No.211 〜 No.215

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  No.215 2008.05.02(Fry) 16:00          曇り    水温  21.0 ℃    気温 23.0 ℃

 5月3日は地元伊砂々神社の祭礼です。たまたま土曜日に重なり、ビオトープの観察に入れません。と、いうわけで定期の土曜日じゃなくて金曜日のレポートです。きょうは一日曇り空ではありましたが午後4時の気温が23℃もありました。

 GW期間中の平日は小学校の家庭訪問期間になっているようで、子ども達は午前中の授業だけで帰宅しているようです。しかしコノ時間たくさんの子ども達がグランドで思い思いに歓声をあげ、元気に走り回っています。自転車で来ているいるのか子ども用のものが数多く出入り口に止められていました。職員室西側の花壇ではシバザクラの花が満開状態で見頃になっていますよ。陽に当っているとピンク色の絨毯が艶やかなのですが、曇天の下ではやや褪せてみえます。

シバザクラの絨毯・・・・今年も見事に咲き誇っています

 きょうの写真。一枚目、一の溜りから流れ出る小川、一の橋付近ではトチカガミの葉が目立つようになってきました。例年に比べると早い時期での拡がりかと思いますが、ココのところの気温高の影響かと思います。二枚目、サクランボが赤く色付き始め、少しずつ膨らみ、丸みを帯びてきましたヨ。三枚目、アメリカシロヒトリ♂、蛾です。四枚目、体長3mmに満たない小さなハチ、寄生バチの仲間でコマユバチではないでしょうか。同定はできていません。(今夜は渋川ビオトープの会の総会です。)

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No.214 2008.04.26(Sat) 09:00         晴れ    水温  14.0 ℃    気温 15.0 ℃

 今週の木曜日の雨の日まではかなり気温が高めで、週初めは夏日になった日がありました。しかし昨日、今日の朝方はそこそこ気温も下がり平年並みだったのではないでしょうか。今朝の観察を終え、帰りがけの11時には気温は20℃を越しており、日中はもっと上りそうに思います。良く晴れていますが、秋のような透き通った青空ではなく水色の空になっています。比良山系は辛うじて山の端が浮かんで見える程度になっています。

 4月も下旬、春真っ只中です。二ヶ月前に比べると若葉も含め緑が豊かになってきています。気温とともに池の水温も上ってきており、アオミドロが水面を占めるようになってきており、今朝は少しコレを揚げてきましたよ。メダカが元気良く動いており、水温が安定して15℃以上になってきたら産卵もみられることでしょう。

花壇のスズランの蕾がたくさん付いており一部花が咲き始めています。

 今日の写真、ビオトープの小さな生き物達も種類を多く見ることができるようになりました。一枚目はササグモ(ササグモ科)、体長7mm程。このクモも網を張ることはありません。二枚目はツヤマルシラホシカメムシ(カメムシ科)、体長5mm程の小さな種類です。三枚目は黄色い紋ではありますがクロムネハバチの仲間でしょうか。四枚目はお馴染みナナホシテントウ(ナミテントウの仲間)の幼虫で、体長8mm程あります。探せばたくさん見つかりますよ。

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No.213 2008.04.19(Sat) 09:00          曇      水温  15.0 ℃    気温 17.0 ℃

 昨日までの雨が上って、曇り空ではありますが暖かな午前です。時折陽射しも洩れてきます。一週間前には桜が満開でしたが、きょうは紅味をおびた若葉が揃って見えます。ビオトープのドウダンツツジが花を付け始め、絡みついたカラスノエンドウに負け気味で花の量が今年は少ないようです。もっとも昨年夏の管理が悪く、枝に力が無かったようにも思います。明日の日曜、二十日は24節季でいうところの「穀雨」にあたります。百穀春雨に潤う≠セそうです。ココのところの雨で草木は活き活きと成長してきています。

 待ちわびていたクヌギどんぐりが発芽しました。三月末、どんぐりを植えたプランターで一つ掘り起こしたら6cmほどの根が伸びていましたが、それから一ヶ月近くを経て発芽を見ることができました。これからそこそこの苗木に成長するのにどれぐらいかかるのでしょう。虫に食われないようにしたいものです。

