No.206 〜 No.210

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No.210 2008.03.29(Sat) 09:00          曇/晴   水温  8.0 ℃    気温 9.0 ℃

 ここのところ朝夕を含め、日中も寒気の影響で寒く感じます。午前9時で、青空が50%ほど覗いていますが、雲は冬の様子を呈しています。比良山系の頂部は時雨雲があるようで、雪でも降っているかのようにみえます。今日、明日もこんな天候らしいとのこと。 陽射しが出れば暖かさも感じるのでしょう。校内の登下校通路の数本ある桜の木の内、その一本の木では花が開花していました。ソメイヨシノです。入学式は4月8日ですが、その頃まで満開状態がもってくれるでしょうか。きっと見頃であることを期待したいものです。いよいよ新学期が始まろうとしています。

登下校通路の桜の木、開花したソメイヨシノ

 先週、シダレヤナギが芽吹いたところの写真を掲載しましたが、きょうはもう若葉が細枝を風に揺らしていました。一枚目の写真。柔らかい朝の陽に黄緑色が奇麗に揃った感じです。二枚目はクヌギどんぐりの発根の様子。5cmほどの根が伸びており、生きていることを確認し、ホッとしています。やがて細根が出、発芽することを期待します。もう一つの種、マタバシイのどんぐりの方はまだ発根が認められませんが、死んでしまっている様子とは思えず、以降の発根を楽しみに待ちましょう。三枚目、スズメノエンドウの花が咲き始めました。コレより大き目の濃いピンク色したのカラスノエンドウより先に花を付けるようです。四枚目はハナバチの仲間、15mmほどで、ミツバチよりかなり大きめです。シロスジコシブトハナバチかとおもわれます。蜂の仲間も活動を始めたヨ。

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No.209 2008.03.22(Sat) 09:00           晴れ   水温  8.0 ℃    気温 10.0 ℃

 朝から気持ちの良い青空が拡がっています。午前9時の気温が10℃、ようやく二桁台のこの時間の気温になってきました。日中は16、7℃まで上る予報が出ています。今朝もスポーツ少年団のサッカーチームがグランドを占拠。他地域との交流試合をするとのことでたくさんの子ども達とそれを見守る大人の方々が訪れていました。春の喉かな光景です。

 ビオトープ内の草木も春の陽射しをいっぱい吸収するかのように、芽吹き間もない新緑を広げているように見えます。先週の土曜日でサクランボの蕾が膨らみつつありましたが、見事にその薄いピンク色の花を開かせてた。果たして旨く受粉に成功し、結実するでしょうか。ヒヨドリに食べられずに赤く熟すところまで見られるでしょうか。楽しみですネ。

サクランボの花が、春の陽射しをいっぱい受けて開花しました。

 きょうの写真、一枚目は三の溜りではヨシの芽吹きが始まっており、すでに水面から15cmほど伸びていました。二枚目はシダレヤナギの細枝でも新芽が出てきており、やがてぶら下がっているミノムシをも若葉で隠してしまうのでしょう。三枚目は池の中のメダカ。四匹写っていますが解かるでしょうか。晴れた日中の水温も10℃以上になってきており、メダカの姿も多く見られ、その動きも活発になってきています。四枚目は、ネコハエトリグモ。久振りにカメラに納まってくれました。大きさ5、6mmの小さなクモで、網を張らず小さな生き物を捕らえて生きています。

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No.208 2008.03.15(Sat) 09:00          曇/晴れ   水温  7.0 ℃    気温  9.0 ℃

 昨日はたっぷりの春の雨が降りました。これで草木の芽立ちも即されることでしょう。きょうは先日までの黄砂混じりの霞んだ大気ではなくスッキリとした青空が拡がりそうですが、この時間はまだ9割がた雲に覆われていて、時折雲間から青空と太陽が見え隠れしています。

