今ビオ
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No.785  2021.08.21 (Sat)  9:00   小雨  水温:24.0 ℃   気温:25.0℃ 

季節の歳時記  8月23日頃
 七二候の一つ綿柎開=iわたのはなしべひらく綿を包むガクが開き始める頃。綿の実がはじけ白いふわふわが顔をのぞかせた様子。綿摘みは何時頃が適しているのでしょうネ。

 ■コロナ禍まん延防止等重点措置≠フ適用をうけることになり自粛生活が続いています。日毎感染者最多数を更新、危機的状況かと思うのですが。行政の対応を厳しく言う人がいますが、それ以前に個人の意識が希薄化したままで、自身には影響が及ぶものでないとの感覚のズレがあるようです。今日は土曜日、近くのスーパーへは車の列が繋がり道路が混雑、渋滞しています。駐車場が満杯、空きを待つ車の列なのでしょうが、近隣は大迷惑だと思います。店内も人がたくさん入っていることでしょう。入場制限なんかしているのでしょうか。この2週間、雨の日が続いています。洪水や土砂災害などには遭っていませんが、草津川上流県道の橋脚部分の土砂が流出して通行止めになったニュースがありました。降雨の毎日で酷暑に至らず凌ぎよいのですが、湿度が高くて不快指数は高目、快適とはいえません。

百日草にイチモンジセセリ

 今日の画像から、コロナ禍まん延防止等重点措置から8月24日に予定していた整備観察会は早々と中止延期が決まりました。整備を待つビオトープの様子です。二枚目、タマスダレの花が咲き出しています。秋遅くまで花を観ることができますよ。三枚目スイレンの葉上に居ました、チリコモリグモ(コモリグモ科)です。四枚目はお馴染みになりました、キマダラカメムシの成虫。幼虫も至る所に観ることが出来、繁殖しているのが判ります。しかし、コレは外来種です。

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No.784  2021.08.07(Sat)  9:00     曇り/晴   水温 29.0 ℃     気温 30.0℃.

■季節の歳時記 8月 7日頃
七二候の一つ涼風至=iすずかぜいたる)涼しい風が吹き始める頃とか。ふとした瞬間に涼を感じることができる。二四節季の「立秋」です。残暑お見舞い申し上げます。

 

■3っつの台風9、10、11号が日本列島の南東に並んでいます。強い勢力はありませんが、その接近や通過で強い降雨に遭うことが当たり前のようになっており、洪水災害や土砂災害が心配されます。オリンピックは明日の8日まで。台風の接近による風雨の中の閉会式になるのでしょうか。開催国として不自由な環境下でたくさんのメダルを得られた選手の頑張りに拍手を送りたいものです。金メダルの感動とコロナ感染拡大の恐怖が微妙に混在する「立秋」。先日から最多感染者数を更新する滋賀県はまん延防止等重点措置≠フ適用をうけることになりました。この夏の暑さ故なのか、人の気持ちの緩みをすかさずコロナ菌は見過ごしことなく入り込んできているのでしょう。活動を自粛して耐え続けることの難しさを感じています。ビオトープはそんなことに関係なく季節を進めています。ヘチマが実りました・・・。

 
ヘチマが実りました

 今日の写真右一枚目、観察デッキの上で翅を休めるシオカラトンボ雄、雌池に産卵していました。二枚目はアブラゼミ、クマゼミが大方を占めるビオトープで、アブラゼミが少しばかり混じっています。三枚目はツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)の雌です。雄も近くに観ましたヨ。四枚目は真っ黒なクマバチ、タイワンタケクマバチです。職員室横の花壇のヒマワリに来ていました。ここ数年前から観る外来種。勢力拡大中とか・・・。

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No.783  2021.07.31 (Sat)  9:00   晴れ  水温:28.0 ℃   気温:29.0℃

 
季節の歳時記  8月 2日頃
 七二候の一つ大雨時行=iたいうときどきふる)ときどき大雨が降る頃。むくむくと湧き上がる入道雲が夕立になり乾いた大地を潤します。今、雨がなくビオトープは乾いています。

 ■コロナ禍の二度目の夏、感染者数が増加傾向にあり、首都圏や都市部で非常事態宣言が出されています。そんな中でのオリンピックは後半に突入。日本のこれまでの金メダル量産に一部が湧いているようですが、冷ややかな目で観る人も確かに居ます。何が良くて、何が悪いのか。数年が経ってようやく判ることなのか。それでも地球は廻っているし、日々をかさねている。この不自由な暮しは鎮静化することはないと思う。発生元の生物兵器の実験から拡散したことが事実と解りつつ世界は沈黙する。世界を乱さないためにそれが賢明な処置だと決めてしまっているのでしょうか。元を問えば世界が戦禍になり得ると。過剰気味に地球人口が増えていることの警鐘を含めて、その抑制に誰かが企てたことなのでしょうか。人は賢い生き物です、今までもこれからも困難を克服、乗り越え往くことでしょう・・・。

 
雨が欲しい!

