今ビオ
No.681 〜 No.685

  一つ新しいページ   一つ古いページ

 No.685  2019.02.16 (Sat)  9:00   曇り  水温  5.0 ℃   気温  6.0℃  

 気温6℃、曇り空ですが風もなく暖かく感じます。暦は「立春」が過ぎ、七二候の一つ魚上氷(うおこおりをいずる)の頃だそうです。「春の暖かさで湖や川の氷が割れ、氷下で泳いでいた魚が氷の上に跳ね上がる頃。温かくなった水の中、ゆらゆら泳ぐ魚の姿がよく見え始めます。」しかし今冬は、水の溜りにさえ氷が張るのを観た記憶がありません。季節は暖かさを増す時期になり木樹の芽吹きも待たれます。北日本と違ってやはり暖冬傾向にあり、山の積雪量は少なかったです。周辺スキー場も客集めに苦慮したとことと思います。学校スキー教室が廃止されてから久しいですが、教師の皆さんが積雪量に一喜一憂し、気を揉むことは無くなっています。一学年、一日限りの学校行事ではありましたが、準備から考えると相当なものがあったと思われます。ある意味学校側にすれば一つ荷が降りたと言えるでしょう。雪国の学校ではないにしろ、1時間半程度でスキー場へ向かえる位置にあり、山も湖を身近に在り、太平洋へも日本海へも近い環境にあり自然環境学習には恵まれています。もっとこんな処を意識した学習を大切にして欲しいと思います。

平湖(志那)の カワウ

 今日の写真から左一枚目、ビオトープ池の水抜きをしているところです。「攪乱」までの作業は出来ませんが、そんなことも意識しながらの水抜きです。今回、観察デッキの修復作業が出来るようにすることが目的です。3月2日(土)の作業日までに干し上げるぐらいにしたいですね。池底の泥揚げも考えています。泥中に眠っていた生き物が顔を出すかも知れません。そんなことも期待しています。二枚目、トサミズキの実殻と冬芽。三枚目、サンシュウの冬芽(花芽)、ガクが割れ中の花(集合花)の蕾が観えて来ました。四枚目は水面に落ちたユスリカの仲間。

ページの最初に戻る

 

 

 

No.684  2019.02.09 (Sat)  9:00   曇り   水温 2.0℃   気温 3.0℃

 暗い空気感があります。気温3℃。数字を観るほど寒くありません。風が無いです。遠く琵琶湖の北に位置する雪の山々がクッキリと見通せます。空気が澄んでいるという証でしょうか。節分が過ぎ、立春も経て暦はどんどん進んで往きます。年度末、年度始めにかけて多忙な時期に入ってきました。現年度の反省もそこそこに、次年度の事業計画を聞かれることがありました。少し立腹! しかし世の中の流れってそうしたものなのでしょうね。自分だけが忙しい想いをしている、といった思い上がった感覚が頭に在るから愚痴になる。怠惰に陥ったりする。で、遣るべきことが滞ることも。全て自身に降りかかるモノと解っているのに。一つ一つ処理していかなくてはなりませんネ。来月2日の整備作業の下準備をしておく必要があります。半日ばかりの作業時間でどれだけのものが出来るのか。朝、出会ったばかりの人たちへ作業の100%の想いを伝達するこは可能なのか。今回の作業は参加者の方から理解を求めてこられることを期待さたい。メイン作業は観察デッキの修復。木柵の修理・・・。

なぎ倒され、折れた ミツマタの苗木

 今日の写真、上の一枚は昨春の整備作業時に植栽したミツマタの幼木です。名札をそのまま残し、目立つようにビニール紐を結わい養生したつもりでしたが、子ども達が鬼ごっこでもして踏み入ったのでしょうか。遊びに夢中でいると草木なんて眼中に入る筈もなく。無残に踏み倒され折れてしまっていました。4、50cm程度の高さの草木はなかなかその成長を観ることができません。ビオトープ15年の間何度も繰り返し樹木の苗を植えて来ましたが、まともに育ったものは無かったように思います。ある意味哀しいです。右の写真一枚目はヒメコブシの冬芽の様子。二枚目以降は水抜きを待つそれぞれの溜りの様子です。

ページの最初に戻る

 

 

 

 No.683  2019.01.26 (Sat)  9:00   小雪/曇り  水温  2.0 ℃   気温  2.0℃  

 湿った小雪が、舞うわけではなく真っ直ぐ落ちて往きます。風が無い状態だからでしょう。ミゾレに近く、傘が欲しいくらい。今季は暖冬傾向にありますが、それでも今日は寒気が日本列島へ南下し、近畿地方中部域まで雪雲が入ってきているという天気予報になっています。水溜りに氷が張るほどの凍て≠ヘまだ観ません。大袈裟に騒ぐほどの寒さはやはりないのでしょうネ。暦は「小寒」「大寒」が過ぎ、七二候の一つ水沢腹堅(さわみずこおりつめる)の頃だそうです。沢の水が凍るなど最近は聞いたことがないですね。地球温暖化は確実に進行しているようです。新年が明け、新学期が始まってからもう1月が過ぎようとしています。すぐに2月も慌ただしく過ぎて往くのでしょう。3月始めの2日の土曜日、ビオトープ整備観察会の開催を決めました。主に整備作業に時間をとることになります。第一の作業内容は観察デッキの修復作業。その他木柵の修理、池底の泥揚げ、植木剪定となります。只今、池の水を干す段取りで、注水を止めています。まだ干し切っていませんが、あと1か月少しで自然に干し上がることを期待しています。最悪1週間前に水が残っているようでしたら水中ポンプを使う予定をしています。大量の降雨や雪がないかぎり干せるでしょう。(池の水全部抜いちゃいました状態に)

