No.231 〜 No.235

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No.235 2008.09.20(Sut) 09:00    晴れ   水温  22.0 ℃    気温 23.0 ℃

 台風13号が近畿の南端をかすめ通り過ぎて往きました。今朝は東にやや雲が残るもののほぼ快晴になっています。お彼岸を前にきょうも残暑が戻ってきそうな太陽の陽射しを背中に感じます。はるか南海上では次の台風14号が現われていますよ。日本列島に接近するかはまだ解かっていませんが、強い台風に成長しそうな勢いがあるそうです。

 期せずして、本日は学区の地域協働合校が主催するところの「防災体験」が開催されます。すでに9時を廻り、8時30分に地震があった想定で学区の避難場所でもある小学校の体育館へ避難する地域住民の皆さんが集まり始めています。半日の予定ではありますが救急救助や救命の講習や避難食の試食などのプログラムを実施することになっています。(左四枚目写真)

お彼岸の入りに合わすように彼岸花が咲き始めました

 今日の写真。昨日の雨での水の濁りもなく、ビオトープの水は澄んでいました。朝の陽射しの中、一枚目はコバネイナゴのカップルの様子。二枚目は一時その数が減ったように思えたメダカですが、徐々に復旧してきているようです。元気に泳いでいる姿がよく観られます。三枚目はタマスダレの花。9月に入ってから見られるようになりまだ咲いていますヨ。今日が「お彼岸の入り」、上の写真は毎年お彼岸の時期に合わすように花を咲かすヒガンバナが蕾を空へ突き上げるように伸び、幾つかが開花しています。 四枚目の写真が「防災体験」の受付、入り口風景です。

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No.234 2008.09.13(Sut) 09:00    雨/曇り・晴れ   水温  23.0 ℃    気温 24.0 ℃

 小雨が降っていましたが、小学校を出る頃には雨も上がり、晴れ間も出てきました。雨中の気温は24℃でしたが、陽が出始めてきて幾分気温は上がってきていました。今夜の月を「待ち宵月」といい、明日の9月14日が「十五夜」中秋の名月です。満月は翌15日の月になります。さて、雲の多い空という予報ではありますが月を見ることができるでしょうか。ビオトープでは例年数種のススキの穂が観ることができますが、8月末の整備作業で刈り取られたこともあり、今は見ることができません。しかし晩秋にかけて新しく出て来ることがあり穂を見ることもできるでしょう。下の写真は四の溜りのトチカガミ。雨粒による水紋が拡がります。

四の溜りのトチカガミ

 今日の写真。一枚目はミゾソバの花。周辺をみてもまだ花芽を確認できる状態ではありませんが、やがて秋の深まりとともに金平糖のような可愛いピンク色の花が数多く咲いてくれることでしょう。二枚目はヤナギタデ(タデ科)。ビオトープ内ではこのピンク色のものが出ますが、校庭の東側の菜園ではシロサクラタデが出ていますよ。小さな花ながらサクラの花を思わす可憐さがあります。三枚目はヒナタイノコズチ(ヒユ科)の花穂です。引っ付き虫でお馴染みではないでしょうか。ヒカゲイノコズチというのも有りますが、花穂の付く密度がかなり疎らなもので、文字通り日陰に出ます。四枚目は菜園のひょうたん。ウリハムシが葉っぱのところどころに着いていました。

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No.233 2008.09.06(Sut) 09:00    晴れ/曇り・雨   水温  26.0 ℃    気温 27.0 ℃

 二学期が始まり、最初の土曜日です。登下校に傘が必需品になっている毎日、きょうは朝から空は雲が多いものの西空は青空がのぞめ、太陽の光が降り注ぎました。しかしビオトープを出る頃には雨雲が迫り、遂には雨粒が落ちてくるようになりました。東から北方向にかけて暗い雨雲が広がっています。先の日曜日の環境一斉整備作業で、ビオトープ内の夏草の刈り取り作業が実施され、四っつの溜りとそれぞれをつなぐ川の水面も現われトンボが行き交います。小さな昆虫達は草の繁みが無くなり、その姿を観る事は稀になっています。観察デッキの柱下に吊るされて水温計も夏休みには水草の中に埋もれていましたが、委員会の子ども達がまた観察を始めてくれるのを待っています。

