今ビオ
No.751 〜 No.755

 一つ新しいページ  一つ古いのページ 

 No.755  2020.11.14 (Sat)  9:00  快晴  水温:12.0 ℃   気温:13.0℃ 

季節の歳時記 11月12日頃。
七二候の一つ地始凍=iちはじめてこおる)大地が凍り始める頃。小さな水溜りにも薄氷が見られる
時期に・・・近年11月に氷って観ないですネ。温暖化?
  

 ■快晴無風の気持ちの良い秋晴れになっています。気温13℃ではありますが、薄手のナイロンブルゾンを着ていると暑いぐらいです。今季、標高の高い山々では錦秋の言葉通り綺麗に豪華に色付いてるようで見頃になています。ビオトープの木樹も紅葉がじわじわと進んでいるのが解ります。小学校のソメイヨシノの葉は虫喰いに遭うこともなく いい色に染まっています。陽光に照る様は贅沢な光景だと思います。今週10日、11日は6年生の修学旅行で、伊勢志摩、尾鷲方面へ出掛けていたようです。コロナ禍で中止の話も出ていましたが、いろんな心掛けや約束事、対策を構じて実施されました。それだけ子ども達、先生方も特別な年として想入れの深い経験になったことでしょう。

柿色!

 今日の写真左一枚目、枯草の上で暖かそうに日光浴をするヤマトシジミチョウ。二枚目、黄葉が進むポプラ。朝の陽が射す方から色付いて往くようです。三枚目、ヤマモミジも色付いてきました。まだまだ序盤の様相、今年は色付きに期待できるでしょう。四枚目、トサミズキの黄葉。他にドウダンツツジ、マンサク、サンシュウの葉っぱもイイ感じになってきています。クヌギの葉はようやく緑色が褪せて来た感じ、陽を受けるとキラキラと輝きを放っているように見えます。既に多くのドングリは落下してしまっているようで、その枝に見られなくなっています。と、いって地面に落ちている様子もなく、誰かドングリ拾いをしているのでしょうかね。アラカシのドングリはまだ緑色しています。

ページの最初に戻る

 

 

 

No.754  2020.10.31(Sat)  9:00    快晴   水温 10.0 ℃     気温  11.0℃.

■季節の歳時記 11月 2日頃
 七二候の一つ楓蔦黄=iかえでつたきばむ)楓は蔦の葉が色付く頃。赤や黄色に彩られ、錦秋の世界が現れます。今年は冷え込みも良く、色付きが鮮やか!

秋晴れ! 快晴微風の清々しい一日になりそうです。JRの跨線橋の上からは伊吹山を観ることができました。空気が澄んでいますネ。皮肉なもので、コロナ禍で地球上の稼働率が落ちた工場の排煙の少なさも影響しているそうです。地球環境的には社会や人の生活が滞ることで二酸化炭素の放出も減り、浄化再生に繋がる可能性があり、考えようによっては一時的にでも良かったといえる苦い歴史になって欲しいです。地球上に抱えきれない人工増加があり、健全環境と共生するには飽和状態で、行き過ぎる人間の社会活動を抑制、自然淘汰が起こっているように思われてなりません。人間の進化はやはり地球環境を犠牲にしていると思うわけで、コロナ禍はそんな人のおごりに対する警鐘なのかも知れません。そんなことを想った10月の終日です。

ソメイヨシノ 紅葉始まる

 右一枚目、ビオトープ内でも数か所にジョロウグモが網を張っていた。この時期、やたらクモの巣に出会うとこのジョロウグモのものが多い。網に掛かる小動物がそれだけ浮遊しているということか。街中でもよく遭遇する。何か理由があるのでしょう。こんなことを自由研究で調べて欲しいですネ。二枚目はビワの花塊の様子。開花したもの、蕾のものが観られます。ビワは主に虫媒と言われています。虫も減る冬に向かって何故この時期に花を咲かせるのかを調べるのも面白いと思います。三枚目はタマスダレ(ヒガンバナ科)の花が咲き、まだ蕾も観ます。早い時期から咲き始め、長い間楽しませてくれます。四枚目はクロガネモチ(モチノキ科)の実、赤くなりました。ヒヨドリが既に来ています。

ページの最初に戻る

 

 

 

 No.753  2020.10.24 (Sat)  9:00  晴れ/曇り  水温:13.0 ℃   気温:14.0℃ 

季節の歳時記 10月23日頃。
七二候の一つ霜始降=iしもはじめておりる)山里に霜が降り始める頃。草木や作物を枯らすこともある霜を警戒する時期。右図は植物の「シモバシラ」
  

 ■昨日からの雨も上がり、晴れ間が出て来ました。三週間振りの晴れの土曜日、少年野球の子ども達もグラウンドに姿を現しました。先週キンモクセイが咲いたと記しましたが、もう盛んに散ってしまって樹の下は黄色い絨毯のようになっていました。強い匂いを放つこの花を好きと言う人がたくさんいますが、あまり強過ぎてそうでない人もいます。一つの花の時期が終わろうとしています。紅葉には早く、色物に欠けるビオトープですが、柿の実が熟れてきており、オレンジ色の美味しそうな色を見せてくれています。でも、コレは渋柿ですヨ。ビオトープに出来る果実は鳥たちが来て食べる前に、賢い子ども達がお先にと採って行きます。本当は鳥や虫がやって来るようにと植栽したのですがね。ま、この柿は熟れて落ちるまで此処にあるでしょう。

