬へと、ビオトープの景色も変化を続けています。葉先の縮れたモミジの紅葉も、陽光を受けそれなりの美しさを主張しているように観えました。校庭のサクラの樹は今年虫食いがすくなく、意外と綺麗に紅葉していましたが、その殆どが落葉してむき出しの枝だけの姿に変わっていました。いまだに子ども達の立入禁止を続けているビオトープ、台風での倒木の処理は出来ていますが、観察デッキの改修作業が未着工の状況にあります。きょう、採寸しました。工事計画書を作成し作業の実施日を検討しなくてはなりません。

クヌギの黄葉、右はポプラの樹

 今日の写真から左一枚目、ビオトープの北東から南西方向を観た景色です。朝日が入り、明るいビオトープ。下草が枯れ始めています。二枚目、褐色化が進む景色の中で、池の縁ではイグサとセリが緑色も鮮やかにその存在を主張しています。三枚目は枯れ枝に一粒だけ残されたサンシュウの実、赤サンゴを連想させる輝きを見せています。四枚目は菜園の端に設けられた棚、昨年までは小型のヒョウタン(たぶん千成ひょうたんだと思います)がぶら下がっていましたが、今年はヘチマが下がっていました。まだ緑色しています。一方では朽ちかけたものもあります。収穫して「ヘチマたわし」などを作ることはしないのでしょうかネ。

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No.678  2018.12.01 (Sat)  9:00   曇り/晴れ   水温 10.0℃   気温 11.0℃

 12月。気温が10℃を越えています。薄日の空で陽射しが弱く寒く感じます。陰影がぼやけていて、全体に沈んだ空気感に覆われています。紅葉した木樹が観られますが、ハッキリしないくすんだ色合いで、鮮やかさに欠けます。遠くの山々は稜線を淡く見せており、空の色と溶け込んでしまいそうな景観、そんな12月の始まりです。先日、小学校エコスクール支援委員会に出席してきました。5年生の「滋賀の郷土料理学習」、6年生の「世界農業遺産学習」を中心にその活動状況の報告などが報告されました。いずれも滋賀県びわ湖を絡めた学習で、琵琶湖と人の暮しが育んできた滋賀県特有の自然と食文化を子ども達の視線で学習しています。シジミ味噌汁、鮒ずし、アメノイオ(ビワマスの炊き込みご飯)・・・琵琶湖の生物多様性がもたらした郷土料理を学び、次世代へとつなぐための課題と方法を考えています。地元ならではの素材を活かしたエコ学習になっています。

 
 
ビラカンサの実 

 今日の弱く、そして鈍い陽射しのなか、右一枚目はヤマモミジの紅葉。葉先が縮れて、染まり具合も不揃いで紅葉を愛でると言った綺麗なものではありません。二枚目はクヌギの黄葉。やはり斑な朽ち方しています。台風で折れ、下部で切られてしまった後の残り枝のものでしす。三枚目はサンシュウの紅葉。他にマンサクやトサミズキも葉を残していますが、枯葉状態でそのまま葉を落としてしまいそうです。四枚目はイヌホウズキ(ナス科)の実です。イヌ≠ヘ役にたたないって意味で名付けられています。史前帰化種として、日本には古い時代から入ってきていたそうです。似たものに同じナス科のワルナスビがありますが実は黄色で、北米産の外来種です。

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 No.677  2018.11.24 (Sat)  9:00   晴れ/曇り   水温 6.0 ℃   気温  7.0℃  

 この三連休、草津市内はチャレンジスポーツデイと称し学校体育施設、社会体育施設をフルに活用し、学区体育振興会を始めスポーツ協会の諸団体が市民参加型のスポーツイベントを繰り広げています。今朝の気温が10℃を下回る寒い一日の始まりになりましたが、まずまずの日和に屋外種目も活気に満ちた人たちで賑わうことでしょう。昨日23日は勤労感謝の日=u勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」と1948年に法律で定められました。古くは宮中祭祀の一つで「新嘗祭」として伝えられてきたもの。11月23日に天皇が五穀の新穀を天神地祇に勧め、また自らもこれを食してその年の収穫に感謝するという。同日、ネットのニュース欄にもこの様子が配信されていました。食≠ヨの感謝を込めて、食前の「いただきます」、食後の「ごちそうさま」を習慣化していきたいですネ。久し振りにビオトープに入りました。緑の勢いは衰退し、落葉樹の葉も色付きを見せていますが綺麗じゃあありません。池の縁ではセリの若葉が観られ、こんな時期に繁茂しています。

今じゃ何処でも観られる 皇帝ダリアの花

 今日の写真から左一枚目、緑≠ェ精気を失い、確かに晩秋への装いを始めているビオトープです。二枚目、完熟状態の柿の実ですが、渋柿です。ヒヨドリも来ない!(笑)。この夏、イラガの発生を観なかったように思います。暑過ぎた気候が災いしたのでしょうか。当然イラガの新しい蛹も今季は観ません。三枚目はサクラの紅葉。色付きが不揃いであまり綺麗とは言えません。部分部分で陽に照らされるとそれなりに紅葉を愛でることも出来るのでしょうね。四枚目は、珍しくキセキレイ(スズメ目セキレイ科)が訪問してくれていました。画像は隣接用水路に降り、餌を探す様子。きょうはツグミも観ましたよ。

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No.676  2018.11.17 (Sat)  9:00   晴れ/曇り   水温 − ℃   気温  −℃

 約一か月振りの通信です。10月から11月、小学校を使った地域のイベント事が続いていたことや、私事で他の催事に参加することも多く、県外への出張、遠征が入りビオトープに近づくことがありませんでした。今日もグラウンドでは地域行事が行われるようで準備する人の姿がありました。また今現在、台風以降ビオトープは立ち入り禁止にしていることもあり、積極的に観察に入っていません。観察デッキの修理の段取りがまだ出来ていない状況で、早めの準備、作業を計画しなくてはいけないのも気になっているところです。11月の頭は富山県へ、そして昨日までは鹿児島県へと出掛けていました。遊びや観光じゃないですよ。1カ所に滞在、研修や競技会への参加でしてた。しかし天候にも恵まれ、良い旅になりました。鹿児島桜島では噴煙がボッと瞬間上がるのを観ることができました。現地の人たちにとっては日常茶飯事のことでさほど興味を示すものでは無いそうです。日本列島の最南端に滋賀県にはない大きな街の拡がりと薩摩藩の歴史をを感じました。そんなこんなで今朝のレポートは少し車を走らせ琵琶湖岸まで行った画像を掲載することにしました。

11月14日の鹿児島桜島

 右一枚目は、波静か、今朝のびわ湖面の様子。スカッとした晴れ間ではなく、見透しも期待したほどではなく、雲の広がりを感じる空模様になっています。二枚目はJAあおばな館前の畑、寒咲きのひまわり(こんなの有ったの?)が見頃で、植えられていました。ハロウィンは過ぎましたが、大きなカボチャがゴロゴロと放置されていましたヨ。三枚目は仕事場の窓から撮ったイチョウの黄葉です。近くの街路樹はまだ5分程度の染まりですが、この樹はほぼ完染、陽に輝いています。四枚目は枯草に泊まり、日光浴をするヒメアカタテハ。陽射しが暖かそうです。

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最終更新日 : 2018/12/15