今ビオ
No.776 〜 No.780

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No.780  2021.06.26(Sat)  9:00     曇り    水温 21.0 ℃     気温 22.0℃.

■季節の歳時記 6月26日頃
七二候の一つ菖蒲華=iあやめはなさく)あやめの花が咲き始める頃か。端午の節供に用いる菖蒲(しょうぶ:サトイモ科)ではなく、花菖蒲のことです。

■昨日25日金曜日午後3時から今年度最初のビオトープ整備作業を実施しました。少し晴れ間も見える空のもと、今回新たに加わっていただいたボランティアの方々の助けを得て手際よく進めることができました。雷が鳴り、暗さが増し、すぐ南の方から雨雲の接近が伺え、追われるように慌ただしく作業を済ませることになりましたが、それでも1時間あまりの作業で生い茂った草の刈り取り、間引きをすることができました。皆様にはコレを機会に2回目、3回目、また次年度も続けて参加下さるようにお願いしました。次回は8月末の予定をしています。ビオトープ完成時の「渋川ビオトープの会」のメンバーは数人が残るだけになり、整備作業もままならない状況に陥っていましたが、今回ボランティアさんの募集を広報していただき、10名ほどの賛同者を得ることができました。これからもヨロシクお願いします。

昨日の作業の様子

 今日の写真右一枚目、夏草刈りのあとのビオトープの様子。スッキリしました。また8月末までの2ヶ月間でドッと生い茂ることでしょう。二枚目は観察デッキ下の溜り(池)のガマの状況です。穂が出て来ています。三枚目はキアシブトコバチ(アシブトコバチ科)6mm弱の大きさ。姿形が酷似するモノにハエヤドリアシブトコバチがいる。大きさがやや大きくて7mm前後、後肢がコレと違ってほとんど黒いので、大きさと併せて区別する。4枚目はハマベアワフキ(アワヒキムシ科)。

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No.779  2021.06.19 (Sat)  9:00   雨  水温:19.0 ℃   気温:20.0℃ 

 
季節の歳時記  6月21日頃
 七二候の一つ乃東枯=iなつかれくさかるる)夏枯草の花が黒ずみ枯れたように見える頃。「夏枯草」(かごそう)はうつぼ草の異名です。【夏至】
 

 ■梅雨らしいしっとりとした雨が降り続いています。近年よく耳にする「線状降水帯」。かつては無かった気象用語かと思います。地球温暖化傾向にある気候変化の一つの現われでしょう。線状降水帯の下では、過去経験したことのないいような降雨になる処が多く、災害をもたらしています。少し前に市からハザードマップが家々に配布されています。冠水危険地域が危険度合いによって色分けされており、避難所が記されていました。避難所の位置に疑問を残す表示がありましたが、今一度考察して欲しいと思う仕上りでした。マップでは実際に冠水に遭い、非難が必要な場合に指定避難所へは行けないような処があります。指定外の避難所の方が、安全でかつ近くに在る場合があります。共有利用可能であることは確かなことですが、その旨の記載もマップに表示願いたいものです。まだまだ梅雨は続きます・・・

 
ノウゼンカズラ

 今日の画像から、左一枚目はしっぽりと雨露を含んだ緑が潤いを得て新鮮を見せています。二枚目はクヌギの実の様子。まだ直径は1cmに満ちていません。三枚目、ヤマモモが完熟しています。赤色を過ぎ、濃い赤黒い色へと染まっています。完熟の実は甘く、ヤマモモのジャムを作ってみては如何でしょう。四枚目はビワの葉を雨避けにチョウが泊っていました。画像の白矢印のところにチョウが居ます。蛇の目が見え、ヒメジャノメのように見えます。雨中のビオトープ、この他にツバメシジミ、モンシロチョウが観られました。池の中は静寂。25日は整備作業日です。

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No.778  2021.06.12(Sat)  9:00     曇り    水温 23.0 ℃     気温 24.0℃.

■季節の歳時記 6月10日頃
七二候の一つ腐草為螢=iくされたるくさほたるとなる)草の中から蛍が舞い、光を放ち始める頃。昔は腐った草が蛍になると考えられていました。なんででしょうね。

 

■気温24℃、蒸し暑さを感じる雲り空です。時折雨粒が落ちて来ますが、降雨になる様子は今の処ないようです。1週お休みした後の通信です。食べごろに熟していただろうビワはやはり誰かが収穫してしまっていました。そこそこ大粒の実が付いていただけに、手に出来なかったことが惜しまれます。イヌビワの実が赤くなって来ていますが、コレは食べることはしません。鳥もあまり好んで食べることをしないようです。ビオトープは鬱蒼とした濃い緑色に囲まれています。今月25日金曜日の午後に整備作業に入る予定です。これまで6月最終土曜日に決めて実施してきた作業ですが、昨年からのコロナ騒動でイレギュラー的な平日開催になっています。この先、どのような形でビオトープの維持管理に関わっていけばいいのでしょうか。コロナワクチン接種が行き渡り、正常な動きがとれるものになるよう祈っています。

