No.191 〜 No.195

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No.195 2007.12.15(Sat) 09:00        曇り/晴れ     水温  4.5 ℃    気温 5.5 ℃

 12月もあと二週間になりました。先日のやや暖かな雨の後で、きょうは冬型気圧配置で風も冷たく寒く感じます。よく晴れ渡り、青空が拡がります。これでも平年並みの12月の気温だそうですよ。いよいよビオトープ内の生き物達は冬篭りで姿を隠してしまいなかなか見つけられなくなりました。ビオトープは完成以降四度目の冬です。

 昨日夕刻は雲に覆われていましたが、夜半からは星空が覗くようになりました。例年この時期はふたご座流星群≠ェ見られるのですが、昨夜がピーク時だったのをご存知でしたでしょうか。夜半過ぎからは空気も澄んでいて、星が良く見える処では1時間に30個以上の流れ星が見えたということです。夜空の方向にあまり関係なく、真上を見ているだけで幾つかの流れ往く星がありました。

今朝は久し振りに比良山系が冠雪していました。

 今日の写真の一枚目は木の下方に一部の葉を残し、ほぼ落陽してしまったホウキポプラです。二枚目は同じくヤマモミジの木。三枚目はいまだに花を咲かすオニノゲシです。四枚目はビオトープの水の終末、排水口で、コンクリートの壁の間に葉を広げ始めたカワヂシャです。水路底にも泥が溜り根を張ることができているようです。昨年もほぼ同じ位置で成長を見ましたが、早春から初秋にかけて花期が長く、小さな青紫色の花をつけて楽しませてくれます。

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 No.194 2007.12.08(Sat) 09:00        晴/曇り     水温  5.5 ℃    気温 7.5 ℃

 昨日7日は暦の二十四節季で云うところの「大雪」でした。天地閉塞雪降る≠チて言うそうです。日の暮れが早く午後3時も過ぎれば陽は傾き始め寒さが増してきます。二週先はもう「冬至」です。先日二日の日曜日にはビオの会の「お出掛け観察会」を実施しました。好天に恵まれ初冬の牟礼山≠枯葉舞が舞い始めた木樹の中、木漏れ日を浴びながら心地よく観て歩きました。新着情報でも掲載していますので覗いて下さい。

 9時の段階で気温は8℃あります。晴れてはいますが低い位置に雲があり、陽が陰ると風もあり寒く感じます。一、二度冠雪した比良連邦の雪は消えてしまっています。草津志那の琵琶湖畔では多くのカモの仲間とともにコハクチョウが飛来してきていますよ。来年3月上旬まで観ることが出来るでしょう。一度その優美な姿を観に行かれたらどうでしょう。

シラカシの葉に着いた羽アリの仲間? ハチの仲間? 触覚が長いです

 今日の写真の一枚目はイロハモミジの残り葉。二枚目は来週あたり開花するであろう寒水仙の蕾です。花の無くなった赤茶けてきたビオトープに潤いをもたらしてくれます。三枚目は秋に真っ赤な花を咲かせたヒガンバナの葉が繁っています。水仙同様に冬場も濃い緑色を見せてくれるので、目には優しく感じますね。四枚目の写真はルリハムシ。冬を迎えほとんどが居なくなった昆虫のなかで、いまだに姿を観るのは嬉しいものです。コレもやがて姿をけすでしょう。

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  No.193 2007.12.01(Sat) 09:00        晴     水温  8.5 ℃    気温 10.0 ℃

 季節、月日の巡りは早いもので今日から師走、12月に入ります。近郊の紅葉の一番良い時期も過ぎ、明日の日曜日ぐらいで見頃もお終いになるのでしょう。街中の商店街や最近は住宅の玄関先でも派手なイルミネーションを見かけるようになりました。省エネに勝れたLED青色ダイオードや白色のものが普及し、綺麗ではありますがやや冷たさも感じる電飾になってきています。

 きょうは取り立ててビオトープの冬の準備ではありませんが、簡単な整備作業をしました。隣接用水路の南からの流れが無くなり、水路底のコンクリートが現われ乾いてしまっています。この時期の給水は西側の道路の向こう側からの流れの導水に頼らなくてはならないため、水路に溜まった砂泥を引き上げ流れを確保していただきました。