紅葉が進むケヤキ

 今日の写真左一枚目、夏の緑ではない全体に色褪せて来た雰囲気のビオトープの景観です。二枚目、コレがその柿。いい色になって来ていますネ。柿の葉っぱが色付くと大袈裟な話ですが里山の秋を妄想させてくれます。柿や桜の葉っぱの紅葉が好きです。コノテガシワの葉に泊ったチャバネセセリ。翅を拡げていませんでしたが、背に陽の光をうけ、体の温まるのを待っているようでした。四枚目、柚子の苗木にナミアゲハの三齢幼虫ぐらいかが付いていました。まだ卵もありましたヨ。苗木の数少ない葉を食べ尽くすのは止めて欲しいですね。ナミアゲハは蛹越冬です。

ページの最初に戻る

 

 

 

No.752  2020.10.17(Sat)  9:00    雨   水温 11.0 ℃     気温  12.0℃.

  ■季節の歳時記 10月18日頃
 七二候の一つ蟋蟀在戸=iこうろぎとにあり)戸口で秋の虫の鳴く頃。かつてコウロギをキリギリスと呼んだ昔があった。「蟋蟀」難しい漢字

先週の土曜日も雨でしたネ。今週、北日本では初冠雪を観たようで、今季一番の冷え込みだそうです。今朝7時の気温が13℃あったのに、9時には11℃に下がっていました。雨が降り続いています。濡れた体は寒さを感じるようになりました。これからはコロナとは別に風邪に注意が必要になりました。皆様もお体をご自愛くださいませ。これで秋の深まりは一気に進むでしょう。ビオトープの秋はまだこれからです。冷たい雨降りの一日、生き物はッと身を潜めているのか気配が感じられません。池の中のメダカの姿も見当たりません。冬支度をしているとは思えませんが、陽が出て暖かくなればまた活動してくれることでしょう。もう一か月は虫たちの姿は観られる筈です。このまま冬にはなりません! そうです、今季此処でアキアカネを観ていませんヨ

グラウンドは水浸し・・・

 右一枚目、一の池(溜り)からの出口に在る橋が16年を経て朽ち、歩くには危険な状況になってきています。クリの木? 枕木です。誰か、新たに枕木を提供してくれる人はいませんか。枕木でなくても大きめの角材が欲しいですネ。来春の整備作業時に橋の架け替えをしたいと考えています。心当たりある人は是非に情報をおよせください。2枚目はいつもながら強い匂いを放つキンモクセイ、花がピークです。三枚目はミゾソバの花、うっそうと茂るのでかなり刈り取ったのですが適度に残って花を見せています。四枚目、色付き初めで黄緑色を呈してきました。早い内から色の変化がはじまり、晩秋まで紅葉を楽しませてくれます。

ページの最初に戻る

 

 

 

 No.751  2020.10.10 (Sat)  9:00    雨   水温:18.0 ℃   気温:18.0℃ 

季節の歳時記 10月10日頃。
七二候の一つ鴻雁来=iこうがんきたる)雁が渡って来る頃。清明の時期に北へ帰った雁たちが再び戻って来ます。
24節季では「寒露」夜露寒冷を覚ゆる。
  

 ■朝9時、気温は18℃。台風14号が紀伊半島沖南を通過中です。滋賀県南部は強風域に入っていますが、風は吹いていません。この台風の進路、予報を見ていますと変な動きを見せてくれそうですね。普通なら日本列島を北へ過ぎて往きそうなものを南方へ向きを変えて往きそうです。上空の偏西風も今南下傾向にあるのでしょう。地球温暖化の現れなのか、最近の話題で地軸のズレが生じているのか、地磁気逆転現象の始まりを示唆しているのか、大袈裟ではなく興味を引きます。今年のヒガンバナ、地域差があるものの9月のお彼岸を中心に前後10日ぐらいで咲き、終えるのですが今年はそうじゃありません。9月上旬に咲き始め、10月中旬の今も花が咲いています。夏の猛暑、酷暑の影響と言われますが、それだけではないようです。この変化を研究するのも面白いと思いますヨ。

今も咲くヒガンバナ

 今日の写真左一枚目、ギンモクセイの葉に雨宿りをしていたツユムシ。でも肢には水玉が付着し濡れていましたヨ。二枚目はサンシュウの実です。赤くなってきています、葉が落ちる晩秋のころまで実は残っていることがありますが、鳥たちにもあまり美味しくはないのでしょうか。山や里にいよいよ食べるものが無くなる頃に最後の手段として残しているのでしょうか。結局無くなってしまします。三枚目、8月以降で最近草刈りに入ってくれたらしく、ビオトープ内が見透しよくなっていて、水路の水通しも良くなっています。8月、ススキの株を残しておいたのに刈り取られていました。残念! 四枚目は「人権の花」サルビア。

ページの最初に戻る

 

 ひとつ古いページ

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2021/01/15