観察デッキ柱下に掛けられた水温計

 水面が現われた四っつの溜りと、それをつなぐ川の上をギンヤンマが行き来しており、観察デッキのある二の溜りのガマの株に止まってくれました。それが今日の一枚目の写真です。♂の個体ですが、♀の姿は観られませんでした。このビオトープに産卵する可能性はないかも知れませんね。それでも水面の縄張りを主張するかのように近づくシオカラトンボの♂を追い払おうとしていましたよ。二枚目の写真はそのシオカラトンボです。三枚目の写真は三の溜りから四の溜りに通じる小川。スッキリと夏草も除去され水の流れがみえます。四枚目の写真は水の導入路でもある“せせらぎの瀬”から一の溜りに入る水落ち部分が見えます。手前にはタマスダレの花が咲いています。

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No.232 2008.08.30(Sut) 09:00    雨   水温  22.0 ℃    気温 23.5 ℃

 夏休み最後の土曜日。明日日曜日は環境一斉整備作業が実施され、ビオトープでもビオの会員さんを中心に整備作業を実施します。きょうは生憎の雨模様、明日の天候が気になります。ここのところの雨、各地で豪雨を伴い、大きな被害が出ているニュースを見聞きします。県南部ではやや少雨の傾向にありましたが、昨日以来降った雨はそこそこの雨量になっているようです。四国の早明浦(さめうら)ダムでは渇水で、ダムの底が見え始めているそうです。降る処と降らない処があるようで、自然相手ではどうにもならないことなのでしょうか。8月末の気温では低めの傾向、太陽が顔を出すようなら気温も上がっていることでしょうが、雨雲に覆われる日々が10日以上続いるように思います。9月には残暑が戻ってくるとのこと、また厳しい暑さになるのでしょうか。ゲリラ雨にしろ地球温暖化の影響による天候異変についてもっと論議されるべきではないでしょうか。このままでは21世紀中に確実に地球は大異変を起こすことになるでしょう。

雨の中、グランドに忘れられたサッカーボールが寂しそうです

 きょうの写真。ビオトープの雨の中の昆虫達。一枚目はツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)。二枚目はツバメシジミ(シジミチョウ科)。三枚目はコバネイナゴ(バッタ科)のようです。四枚目はアオモンイトトンボ(イトトンボ科)。チョウは雨を避けて葉影にジッとしているようです。イナゴ、イトトンボは雨の水滴を身に付けており、雨に耐えているようです

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No.231 2008.08.23(Sut) 09:00    雨   水温  23.0 ℃    気温 24.0 ℃

 小雨が降っています。久振りに雨の一日になりそうです。きょう23日は暦でいうところの「処暑」になります。夏の暑さも一息、秋に向けて涼風も吹く頃かというところです。一昨日から熱帯夜からも開放されぐっすりと睡眠も取れるようになりました。北海道オホーツク海側の各地では昨日軒並み10℃以下の気温になり、稚内では1,5℃という寒さだったそうです。一時的な秋の訪れを感じさせるもので、9月にかけても残暑は続くようです。また同じく昨日、湖西の安曇川地方では今年の近江米の新米が市場に出荷されたとのこと、秋はもうすぐ!って感じがします。夏休みは残すところ一週間あまり。子ども達は元気に新学期を迎えることでしょう。夏のイベントの最後を飾る地蔵盆の催しが今夜、市の納涼祭として商店街一帯で行われます。旧東海道、中仙道沿いのお地蔵様を祀る処では飾りつけが施され提灯が多数並びます。「つくり物」はこの地方の特色有る出し物で、生活用品などを巧みに合わせ、時事をパロディー豊かな発想でモノを作り上げ展示されます。屋台などの出店もあり夜はおおいに賑わいます。

ヨメナ  キク科の花です

 きょうの写真。上の写真はヨメナ(キク科)の花。左一枚目はキチョウ(シロチョウ科)の夏型。二枚目はお馴染みのヤマトシジミ(シジミチョウ科)。三枚目は花径が5〜7mmの小さな花のオニタビラコ(キク科)です。四枚目はセイバンモロコシ(イネ科)です。ブラシ状の雌花が出ています。

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最終更新日 : 2008/09/27

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