No.176 〜 No.180

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  No.180 2007.09.01(Sat) 09:00       晴    水温 27.0 ℃   気温 28.0 ℃

 きょうは、朝8時30分からPTAさん達と合同の環境一斉整備作業。新学期を前に校舎内外、グランド校庭、そしてビオトープを含めた一斉の清掃作業をおこないました。6年生の児童達も全員参加です。ビオトープの整備作業は「渋川ビオトープの会」の皆さんに加え、PTAさん達の中のふれあい部≠ウん達が入りまいた。それに一部親御さんと同行した低学年の子どもや、ビオの会の中学生も夏休みも最後ということで参加してくれました。昨日まで天候の方が秋雨前線の停滞ということもあってか曇り空、あるいは雷雨と不安定ではありましたが、今日は少し雲が残ったものの晴れの上々の天気になりました。暑さも一段落、作業も捗り、予定していた時間より早く終えることがきました。参加くださいました皆々様、ご苦労様でした。ありがとうございます。次回整備作業は11月下旬を予定しています。

 9月1日「防災の日」でもあります。ビオの会としても企画参加した、お盆過ぎの18日19日の両日に渡って行われた防災宿泊体験≠ヘ貴重な体験だったと思います。体験を忘れないようにしたいものです。

ヒノキに生えるキノコの一種(観察デッキ)

 きょうの一枚目の写真は整備作業着手前のビオの様子です。二枚目は整備作業の後の光景。今回もスッキリし過ぎた感があります。三枚目、草で覆われていて上空からでは水面が見えなかったのでしょうか、草が刈り取られ水面が現われるや否や、アオスジギンヤンマが産卵にやってきました。浅瀬の草の切れ端に卵を産み付けていました。四枚目はトノサマバッタ?

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  No.179 2007.08.25(Sat) 09:00       晴    水温 29.0 ℃   気温 30.0 ℃

 暦で云うところの「処暑」も過ぎました。暑さもこれまで、これからは徐々に秋めいてくるということでしょうか。

 先日の23日、地蔵盆がありました。草津でも京都市内の盛大な地蔵盆との影響があるのでしょう。この日、お地蔵さんの廻りを提灯などで飾り、ご近所からはお菓子が奉納され、ご詠歌が流れ、子ども達の夏のひとつのお祭として繰り広げられてきた歴史があります。今でも近江八幡で行われているつくりもの≠ェ草津商店街でも古くから伝わり、最近では市の納涼祭として夏の夜のイベントとして賑わっています。しかしイベント性だけが残り、子ども達の影も薄くなりつつあります。年に一度、お地蔵さんをおまつりすると云う行為は何んなんだろうということ、小学生の子ども達、その親御さん達は知ってくれているのでしょうか。季節の歳時記、草木も主役は秋のものに変わりつつあります。

アサガオのツルと花芯

 夏休みもあと一週間。来週の土曜日の9月1日は新学期前の環境一斉整備作業がPTAさんと6学年の児童が中心になって実施されます。ビオトープでもこの日時に合せ、合同での整備管理作業を充てています。今年度第二回目の作業日で、夏休み中に生い茂った草木や水草の整備をします。関係者さんのご協力、参加をお待ちしています。

 今日の写真、一枚目は「タカサブロウ」、二枚目は「オオイヌタデ」何れも、このビオトープではお馴染みの草花になりました。三枚目は「イチモンジセセリチョウ」最後が「シオカラトンボ♀」のアップ写真です。ちょと寄って寄って酔ってみました。

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  No.178 2007.08.18(Sat) 09:00       晴    水温 30.0 ℃   気温 31.0 ℃

 大人たちの夏休みでもあるお盆休みも終り、やがて子ども達は二学期の始まりに向けて自由研究などのマトメに追われるようになってきているでしょう。

 きょう18日と19日にかけて小学校では「防災宿泊体験」が地域を挙げて行われます。記憶に新しい中越地震、台風4号、5号の風雨による被災などで避難所生活を余儀なくされている人々がいます。それで、と云うことの地域のイベントではなく、今年で三年目の事業で防災意識の向上を目指し、希望者だけの参加ですが続けられています。今回は子どもだけの数では50人を越えました。これに地域の人、教職員、保護者の方々が加わります。