雪が着いた・・・

 今日の写真から左一枚目、今にも崩れ落ちそうな観察デッキの状況です。2月いっぱい持ち堪えることができるでしょうか。目下立ち入り禁止にしていますが・・・。二枚目防球ネットの上、ムクドリが一羽ビオに来ていました。三枚目、日本水仙。雪水に濡れ、冷たそうです。花の咲き始めが遅いように思いますがどうなんでしょうか。四枚目は一の溜り(池)水が無くなった状態です。干し上がるにはもう少し時間が必要でしょう。

ページの最初に戻る

 

 

 

No.682  2019.01.12 (Sat)  9:00   曇り   水温 2.0℃   気温 3.0℃

 2019年、あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお付き合い下さいますようにお願いします。これからも子ども達の良き環境学習の場となりますように、関係各位の皆様と共々努めていきたいと思っています。ご理解とご協力が得られますように期待しております。新年を迎え、三学期が始まっていますが、ビオトープは観察デッキの老朽化に伴う傷みが酷く、立入禁止にさせていただいています。資材や資金の調達、施工方法が十分でなく実施日の決定を遅らせてしまっています。3月2日土曜日の定例整備作業時に観察デッキ修復も同時に施工をすることを考えています。それまでに第一段階として池の水を干そうと考えています。池底の泥揚げを兼ねて準備をして行きたいと思っており、水揚げ用の水中ポンプの電源を落としておこうとしています。学校側もご理解のうえ、電源をブレーカーから落としておいてくださいますようにお願いします。池の泥の中、眠っているザリガニを除去できれば同時に掘り起こしたいです。見付けるのは難しいとおもいますがネ。春の準備を考えていきましょう。

朽ちた観察デッキの支柱・・・

 今日の写真から、右一枚目は春をジッと待つサンシュウの冬芽(花芽)、二枚目はトサミズキの冬芽です。いずれも12月の頃より膨らみを感じます。三枚目は既に茂りを見せるカラスノエンドウです。他の雑草が芽吹く前にいち早く繁茂し、その存在を誇示するかのように広がります。ある意味邪魔ものなのです。四枚目はジュズダマの実のようす。秋、黒くなることなくこのように白化してきました。未熟なのか、栄養不足なのか、病気なのかどのような原因があるのでしょう。ひょっとして長くジュズダマと思っていたものはハトムギ≠セったのでしょうか。ビオトープ整備時に近くの河川敷から移植したものなのですがね。

ページの最初に戻る

 

 

 

 No.681  2018.12.22 (Sat)  9:00   小雨  水温 10.0 ℃   気温  11.0℃  

 霧ではない小雨が降っています。傘が要るような要らないような、一応傘をさしています。気温11℃、暖かいです。22日の今日は「冬至」です。里山での生活は暦を観て暮らしていたように思います。24節気のひとつ「冬至」、かぼちゃを食べ、柚子湯に浸る。健康志向の慣わしとして古くからの根付いています。現代風に科学で証明もされていて、秋野菜の旬を終え、冬野菜の旬を迎えるまでの間、不足する野菜からの栄養摂取を保存の効く夏野菜であるカボチャを充てたということだそうです。ビタミンやカロチンがたっぷり含まれており人の体に良く、先人の知恵は凄い!と言うことを感じます。柚子湯≠ヘ血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果も、芳香によるリラックス効果もあるそうで、やはり無病息災につながるもののようです。冬至は「一陽来復」の日とも言われています。春への起点、運気向上の始まりとされています。台風での倒木、観察デッキ老朽化の目立ち始め、またビオトープの会ボランティアの人たちの減少などなどあまり良くない一年だったと思います。。。一陽来復!

ヨシの葉についた 水滴

 今日の写真から左一枚目、南側から北方向を観た景観です。モミジもミズキもヤナギの樹も9割方その葉を散らしてしまっています。その分、陽が照れば明るいビオトープになります。二枚目は観察デッキの今の様子、支えの柱が朽ち落ちてしまって今にも崩れ落ちそうになっています。年内の復旧を目指していますが、資材はなんとかなりそうなのですが、細かなHOW TOの資料が出来ていません。人材も招集かのうなのですが。二枚目は以前修復済のビオトープ表示看板。四枚目はこの時期ですでにビワの実が膨らみを見せています、完熟収穫はまだ半年先なのに・・・。

ページの最初に戻る

 ひとつ古いページ

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2019/02/16