 今日の画像から、珍しく全てが生き物です。左一枚目はハグロトンボ、毎年三の溜りで観ます。このビオトープで棲息しているようです。2枚目、キマダラカメムシの三齢幼虫ぐらいか。このキマダラカメムシもお馴染みになりました。三枚目はセグロアシナガバチ。ヤナギの幹をせっせと何かを探索していました。四枚目はヤガタアリグモ(ハエトリグモ科)の雌。ツマグロヒョウモンも観ました。午前9時、セミがじつに喧しいです。

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No.782  2021.07.24(Sat)  9:00     快晴   水温 28.0 ℃     気温 29.0℃.

■季節の歳時記 7月23日頃
七二候の一つ桐始結花=iきりはじめてはなをむすぶ)桐の花が実を結び始める頃。桐は箪笥や下駄など暮らしの道具に欠かせないものでした。二四節季の「大暑」です

■オリンピックが始まりましたね。コロナ禍での強行開催。始まった以上選手の皆さんには頑張って欲しいものです。台風6号が沖縄先島をゆっくりと進んでおり、進みが遅い故に被害が出ているようです。また小笠原諸島付近で8号が発生し、オリンピック熱に文字通り水を挿すような事態にならないことを祈りたいものです。いろんな面でやって良かったと言える結果になりますように願っています。今回のビオトープ通信も2週間振りの配信になりました。半月も空けると季節はどんどん進み、景色の変化は大きくなります。週刊を心掛けてきた通信≠ナすが18年あまり続けてきて、マンネリ化も拒めず今になって戸惑いが出て来ています。魅力ある活性化したビオトープに変えて行きたいと思っていますが、人々の理解と協力が必要です。興味をお持ちの方は是非お声掛け下さいますようにお願いします。

空気が乾いていて爽やかな風が渡ります・・・

 今日の写真右一枚目、やたらと喧しさを覚えるクマゼミが数を増やして鳴きます。二枚目はシオカラトンボ。毎年雌雄の姿が観れれ池に産卵しています。三枚目は花壇の百日草の花に吸蜜にきたナミアゲハ。ツマグロヒョウモンの姿もありました。四枚目はビオトープ入口から校舎方向を見ています。樹木の影が黒くハッキリと際立つようになり、陽射しの強さを感じます。日中の気温は35℃、猛暑日になりそうです。もう夏休みに入っています。

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No.781  2021.07.10 (Sat)  9:00   曇り  水温:25.0 ℃   気温:27.0℃ 

季節の歳時記  7月 7日頃
 七二候の一つ温風至=iあつかぜいたる)熱い風が吹き始める頃。温風は梅雨明けの頃に吹く南風のこと。日に日に暑さが増します。もう梅雨明けかな?

 ■「線状降水帯」の下では洪水や土砂災害が発生し、局地的とはいへ大きな被害を出ています。被災地へはお見舞い申し上げます。当地は幸にして被災するようなことは観ませんでした。これから台風シーズンにもなりどうなりますやら注意を続けたいものです。今朝は曇り空、気温は既に27℃になっています。午後には晴れ間も出そうのこと。暦通りに暑くなりそうです。夏至を過ぎ日中の時間は短くなりつつあります。2021年の半年も過ぎました。当たり前ですが残り半年、コロナ禍中でのオリ・パラの強行開催が直近にあります。夏の甲子園高校野球など含め昨年中止や休止になったイベントが次々に開催されて往きそうです。ワクチンの行き届きが不十分でも、感染抑制の効果の結果を観ずしてどんどん進んで往くのはよく理解できません。

雨後のビオトープ(外から)

 今日の画像から左一枚目、二週間前にも画像をあげましたが、ガマの穂が綺麗な形になってきました。緑一色のビオトープに穂の茶色が新鮮に見えます。二枚目、一の溜りの様子です。縁にはショウブ(サトイモ科)が元気な繁りを見せています。左に見えるトサミズキは今年は枝を伸ばし大きく育ってきています。三枚目、ヤマモミジのプロペラ。種を抱くの膨らみもしっかり見えます。四枚目はクヌギの葉に居たセマダラコガネ。梅雨が明け、暑いですが陽の光が戻れば生き物達の姿がもっと豊富に観ることが出来るでしょう。こんな生き物にはコロナは関係ないのかな?

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最終更新日 : 2021/10/16