今ビオ
No.746 〜 No.750

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No.750  2020.10.03(Sat)  9:00    曇り/晴れ  水温 20.0 ℃     気温  21.0℃.

■季節の歳時記 10月 3日頃
 七二候の一つ水始涸=iみずはじ
めてかるる)、田んぼの水が干され稲
刈りが始まる頃とか。昔ならそんな時
期なのか。今は8月末からの稲刈り。

まるまる三週間、現地レポートの空白ができてしまいました。また今日もビオトープの観察に入ることが出来ませんでした。この日はコロナ感染症防止の対策をそこそこ講じて学校の運動会が開催されるということで、運動会関係者以外の入校が規制されておりました。いわゆる無観客試合のようなもの、教職員と子ども達だけの運動会になったようです。しかし、結果として子ども達の両親までの観覧が可能になったみたいで、時間を置いて来校される親たちの姿がありました。コレでビオトープの現地レポートはほぼ4週、一か月空けることになりました。ここの処一気に秋らしく気温が下がり、空が高くなっています。きっとビオトープ内も秋めいていることでしょう。初秋の象徴、お彼岸に咲くヒガンバナが近郊でまだ観られます。ビオトープにも毎年出ているヒガンバナですが、今季どんな様子だったでしょう。

草津水生植物園水の森 パラグアイオオオニバス 葉径1mあります

 ビオトープ内の観察が出来ないこともあって、近郊の自然を撮ってきました。右一枚目は、10月に入りまだ花を咲かしているヒガンバナ、早くに稲刈りを終えた田んぼの畦道に群生しています。二枚目、珍しくウラナミシジミが翅を休めている処に遭遇しました。三枚目、四枚目はコノシメトンボ(トンボ科アカネ属)赤トンボの仲間です。三枚目が雄、四枚目が雌。9月末まで赤トンボの姿が少なく思っていました。10月に入って徐々に出会う数が増して来たようようです。しかしアキアカネを観ませんネ。マユタテアカネは全く見なくなりました。

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 No.749  2020.09.12 (Sat)  9:00    曇り   水温:26.0 ℃   気温:27.0℃ 

季節の歳時記  9月12日頃。 七二候の一つ鶺鴒鳴=iせきれいなく)セキレイが鳴き始める頃。セキレイは日本神話にも登場し、別名は「恋教え鳥」とも。ロマンチックです。    

 ■朝9時、蒸し暑い午前になっています。全天雲が覆いますが青空わずかに望めます。台風8号、9号、10号が続いて九州地方を暴風雨を巻き込みながら北進しました。太平洋上の高気圧が強く張り出し台風の進路を西に向かわせなかったからだそうです。また上空の偏西風が東西に流れるのではなく北方向へ向きを変えていたからとも言います。高気圧の異常張り出し、偏西風の異常な流れ、これらが異常でなければ台風は近畿、東海に上陸していたかも解りません。これからの10月にかけてやってくる台風は十分近畿圏に迫るものになるでしょう。例年5月開催だった運動会がコロナ禍で延期、中止も取りざたされていましたが、10月 3日(土曜日)に開催されそうです。しかし無観客運動会。せめて子ども達の楽しみと思い出を奪わないようとの計らいです。当然、コロナ感染防止対策をしたうえです。例年にない思い出の一つとして今年の運動会は強く記憶に残ることでしょう。

青 柿

 今日の写真左一枚目、クヌギどんぐりが大きくなってきています。茶色に熟すまでには少し時間がかかりそう。二枚目はヤナギハムシのペア、春先から晩秋まで活動期が長いように思います。三枚目はヤマトシジミの雌。このチョウも春から秋にかけて長い期間で観ることができますネ。あとツバメシジミもよく見ます。四枚目、解り辛い画像ですがたくさんのエビが写っています。黒っぽいのはミナミヌマエビ、少し赤っぽく見えるのがスジエビだと思います。ザリガニが減ってエビも戻ってきました。

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No.748  2020.09.05(Sat)  9:00    晴れ  水温 27.0 ℃     気温  28.0℃.

■季節の歳時記  9月 7日頃
 七二候の一つ草露白=iくさのつ
ゆしろし)また、二十四節季の一つ
白露¢垂ノ降りた露が白く光って見
える頃。朝夕の涼しさが際立ってくる。

■暦の歳時記のように季節は進みません。太平洋の海水温が異常に高目で、高気圧の勢いが例年以上に強いということ。猛烈な強さに成長し台風10号が北上接近中です。高気圧の荒れ出しが広範囲だけに西の縁を回るかたちで九州地方の西を通る予報。過去にない甚大な被害が予想されています。太平洋高気圧が弱まってくると台風は近畿地方や東海地方に上陸するコースに変えてくるでしょう。もっと弱くなると日本列島の太平洋沿岸を抜けるようになり、一気に秋めいてくるのでしょう。まだまだこれから先は予断を許さない台風シーズンが続きますヨ。それにしても暑い毎日です。コロナ禍の最中、気力も体力も滅入ります。下の画像は虫捕り網を持った子どもがビオトープに来てくれていました。

虫捕り、捕れたかな?

