今ビオ
No.756 〜 No.760

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No.760  2020.12.26(Sat)  9:00    曇り/晴れ   水温  3.0 ℃     気温  4.0℃.

■季節の歳時記 12月27日頃
 七二候の一つ鹿角解=iさわしかのつのおつる)雄鹿の角が落ちる頃。この時期に古い角を落として生え変わります。毎年生え変わるって不思議。

 

とうとう2020年最後の土曜日。次回ビオトープ通信は新年1月第二土曜日9日の予定です。コロナ禍で揺れた地球、その揺れは終息の目途が見えず、変異種も現れる異常ぶりを見せています。新しい生活様式を共有して、慎みやかに自粛を続けていくことになるのでしょう。子ども達の教育は待ったをかけられるものでもなく、その歳に応じたカルキュラムが確実に消化されていかなければならないと思います。内容が粗くなること、削られることが無いようにして欲しいです。かつてのゆとり教育≠ヘ何も良い結果を残さなかったと思っています。これまで以上に巧くコロナと付き合っていく覚悟を決める1年になるのでしょう。ワクチン、特効薬の浸透普及も急がれますが、コロナ菌撲滅は在り得るのでしょうか。来年はその先の未来が健全な社会、地球が実現出来るかが問われることになるでしょう。

 
落葉が尽きた感じ・・・

 右一枚目、上の画像とは見る方向が真逆の撮影です。シダレヤナギの葉が散り切らずに未だに細枝に着いていました。風が枝を揺らすとそこはかと落ち舞って往きます。二枚目はサンシュウの冬芽(花芽)。この木の仲間は落葉の前から冬芽の用意が出来ています。三枚目、今季のドングリから発芽したものと思われるクノギの幼木。おそらく、来春まで生きているかどうか。葉を落としてしまえば解らなくなり、子ども達に踏み倒されることでしょう。四枚目はキジバトが夏に造った巣が露出してしまいました。

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 No.759  2020.12.19 (Sat)  9:00  曇り・晴れ  水温: 4.0 ℃   気温: 5.0℃ 

季節の歳時記 12月12日頃。
七二候の一つ鱖魚群=iさけのうおむらがる)鮭が群がって川を上る頃。川で生まれた鮭は大海を回遊し
故郷の川に戻って来る。滋賀県では見られないネ。  

 ■空は8割方雲に覆われています。僅かに覗いて青空から弱い陽の光が射します。風が無く、厳しい寒さは感じません。12月も下旬にさしかかろうとしています。来週、週末は終業式。2学期が終わります。4月以降、コロナ禍で揺れた地球。終息の気配を予想することなく、新し年を新しい生活様式を取り入れつつ暮しが始まることになります。人って偉いですね、したたかですネ、不自由さを当たり前のようにして生きて行きます。初冬のビオトープ、自然はさほど例年と変わりなく、季節を繰り返していくようです。落葉がすすんだ木樹は細枝を残し、陽を注ぎ明るい空間を演出してくれます。風がなければ暖かく心地良く感じます。既に冬芽を膨らましているものもあり、このような状況下でも命は新しい時を生きようと力強くエネルギーを蓄えているようです。

一昨日 今季3度目の冠雪 !

 今日の写真左一枚目、三の溜り、シダレヤナギの落ち葉が占め水面を塞いでいます。ドウダンツツジの赤い葉が混じり、それなりにアートしているようで趣があります。二枚目、草木も枯れてセピア色がすすむ中でセリの葉が新鮮な緑を見せてくれています。刈り取って鍋料理に入れてみてはどうでしょう。そんなことを思いました。三枚目、紅葉の名残り。12月中旬を過ぎてまだ落葉せず頑張っていました。四枚目はイヌツゲ(モチノキ科)の花。花の時期としては5〜6月頃とされていますが、此処ではいつも冬に観ることができます。雌雄異株、コレは雄株でしょう。花径は4mmぐらいと小さいものです。

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No.758  2020.12.12(Sat)  9:00    曇り   水温  9.0 ℃     気温  10.0℃.

■季節の歳時記 12月12日頃
 七二候の一つ熊蟄穴=iくまあなにこもる)熊が穴に入って冬ごもりする頃)何も食べず過ごすため秋に食いだめをする。食べ物不足で街に出ることも。

厚い雲に空は閉ざされ、暗いです。気温は10℃ですが無風で暖かな感じさえします。北陸地方は降雨の予報、雨こそ降る様子はないのですが気圧の谷、前線が通過中で、その後の明日・明後日は気温が下がり冬らしい寒さになるそうです。先日は比良山系も冠雪を観ましたが、その日の午前中に消えてしまいました。今度はスキー場も喜ぶような雪になるでしょうか。この月曜日の7日に学習参観に招かれ各学年クラスを人通り観てきました。コロナ禍での授業、いろんな工夫を凝らし、しかし窮屈にならず元気に学習が進んでいたように思いました。4・5月で遅れ気味だった学習は、子ども達も教職員の皆さんも緊張と集中力で意外と確実な進捗状況が見られ、遅れを取り戻していると聞きました。災いの中、頑張りが、強さが見られているようです。今年もあとわずかを残すだけ、少し遅い終業式と、年明けの少し早い始業式になるそうです。早いコロナ騒動の終息を願っています。

