今ビオ
No.741 〜 No.745

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 No.745  2020.08.08 (Sat)  9:00    薄曇り   水温:26.0 ℃   気温:28.0℃ 

季節の歳時記  8月 7日頃  二十四節季では「立秋」。七二候の一つ涼風至=iすずかぜいたる)まだ暑い最中、だからこそふとした瞬間の涼を感じる頃だそうだ。季節は秋へ!    

■既に気温は28℃あります。薄曇り、たぶん晴れの天気なのでしょうが、蒸し暑く蒸気に包まれた感じ、そのためか見透しは悪く比叡比良山系の山並みは見えません。三上山も薄っすらと輪郭を映すだけです。一応学校は夏休みに入っていますが、遅い休みの入りと、早い二学期の始まり。この18日には新学期が始まるようです。今季はイレギュラーで新学期が始まってからの21日の金曜日にビオトープ整備作業を行うことにしています。恒例の観察会は無く、夏草刈りと木樹の剪定、一部木柵の修理と池に落ちた縁石の復旧を実施します。また参加者を減らしての実施になるでしょう。コロナ騒動はこんなところにも影響を与えてくれました。それでも季節は止まることなく歩んでいます。左の画像で四コマとも生き物になるのは稀で、滅多に無い珍しいことです。

クヌギどんぐりの様子

 左写真きょうの一枚目、先週はクマゼミの画像を載せましたが今日はアブラゼミです。今もクマゼミ、アブラゼミの両方が大合唱しています。ときどきニイニイゼミも混じっ聞こえます。二枚目はオハグロトンボ。この種も毎年観ることが出来、此処で棲息しているものと思われます。三枚目は池のザリガニを減らすことが出来た春から初夏の成果もあり、メダカの姿を数多く観ることが出来ます。その他にも何やら魚影を観ますが何なのかは定かではありません。それでもザリガニは居ます。もう一度池の水を干すことをしなくてはならないでしょうね。

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No.744  2020.08.01(Sat)  9:00    晴れ  水温 25.0 ℃     気温  27.0℃.

■季節の歳時記  8月 2日頃
 七二候の一つ大雨時行=iたいうときどきふる)ときどき大雨が降る頃。梅雨が明け、青空に沸き上がる入道雲が夕立を誘い乾いた大地を潤します。

■昨日ようやく梅雨明けがしました。遅い梅雨明け、7月の日照時間は窮めて少なかったようです。平均雨量も多く、多くの地域で水害がありました。また7月に発生した台風がゼロという珍記録が生まれたようです。ともかく梅雨が明け、夏の青空が拡がりました。いまだコロナ禍を引きずるなか、地球規模で工場の稼働率が落ちていることもあり、皮肉にも大気が浄化され青空が綺麗になっています。夏のこと、さわやかさに欠けますが、湿度が抑えられた微風は心地よいものです。先日まで暗く重苦しい雨の毎日で生き物の姿を観るのは稀な状態でしたが、これからは数多くの生き物が観られたら良いなと思います。そういえばやたらとクモの巣が張り巡らされていました。捕食する獲物が居るということでしょう。夏のビオトープが生き返ることを期待しましょう。

梅雨が明けグラウンドにも少年野球の子ども達の姿

 今日の写真右一枚目、懐かしい感じさえする綺麗な青空が拡がりました。ポプラの細枝も元気よく天を目指して伸びています。キラキラと陽光に揺れる感じの緑が愛おしいですネ。二枚目、下草も繁り放題。整備作業での草刈を待ちます。三枚目はキマダラカメムシの三齢(中齢)幼虫。この種はこのビオトープで繁殖を繰り返しています。探せば絶対見付る種ですヨ。ただ外来種ではあります。四枚目、梅雨明けに合わせるように一段と喧しさを増すセミ、抜け穴も抜け殻もあり、クマゼミとアブラゼミを確認しています。画像はクマゼミです。この夏の整備作業は8月21日の金曜日、コロナでイレギュラー的な開催になります。

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 No.743  2020.07.15 (Sat)  9:00    雨   水温:22.0 ℃   気温:23.0℃ 

季節の歳時記  7月23日頃  七二候の一つ桐始結花=iきりはじめてはなをむすぶ)とあります。桐の花が実を結び始めるころ。実を結ぶじゃなくて、花を結ぶってなっている。     

■この時間、しっかりとした雨が降っています。暗くうっとうしいですネ。例年だともう梅雨明けしていても良い頃。それにしてもこれまで台風接近のニュースが入って来ません。台風は来ない方が良いのですが、その代わりに強雨、豪雨によう災害が後を絶たない様子で、日本列島に横たわった前線が上下前後左右に好き勝手に暴れている感じがします。新型コロナ感染者増の毎日になっていることに腹立たしさを覚え、コレから先の新しい不慣れな生活に戸惑いつつ、不自由さを受け入れて往かなければならないのでしょう。マスク、顔が蒸さります! 早々に予防薬やワクチン、新型コロナ菌の消滅薬の実用化を願いたいものです。特効薬を世に出すことを意識的に留保し、何処かの誰かが潤うよう策略が練られていることでしょう。哀しいことです。