ポピーが花開いていますヨ

 きょうの写真、二枚目はカワカゲロウの仲間でフタオカゲロウ科(尾が二本)の一種かと思われます。オレンジ色した眼で良く似た種がいますが尾が三本の種で、アカマダラカゲロウという名のものです。カゲロウの幼虫はトンボのヤゴにも似、種類によって水質汚れ具合をみる指標にも用いられます。三枚目はハナアブの仲間、キベリハナアブでしょうか。四枚目はハエトリグモの仲間で、ネコハエトリの雄のようです。

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No.212 2008.04.12(Sat) 09:00          曇/晴   水温  11.0 ℃    気温 13.0 ℃

 雲が多いながら青空ものぞめ、春の陽射しがあります。今週はじめから新学年での学期がスタートし、8日には入学式も行われました。初々しいピカピカノ一年生が桜の樹の脇の登下校通路を、上級生に連れ沿われて登校する姿が見られました。少しばかり雨の日が続きましたが、一雨毎に春は確実に進み桜の樹は若葉が目立ちはじめ、ビオトープ内でも小さな生き物が活発に動いています。昨日は二年生のクラスが教科の学習で、ビオトープで「春」見つけの学習をしたようです。何を見つけてくれたでしょう。見たこと、発見したことを「発見カード」に書き込んでいました。

 なかなか野鳥の撮影が出来ないでいますが、きょうは偶然にも百舌鳥(モズ)と思われるツガイを見ることが出来、カメラに収めました。冬にハヤニエを見たイロハモミジの枝に来ていました。

イロハモミジの枝に留る二羽の百舌鳥(モズ)?

 今日の写真、一枚目は三の溜りの縁に出ているヨシの映像。もうこんなに伸びてきています。水面に映るシルエットが気に入りました。動き始めたビオトープの生き物達、二枚目はナミテントウ(二紋型)。三枚目はチュウレンバチです。前にユスリカらしきものがいますが、どういう関係かは定かではありません。狙っていた?のでしょうか。四枚目はハナグモの仲間。ハナグモは網を張りません。カラスノエンドウの葉っぱに着いていました。

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No.211 2008.04.05(Sat) 09:00          曇/晴   水温  8.0 ℃    気温 9.0 ℃

 昨日、4日は24節季でいうところの「清明」でした。草木清明、風光明媚の頃。実際は春霞の頃で清明とは言い難いところがあるように思いますが、真っ青ではない水色がかった空に柔らかい日差しで照らされる若葉が新鮮に見え、春の景色をかもし出すことで風光明媚と言ったのでしょう。湖西の山々は薄青に浮かび、比良山系の頂には微かに残った雪が望めました。 8日には入学式を迎えます。登下校通路に並ぶサクラの木が満開で、ピカピカの一年生を歓迎することでしょう。天気予報では生憎の曇り空、雨こそ降らなければとよいと願うところです。晴れて欲しいですネ。 ビオトープも新しいお友達と仲良くお付き合いしていけたらいいでしょう。

花茎の先端のガクの有無とその反りかえり・・右写真が日本たんぽぽ

 西洋たんぽぽ。ビオトープ造りを始めた当時は、この敷地一杯にどういう訳か西洋たんぽぽの種が捲かれ一面コレが覆っていました。ビオトープが完成した後もしばらく西洋たんぽぽがあちらこちらで名残を見せ一年通して花が見られましたが、5年目を迎えたビオトープ内では数が減りつつあります。日本たんぽぽの姿を見たいものです。 二枚目の写真はシダレヤナギの花。若葉の黄緑色に近い色をしていて花が付いていることに気がつきにくいですが、良く観ると結構たくさん咲いていることが解かりますヨ。三枚目、この春もサギゴケの花が二の橋の脇に咲きました。四枚目はタンポポの雌しべの写真です。それぞれの先が二つに別れているのが判るでしょう。

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 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2008/12/05

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