No.200 〜 No.205

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No.205 2008.02.23(Sat) 09:00         曇/晴    水温  7.0 ℃    気温  9.0 ℃

 今朝は視界が悪いです。霧でもなくモヤなんでしょうか。比叡比良の山並みはもちろん、三上山、安養寺山ですら観ることができません。市内の高層建物も霞んでいます。未明に雨が降り、一昨日・昨日の気温高の日があり、雨の後ということでしょうか。雨の通り過ぎた後、寒気が入ってきています。今日の最高気温が9時過ぎの9℃で、日中から夕刻、夜にかけてどんどん気温が下がってくるようで、夜にはまた降雪の予報がでています。厳しい寒さになりそうです。北西の風が強く吹き出しています。ご近所の梅の花が咲き始めていますが、三寒四温には程遠い気もします。春はまだまだ先のようにも思われますね。

 それでも早春を告げる草花が顔を覗かせてきましたよ。イヌノフグリ、ヒメオドリコソウ(写真四枚目)やナズナ(下の写真)・・・・・。

ナズナの花(菜園で撮影)

 きょうの写真。一枚目はコノテガシワ(ヒバ)の実です。晩秋から実を付けていますが、弾けた実の奥に種が見えています。二枚目は同じ木の葉に2mmほどのクモがいました。ハエトリグモの仲間でしょうか。小さな体でピョンピョン跳びます。三枚目はハナアブの仲間、ヒラタアブの蛹になる途中のモノと思われます。先週号で掲載している空の蛹殻のような形になるものと思いますが、このような状態で越冬できるとは思われず死んでいるかもしれません。

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No.204 2008.02.16(Sat) 09:00           曇/晴    水温  1.0 ℃    気温  2.0 ℃

 暖冬の予報に反して寒い毎日が続いています。1月末から爆弾低気圧≠ニ呼ばれる寒気を含んだ低気圧が次から次へと日本列島の南海上沿いを通過して、いわゆる南部雪が降る状態になっているとか。南紀、東海、関東地方でも雪が舞ったりしています。

 昨日は氷点下の−3℃の最低気温だったのですが、かつての渋川での冬の気温としては当たり前のものだったように思います。今朝も雪が降ったようで、ビオトープにも少し積雪が残っていました。一枚目、観察デッキや陽の当たりの遅い部分に、積もった雪が見られました。雲が多いものの晴れ間があり、風も穏やかで柔らかい陽射しが背中に暖かさを感じます。

コノテガシワに着いたガの仲間(種類不明)

 きょうの写真。コノテガシワ(ヒバ)に着いていたモノを撮りました。二枚目はヒラタアブの仲間の蛹(さなぎ)殻でしょうか。長さ1cm未満です。上部に穴が空いており、中には何も入っていません。抜け殻でう。三枚目はナナホシテントウのペア、テントウムシは成虫越冬もします。陽射しがある暖かい場所を選んで活動を開始したのでしょうか。四枚目はアラカシの小枝に着いた2mmほどの黒褐色の粒粒。何かの卵かなと思いましたが、よくよく見ると足の痕跡があります。アブラムシの仲間?でしょうか。どれも膨らんだ背中に穴が空けられており、アブラムシは死んでいるのは確か。おそらく寄生ハエ、ハチの仲間に宿られて、その抜け殻状態になっていました。

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No.203 2008.02.09(Sat) 09:00           曇/雪    水温  1.5 ℃    気温  2.0 ℃

 今朝の9時現在では小雪の降り始めでした。その後見る見るうちに積雪し、一面真っ白になってしまいました。時間にして一時間ぐらいでしょうか。お昼にはおよそ10cm程度が積もったようで、まだ降り続いています。道路上にも着雪してきており雪に不慣れなドライバーさんが気になるところです。

 きょうは午前中小学校の調理室とふれあいホールを使いわんぱくプラザ≠フ「お餅つき大会」をしました。60名以上の子ども達と、実行委員さん保護者、教職員さんも加わり総勢80人で楽しい一時を過ごしました。外は雪、帰りがけの子ども達が積もった雪で雪合戦を、歓声をあげ顔を真っ赤に紅潮させながらはしゃいでいました。