水滴を含むトサミズキの実

 左写真きょうの一枚目、ヨシが繁っています。画像て前にガマが在るのですが、まだ有る筈の穂が無くなっていました。誰かが刈り取ったのでしょう。しかも全て。観察会などで観察対象として残しておきたいと思っていると、こんなものです。皆と共有するという気持ちが残念ながら見えません。どうすればいいのでしょう。二枚目はジュズダマの穂、白い毛糸状のものが雌花、黄色く垂れ下がるのが雄花です。三枚目はヤマモミジのプロペラ、果実になります。膨らみに種が入っています。四枚目はクマゼミのセミの抜け殻。ビオトープ産のセミです。ここ数年、毎年観ることが出来ています。

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No.742  2020.07.18(Sat)  9:00    雨  水温 20.0 ℃    気温  23.0℃.

■季節の歳時記  7月17日頃
 七二候の一つ鷹乃学習=iたかすなわちがくしゅうす)鷹の子が飛ぶことを覚え巣立を迎える頃。親を離れ、逞しく一人前になっていきます。

■きょうは間もなく雨は止むでしょう。久し振りに太陽の光も望めるかもしれません。例年だと京都祇園祭の山鉾巡行が行われる17日頃に梅雨が明けるとされてきました。7月に入ってからの日照時間は極めて少なくなっているようです。ビオトープの草木はともかく、市外の農地の作物は生育不足でコロナ騒動に追い打ちをかけるように危機のなかにあるようです。スーパーの野菜が高値になっています。今年の3月、6月に予定をしていた整備観察会がコロナ感染防止のためということで中止になって来ました。諸々の対策を講じながら違和感を抱きながら学校生活も始まりました。いろんな行事、事業が中止になることが続いていますが、ようやくビオトープの整備が出来るように段取りができそうです。観察会を中止し、整備作業に専念していただきます。人数制限をし、少数精鋭で作業に入るつもりでいます。8月18日からイレギュラーで二学期が始まります。日程の調整をします。

クロガネモチ 水滴

 今日の写真右一枚目、雨中のビオトープ。しっぽりと濡れています。歩く足元に水滴がまとわりつきます。二枚目、オオマツヨイグサ(アカバナ科)。本来夕方から咲き始め、夜に開花のピークを迎え月見草≠ニ呼ばれることがあります。三枚目、カナヘビが居ました。ヘビの仲間じゃなくて、トカゲの仲間です。四枚目、コシノメトンボの雄、雌が来ていました。このトンボ、顔部分に眉紋がありましたが、胸側面の黒状紋でコシノメトンボと解りました。翅先端の黒い斑紋も特徴の一つです。

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 No.741 2020.07.11 (Sat)  9:00    曇り  水温:22.0 ℃   気温:24.0℃ 

季節の歳時記  7月12頃。  七二候の一つ蓮始開=iはすはじめてひらく)守山市「近江妙蓮」が見頃になっています。千枚の花弁を有する妙なる蓮として有名です。     

■この小学校の隣に県立高校があるのですが、今日土曜日は全員の登校日だったようです。普段の平日通りに沢山の学生が通学路を往きました。ただ少し違う景色もありました。雨が時折強く降る時間帯があり、土曜日で家族がお休みなのか、父兄が車で送って来ていたようで、道路は一時ですが渋滞しました。コロナ騒動で休校したロスを埋め合わすことができるでしょうか。夏休みも短縮されそうです。空は夜明け前みたいに暗く、行き交う車はライトを点けて走っています。比良比叡山系はもちろん比較的近くの安養寺山、三上山の姿も観えません。水蒸気を多分に含み、雨に混じり視界を悪くしているのでしょう。気温24℃でも、かなり蒸し暑く感じます。7月も中旬に入ります・・・。 

暗く重たい空気感がただようグラウンド

 左写真きょうの一枚目、しっぽりと雨露を含んだ緑に包まれたビオトープの様子です。歩くと膝上ぐらいまで濡らしてしまいます。傘をさしてはいるけど肩からも濡れる有様。二枚目はアラカシのドングリ。まだ一粒が直径6、7mm程度。今年もたくさん実を付けていますよ。三枚目、ヨシの生えた根元付近からセリの花が観えました。例年とは違った場所から出ています。で、例年観られたところはセリがありませんでした。強雨が降る日は生き物の姿は稀で、カエルぐらい。四枚目はまだ10mm強の大きさのアマガエルの子。生き物の小さいものはみな可愛いです。小学校は一部でも夏休み返上の授業があるのかなあ〜。

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最終更新日 : 2020/08/22