 配給される水を注入するだけで食べられる α 米での食事、運動場でテント設営宿泊、トイレ作り、などの実体験に加え消防署からの職員の参加で災害時の応急処置や救急救命についての学習も計画されています。ビオの会では19日の午前中二時間で、息抜き≠フ意味で伊砂々川の「魚つかみ」を楽しんもらうことのパートで参加します。

 今週の写真で1、2枚目は給水不足に陥った木樹の夏枯れの姿。ドウダンツツジが数本、生気を失くし枯死してしまっています。一の橋近くのイロハモミジも枝先まで水が廻らないのか枯れてきていまし。夏休み中の植物への水管理が難しいと云うことも解かりましたが、さてどうするかは今後の課題として残ります。しかし、夕立の無い夏。雨が欲しいものです。

今朝も早朝より少年野球チームの元気の良い声が聞こえます。

 三枚目は「カヤツリグサ」。四枚目はこの夏、顔が見えなくて心配していた「コナギ」(ミズアオイ)が排水口の処で見つかりました。健在です。

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  No.177 2007.08.11(Sat) 09:00       晴    水温 30.0 ℃   気温 31.0 ℃

 暦で云うところの「立秋」が過ぎました。残暑ではない夏の暑さもまだまだ本番中、決して峠ではなく酷暑、猛暑へと温度計は上昇傾向にあります。気象庁の予報も二転三転で「猛暑の夏」と訂正をするのでしょうか。渋ビオが目指す昭和30年40年頃のこの地域では酷暑∞熱帯夜∞猛暑≠ニ言った用語は無かったのではないかと思います。午前9時で気温31℃です。きょうも猛暑日を記録するでしょう。

 一枚目の写真は今朝のビオトープの様子。直射日光が容赦無く降り注ぐ全日射の敷地であることが、より暑さを感じさせます。池、川の淵は緑がよく繁っていますが、敷地全体としてはこのところの快晴続きの夏空でよく乾燥しきっているように思われます。二枚目の写真は観察デッキ脇から顔を出した「ヨメナ」の花です。三枚目の褐色体のイナゴは「ツチイナゴ」かと推察します。見かけが透き通った感じがし、模様がハッキリとは出ていないようで幼体だと思います。ただツチイナゴの幼体のほとんどが緑色体で、褐色体は稀と云うことで断定は出来ません。目の下にこれもハッキリとしない黒い涙跡のような模様が観られることでツチイナゴとしました。

登下校門傍の「ひまわり」

四枚目の写真のひょうたん≠ヘ小学校の菜園で作られているもの。今、数個の可愛いひょうたんが付いています。まだこれから幾つかが実を結び大きく育つことでしょう。ウリハムシがしっかり着いていました。

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  No.176 2007.08.04(Sat) 09:00    曇り/晴    水温 27.0 ℃   気温 28.0 ℃

 八月第一週の土曜日。台風5号が足早に九州西岸を沿うように北へ、山口県をかすめて日本海へ抜けて往きました。さいわい、近畿地方への直接的な影響はなく降雨さえ少なめで、災害らしきニュースを聞くことはなく良かったです。台風一過の晴れ間はなく、梅雨時のようなどんよりとした日になっています。気温はさほどの高さはありませんが、蒸し暑さがあります。 青空が続くことが稀で、この夏になって入道雲を見たことがないように思いますがどうでしょうか。梅雨時のような雲が天空を覆い小雨がパラつく土曜日になりそうです。薄日も差していますね。

今日のグランドはスポーツ少年団サッカークラブのようです。

 一枚目の写真「ヒメジュウジナガカメムシ」カメムシ科。ナガメ≠ニは胴の長さが長く、カメムシらしい形ではありません。二枚目の写真は「カツオゾウムシ」ゾウムシ科。1cm前後ではあるがかつおぶし≠ノ似ている。羽化したときには赤っぽい粉を身にまとっているが、いずれなくなり黒い体色になる。 成虫はタデ類の葉を食べる。 三枚目、オモダカの葉がようやくセリを押し退け顔を出してきました。他の草の勢いに負け気味で姿がなかなか見られず心配していました。整備時に出かけの新芽を刈り取ってしまっていたのでしょうか。ちなみに例年姿を出しているコナギ(ミズアオイ)の姿も今年は見ておりません。最後の写真はアブラゼミの横顔のアップ。職員室脇のサクラの木の幹に居ました。迫力ある顔をしています。

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最終更新日 : 2008/06/14

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