No.186 〜 No.190

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  No.190 2007.11.10(Sat) 09:00        曇り     水温 14.0 ℃   気温 15.0 ℃

 「立冬」の後、少し朝方が冷えた日がありましたが、今朝は9時の気温が15℃とやや冷えが緩みました。夜半から降り始めた小雨は未明で止んでおりゆっくりと回復傾向だということです。一枚目の写真は低く立ち込めた暗い雲の隙間から陽が顔を覗かせた瞬間で、すぐにまた隠れてしまいました。左はホウキポプラのシルエット。

 きょうは草津市役所で「第8回パワフル交流・市民の日」が開催されています。市内の市民団体の参加型市民活動の交流会で、市民会議団体のサミットや、諸団体のステージ発表、活動展示、フリマ、模擬店などで参加しました。「渋川ビオトープの会」でも1パネル分のブースを頂き活動の紹介をしています。

パワフル交流・市民の日 「渋川のビオトープ」のブース

 環境関係の団体では「草津湖岸コハクチョウを愛する会」「草津でホタルを楽しむ会」「草津塾」「県立琵琶湖博物館」が参加しており、昨今の琵琶湖の自然環境に意識の高いコメントなどを記載した展示物が並びました。訪れる市民の皆さんにどれだけのアピールができたかが気になるところです。

 二枚目の写真は無くなってしまったと思っていたコナラのどんぐり、葉を虫に食われ透けてきたところでまだ幾つか残っているのが確認できました。三枚目はタンポポの綿毛。4枚目の写真はカメムシの仲間でしょうか、セイタカアワダチソウに止まっていました。

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No.189 2007.11.03(Sat) 09:00        晴れ     水温 11.0 ℃   気温 12.0 ℃

 11月、霜月(しもつき)に入り今年もあと二ヶ月、気忙しくなってきそうです。今朝9時の気温が12℃です。昨夜からよく晴れてきており、夜空には冬の星座が顔をのぞかせていました。放射冷却もあり気温が下がり、未明では10℃ぐらいだったのかもしれません。今日と明日は学区に「ふれあいまつり」で1日目は市民センター(公民館)を会場に行われ、二日目は小学校の全てを使いイベントが繰り広げられます。「渋川ビオトープの会」でもネイチャークイズで参加、子ども達をはじめ保護者や地域の皆さんに楽しんでいただくことにしています。

 きょうの写真、一枚目はビオのマスコットのヒメダカ、観賞用のメダカでビオトープには相応しくありませんが一匹だけで、これが以前からの個体とすれば4年前から居ることになります。交配の心配は無さそうです。二枚目はアキアカネ♂、昨日と違って良く晴れて風もなく、体を温めているのか少し近づいても逃げようとはしませんでした。三枚目はヤマトシジミで、前が♀、後方に♂がいます。四枚目は小学校の正面玄関広場のシンボルツリーでもあるケヤキの木です。武者立ちの形の綺麗な木で、紅葉が進みつつあります。

 2日、3日と市のイベントで「街あかり・華あかり・夢あかり」と銘打ったイベントが開かれています。これにわんぱくプラザ≠ナ製作した渋川おだわら提灯≠同じ時に作った大提灯とともに展示しました。大提灯は高さ120cm、直径75cmというもので、一見かなり大きなものです。なかなかの評判でしたよ。

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No.188 2007.10.27(Sat) 09:00        雨     水温 16.5 ℃   気温 18.0 ℃

 久し振りに雨の日になったように思います。しばらく秋晴れの好天が続いていましたが、昨日から関東地方沖を台風20号が北上し、雨雲を引きずってっており、東海、近畿はこのための雨が降っています。明日は台風も日本列島から離れ、青空が戻ってくるようです。ビオトープの草木はしっぽりと秋雨の中で潤いを取り戻したかのように、暗くても輝いているように見えました。運動場は水の溜りが大きく広がり天空の流れ往く雨雲の姿を映しています。

