No.290 〜 No.295

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No.295 2009.12.05.(Sat) 090:00   雨   水温 7.0 ℃  気温 8.0 ℃

 12月に入りました。日の暮れが早い昨今、一日が忙しなく感じるようになってきています。昨夜、まだ夜空には星が出ていたのに今朝は冷たい雨が降っています。今週の半ばでは快晴で暖かな日和があっただけに肌寒く感じます。先週土曜日は勝手ながら「今週のビオトープ」をお休みさせていだだきました。何か病気でも?・・・と言うご心配をいただきましたが、元気で忙しくしております関係上たまにはこんなこともあるとご理解くださいますようにお願いします。前号から二週間経ちますとビオトープの様子も晩秋から初冬への趣が観えます。サクラの葉も落ちポプラの枝先では僅かに朽ちた葉を残すだけになっています。ミゾソバは茶色く冬枯れてきており、緑はシロツメグサの葉と、外来種の水草ぐらいになっています。ヨシはまだ緑を残しています。

シロツメグサの花がまだところどころに見られます

 雨の日の今日の写真。一枚目、ビオの北から南方向の画像です。ヤナギの葉が黄緑色にぼちぼち散り始めており、ドウダンツツジの赤い葉も8分程度落ちてしまっています。二枚目は三の溜り(池)の水面。雨粒が落ち静けさの中、寒々しさを感じます。三枚目は名残のイロハモミジの疎らな紅葉。四枚目はオギノツメ(ゴマノハグサ科)の実殻。種は既に落ちてしまった跡の様です。また翌年に出るといいのですが、どうなるでしょう。コレは稀少種で、地域によっては絶滅危惧種に指定されていそうです。保護したいですネ。

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 No.294 2009.11.21.(Sat) 090:00   晴れ・曇り   水温 10.0 ℃  気温 11.0 ℃

 雲が多いものの久し振りに朝から晴れたように思います。 北西の風が強くはありませんが吹いていて、気温以上に寒く感じます。11月になり一気に寒くなったように思われますが、10月も含め平均すると平年より1、2℃平均気温は高く、多雨の状況だったそうです。琵琶湖周辺の紅葉スポットは今が見頃と言うことで、この土曜日から月曜の連休にはたくさんの人達が紅葉見物に出掛けると予想されています。今年は昨年に比べ色鮮やかさには欠けるようで、茶色くなった枯葉も混じり、緑色を残しているような葉も目につくようです。冷え込みはあったものの、10月日照不足も影響しているそうです。明日、日曜日は渋川ビオトープの会の「お出掛け観察会」。当初雨の予報ではありましたが、午前中は陽の出る時間帯もあるとのこと。午後帰るまでは雨が降らないように願いたいものです。好天を期待したいです。

まだまだ花を付けているセイヨウアサガオ

 今日の写真の一枚目、朝の陽の光を求めて出てきたヤマトシジミが居ました。やや色褪せてきています。二枚目は種は特定できませんが、ドクガ科の蛾の幼虫ではないかと思われます。なかなか綺麗な緑色をした幼虫でした。画像右上の方が頭になります。三枚目、登下校路のサクラの葉の紅葉です。ほとんどが散ってしまったか、虫に喰われてしまってすでに枝だけになっている木ばかりの中、少しばかりの紅葉がみられました。やはり色付きはよくないです。四枚目はドウダンツツジの紅葉です。今が一番紅いでしょうか。

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No.293 2009.11.14.(Sat) 090:00   雨   水温 16.0 ℃  気温 17.0 ℃

 未明までそこそこの雨が降っていたようです。午前9時、まだ僅かながら雨粒が落ちてきています。池の水が少し濁り気味です。気温17℃、少し暖かくも感じます。空は暗く、ところどころ水溜りのあるグラウンドは人の姿がなく寂しいです。ビオトープも虫達の姿が見えず、ひっそりと静まりかえっています。この一週間は晴れ間の少なく、暖かな雨と冷たい雨の繰り返しになっています。来週も快晴のスカッとした秋晴れが望める日はないようです。滋賀県内の紅葉も進み見頃の社寺も人出で賑わっているようですが、暗い日中ではその色鮮やかさは半減していることでしょう。しかし最近は夜のライトアップが行われている処も多く、秋雨に濡れた紅葉が瑞々しく見える楽しみもあるようです。午後からは雨も上がるでしょう。