 
スイレン

 今日の写真右一枚目、樹木の緑、草の生い茂りで暗ささえ感じるビオトープ内です。整備作業ではコレ等の間引き等が必要になります。木枝の剪定も必要です。二枚目はイヌビワの実が赤く熟してきました。緑も中の赤い実は鮮やかで綺麗です。三枚目はエゴノキの実。沢山の花が咲いた後たくさんの実がつきました。4枚目はクサギカメムシの孵化。孵化したての初齢幼虫。多くのカメムシが一斉にふ化する理由は、後にふ化する幼虫が、先にかえった幼虫に食べられるのを免れる狙いがあるとか。???

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No.777  2021.05.29 (Sat)  9:00   晴  水温:22.0 ℃   気温:23.0℃ 

 
季節の歳時記  5月31日頃
 七二候の一つ麦秋至=iむぎのときいたる)麦の穂が実り始める頃。「秋」は実りの季節を表し、穂を揺らす風は「麦の秋風」。香ばしいです。
 

 ■雲があるもののまずまずの晴れの週末です。感染者数は減少しているようですが重症者は減ずることなく、医療施設は緊迫した状況が続いており新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言は延長されました。オリンピック・パラリンピックは強行開催へと進んでいるようですが、どのような経過、結果を見ることになるのでしょう。一昨日、昨日の二日間で聖火リレーは滋賀県を通り過ぎていきました。開催前提の聖火リレー、付随するイベントを削り簡素に自粛を心掛けて静かに隣県へ繋がれていったように思います。ヤルからには応援もしたいものです。中止を言うなら昨年の延期が決定された時期に、強行中止をしておくべきだったでしょう。延期開催を切望するのはTOPの関係者だけ。見え透いた利権が絡む闇が、市民には見えません。早く終って欲しいですネ。

 
ツマグロヒョウモン♀

 6月25日金曜日、ビオトープ整備作業を計画しています。おもに繁茂した草木の剪定や下草刈りが仕事になるでしょう。かつて土曜日に地域住民のボランティアさんを迎えて、観察会を交えて実施してきましたが、諸般の事情というのでしょうか地域の人達の集まりに陰りが生じてきています。近年は教職員さんの働き方改革とやらも言われ、深入りしないようにしているのか。PTA活動も見えず、学校側の懸命な働きかけも見えず、地域住民が快く参加できるものじゃないと思うこのごろです。スイレンの花が咲き出しました。ビワ完熟近し。キマダラカメムシ。

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No.776  2021.05.22(Sat)  9:00     曇り    水温 18.0 ℃     気温 19.0℃.

■季節の歳時記 5月21日頃
七二候の一つ
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)蚕が桑の葉を盛んに食べ出す頃。蚕の繭は絹糸になります。今季は活動が早く始まっています

天空を覆う雲は薄く、雲の向こうには太陽があることが解ります。気温19℃、ややひんやり感じます。小学校近辺で田んぼを見ることはなくなりました。車で5分も走れば田園地帯が拡がり既に田植えが終った稲作田を観ることができます。稚苗の間を風が抜け、さざなみが走ります。かつてこの頃の雨後、雨中には琵琶湖からコイやフナ、ナマズが水路を遡上し田んぼに入り産卵していました。しかし今、琵琶湖と田んぼが直接繋がる水路はなくなり、魚の姿を観なくなりました。しかし、環境保全の取り組みで一部琵琶湖周辺の田んぼでは人工的に遡上経路の確保整備が施され、またコレに応えるように魚たちが田んぼに入って来ている姿が観られるようになっています。我が小学校のビオトープは目下ウシガエルの駆除が出来ず、食餌対象になったであろうメダカやエビが壊滅状態です。魚影が観られるように復旧出来るのは何時のことか定かではありません。

サツキ もう花のピークは過ぎました

 今日の画像から右一枚目、池縁の葦(ヨシ)が児童の背丈以上に伸びています。低学年の子なら隠れてしまいそうです。二枚目は柿の花です。三枚目はクロガネモチの花。派手やかな花の季節が過ぎ、今は地味であまり目立たない花の時期なのでしょうか。曇り空や雨の日はもう緑の中に溶け込んでしまって見えないぐらいで、気付くこともないです。四枚目は蜜柑の葉に着いたナミアゲハの3齢幼虫。無事育って成体の蝶になって欲しいですネ。

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最終更新日 : 2021/07/10