今朝の運動場はサッカーの練習をする子ども達がいました。

 一枚目の写真、虫食いのサクラの紅葉の向うにビオトープがあり、青空が望めます。二枚目はジュズダマの白化したものと三の溜り(池)。三枚目はコセンダングサの種、放射状に球形を成してします。先がカニの爪のように二つに分かれ動物などにくっ付いて種を運ばせるようになっています。四枚目はドウダンツツジの枝に作られたトックリバチの巣。穴が明いてしまっていますが、誰かが潰したようです。中には幼虫ではなくて成虫の姿がみえました。越冬するのかな?

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  No.192 2007.11.24(Sat) 09:00        快晴     水温  5.0 ℃    気温  6.0 ℃

 日毎朝夕の冷え込みは増してきています。今朝も空は快晴そのものではありますが、未明の寒さが残り手先が冷たく感じます。しかし背中に陽射しを受けてほんわか温もりを感じ、日中の小春日和を予感させます。きょう、びわ湖西岸を西日本大学駅伝が行われています。乾燥した気候が走る人にどう影響するかが気になるところですが、穏やかな近江路を快走してくれることでしょう。また昨日は市のチャレンジスポーツデイが開催されて、体育館では町内対抗戦のソフトバレーボール大会が、運動場ではグランドゴルフ、ペタンクが行われ老若男女のたくさんの人が小学校を訪れ賑わっていました。ビオトープを覗くお年寄りや子ども達の姿もみられましたよ。

タンポポの綿毛と三の溜り(池)・・防球ネットが水面に写っています

 今日の写真、一枚目はイロハモミジの種、春は薄いピンク色していたプロペラは夏の緑を経てここまで熟しました。赤く紅葉するに至らず茶褐色に枯れてきている葉を横目に旅立ちを待っているようです。二枚目はクヌギの葉。小さな木にわずかに落ちずに残った葉っぱですが、虫に食われて葉脈だけが現われている状態で朝陽を逆光で撮りました。三枚目、まだ色鮮やかな濃いピンク色でビオを彩っているイヌタデの花穂です。四枚目は二の橋の下でキツネ顔のオモダカの葉が朽ちることなく近づく冬も気にすることなく緑色を保っています。寒さのなか秋を惜しむように名残の花や夏の生き物も目一杯生きているようです。

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  No.191 2007.11.17(Sat) 09:00        快晴     水温  7.0 ℃    気温  8.0 ℃

 昨日の重く暗い曇り空とは一転して快晴の朝になりました。気温も低く8℃、しかし日中は小春日和の穏やかな日になりそうです。朝夕の気温のメリハリが感じられるこの頃、紅葉も進んではいますが例年ほどの鮮やかさは観られません。一枚目の写真は小学校のシンボルツリーのケヤキではありますが澄んだ青空を背景に朝陽に照らされていますが、枯葉が目立ちます。 ビオトープの外、遊具のあるところでは子ども達が朝から元気な声をあげていました。

ブランコで遊ぶ子ども達がみえます。

 二枚目の写真はドウダンツツジの実。今年、決して綺麗な赤色に染まってはいない葉に守られるように小さな実が着いています。この夏の猛暑もあり、全日日射の条件下にあるドウダンには過酷だったのかも知れませんが、やはり枯葉が目立ち既に葉落ち目立ち、スケスケで枝ばかりが見える姿になっています。モミジも葉先が縮れ、少しの緑を残し枯葉ばかりになっています。三枚目の写真はお馴染みになったヤマトシジミの♀の開翅。朝陽に翅を暖めるようにジッとしていて飛び出す様子はなく、カメラはチョウのに大接近して撮ることが出来ました。最後の写真は三の池(溜り)の底でタナゴが死んでいるのを発見、水深50cmほどのところですが水の透明度もよく肉眼ではハッキリ見えるものの、MFにして写してみますが巧くピントが合いませんでした。残念ながら何が原因で死に至ったかは解かっていません。  12月2日は観察会

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最終更新日 : 2008/07/19

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