ヤマモモの木のてっぺんに留ったジョウビタキ

 上の写真は職員室前の花壇中央にあるヤマモモの木のてっぺんに留ったジョウビタキ。ビオトープのシラカシの木に来ていたものが、飛び移ったものです。これからの季節は、里の小鳥達の姿も時折観られるようになるでしょう。左、今日の写真の一枚目は水溜りも見えるビオトープの入り口の風景。緑が色褪せてきているのが解かります。二枚目は観察デッキにも水が溜まっており、周辺の草を写していました。三枚目はヨシの葉上に付いた水滴。雨の日はこんな画像ぐらいしか撮ることが出来なくて残念です。四枚目はいまだに緑を保っているイノコズチ(ヒユ科)の穂。熟した種は、いわゆるくっ付き虫です。

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No.292 2009.11.07.(Sat) 090:00   晴れ   水温 13.0 ℃  気温 14.0 ℃

  11月最初の土曜日。秋晴れになりました。朝夕冷え込むようになりました。11月は「霜月」。そしてきょうは暦でいうところの「立冬」にあたります。季節は晩秋から冬へと向かいます。しかしこの冬は遥か太平洋の南ではエルニーニョ現象が顕著でその影響もあり暖冬で推移するということです。晩秋とはいえ、ビオトープの草は緑が濃いですね。ドウダンツツジやモミジは紅葉が進んではいますが、地面の草は青々としています。ヨモギ葉にはヒメアカタテハの幼虫の巣も観られます。また下の写真、ヨモギハムシの姿も観られました。交尾中です。

ヨモギ葉の上のヨモギハムシ(交尾中)

 きょうの写真、一枚目は先週もお伝えしましたが、1日に予定されていた学区の「ふれあいまつり」が新型インフルエンザのため中止になってしまった関係上渋川ビオトープの会で準備していたネイチャークイズの実施も出来ず終いになり、止むを得ず市民センターのホールに同内容のものを展示、来訪者に見てもらっています。機会があれば是非覗いてみてください。二枚目の写真、大きなトノサマバッタです。日当たりのよいコノテガシワの葉中に潜んでいました。三枚目は体長10mmほどのシロハラコカゲロウの♀です。四枚目はサクランボの枝に刺さったコウロギ。百舌鳥のハヤニエのようです。秋が深まり、ビオトープでも百舌鳥の訪れを観るようになってきています。一時保管のつもりで、むやみにこんなことはしないとのこと。再度コレを獲りにやってくるでしょう。

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No.291 2009.10.31.(Sat) 090:00   晴れ   水温 15.0 ℃  気温 16.0 ℃

 10月31日の土曜日。秋晴れの良い日和になりました。平成21年も残すところ2ヶ月。月日が早く過ぎていきます。本来なら今日と明日は渋川学区の「ふれあいまつり」が行われて筈ではありましたが、新型インフルエンザの流行と、その広まりが懸念されて中止になってしまいました。渋川ビオトープの会では恒例になっているビオトープを知ってもらうためのネイチャークイズを準備していましたが、これも出来ず終いになってしまい残念です。しかし、せっかくの準備物を無駄にはしたくないという想いで、市民センター(公民館)のホールに展示公開することにしました。センターを訪れた際には是非見て欲しいです。よろしくお願いします。11月中旬まで。

伊砂砂神社境内にて、子ども達が作った行灯の灯り

 上の写真は、9月に地域協働合校で防災体験の事業をしたおり、工作時間で子ども達が作った「行灯」です。昨夜と明晩にわたり伊砂砂神社の境内で灯りが点けられています。左の写真の一枚目は観察机の椅子が壊れてきました。5年半、露天で頑張ってきて老朽化してきたのでしょう。改修が必要です。二枚目はまだトンボの姿が見られます。アキアカネ(アカネ属)の♀で、成熟しきっています。三枚目はアシブトハナアブ(ハナアブ科)。胸背面のたて縞が特徴です。四枚目はウラナミシジミ(シジミチョウ科)これは♀のようですが、♂の姿も近くで観られましたよ。幼虫はマメ科の花や蕾を食べます。

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 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2009/12/12

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