 この19日には小学校の卒業式が行われます。卒業していく子ども達は、このビオのビオトープ造りから携わってきてくれた学年の一つで、二年時の夏の最中に小さな手で池の穴掘りなどに、学年全員で泥にまみれながら頑張ってくれたものでした。以降ビオトープを取り上げた学習でも多くを学んだり、なかには整備作業に参加する子ども達もいました。ありがとう。そして卒業オメデトウを伝えたいものです。これまでに4期の卒業生を見送ってきたビオトープですが、卒業後もビオに関ってくれている子ども達も居り、この卒業生のなかでもビオトープにまた遊びに来てくれる子達があることを期待しています。

土曜のグラウンドではお馴染みのサッカースポーツ少年団

 一枚目の写真、先週の整備作業で市から戴いた緑化苗木の一つ、ハクモクレンの幹に「緑の募金」と書かれた木札を付け、植栽済みの旨を写真に収め市の公園緑地課に報告しました。二枚目は先週顔を見せた土筆で、茎も伸びてきています。三枚目はサクランボの蕾です。先週では花芽が膨らみ始め、先がかすかに弾けた状態でしたが、一週間でここまで成長、来週土曜日頃には開花していることでしょう。四枚目は四の溜りで池の縁も春の緑が目立つようになってきました。

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No.207 2008.03.08(Sat) 09:00           曇    水温  4.0 ℃    気温  5.0 ℃

 当「渋川のビオトープ」はビオの完成後、まる四年が経過しました。今春で5回目の春。4年が経過し、動植物の種類、数も増えつつありますが当初見られたものが見られなくなっているのもあります。小学校の子ども達や地域の皆様にも、小さいながらもビオの自然空間を体感して欲しいという気持ちでいます。

 今朝は平成19年度の第四回目となる整備観察会を実施しました。当ビオトープの会の会員さんと、地域の広報誌をみて駆けつけてくれた人、子ども達を含め38名が参加しました。先週市から戴いた緑化苗の植栽と一般整備作業を、そして春見つけの観察会を行いました。参加いただいた皆様、ご苦労様でした。・・・ 薄日が射し、微風ながらまずまずの作業日和に恵まれました。作業に先駆けて春見つけ≠フ観察会、枯れ草の下から草の新芽が出てきており、一部小さな花を付けているものもあり、春の伊吹を感じてもらえたことでしょう。池の中の生き物も採取、ヤゴやエビの仲間を見つけた子ども達の歓声も聞かれました。

サクランボの花芽が膨らみかけています。

 一枚目の写真は池の生き物を採り、観察バットに入れています。メダカはもちろんモロコ、マツモムシも捕れましたよ。二枚目は整備作業の様子。三枚目は作業終了後のビオの様子です。毎回の作業後のごとく、スッキリし過ぎるぐらいの結果になってしまいましたね。四枚目はモロコ、ホンモロコだといいのですが、種は特定できていません。

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No.206 2008.03.01(Sat) 09:00           曇    水温  5.0 ℃    気温  6.0 ℃

 今朝早く雷と強い降雨がありました。春雷といえば聞こえはいいのでしょうけれど、まだまだ冷たい冬の雨にも思います。もう少し気温が上がっているのかと思いましたが6℃です。風はなく、そんなに寒い感じがしませんでした。県の北部は降雪になっているようで、此処でも時にしまける%V気になっていて辺りは暗いです。

 一枚目の写真は三の溜りで、朝方の強い雨で池の水が濁っています。昨日この8日の土曜日に植栽を予定している苗木を搬入した午後は、少し霞んではいましたが晴れの天気で暖かく、この溜りを覗いてみるとメダカの姿がたくさん動いているのが確認できました。きょうから3月、水温む頃でもあり池の中の動きも楽しみな季節になってきました。

暗い今朝の風景、南方向を見ています。

 二枚目の写真、降雪にも雨にも負けず元気に咲いている寒咲きの水仙。冬の花には逞しさを感じますね。三枚目はサクランボの花芽。蕾の先が顔を覗かせてきています。サクラの花より早く咲きますが、開花までにはいましばらく日日を要するでしょう。四枚目は児童の登下校門脇の花壇で見られたクロッカス(アヤメ科)の蕾。蕾といっても昨日の午後には花が開いていました。曇り空の暗く寒くなったことで花は閉じてしまったようです。暖かい太陽の光を待っているように見えます。

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最終更新日 : 2008/08/23

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