 今日の写真右一枚目、池の縁でタマスダレが咲き出しました。整備作業のあと、消えたと思っていましたがチャンと花茎を伸ばし、花を付けてくれました。二枚目、三の池(溜り)メダカの姿がをたくさん見掛けましたが、アメリカザリガニの影もいくつかありました。完全に駆除出来ていませんネ。このままだと来春はまたザリガニ天国になりかねないかも知れません。時期をみて対策を講じなければなりません。三枚目、二の池(溜り)の水面、顔を出せば容赦のない日差しを投下する太陽が雲間にあり、池の水面に写ります。先週同様にツマグロヒョウモン、シオカラトンボの姿がありました。ヤマトシジミ、ツバメシジミの姿が混じります。四枚目は草津市街地遠景、稲刈りが終わっていますネ。

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 No.747  2020.08.29 (Sat)  9:00    晴れ   水温:28.0 ℃   気温:30.0℃ 

季節の歳時記  8月28日頃。 七二候の一つ天地始粛=iてんちはじめてさむし)「処暑」を過ぎ天地の暑さがようやくおさまり始める頃か。「粛」は縮む、しずまるという意味。    

■朝9時で気温は30℃あります。台風8号が朝鮮半島を横切って北へと過ぎて往きましたが、その余韻を残してか蒸し暑さが際立ちます。陽射しが強く息苦しさも感じます。イレギュラーな短い夏休みを終え2学期が既に始まっており、新しい生活パターンでそれなりに落ち着いてきているように思います。終息の目途が見えないコロナ禍で、びわ湖上での航海学習フローティングスクールや、各学年の校外学習に運動会、修学旅行の開催についての中止決定がされそうです。子ども達にとっては楽しい思い出づくりが出来ないまま過ぎて往こうとしています。それでもこんな時代にこんな事があった、例年にない特別な経験として彼らなりの想い出として記憶に留めることになるのでしょう。

クメダカが戻ってきた〜

 左写真一枚目、先週の整備作業のおかげもあって、導水路に流れる水の流れが目見られ、微かな流れの音も聞こえ暑中に潤いを感じさせてくれます。そういえばセミの鳴き声が止まっていますね。二枚目、此処のビオトープ内では5度目になるでしょう、キジバトが巣作りしており抱卵に入っているようです。大人の手の届く高さに在り、子ども達で悪戯出来そうな処です。そっと見守ってやって欲しいですね。三枚目、アラカシ(常緑広葉樹)のどんぐりの様子です。まだ直径7mmぐらいでしょうか。四枚目は木柵の上に留まってポーズをとってくれた、ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)の雄です。絶滅しかけていたメダカがたくさん戻ってきました。ある程度のザリガニ駆除が効いたようです。

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No.746  2020.08.22(Sat)  9:00    晴れ  水温 29.0 ℃     気温  30.0℃.

■季節の歳時記  8月21日頃
 七二候の一つ綿柎開=iわたのはなしべひらく) 8月23日は二十四節季の一つ処暑♂トの暑さもこれまで。あまりにも残暑が厳しすぎます!

■処暑@でいう処の「暑さはこれまで」。そんな気配も無くコロナ禍中に加え猛暑日の毎日。激暑、酷暑、辛暑、醜暑、いろいろ漢字を並べてみました。ビオトープの植木が枯れそうです。毎年夏休みに植木を枯らしてきたように思います。梅雨明け後は晴天が続くと必ず枯死の心配が募ります。学校新設時から地盤改良が施され、地中への水は浸透せず降った雨水も早々に表面を伝い排水される仕組みになっており、ビオトープの地中も影響を受けています。根張りの浅い植え込みは毎年枯死の危機にさらされています。夏休み、学校に職員さんが居れば灌水をお願いすることも出来るのですが、理解を得ることを含め近年それも難しいです。21日の昨日、今季初めての夏草刈り実施することができました。やはりコロナ感染防止のため密集・密接の可能性が考えられ、中止、延期を強いられてきました。熱中症対策も織り込みながら1時間という制限を請けながら、少人数で効率よく作業を進めることでなんとか予定を終えることができました。

学校教職員さん、PTAさんの参加を得ての作業・・・

 今日の写真右一枚目、草刈着手前の様子と、二枚目作業後の画像です。三枚目、作業前にテントを用意していただきました。午後3時半からの作業開始でしたが、日中の気温は37℃ぐらいあったと思います。送風機が用意されていました。風に当たるような時間はありませんでしたが、心遣いが有り難いものです。また作業中は携帯ミストのサービスも。給水タイムにはペットボトルのお茶、塩飴のサービスもいただきました。これはPTAさんからだったかな。次回は3月上旬の予定。またヨロシクです。

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最終更新日 : 2020/10/03