No.226 〜 No.230

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No.230 2008.08.16(Sat) 09:00    曇り/晴れ   水温  29.0 ℃    気温 30.5 ℃

 先月の26日以降まともな降雨の日がありません。近隣では大雨洪水警報が何度か出る日もありましたが渋川周辺ではおこぼれ程度の水滴があった程度。畑などは渇ききっています。夕立を通り越したゲリラ雨が被害をもたらしているようですが、今日までこの地は草木さえ夏枯れ寸前になっています。今夜は雨の予報が出ていますが、はてさてどれぐらいの降雨になるでしょうか。そんなきょうのビオトープは散水がままならない夏休み期間中とあって、一枚目の写真のように土手のドウダンツツジが枯れ朽ちてしまいそうです。一方では水域にあるキシュウスズメノヒエは繁茂し、二枚目の写真のごとく水面を覆い尽くしています。写真奥に水落ち口が見えますが、そこ以降はビッシリ繁ってしまっています。8月末の整備作業までどうなるのか心配な状態になっています。昆虫達の姿も疎らになっています。小学校の夏休みももう二週間。というよりまだ二週間もあります。早く子ども達の姿が見られるビオトープになって欲しいものです。三の溜りの水草を少しばかり除去、水面を若干確保しました。

ショウリョウバッタが群れています。

 上の写真はトチカガミの葉の上にショウリョウバッタの幼体がたくさん群れていました。葉に幾つかの穴が空けられており、こんな葉もこのバッタは食べるのでしょうか。右写真の三枚目はイチモンジセセリ(セセリチョウ科)セリの花で給蜜していました。四枚目はジャノメチョウ(タテハ科)の仲間。頭部が写せませんでした。

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No.229 2008.08.09(Sat) 09:00    晴れ/曇り   水温  29.0 ℃    気温 30.5 ℃

 先日、8月7日は暦でいうところの「立秋」でした。また旧暦の「七夕」でもありました。そろそろ秋の気配も感じられる頃と・・・・。毎日猛暑日の声を聞く昨今、秋は遠い感じがします。それでもはっきりとした深い青空ではありませんが、高い位置に秋の雲を見ることができます。澄み切った大気ではないため夜空は月こそ見えても、夏の星座を観ることは稀な毎日。昨夜は雨が少しばかり降ったようですが、各地で大雨洪水警報が出るなど激しい降雨の処がありますがこの辺に限ってはまともな雨は降らず、ビオトープも水域以外は乾いた状態が続いています。昨夜、滅多に聞かない「竜巻注意報」が滋賀南部に出されていました。これも地球温暖化による天候異変なのでしょう。

ゴマダラカミキリ

 きょうの写真。一枚目、ショウリョウバッタ(バッタ科)の緑色型で♂。体調6cmほどありました。二枚目はコガタコガネグモでしょうか。カニのような足が面白いです。三枚目はシマスズメノヒエ(イネ科)北アメリカ原産の帰化植物です。ビオトープには造成時のすぐ後ぐらいから既に姿がありました。四枚目はこの夏初めて目にしたオモダカ(オモダカ科)の雄花です。これから秋にかけて花が咲き続けるでしょう。

 今日の午後、安土町立老蘇小学校にて「学校ビオトープ交流会2008inおいそ」が行われ、渋川ビオトープの会から5名で参加してきました。内容については新着情報のページで掲載しています。

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No.228 2008.08.02(Sat) 09:00    薄曇り   水温  28.5 ℃    気温 30.0 ℃

 夏休みの序盤が過ぎ、8月に入りました。今朝は全天真っ白な空模様です。薄日が射すものの影はぼやけています。蒸し暑いですネ。この月曜日に大雨洪水警報も出た豪雨に見舞われましたが、それ以降夕立さえ無く、地面は乾ききっています。ビオトープは夏枯れ状態。生き物の姿はまばらで、植物もいまひとつ生気がなく全体に静かです。

 職員室西の児童の登下校門脇の花壇にヒマワリが数本植えられており、花が咲き始めています。大輪とまではいえませんが、花の少ない真夏には元気があって見るものの背筋も伸びる思いがあります。