 イロハモミジのプロペラ、葉っぱも種も茶褐色に染まってきています。温暖化の影響?、決して紅葉を予感させるものでなく茶褐色のまま朽ちる果てる感じを受けます。

 きょうの写真、一枚目は赤く色づいたクロガネモチの実です。木全体ではまだ緑色がくすんできた状態ではありますが徐々に赤さを増してくることでしょう。二枚目はセイタカアワダチソウの花穂に付いた雨粒を撮りました。水玉の中、防球ネット越しに運動場が写っていますよ。三枚目は用水路に面した竹垣にまとわりついたセイヨウアサガオ。雨雲を背景に露を付けながらも張りのある花びらが元気そうに咲き誇っています。四枚目の写真、まだ背丈2m50cmほどのコナラの木。9月末までは沢山どんぐりをつけていたのですが、今ではこの写真に写る一個がかろうじて残るだけになっています。落ちた様子はなく何処へ、またどうして消えたのでしょうか。まだまだ青い状態です。子ども達が採った? 鳥がたべた? 虫がたべた?

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No.187 2007.10.20(Sat) 09:00        晴れ     水温 16.0 ℃   気温 17.0 ℃

 昨日は未明からかなり強めの雨が降り、その日の夜遅くまでたっぷりと草木にも湿りを与えてくれたようです。そして今朝は雲ひとつない快晴で、それこそ抜けるような青空が拡がっています。10月も半ばを過ぎて、気温、水温も朝方は20℃を切るようになり、ようやく秋らしくなってきた感じがします。先日信楽では朝の気温が10℃を切り、7℃を記録したそうです。朝の冷え込みが紅葉を赤く染めます。果てさて今晩秋の紅葉の染まり方は如何に。

 ビオトープの水は雨が降った後にも係わら透明度はよく、深めの池の底まで見通すことができ、藻の間を抜けるようにメダカの泳ぐ姿がみられます。夏場にくらべ池底のモノアラガイの数が減ってまばらにしか見えません。池の中も秋の様子を呈してきているようです。

 写真一枚目は、ビオトープの南の端、防球ネットの際に出ているヤナギハナガサの花。初夏から咲いており、いまだに咲き続けています。南米からの帰化植物。少しずつその勢力を広げているように思います。下はチョウ三種。上はウラナミシジミの♀と思われます。このビオトープ通信では初登場のチョウではないでしょうか。中はもうお馴染みになったベニシジミ。下はイチモンジセセリです。

 ビオトープの柵越しの光景。老人会の皆さんがこれから始めるグランドゴルフの準備を始めています。

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  No.186 2007.10.13(Sat) 09:00        晴れ     水温 17.5 ℃   気温 18.0 ℃

 朝から青空が拡がっています。今朝9時、久し振りに20℃を切った気温。朝夕の気温の下がり方に秋を感じます。先日は暦でいうところの「寒露」を迎えました。気寒く露草重し≠ネんて表現がぴったり当てはまるのではないでしょうか。今朝の新聞ニュースでドキュメンタリー映画「不都合な真実」で地球温暖化危機を訴えたアメリカの元大統領候補ゴア氏のノーベル平和賞受賞の記事が掲載されていました。京都議定書に大きく関ったことでも知られております。温暖化などの大規模な気候変動で資源の争奪戦が起こり紛争や戦争の危険性の増大もあると警鐘しています。温暖化防止政策に消極的な現アメリカのブッシュ政権への痛烈な批判と打撃を与えてきました。

 「渋川のビオトープ」を通して何か訴えるものがあるか、また子ども達に情緒教育のほかに何を伝えるべきかを考えなければならないでしょう。

↑ 水面もやや秋めいてきた様子。緑の勢いが失せてきています

 きょうの写真、一枚目は「ヨメナ」の開花前の様子です。二枚目は「ミゾソバ」の花に泊まるヤマトシジミのチョウ。三枚目はこの時期になって顔を覗かせた「クサネム」の若葉です。本来初夏からのものですがどうしてでしょう。温暖化の影響?なんでしょうか。四枚目はいまだに残る「ガマ」の穂なんですが、ちょっと変!。タラコ(明太子)みたいですね。

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最終更新日 : 2008/06/14

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