降りしきる雪の中、みんな元気そのもの・・・・。

 きょうの写真、上三枚は午前9時過ぎまでに撮った写真で、四枚目は11時30分の写真です。この時点で積雪10cmぐらいになっていたと思います。一枚目の写真は穂の大きさからしてキンエノコロでしょうか、痩せた穂先が寒そうです。二枚目は四の溜りに枯れてもなお残っている葦で、その穂先のアップしたものです。三枚目はヤナギの小枝にぶら下がったミノムシ。ミノムシはオオミノガという蛾の仲間の繭(まゆ)。まだ渋川ではオオミノガヤドリバエという寄生バエの姿は確認されてはいませんが、滋賀県内では見つかっておりミノムシの減少が懸念されています。ミノムシも大切なビオトープの仲間なんですよ。

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No.202 2008.02.02(Sat) 09:00           薄曇り    水温  2.0 ℃    気温  2.5 ℃

 相変わらず積雪に至らないまでも、毎日が雪の散らつく寒い一週間だったのではないでしょうか。かつてこの辺でも30cmの積雪があった冬がありましたが、それに比べると積雪を見るのは稀になり暖かくなってきている現われではなのでしょう。今朝は久し振りの晴れ間がでる天気予報ではありましたが、見透しはよいものの薄雲に覆われ青空を望むことが出来ません。太陽の光は辛うじて雲の上で留まっているようです。一枚目の写真はそんな今朝の空、ポプラの細い枝先に太陽が霞んで見えます。気温は2℃、風がないので数字ほど寒くは感じませんでした。

 登下校門脇の花壇のヒヤシンス。一株だけですが、春を待ちきれずに開花させ始めました。さすがにここのところ続く寒さに元気は無さそうです。

 きょうの写真、二枚目はコノテガシワ(ヒバ)の葉先にくっ付いる何かの蛹(さなぎ)でしょうか。ハチハエ、ガ?、正体は不明です。三枚目も正体が解からない草花の果実(種)?です。特徴ある妙な形をしていると思いませんか。草花の果実の形もいろいろ、花が終れば見過ごしてしまうことが多く、冬にそれらを探すのも面白いのではないでしょうか。

 四枚目はビオトープの池から公民館(市民センター)にお譲りした水槽の中のメダカの写真です。黒メダカではありますが、陽が届かない屋内で飼育されているメダカは色白のようです。人慣れしているみたいで、カメラをガラスに近づけてもあまり反応することはありませんでした。なかなか可愛いものです。

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No.201 2008.01.26(Sat) 09:00           曇り    水温  1.5 ℃    気温  2.0 ℃

 今週は雪が舞ったりして寒い日が続いています。積雪する日もありましたが日中は解け、道路上の車が混乱することも無かったようです。年末での1月の天気予報では暖冬だということでしたが、なかなか予報通りとはいかないようです。月末までこの寒さは引きずるようで、31日には五年生のスキー教室が箱館山スキー場で実施されますが、懸念されていた雪不足も解消されて良いコンディションでおこなわれそうです。この寒さはまだまだ平年並みの気温だそうですよ。

 きょうは体育館では地域のイベントで「ふれあいコンサート」が行われています。地域在住のピアノ奏者のソロ、ピアノを交えたトリオ、中学校の吹奏楽部の演奏がプログラムされています。観覧参加者数はおよそ450名が来館されます。

児童の登下校門の傍らに咲く(名残りの)冬のコスモス。

 きょうの写真。一枚目は二の溜りのガマの穂、冬枯れの景色になった久しく、いまだにガマの穂が一つ残っています。穂の下部が弾け綿毛状になっています。二枚目はいちはやく春の訪れを感じさせるミゾソバの芽が見られるようになりました。写真は水の中、流れの底から芽吹きが見えます。三枚目は毛虫、生きているのか死んでいるのか判りません。枝からぶら下がっています。四枚目はヤナギの枝に着くアブラムシの一種で、寒さのため20匹近くが一筋の塊になっています。遠目では一見一匹の毛虫のようにも見えました。

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最終更新日 : 2008/08/23

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