児童の登下校門脇の花壇にあるヒマワリの花

 今日の写真。一枚目はギシギシの種。まっ茶色に染まっていますが、一方ではまだ青々と花穂を立てている若いモノもあります。二枚目、三枚目はイネ科のヒエの仲間で、上はイヌビエ。黄色き見えるのが雄花、ブラシ状に見えるのが雌花になります。下がキシュウスズメノヒエ。濃い紫の垂れ下がるのが雄花で、やはりブラシ状のものが雌花になります。イネ科の雑草は初夏に花を付けるもの、真夏に付けるものや初秋に至って花を付けるものがあるようです。色形は少し違いがあるにしろ、垂れ下がる雄花とブラシ状の雌花は共通するところがあります。四枚目はムシヒキアブの仲間で、シオヤアブの交尾の様子です。上が♀。下が♂のようです。白い尾先を持つのが♂です。

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No.227 2008.07.26(Sat) 09:00    晴れ   水温  28.0 ℃    気温 29.0 ℃

 夏休みに入ってからも厳しい夏空が続いています。すでに10日以上夕立らしき雨も降らず、カラカラの空気で猛暑になっています。おかげでビオトープのモミジの木が枯れてしまいました。池の縁の緑は辛うじて元気がありますが、周辺はややうなだれ気味で夏だというのに覇気がありません。適度な雨が欲しいものですネ。暑さで生き物たちの姿も稀になっています。

 きょうは朝から学区の「わんぱくプラザ」の事業で桐生自然公園での自然体験学習に子ども達は出かけました。例年なら沢には豊かな水が流れており、渓流魚なども見られ、また水遊びも出来たのでしょうが、さて雨不足のこの頃、どんな体験ができたでしょうか。実行委員さん達も暑い中、ご苦労様です。

真っ青な青空と白い雲、そしてポプラの木

 きょうの写真。一枚目はクヌギの若葉が器用に丸く切り取られています。これはハキリバチの仲間の仕業です。近くに巣があるのでしょうか。しかしハチの姿はコノ夏まだ見かけていません。このほかにシラカシの葉っぱにもこのような切り取り跡がありますヨ。二枚目、解かるでしょうか?。画像の左に淡い緑色したクサカゲロウがいます。三枚目はヤマトアシナガバチ(アシナガバチ科)です。ポプラの葉の上にいましたが、しばらくジッとしており動こうとしませんでしたよ。何をしていたのでしょうか。四枚目はこのビオトープの水源。隣接用水路からポンプアップされた水が二個のコンクリート枡を経て流れ出てきます。

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No.226 2008.07.19(Sat) 09:00    晴れ   水温  28.5 ℃    気温 30.0 ℃

 この水曜日の16日に近畿地方も「梅雨が明けた模様」との発表がありました。そして昨日は一学期の終業式が行われ小学校はいよいよ夏休みに入りました。 それぞれの夏休みが始まります。この夏も猛暑日が頻繁にあるようにいわれていますが、暑さに負けないで9月の新学期を迎えられるよう願いたいものです。 きょうも9時の段階で気温は30℃に達しており、日中は35℃を越えそうです。久々に見る青い空で比叡・比良山系の山並みもハッキリと見え、見通しの良い夏空が広がっています。

ハナアブの仲間だろうか?複眼が縦縞なのが面白い。

 きょうの写真。この夏もビオトープの一の橋の下手の川部分で、コナギ(一枚目)とオモダカ(二枚目)が顔を見せ始めました。先の整備作業で刈り取られた雑草が無くなったところで、水面が現われており、川底が見通せる部分になります。三枚目はクヌギの幼苗木。木丈40cmほどに成長してきています。学校が夏休みになり、これから晴れの暑い天候が続けば水遣りの心配があります。適当に夕立などが頻繁にあればいいのですが・・・・・。四枚目はビオトープの東から西方向を見た景色になりますが、写真左に紅く染まったモミジの木が見えます。これは紅葉した訳ではなく、枯れてしまったモノです。植栽された場所に問題があったのでしょうか。苗木から三年目の夏、この初夏までは元気だったんですがね。成長する過程で根っ子の張り具合に問題があったのでしょうか。元々ビオトープの造成前はグランドで、地盤改良がされており地中はケミカル剤で固められていた経緯があります。

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最終更新日 : 2008/12/05

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