初冬、落ち着きのある雰囲気です

 右一枚目、ドウダンツツジの紅葉。紅葉する身近な木の葉のなかで一番の綺麗な紅さを見せてくれると思います。長い時期にわたり楽しませてくれます。二枚目、トサミズキの趣ある葉の色の付き方。三枚目はイヌコウジュ(シソ科)の花の後、花片が落ちて鍔が残されて、その中に実(種)が見えます。四枚目は正玄関前の山茶花、小さな木ですが目一杯の沢山の花が着いて居ます。しばらくこの紅い花を楽しむことができるでしょう。

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 No.757  2020.12.05 (Sat)  9:00  快晴  水温: 6.0 ℃   気温: 5.0℃ 

季節の歳時記 12月07日頃。
七二候の一つ閉塞成冬=iそらさむくふゆとなる)空が閉ざされ真冬となる。空をふさぐかのように重苦しい空が真冬の空です。
24節季は「大雪」  
 

 ■大空一杯の青、どこまでも何処までも青い空が、気持ちイイです。朝の気温がグッと冷えて5℃、体中初冬を感じます。昨日は比良山系が初冠雪しました。お気づきななったでしょうか。コロナ感染増幅中で再自粛ムードがひしひしと感じるようになってきました。昨年の今時分ではまさかまさかで、世界中でこの様な騒ぎになっているなんてことを想像もしてなかったでしょう。未来社会を考えると恐ろしい事態にあるってことを考えなければならないでしょう。まだ鎮静化の様相は見えない状況ですが、人工的に造られたウイルスだとも言われています。人類滅亡を企てる者が有れば、そんなことも可能なことと教訓として対策も考えておかなけらばなりません。澄んだ青空がいつまでもそうであって欲しいと思います。

晩 秋 !

 今日の写真左一枚目、残り月、まだ下弦の月と呼べるのでしょうか。青空に残されて月が綺麗です。さくらの残り葉とお似合いです。二枚目、ポプラの上部に集中して黄葉が残っています。三枚目、ヤマモミジの色付き、他では既に散り染めの状況ですがここのビオトープでは今が一番良い時期になっていると思います。四枚目は越冬前のアオクサカメムシ。暖かな居心地のよい処をさがして徘徊中のようでした。夏の緑が色褪せ、セピア色に変わりつつあるビオトープです。落ち葉も進み、ずいぶんと陽の光が入るようになり、明るくなって来ています。

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No.756  2020.11.21(Sat)  9:00    曇り   水温 12.0 ℃     気温  13.0℃.

■季節の歳時記 11月21日頃
 七二候の一つ虹蔵不見=iにじかくれてみえず)陽の光も弱まり虹を見掛けなくなる頃「蔵」には潜むという意味がある。24節季小雪≠ナもあります。

未明に結構な雨量を伴う降雨がありました。今は曇り空ですが徐々に晴れ間が広がるとのことです。既に雲の切れ目が現れて来ています。暖かな一週間になりました。先日は夏日の25℃まで記録しました。週明けからは11月らしいまともな天候に戻る予報が出ています。きょうは5年生が二年前に新造された二代目のうみのこ≠フびわ湖フローティングスクールに参加しています。通常は宿泊体験学習を伴っていますがコロナ禍ということもあり1日航海での実施です。学校教育の一環として、県内小学5年生を対象に、母なる湖・琵琶湖を舞台にして、学習船「うみのこ」を使った宿泊体験型の教育を展開し、環境に主体的にかかわる力をはぐくむ。ことを目的としています。広く県外からの参加もあるそうです。びわ湖をもっと知って欲しいですネ

 
二代目 うみのこ

 右一枚目、キマダラカメムシ。南方系のカメムシですが、昨日までが暖かだったこともありまだ姿がありました。成虫越冬のため、暖かいと日向に出て来ることもあるのでしょう。二枚目はビオトープの柿の様子。いい色に染まっていますが、生憎の渋柿です。季節の彩りとして色を添えています。三枚目はジュズダマの様子です。此処のジュズダマの実はほとんどが黒くならないで白化してしまいます。未熟なまま朽ちるのでしょうか。四枚目はイヌビワ(クワ科)の黄葉。落葉樹です。ビワという名前ながらイチジクの仲間でもあります。イシガケチョウの食草として知られていますが、この地ではこのチョウは確認していません。

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最終更新日 : 2021/01/09